みなさまお疲れ様でした。今日は意外と句材が少なく難しそうでしたね。
でも、みなさんとても上手に詠んでおられたので感心しました。
吟行の目的地である長岡天神を詠もうと構えると世界が小さくなります。 吟行の場合、視野を広くもって道ゆきの一期一会を見つける工夫が大事です。 今日撮ってきた写真を貼っておきます。
芽柳に遠山はまだ覚めやらず みのる
椎大樹要としたる梅の丘 みのる
春風や錦水亭へ綺羅の波 みのる
明日は長岡天神の吟行ですね。きっとこんな風景も見られるのではないでしょうか?
中山寺の写真をスライドショウにしてみました。お楽しみください。
Created with Admarket's flickrSLiDR.
皆様お疲れ様でした。 今日の中山寺吟行は、素晴らしい梅日和に恵まれて久しぶりに心地よい疲労感を覚えています。 みなさんの佳句もたくさん拝見できて選者冥利でした(^_^)
中山寺の梅林から甲山を望む・クリックすると拡大でご覧になれます。
僕の都合で急にスケジュールを変更していただいて多くの方にご迷惑をおかけしました。深くお詫び申しあげます。 新しく買った小型カメラの試運転もかねて写真も撮ってきましたのでフォトブログもご覧ください。
満開の梅を俯瞰に深呼吸 みのる
今月は僕の勝手な都合でスケジュールが変更になりご迷惑をおかけしています。 来週21日は予報では曇りのようですが、中山寺の梅林を訪ねてみようと思います。 1週間ほど前に訪ねた方の情報では、まだ蕾が堅かったとのこと今年は本当に遅いですね。
一応10時に阪急中山寺駅の山側改札前集合としますので、ご一緒される方は掲示板に書き込んでください。 勝手がわかる方は自由な時間で吟行してくださってもかまいません。
また、吟行参加も必須ではないのでお気遣いは無用です。自由に吟行場所を選んでください。 ただし、申し訳ないのですが、投句締め切りを2時にさせてください。
中山寺から西宮の句会場までの移動は、小一時間ほど見込んでおく必要がありますので、 吟行は11時30分位で切り上げて、12時には中山寺を出発された方が良いと思います。 お天気がよいようならお弁当持参で観音広場でいただいても良いですし、 相変わらず寒いようなら寺苑の休憩所で頂くということになります。
温かくなるといいですね。
今日は、家内が自宅を開放して友の会のイベントを開くというので朝8時半頃そうそうにマイカーで待避開始。 青空も少し出てるし風もあるので、イカナゴ漁撮影には絶好の条件・・・と勇んで明石浦港に。
波止にあがると荒々しい波頭が立って海は絶景、でもイカナゴ漁の船影は全くなし。寒くて強烈な西風が吹く中しばらく頑張っていましたが運搬船が一隻戻ってきただけ。結局寒さに耐えられずに早々に撤退しました。
仕方がないので明石から JR大久保駅まで車で移動、マイカルで映画を見ました。
こんなのが大好きなんです。難しい映画はあまり見る気がしない。
全然関係ない話で恐縮ですが、「映画化して欲しいテレビドラマ」 というのをどこかで見たことがあります。 JIN-仁 と 家政婦のミタ らしいです。納得ですね(^_^)
たまには映画もいいものですね。
昨日は子午線句会でした。昨年の4月発足でしたから一年がたったことになります。教会員のメンバーが僕を含めて5~6人とそれ以外のメンバーが4~5人でだいたい10〜12名の句会です。
教会員のメンバーはまったく俳句は初めてという方がほとんどなのですが、GHメンバーのせいじさんやわかばさん、あさこさんが活動を支援してくださるので、随分みなさん成長されました。今年は吟行句会も出来たらいいなとお もいます。
淡路島からは、うつぎさんの義妹にあたられる薫さんが皆勤賞で参加されていますので、淡路島を案内していただくような吟行企画もいいかなと思います。
大阪や寝屋川からはちょっと遠いですが、もしよければ遠慮なくご参加ください。歓迎します。
いま三〜四名の方が熱心に添削を送ってこられます。半年〜1年程度熱心に添削で学んでくださり、GHの俳句理念をご理解していただけそうだと判断できた方は、毎日句会メンバーとして推薦させていただくつもりです。毎日句会参加へのご要望もよく届きますが、まずしばらくは添削で学んでいただくようにお勧めしています。
去年の4月、完全退職を機に、Windowsパソコンと決別して Macに移行しました。とはいいながら教会の奉仕などでどうしても Windowsのワードやエクセルも使うので、Macパソコン上で Windowsソフトが使えるようにしています。
データーを保存したりソフトをインストールするのにハードディスクというのが必要なのはご存じですよね。 そのほかにコンピューターが仕事をする上でメモリーというのが必要なんです。いわばこれは作業机みたいなもので、大きい方が同時にたくさん仕事が出来ます。
