施設で療養中の母も四月で89歳になります。
冬期はインフルエンザ対策で面会ができなかったのですが、ようやく解禁になりお花見を兼ねたお散歩イベントがあるという連絡があったので出かけました。四ヶ月ぶりの再開でしたが、私たち夫婦のことはまだよく解るようで笑顔で迎えてくれたので良かったです。
昨日は午前中、波出石品女さんもお尋ねしました。品女さんは母とは一歳違いなのですが、とても元気でご自身でも健康維持のためにいろいろと気をつけておられるとのことでした。
お天気もよく温かかったので、近くの植物園へお花見に行きました。ソメイヨシノはまだ蕾でしたが河津桜が満開でした。レストハウスでお茶しながら昔話にも花が咲きました。窓越しの梢にいろんな小鳥が入れ代わり立ち代わりやってきて暫く春を歌っては、また翔んでいきます。
帰神後、品女さんからとどいた感謝メールに挨拶句が添えてありました。
久闊を叙する窓辺に鶲かな 品女
僕も謝意を返信して、一句添えました。
花を愛づ昔語りに腹抱え みのる
作品としてどうのこうのということではなく、挨拶句を交わし合うというのは俳人ならではの心の通う対話ですね。
無事広島から帰りました。
今朝、広島へ持っていった windowsパソコンで日記を更新したところ突然すべてのページが真っ白になってしまって焦りました。更新情報もすっかり乱れてしまいました。申し訳ありません。
いきなり冒険したら危険だという教訓ですね。とりあえずなんとか応急処置は出来たのですが今から再チェックです。おかしなところが見つかったら教えてください。
みなさまのご協力を得てほぼ最終段階の原稿がまとまりました。
念のためにもう一度ご確認ください。タイプミス、変換ミスのほか、ご自分の原稿で気になるところがあれば、遠慮なくご連絡ください。
印刷について、ご遺族にお渡しする分は、福岡のさつきさんのご厚意に甘えるつもりですが、メンバーにお渡しする分は原則、個人で印刷・製本していただこうかと考えていました。
けれども、今回のようにきちんと組版原稿が整備できる場合は、オンデマンド印刷といって少部数であっても比較的安く製本まで仕上げてくれる仕組みがあります。いま、さつきさんに相談中ですが、31日の句会のときに相談させてください。
宏虎さんから、あれだけの句集を短時間で作るには夜も寝ずに作業されているのでは? とご心配のメールが届きました。以前と同じリンクに最新版がおいてあります。
大丈夫です。夜はちゃんと寝てますし、そんなに無理はしていません。句集は、LaTex という仕組みを使って作成しています。予め作成してあるテンプレートにデータを流し込んでシステム処理するだけなので比較的かんたんに美しい組版が完成します。
LaTeX ってなに? という方もいらしゃるでしょうね。わかりやすく言えば、Word と同じワードプロセッサー(文章作成ソフト)の一種ですが、美しい書籍を製作するのに特化した組版システムとして使われます。
Word では、見た目の体裁を整えながら文章を書いていきますが、LaTeX では、文書構造と実際の見た目とを切り離して書きます。文章の体裁はスタイルシートやシステム言語で別途に定義しておくことで自動処理してくれるので、文章を書くことだけに集中できますし加筆修正も容易にできます。
みのる選のデータは、すべてテキストデータといって一切修飾を施していないものが保存されています。そこから特定のキーワードに合致するデータだけ抽出することができるので、たとえば「ひかり」をキーワードに処理すると、ひかりさんの句だけを抽出できるのです。そしてそのデータをあらかしめ作成してある LaTeX の句集テンプレートに読み込ませるだけで簡単に完成します。
ご希望があれば遠慮なくご相談ください。ひかりさんの遺句集が落ち着いたらご協力できると思います。
みなさん、ひかりさんへの弔句を送ってくださりありがとうございます。はじめての体験なので戸惑われたでしょうね。厳密に言うと弔句と追悼句とは微妙に違いがあります。
弔句は、告別式の時にうつ弔電と同じでリアルタイムの弔意を詠みます。亡くなられたときの季語で詠むというのは必須の約束です。俳句を理解できる人には定形の弔電文章よりも深い弔意を伝えることができます。
それに対して追悼句は、若干時間経過があるので、在りし日を偲んだり、懐かしんだりという回顧的な内容でも許容されます。ただし季語は、亡くなられた時季で詠むほうがいいでしょう。
