(新約聖書 テサロニケ人への手紙第一 5章16節から18節)
2026年1月19日 09:51 コメントを書く Feedback
先週の毎日句会に阪神忌、震災忌の句がありましたが歳時記では1923年9月1日に起こった関東大震災を「震災忌」としてきましたので阪神淡路震災忌を詠む場合は「阪神忌」として区別しないといけません。
俳句ではこうした約束事があるので少しずつ覚えていく必要があります。「花」は桜を指すので他の花を詠むときは◯◯の花(野の花、百合の花)というように区別します。また「都鳥」も隅田川限定という約束なので他の場所のそれは百合鴎と詠まなければいけないと教えられました。
知っているつもりでも間違っていることもあるので初学のあいだはいつも歳時記を座右において予習復習しながら詠むようにされるといいですね。
2026年1月18日 12:35 コメントを書く Feedback
夙川句会はスマホを使って「四阿句会」というオンラインシステムで句会をします。今の処参加予定のない方も一度ログインして体験してみてください。
2月の実施までに試験稼働で慣れていたけるように準備しています。
オンライン句会のシステム「四阿句会」を開く方法は以下の二通りがあります。
とりあえず試すだけならこの方法でいいのですが毎回パスワード入力を求められるのは面倒です。継続して参加される方はスマホのホーム画面にショートカットを貼っておくと便利です。
ログインして四阿句会のページが開かれた状態で下記動画の説明どおりに操作するとホーム画面にショートカットが作成されます。
ショートカットを貼っておくとログイン不要で四阿句会にアクセスできるので便利です。
パスワードゲートを設けているのは第三者が安易に覗けないようにするためです。スマホのホーム画面は基本的に本人しか操作しないのでログインゲート不要なんです。
四阿句会のページうまく開けたよ! ホーム画面にショートカット貼れたよ!
と談話室へレーポートしていただけると感謝です。
2026年1月17日 07:15 コメントを書く Feedback
こんなにたくさんのページやシステムをどうやって管理しているの?
とよく訊ねられます。
作業の大半は自動化しているのでご心配いただくほどの大変さはないのです。さすがに文章を書くことと俳句を選ぶことだけは自動化できませんが…(^o^)
私のプログラミングはあくまで趣味なのですが、東京大学名誉教授であられた石井勝先生の「 自動化のためのGNU Make入門講座 」というウエブページに啓発されました。
優れた技術者(プログラマまたはSE)になるためにはどうすればいいと思いますか?
オブジェクト指向を習得することでしょうか? いつも最新の技術情報にアンテナをはっておくことでしょうか? ―― これらのことももちろん重要ですが少なくとも僕は他にあると思うのです。
優れた技術者になるには次の2つの項目を守ればいいと思います.
そうです、優れた技術者になる条件は難しいことを処理する技術や知識をもつというより、普段この2つをどれだけ追求しているかという態度によるのです。
キーボード入力がやたら速い人、記憶力がいい人、機械的な作業を間違わずに出来る人、こういう能力を持っている人はそのことが逆に優れた技術者になることへの妨げになってるかもしれません。
同じことを毎日何度も行っているのに、自分では全くそのことに気づいてないのです。
自分がいつもしている作業を自動化すること、これがソフトウェアを開発しようという動機となるし原点となるのです。同じ事や単調な作業はコンピュータにさせましょう。
然りと納得して自動化の楽しさに嵌りました。必死に頑張っても上達しなかったブラインドタッチの練習も即やめました。もっと他にやるべきことがあると…(^o^)
プログラミングモードと俳句モードを行き来することでボケ予防にもなっていると思います。
じつはプログラミングにも俳句と同じように感性とかひらめきが必要なんです。そこで、
優れた俳句作家になるためにはどうすればいいですか?
と自分自身に問いかけ石井教授の理念を俳句にあてはめてみました。
優れた俳句作家になるには知識やことばを覚えることよりも、常にこの2つを守り通せるかという態度によるのです。
これが俳句生活40年の実体験から導き出した私の答えです。
2026年1月16日 11:20 コメントを書く Feedback
吟行に行けないから俳句が詠めない、吟行に行っても俳句が詠めない。
最近そんな声をよく聞きます。
俳句から遠のくとだんだん季節の移ろいに鈍感になってしまって句が詠めなくなるので毎日俳句と触れていることが大事なのです。
むかし「ホトトギス」誌上に台所俳句雑詠欄という欄を設けて婦人俳句の普及が図られました。
残り火に豆煮る厨竈馬鳴く
七輪の火に厨あかあかと鰯焼く
菊の日や鯛を焼く厨旗を出す門辺
水甕の蓋とればうつる燭夜寒
これらの句を虚子選として誌上に載せておられたのです。
波出石品女さんの句集「ナナカマド」を覗いてみましょう。
音楽が友達となり毛糸編む
ぬかみその匂ふてのひら毛糸編む
手は夜なべ脳はあそびを考へし
包丁が難儀してゐる南瓜かな
二枚づつ運べぬものか布団干す
書を曝す譜面が出れば歌ひけり
髪洗ひつつ泣き伏してしまひけり
歌うたふことは健康冬籠
品女さんの句集は身辺句の宝庫です。騙されたと思ってこの句集を日課のように読み続けてみてください。きっと鈍っていた俳句の心が蘇るはずです。
日常身辺でも常に俳句モードで心が遊んでいたら俳句は授かるのです。
あなたも挑戦してみませんか?
