2025年4月の日記

2025年4月16日

秀句選評

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先週分の秀句選評をアップしておきました。

先々週の秀句選評はなかったので忘れてたのでは?

と思われた方がおられるかも知れませんね。何度も見直したのですが、秀句として採れる句がなかったのです。

みのるの感性が鈍っていたのかも知れません。ごめんなさい。

2025年4月13日

蜷の道

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先週7日の月曜日、結社時代よく吟行に通った関西学院大学の上ケ原キャンパスへ GHのメンバーを案内した。

甲山を背景としたヴォーリズ設計の素敵な学舎や校塔、広々ととした芝生広場、運動部の練習グラウンドや馬術部の厩舎、グリークラブ専用の練習建物、創設者ランバスの記念聖堂、暦年の大樹の森やキャンパス内の大路小路など句材も豊富で、お腹が空けば学生食堂も利用できるので四季を通じて便利な吟行地だと思います。

バスで二タ駅のところに梅林のある甲東公民館もあるので句会場として利用できて便利でした。願わくばここをホームグラウンドにした吟行句会の復活を祈るばかりです。

過日の吟行は、まさしく GH日和の好天に恵まれて、ちょうど春休みの最終日とあって学生たちとのふれあいなどもあって楽しい吟行でした。

オアシスとして造られた和風庭園の池での吟行中に、うつぎさんが蜷の道を見つけてみなで観察しました。

川蜷は、蛍の幼虫が好んで食べることが知られていて、「蜷の道(になのみち)」は、川蜷という貝の這った跡が道のように見える様子を詠んだ俳句の季語です。

恐らく研究を兼ねて人工的に放たれたものだと思うのですが、春光の射し届く水底に迷路のようなそれがくっきりと見えて感動でした。

自分の歩んできた人生の道をこのように軌跡として再現できたら…という思いと重なって一句授かりました。

躊躇ひのやまざる蜷の道づくり 

近詠を更新しました。

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