それ以外の時季の季語で詠みたい…と思われた方もいらっしゃるでしょうね。その場合は、追悼句ではなくて、故人を偲ぶ句として雑詠と同等に扱われます。通常このような「偲ぶ句」は、生前のエピソードなどを書く小文に挨拶句として添えるというような使い方が一般的です。
ひかりさんの遺句集の場合は、弔句、追悼句に限定させていただきました。 句集をご遺族にお渡しするのは、来月中旬(49日後)を考えていますので、追悼句風であっても良いと思います。
弔 句:春光の突と失せたる空仰ぐ みのる
追悼句:いまごろは天国の野に遊ぶべし みのる
今日は一日空いたので、祈って遺句集の序文を書きました。
http://file.textgh.org/pdf/hikari.pdf
吟行で句を詠むのが苦しい、難しいという方のために昨日の中山寺吟行記を兼ねて「みのるの吟行術」についてブログに書きました。次回多田神社吟行のときに役立つと嬉しいです。
http://blog.textgh.org/201703221033/
リニューアルされた GHのページに戸惑われる方も多いでしようね。ごめんなさい。一番不便なのは、TOPページに更新情報が表示されなくなったことではないかと思います。 そこで GHメンバーにとっておきのノウハウをお教えします。
みなさんは GHの TOPページをお気に入りに登録してそれをクリックしておられませんか? 常連の入り口は更新情報のページですよ(^o^)
TOPページの GHロゴをクリックしたら更新情報のページが現れることはご存知ですよね。もう一度 GHをクリックすると TOPページに戻ります。常連は、この更新情報をお気に入りに登録しておいてそれを GHの入り口にされるといいです。
更新情報のページのヘッダーナビゲーションは、特別仕様になっているのでイベント情報や毎日句会へもここからアクセスできます。ぜひお試しください。
以前からあったページなのですが、リニューアルを期に昇格させて TOPページにリンクしました。何度読んでも身が引き締まる思いがします。ぜひお読み下さい。
弔句について少し説明しましょう。
俳句の仲間が亡くなられたときにその方の死を悼んでお悔やみの気持ちを一句にし、それを短冊に書きます。それをたとうに包んで上に弔の字を書いて御霊前に供えるというのが伝統的なしきたりです。一般的には弔電を打ちますね。ゆわばそれと同じ意味合いで、著名な俳人の告別式などでは、その弔句を弔辞とともに読み上げることもあります。
ひかりさんのケースでは、家族葬とのことでもありご遺族の俳句に対するご理解がどの程度かもわかりませんでしたので誤解を避けるために様子を見ることにしたのです。
実例として、みのるの句と毎日句会で発表された句とを見て下さい。
声高く天国の野に遊ぶらん みのる
花待たず永久の別れとなりにけり 満天
汝れ悼み涙こぼるる春ひと日 明日香
棺の汝れ寒紅さして笑むごとし ぽんこ
春愁や汝れの急逝諾へず せいじ
守るべき約束事として、「亡くなられた時候の季語で詠む」 がありますがそれ以外は特に制約はありません。生前のお付き合いやその方の個性、特徴などに思いを馳せて詠むことで情の深い弔句になります。直接会ったことのない WEBやメールだけの友人であってもその人の為人が想像できれば詠むことが出来ます。上手に詠もうという意識は要りません。
なるべく感情を直接的に詠まないで、客観写生風に詠むのがコツと言えます。河東碧梧桐の死を悼んで虚子の詠んだ作品をご紹介しましょう。
前書きに「碧梧桐とはよく親しみよく争ひたり」とあり、喧嘩独楽で遊んでいる様子に例えているのですね。吟行で訓練した連想力を活かして作って下さい。10句ほど詠まれてメールで送ってくだされば選びます。
福岡のさつきさんから、追悼文なども加えて小冊子にしてお届けしたらご遺族のよき慰めになるのでは…と提案がありました。原稿が整えば製本装丁してくださるそうです。彼女は軽印刷の会社勤めをされていたのでプロです。このことも定例句会のときに相談しましょう。
大きな文字表示をするようにしていたのがページスタイルを変えたときにもとに戻ってしまっていたので修正しました。 メンバーが良く見てくださる日記ページのヘッダーナビゲーションには毎日句会へのリンクをつけました。ほかにも、
"ここがこんなふうになればいいのに…"
というようなリクエストがあれば遠慮なくご指摘ください。
孫たちのインフルエンザも癒えて今日は元気に保育園に行きました。やれやれです。