2026年1月15日 12:29 コメントを書く Feedback
新年度に向けていくつか新企画を立案しましたので公式にご案内します。
休会していた定例句会を「夙川句会」として復活再開させたいと願っています。
平日開催にするか土曜日開催にするかについて悩みました。お仕事を持たれている方でも参加できるようにとの願いがあります。ご家族や来客の対応などで土曜参加は難しい…と仰るメンバーのことも承知していますが、当面は第3土曜日開催で進めさせてください。
現在ご奉仕いただいている「吟行+後日ネット句会」の活動とは競合しないように配慮して進めます。ご都合のよいときだけ随意にご参加下さい。
スケジュールの重複を避けるために夙川句会の年間予定を立てました。定例とは別に昨年の須磨浦吟行のような関西での合同句会とみのるの東行とをそれぞれ隔年で実施できたらと祈っています。
多くても4、5人での活動になると思うので句会場は設定せずスマホを使った「四阿句会」で運用する予定です。
お休みしていた合評を再開します。阿波野青畝師の「自選自解句集」を教材にし毎月四句程度の学びとし全200句を四年計画で学びます。
今回は、青畝師の自解(抄)も併せて公開しますので初心者の方でも参加しやすいと思います。2月スタートを予定しており、おおよその参加者を把握したいのでご協力いただける方はお知らせください。
20年間奉仕してきました無料添削をやめることにしました。昨今は同類のサービスサイトがネット上に溢れておりユーザーが自由に選べる時代になりました。
他にはない魅力的な活動をと祈って、資格審査なしで参加できる「若鮎句会」を運用することにしました。概要については既にご承知と思います。
雑詠ではなくて兼題にした理由についても当該ページで説明しています。初心者中心の活動では意図しない互選結果を招く懸念がありますので毎日句会メンバーのご協力をよろしくお願いします。
の運営にかなり変化が生じましたので各ページの矛盾を修正し、かつ主要ページへはTOPページから一階層で移動できるようにしました。
ビジュアル的にも少し進化させていますので気が付かれた方はご感想をFeedbackしてくださると励みになります。
2026年1月14日 08:50 コメントを書く Feedback
むかし句会のあとで紫峡師を囲んでお茶したとき、あるベテランが言いました。
先生の採られた今日の句の中で◯◯◯という句は無季ではないのですか?
紫峡師いわく「季語の有無ではなく季感の有無が大事なのだよ」と諭され目から鱗が落ちたのを覚えています。
閃光の記憶に鶴を折りつづけ
池田市久安寺にある碑に彫られた句です。折り紙の鶴に季感はないので明らかに無季です。でも素直な十七文字で綴られていて原爆忌を連想させるこの句を私は俳句として評価します。
定例句会でも無季かと勘違いする下記の句がありました。
植え終へし棚田に風の生まれけり
また青畝師の句にも次があります。
老らくの手習を星御覧ぜよ 青畝
落着いて鑑賞すれば、前者は「植田」の季感だと気づきます。畦の歪んだ棚田では田植え機が入れないケースもあり手植えでしょうか。苦労して植え終えたあとの安堵感の気分が伝わってきます。
青畝師の句は「七夕」「星祭」の季感です。願いを書いた短冊を七夕の竹に括り「たのんまっせ」という気分をユーモラスに詠まれていることが分かるでしょう。
どちらもしっかりと季感を有していますね。
伝統俳句では季語の詠み込まれていない句を「無季の句」といって戒めます。また季語が入っていても詠まれた状況と乖離していて意味不明になる句は無季同然なのです。
たとえば添削で「季語動く」と指摘されることがあります。
これは他の季語に置き換えても意味が通じてしまう…というケースで適用された季語が句の命である季感を醸しだすだけの役目を果たしていないことを言います。これもまたある意味では無季と同じなのです。
さてここまでは初級講座です。次は上級のお話を書きます。
ベツレヘムの星と思へば悴まず 青畝
あなたはこの句をどう鑑賞しますか?
季語は「悴む」であることは明白ですね。
でも季感という意味では「聖夜」の句だと気づかれた方は上級者合格です(^o^)
きよしこの夜、輝く星を仰ぎながら、イエス・キリストの誕生を東方の三博士(賢者)に知らせベツレヘムへと導いたとされる伝説の星もまたあのように輝いていたんだろうな…と思いめぐらせていたら悴む寒さも忘れてしまうよ。
という句なのです。
2026年1月13日 16:43 コメントを書く Feedback
毎日句会の吟行を兼ねて散歩してきました。
帰宅したとき赤鼻のトナカイのようになっていたので家内があつあつの甘酒を作ってくれて二人で飲みました。
甘酒の箸は一本虎落笛 青畝
甘酒といえば即青畝師のこの句が口をついて出てくるほど有名な句です。
現代では冬の飲み物というイメージが強いですが、甘酒は夏(三夏)の季語なのです。江戸時代には夏の暑気払い・滋養強壮の「飲む点滴」として売られ夏の風物詩だったため俳句の世界では夏の季語とされているのです。
青畝師は季重なりを承知で現代風な甘酒の季感を詠み込むために「虎落笛」を取り合わされたのですね。
伝統俳句の指導者は一句の中に複数の季語を詠み込むことを厳しく戒めています。季語が複数あることで句の焦点が曖昧になり、ピンボケ写真のように景が見えづらくなるからです。
どちらかが主季語として強く働いている場合は可とされる指導者もおられます。でも揚句のばあいは夏の季語と冬の季語ですから初心者に質問されたらどう説明しますかね。
みなさんで考えてみて下さい(^o^)
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