2017年5月の日記

2017年5月27日

山田池公園

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枚方八景と標の立つ四阿から山田池を望む

昨日は吟行句会で念願の山田池公園を吟行しました。カメラ族の姉がこの公園で素敵な写真を撮っていたからです。

予定より少し早めに京阪京橋駅に降り立つと大勢の通勤客が道路にあふれています。寝屋川駅で人身事故があったらしい。 事故処理が終わって電車は動き始めているとのアナウンスだったけれど悪い予感がしたのでスマホで迂回ルートを検索し、東西線経由で移動することにしました。

河内磐船駅で京阪の交野線に乗り換えて枚方へ移動するつもりでしたが、ふと思い立って行き先を山田池公園で再検索すると河内磐船の二駅先の藤坂から歩けるらしい。運よく小袖、なおこ親子とも合流できたので三人で20分の道を公園まで歩きました。

何とか遅れずに行けそうだという見通しがついて安心すると汗も引いて茅花流しの風に吹かれながら農道のような裏路をおしゃべりしながらたのしく吟行できました。若い、なおちゃんと一緒だと何となく気分も若返るようでした。小袖さんごめんなさい。

せいじさん、いつも以上の気遣いでさぞかし疲れられたことと思います。ご苦労さまでした。みなさまお疲れ様でした。 枚方まできておられた明日香さんが途中で引き返えされたとあとでお聞きしてとても残念でした。

茅花みなわれに辞儀する野路愉し みのる

みのるの詠んだ作品を 近詠に載せましたので、また感想をお寄せください。

2017年5月24日

明石吟行の体験を活かす

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ここ数日、毎日句会の作風の変化を感じています。 漁港、海、波止、糶などこれまでの吟行にはなかった新鮮さを感じられたからだと思いますが、人々の生活風景や動きなどにも感興が及んでいるところが素晴らしいです。出会った人たちと交わした何気ない会話からも一句が授かっています。

普段は、植物園や寺苑、山野を吟行することが多いですが、あなたは予め先入観で句材を決めていませんか? 先入観や予備知識をもとに風景や建造物などを対象に詠もうとすると得てして平凡な写生句になります。そうではなくて人々の言動や生活、小動物の営みなどありとあらゆるものに好奇心を巡らせて、それらとの一会を見つけることが大事です。要するに幼子の宝探しの感覚です。

桜、牡丹、薔薇、花菖蒲、紫陽花、蓮の花等々四季の代表的な対象物を詠む機会も多いですね。そんなときでも単なる季語の説明に終わらずにそこに集う人たちの様子や対象物の裏側に隠された宝物を探すという興味でアンテナを張っていると、新しい感覚の句材を発見できます。観念的、常識的な視点で表面的な観察をしているとそうした作品しか授かりません。

言葉を知らないから、表現力に乏しいからよい句が授からないのではなく、句を詠むための視点や興味の持ち方に工夫が足りないからではないかと僕は思うのです。今週はまた吟行句会があります。バス涼し、車窓涼し、道涼し、というような観点で心を遊ばせていると、吟行地の山田池公園に着くまでに、数句は授かるはずです。「やっぱり夏だから暑いわね」と思いつつ吟行するのは駄目ですよ。夏が暑いのはあたりまえです(^o^)

2017年5月22日

近詠をアップしました

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今年は参加した全ての吟行句を発表しようと目標を立てて継続中です。内容的には駄作も多く面目ないのですが、選者としての義務、責任のようなものだと考えています。決して「お手本」という趣旨ではありませんのでご寛容ください。

2017年5月21日

山田池公園吟行考

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今週金曜日の吟行句会の作戦を検討してみました。みのる自身も初めての吟行地なのでネットの情報や口コミの知識だけです。まず、せいじさんがアップしてくださっているイベント情報の案内をよく読みましょう。