少し落ちついたので今日はサイトのマイナーチェンジの作業を進めました。まだ完全ではないですが動的なシステムは慎重に対応しないといけないのでとりあえずこのあたりで休憩します。明日から俳句モードに戻します。
ひかりさんの弔句を一人一句準備してくださると感謝です。それを色紙に寄せ書きして、ひかりさんのご遺族が落ち着かれたタイミングでお花と一緒にお届けしようと思っています。詳細は定例句会の時に相談させてください。
孫がインフルエンザにかかり、ここ二、三日応援に駆り出され疲れました(^o^)
サーバー移転の影響で今なお、毎日句会のログイン入力の自動記憶がリセットされてご迷惑をおかけしているようで申し訳ありません。みなさんの環境での現状についてまた談話室でお聞かせください。どのような端末環境かも書き添えてくださると感謝です。
その他のページも少しずつですがレイアウト変更しています。こつこつとした作業ではなくてほぼ自動で変更できるのですが、一応確認しながらの作業なので疲れないようにゆっくりと進めます。
TOPページタイトル横の dotインジケーターですが、1時間以内に変更されたページがあれば赤色に、1日(24時間)以内の更新は緑色になります。GHの TOPページを開いて必ず更新情報を見ていただく…という習慣が付けば、この dotインジケーターは廃止するつもりです。
だいぶん前から検討していたページ構造の変更を試験的に実施します。今のところ形態の変わったのは以下のページです。
スマホ対応を優先した形ですが、デスクトップやタブレットからでも以前よりは使いやすさを追求して改造しました。
たくさんの皆様が談話室にお悔やみの書き込みをしてくださってありがとうございます。
今日はとても寒い日でしたが、せいじさん、わかばさん、小袖さん、なおこさん、みのるが、ぽんこさんに案内していただいてひかりさんの告別式に参列してきました。ご親族とごく身近な方たちだけでの家族葬でしたが、私たちをこころよく受け入れていただいて感謝でした。
最後のお別れのときに棺を開けてくださったので、静かに目を閉じられたひかりさんにお会いすることができました。薄化粧されたひかりさんのお顔はとても平安な表情で、「ご苦労さま、ひかりさんありがとう」と心を通わせてお花を手向けました。
ひかりさんはとても病院嫌いだったそうです。ぽんこさんのお話では、最近吟行でも疲れた表情をされていたさうで今から考えるとそれが予兆ではなかったかと思うので、早くわかっていれば適切な養生法もあったのではと残念でなりません。
ひかりさんご自身の無念は言うまでもありませんが、御家族の哀しみのご様子を見ていると涙を禁じえませんでした。時間はかかると思いますがご遺族の悼みが一日も早く癒やされるようにお祈りしましょう。
通夜に行って下さったぽんこさんから連絡があり、明日の告別式に GHメンバーが参列させていただくことは了解いただけたとのことです。情報は下記のとおりです。
日時:3月8日 10時30〜 場所:大正大阪祭典 住所:大阪市大正区小林東3丁目16番12号 電話: 06-6551-4444 電車: JR環状線大正駅から市バス(70系統)大正中央中学校前バス停徒歩すぐ
もし、ご出席くださる場合は、JR環状線大正駅改札口(一箇所しかありません)に9時50分待ち合わせで、ぽんこさんがご案内くださることになっています。なお、御霊前等の気遣いは辞退されるとのことです。
あまりの突然の悲報にことばが出ませんが、ただただ、ひかりさんのご冥福とご遺族の慰めを祈るばかりです。
毎日句会の入室ログを見ると、ひかりさんは3月5日午前午前8時59分にログインしておられます。そして5日の成績(4日の投句)をみると次の二句が最後の句となりました。
日の堰をトントンくだる番鴨 ひかり
枯葦の水面を見つめ鷺静止 ひかり
水面を凝視して身じろがない鷺を遠見にじっと観察しておられた、ひかりさんのお姿を想像すると胸が熱くなります。合評会や句会のお世話にと心血を注いで労してくださった奉仕の精神は、私たちの大きな支えでした。
ひかりさんの突然の旅立ちは、あまりにも儚く悲しさでいっぱいですが、彼女が残してくださった奉仕の精神を私たちは決して忘れないで受け継いでいかなければいけないと思います。落ち着いたら、ひかりさんの追悼句集を募り御霊前にお捧げしたいと考えています。
詳細はまだわからないのですが昨夜ぽんこさんからひかりさんが急逝されたとのお知らせがあり驚いています。GHのために心血を注いで労してくださったひかりさんのご奉仕にはいくら感謝しても足りません。心からご冥福をお祈りします。