9:30 京阪枚方市駅集合ということなので、まず乗換案内を調べてみました。

■光風台(大阪)
|  能勢電鉄妙見線(山下行)   10.3km
|  07:51-07:55[4分]
|  310円
◇山下(兵庫)     [1分待ち]
|  能勢電鉄妙見線(川西能勢口行)   ↓   前~後
|  07:56-08:13[17分]
|   ↓
◇川西能勢口     [2分待ち]
|  阪急宝塚線準急(阪急梅田行)   17.2km   前・中
|  08:15-08:43[28分]
|  270円
◇阪急梅田/大阪    2番線発 [12分待ち]
|  大阪環状線京橋方面   4.2km   やや後
|  08:55-09:02[7分]
|  160円
◇京橋(大阪)    4番線着 [5分待ち]
|  京阪本線特急(出町柳行)   18.8km
|  09:07-09:20[13分]
|  330円
■枚方市

■桜井(奈良)
|  近鉄大阪線快速急行(大阪上本町行)   38.7km   前
|  08:07-08:43[36分]
|  620円
◇鶴橋    4番線着・1番線発 [4分待ち]
|  大阪環状線京橋方面   3.5km   前方
|  08:47-08:55[8分]
|  160円
◇京橋(大阪)    3番線着 [12分待ち]
|  京阪本線特急(出町柳行)   18.8km
|  09:07-09:20[13分]
|  330円
■枚方市

■宝塚
|  JR宝塚線丹波路快速(大阪行)   25.5km   やや前
|  08:17-08:44[27分]
|  330円
◇大阪/梅田    8番線着・1番線発 [8分待ち]
|  大阪市営御堂筋線(新金岡行)   1.3km   8・10号車
|  08:52-08:54[2分]
|  180円
◇淀屋橋    1番線着 [6分待ち]
|  京阪本線特急(出町柳行)   21.8km
|  09:00-09:20[20分]
|  330円
■枚方市

■明石
|  JR神戸線新快速(野洲行)   52.5km   中央
|  08:03-08:47[44分]
|  920円
◇大阪    9番線着・2番線発 [4分待ち]
|  大阪環状線京橋方面(天王寺行)   4.2km   やや後
|  08:51-08:58[7分]
|   ↓
◇京橋(大阪)    4番線着 [9分待ち]
|  京阪本線特急(出町柳行)   18.8km
|  09:07-09:20[13分]
|  330円
■枚方市

公園内だけが吟行対象ではありません。移動中の電車、バスの車窓風景で案外良い句材に遭遇できることが多いので油断しないでアンテナを張っておきましょう。

せいじさんの案内をみると公園着が10時15分頃、帰りのバス時刻(11:43)を考えると吟行に当てられる時間は1時間15分です。北入口から菖蒲池までの徒歩に往復30分必要ですから途中で浮気しないで菖蒲池に直行したとしても45分ほどしか吟行時間はありません。可能な方はもう少し早めに行かれたほうがいいでしょう。

公園内の案内絵図は下記のページです。印刷する場合は、PDF版を表示してプリントされるといいでしょう。

菖蒲池までの道中に、浮御堂や対岸の丘を眺めるのに絶好のスポットが有るようです。このあたりでも句が拾えそうなので、全ての時間を菖蒲池に費やすよりは、菖蒲池を20〜30分位にして道中でも歩を止めながら引き返すという選択も良いと思います。(みのるはそのつもり)

北入口から菖蒲池とは逆の道を取ると観月堤という山田池を一望できる必見スポットもあるようです。両方を欲張ると中途半端な吟行になる予感がしますが、やっぱり見てみたいですよね。この場合は、菖蒲池を諦めるか、ちらっと見てすぐに北入口へ取って返すというような作戦が必要になります。

それぞれの好みやペース配分があるので、どれがベストということは言えませんが、おおまかな時間配分を意識しておいて行動される方がいいでしょう。今回の場合、ゆっくりお弁当を食べたり、食堂利用というのは計算を狂わせる可能性が高いです。サンドイッチかおにぎりを携行しておいて、どこででも短時間で済ませることができるように準備されたほうが無難と思います。

花菖蒲だけが季語ではなく、緑陰や夏木立なども使えるでしょう。夏の暑さを詠んでも常識的な類想になりがちです。道涼し、樹下涼し、池涼しなどなにがしらの一服の涼を見つけ出して詠むのが成功の秘訣です。視点や感覚を柔軟にし、好奇心のアンテナを張りながら心を遊ばせてください。

2017年5月15日

サーバートラブル?

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今朝から、動的なコンテンツ(毎日句会、イベント情報、談話室など)が動いていません。いまのところ原因がわからずお手上げ状態です。ご迷惑をおかけしますがご容赦ください。

追伸:20:00ごろ広島から無事帰還しました。山陽道を走っているときに智恵子さんからラインが入って復旧したことを知りました。サーバー会社の作業で何らかのトラブルが生じたのではと思うのですが今のところ明快な説明はありません。

2017年5月13日

明石吟行のしおり

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初版をまとめました。印刷用の PDF版はこちらです。

タイムテーブル

 9:30 JR明石駅1階改札口前集合、徒歩(約10分)で移動します。
 9:45 明石港到着(播但汽船のりば) 更に歩いて漁港まで移動します。約10分
10:00 漁港に到着、小一時間吟行します。
10:50 漁港糶り場へ移動、徒歩約10分
11:10 糶場到着、糶りを見学(あっという間に終わります)
11:30 句会場へ移動、徒歩約5分(わかばさんが案内してくれます)
11:40 昼食後句会(蛸飯弁当は句会場に届きます。お茶は各自持参で)
13:30 投句締め切り(投句選句とも7句)
16:00 解散、徒歩約15分(時間のある方は魚の棚経由がおすすめです)
16:20 JR明石駅(新快速明石駅発 16:35 16:50 17:05 17:20 17:35 17:50)
注:帰りの切符は、明石駅に着かれたときに買っておかれるといいです。

地図


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吟行のポイント

  • 播但汽船乗り場の向かい側路地の角に古びた一膳飯屋があります。昔は数軒あって漁師さんたちが利用していて賑わっていましたが、いまは1軒だけです。
  • 明石港からは西側沿いに漁師町を辿りながら一文字波止まで10分ほど歩きます。 脚力に自信のない方は、タクシー乗り合いで明石駅から漁港まで直行されるといいです。ワンメーターで行くと思います。「明石港旧灯台」の近くまで…と言われたらいいです。
  • 漁港からは明石海峡、播磨灘が一望できます。海峡大橋も目の当たりです。船舶の出入りする突 堤の両サイドに大きな灯台がり、赤灯台白灯台と呼ばれています。
  • 漁港手前に旧灯台があります。正式には、旧波門崎燈籠堂(きゅうはとさきとうろうどう)と呼ばれ、藩政時代からある明石港のランドマークとして親しまれています。1963年(昭和38年)に航路標識としての機能は廃止になったが、2014年(平成26年)に国の登録有形文化財に登録されました。
  • 漁港には釣り人が沢山います。雑魚のおこぼれを頂戴するために野良猫も屯しています。小型の漁師船も停泊しており運が良ければ出入りする様子や出漁準備中の漁師さんにも出会えるでしょう。明石独特の底引き網の船が多く、船尾に櫓を組んで編みを巻き上げています。通称タコバッチと呼ばれる独特の漁船です。
  • 漁港までの道中に魚の棚の横を通ります。興味のある方はここで吟行されても構いません。でも、この時期は季語が少ないので詠み難いと思います。
  • 明石海峡は普段は殆ど波立たず穏やかですが、卯波が立ってくれるといい句材になります。明石海峡は潮流が速いので潮の流れに対して逆方向の風が吹くと鋭い三角波が立ちます。通称、明石の門波(となみ)とも呼ばれ古歌にも詠まれています。沖の方に目を凝らしてみると潮流の境目にはっきりと海の色の濃淡に違いがあるのを見つけることができます。これが潮目です。 少し足場が悪いですが勇気を出して一文字波止まで登ると景色が一変します。真正面に見えているのは淡路島(国産み島)の西海岸側です。山の中腹に風力発電の大風車がたくさん見えると思います。
  • 残念ながらタコフェリーは廃止なりました。明石海峡は、フェリーやタンカーなどの大型船をはじめ航行する船の往来が多いので、「船銀座」という言い方もされます。
  • 明石港(乗り場)から漁港までの道筋には魚網が干されていたり、網をつくろうのを専門にしている漁具のお店などもあります。そうした生活風景も句材になるでしょう。
  • 糶りは一応11:00からということになっていますが、準備とかがあるので実際の競りが始まるのは、その日によって変わります。通常は11:20くらいから始まり、20分ほどであっという間に終わります。ここで即席に句を詠むのは結構難しく、想を練りながら見ていると気がついたら終わっている…ということになりかねません。作句のことは忘れてしっかりと目に焼き付けておくことがポイントです。写真を撮っておいてもいいですね。
  • 糶り師の所作、会衆の駆け引き、糶られたあとのトロ箱などなんでも興味深いです。男勝りのおばさんや学習兼見習いの少年たちもいます。激しい潮流で育った明石のタコは、立って歩くと言われるほどで油断しているとトロ箱から逃げ出そうとします。大口を開けて叫ぶような鱧の表情も面白いです。句にまとまらなくてもいいので何でもとにかくメモしておきましょう。