今夜6時から通夜、明日告別式とのことです。あまりの突然のことでご家族のショックと悼みは計り知れないものがおありだと思います。家族葬で静かに送りたいというご遺族の意向のようですので、とり急ぎぽんこさんとご相談して通夜には、ぽんこさんに GH代表として弔問していただくことにしました。GH一同として弔電も手配しました。
明日の告別式に参列が叶うかどうかについては、ぽんこさんの情報を待ちたいと思います。ご家族のお気持を優先すべきと考えますので、後日落ち着かれる頃を見計らってご自宅へお悔やみのお花をお届けしようかとも考えています。
サーバー移転後二日目みなさまのご協力を感謝します。徐々に落ち着いてきているようでホッとしています。
以前は、ロリポップという格安レンタルサーバーでした。それでも GHをたちあげて15年間それほど不満なく運用できていました。何処よりもページアクセスが軽いというのも密かに自慢でした。アクセス速度が重くなったのは、サーバーを利用するユーザーの増加も原因だと思うのですが、それだけではないようです。
サーバーには、ファイル容量の制限と転送量といって一日あたりのアスセスの量が制限されています。ファイル容量はありあまっていたのですが後者が問題でした。GHの一日の平均ユーザーアクセスは700~900ヒットです。ところが最近は WEB上を徘徊する検索ロボットのアクセスが半端ではなくなってきたのです。
転送量の制限を超えると極端にアクセスが重くなります。恐らくこれが最大の原因だったのではないかと思います。今回契約したサーバーは、以前の5倍位の転送量が保証されているので、今後 GH人気がよほどあがらない限りは、今の快適さを維持できると思います(^o^)
サーバー移転後の毎日句会で名前やメールアドレス、パスワードなどの自動入力が不安定になっているようで申し訳ありません。これらの機能は cookie(クッキー)という仕組みを利用しています。cookie情報は、アクセスしたサイトのサーバーから読者のパソコンへ送られてきて、パソコン内に保存されます。
皆様のパソコン内には以前のサーバーの cookieが残っているのと、新サーバーから送られてくる cookeiとが交錯して暫くはこの機能が効いたり効かなかったりします。時間が経てば落ち着いて来ると思います。
パスワードを忘れてしまった方は、選句ページの下の方に再通知申請のフォームがあります。どのメールアドレスで登録したのかわからい…という場合やどうしようもなくて困っておられる方はお問い合わせください。
ちょっと手こずりましたがようやく動き出しました。
まだ何が起きるかわかりませんので見守ってやってください(^o^) サーバー移転はちょっとリスクが高かったのですが、お陰でページを開くレスポンスは格段に向上しました。感謝です。
ご迷惑をおかけしましたが、みのるの居住地神戸では新サーバーへ切り替わったことが確認できました。
インターネットの場合、全国規模ですので地域によってはまだ反映されていないところもあります。もし、日記のこの記事をご覧になられましたら、新サーバーへ切り替わった証明ですので、お手数ですが「確認できたよ…」というコメントを談話室へ書き込んでお知らせください。
ほぼ全員の方からの確認が取れ次第、毎日句会を再開します。
サーバー移転のため毎日句会の運用を下記のように暫定対応します。
ご迷惑をお掛けしますが、ご協力よろしくお願いいたします。管理人としての作業はすでに終わっていますので、みのる自身が忙しいのではありません(^o^)
相変わらず、重くてなかなかページが開かないですね。
取り急ぎ今日は、新サーバーへデータをコピーして動作確認までできましたので、明日から移転の手続きをはじめます。移行作業中は、約1週間ほど動的なシステムを休止します。
具体的には、毎日句会、談話室、共有日記、イベント情報ですが、どのタイミングで休止にするかは、またお知らせします。早ければ今週末くらいです。毎日句会は、休止の前日は選句のみにします。
移行が完全に終わったらアナウンスしますので、投句から始めます。選句を済まさないと投句できないシステムですから、再開時にはダミーの清記を準備します。
静的なページ(読み物)やフィードバックなどは、移行を全く気にしないで利用できます。昨日の日記にも書きましたが、URL(アドレス)は、全く変わりません。