2017年5月10日

新しい Macノート

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家人の許可が出たので前から欲しかった新しい macノートを購入しました。いままでのものより数段ハイスペックで快適です。ここ数日、作業環境を前のノートから新しいノートへ移行する作業に追われていましたがようやく落ち着きました。 前のノートに不具合が生じたわけではなく、子どもたちが目新しいおもちゃに憧れるような、あれと同じです(^o^)

近詠の更新も簡単にできるようにシステムを組んだので、今年は全句会の作品を発表できるように頑張ります。

2017年5月8日

近詠を更新しました

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新しい Macbook を買ったので環境を整えるに夢中になっていました。すっかり滞っていた近詠(2月〜4月)をようやく今日まとめました。今年からは、縦書きの上下揃えにも挑戦してみました。PDFだと簡単にできるのですが、ホームページでこれを実現できている俳句サイトはまだないと思います。

スマホで見たときもそれなりに見えるように工夫してみましたが機種によっては、はみ出しているかもしれません。どのような機種でどんなふうに見えているかのつてレポートしていただけると嬉しいです。

2017年5月6日

メールの管理法

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昨日の日記記事で補足したいことがありました。スマホを持っておられる方は複数のメールアドレスを登録することができます。なのでこれが一番おすすめです。

スマホのメールアプリの設定を開くと「アカウントを追加」というのが見つかるでしょう。そこにパソコンのアドレスを追加するだけです。ぜひお試しください。

2017年5月4日

毎日句会登録メールアドレスについて

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毎日句会への参加に関して個人的なお知らせをメールでお知らせしたいときがありますが、メールをお送りしても全くご返事がいただけない…というケースがあります。

  1. 携帯メールとパソコンメールとのアドレスが異なっていて、パソコンメールを毎日定期的にチェックする習慣がない
  2. メールアドレスが変わったけれど毎日句会会員登録のアドレス変更手続きをしないでそのままになっている

1. のケースでは、携帯(スマホ)のアドレスとパソコンのアドレスとを統一されることをお勧めします。例えばパソコンで Gmailのアドレスを使っている場合、携帯にそのアドレスを登録することができます。それが難しい場合は、パソコンメールを自動で携帯へ転送するという設定ができます。よくわからない…という方はご相談ください。

2. のケースの方は、すぐに新しいメールアドレスに変更してください。そのアドレスからみのる宛にメールしてくださってもいいですし、フィードバックを使ってくださっても構いません。

毎日句会がスムーズに運用できるようにご協力よろしくお願いします。

2017年5月2日

投句控えの乱れについて

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今日、まゆさんから連絡を頂いて投句控えに作者名が出ていないことに気づきました。原因は、投句書き込み時にエラーが発生しデーターが乱れてしまい、投句控えを閲覧するシステムが誤動作していました。

少し難しい説明になりますが、メールやインターネットで日本語を扱う場合に、システムやアプリによってさまざまな文字コードというのを使います。この文字コードがいたづらして文字化けという症状がおこります。今回のトラブルもそれが原因と思われます。

パソコンから直接キーボードで入力する限りでは文字化けは生じないシステムになっていますが、別のソフトに書いたものをコピー&貼付けで入力するとか、難しい字をネットで調べてそれをそのままコピー&ペーストするとかなりの確率で文字化けします。また、その方法では気づかないうちに無用なスペースとかが挿入されてしまって表示を乱すこともあります。

システム側でそうした書き込みを受け付けないようにすることもできますが、悪意でないケースまでブロックしてしまうので難しいです。

実際の句会のときにワープロで短冊に書く人はいませんね。ネットの句会でも基本的にはきちんとキーボードから入力する習慣をつけてくださるとうれしいです。

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