作業机が狭いと次の作業をするときに作業途中のものをどこかへ仮に片付けて作業スペースを確保しないといけないのですね。コンピューターは、その仮置きの待避をハードディスクにするんです。で、また必要になったらハードディスクから持ってきます。 ハードディスクの読み書きは、メモリほど高速でないので時間がかかります。 ということで、メモリ容量が少ないパソコンは動きが遅く、大容量のメモリを装備しているほどコンピューターは機嫌良く仕事をしてくれるんですね。
前置きが長くなりましたね。最近の市販のコンピューターは標準でも4GBくらいのメモリを搭載するようになりました。 さらにハードな仕事をされる方は、メモリを8GBに増設される方が多いです。 この位のメモリがあれば普通はとても快適にパソコンをつかえます。
ところが僕の場合は、1台のパソコンで、Macと Windowsの二台分相当を同時に動かしているので、8GBでも不足を感じることがあります。 そこで奮発して、今日16GBにメモリを増設しました。 実は、16GBのメモリを Macが認識してくれるかどうかは未知数だったのですが、勇気ある先人たちが実験してくれて大丈夫という情報が入ったので実行に移しました。
必ずしも作業机が大きければよい・・・ということではないとも思いますが、コンピューターの世界も人間社会と同じような贅沢な飽食の時代が来ているんですね。 そういえばぼくを導いてくださった、ひいらぎ主宰の小路紫峡先生の作品を思い出しました。
飽食の世の餅燃ゆるどんどかな 小路紫峡
今朝の神戸は温かい雨が降っています。
枯れ色の残る庭に降り注ぐ雨を眺めていると正岡子規の句が頭をよぎります。
あたたかな雨が降るなり枯葎 正岡子規
この作品の季語は、「枯葎」なので季感は冬だとする解釈もあるようですが、みなさんは、この作品をどう鑑賞されますか? 高浜虚子はこの作品を次のように鑑賞しています。
春もまだはじめであって枯葎からも青い芽はふかないのであるが、其の上にあたたかな春雨の降りそそいでゐる景色、ならびに其景色に対する作者の感情が、この十七字の中にしっくりと出てをる。文字の措き工合によって作者の感じが現はれるといふことは、俳句で一番大切なことであるが、この句の如きはよく効果を挙げてゐると思ふ。
俳句では、用いる季語や措辞をもって論理的に季節を定義するのではなくて、一句の中に動かない季節感があるかどうかと言うことが最も重要なんです。 たとい季語が入っていても季感がなければそれは無季の俳句と言うことになります。もっと極端な言い方をすれば、季語が入っていなくても季感が感じられれば俳句なのです。
ベテランになると、言葉の面白さや、格調高く見せたいがために言葉で飾るといったテクニックにおぼれた詠み方になりがちです。 俳諧味といわれる要素としてそれも大切なことではあるのですが、いくら巧みな表現であっても季感の動く作品には俳句としての命がありません。
毎日句会の高点句が必ずしもみのる選に入選しないのは、そこに原因があります。 そうした観点で注意深く添削内容を復習してくださるとよい勉強になると思います。
昨日は、午前中の小一時間、明石でイカナゴ漁を撮影したあと須磨にある綱敷天満宮へ立ち寄りました。
幼い菅公像と白梅・梢には雀たちが遊んでいてのどかな風景でした。
この天満宮は菅公ゆかりで学問の宮として知られています、境内には幼い菅公が歌を詠んでいる銅像や母子像、有名な、"東風吹かば・・・" の歌碑などがあります。
JR須磨駅を降りて2号線沿い山側を東へ徒歩10分。オーバーブリッジになっているところを側道へ入るとすぐのところです。 3月いっぱいは楽しめますので、子午線句会(3月8日)への参加をかねて是非いらしてください。ご案内します。
句会場の教会から徒歩3分で明石大蔵海岸海浜公園へも行けますので、運がよければイカナゴ漁も見えるかもしれません。
梅白し寿永の悲話を記す碑に みのる
まだ少し重い感じは残っていますが、今朝はようやくぎっくり腰から脱出できた感じです。
過日の藤井寺スワン吟行、句会場から少し先の民家の細い路地を入ると仲哀天皇陵のお濠端に出られるらしいという情報をネットで調べてたのでちょっと行ってみました。あまり信頼性のない情報だったのでどなたも誘いませんでした。ごめんなさい。
石の柱が立ち並んで柵がされていて中には入れませんが、その隙間からこんもりとした御陵の森とお濠が見えました。汀には鴨たちが遊んでいました。
御陵濠水面駈けして風光る みのる
昨日はスワン句会の吟行で、藤井寺佐藤家のひな祭りを見に行きました。
お天気にも恵まれぽかぽか陽気、句会場の庭園でお弁当を食べました。数え切れないほどの素晴らしいお雛様たちと対面してほんとうに至福の時でしたね。
恍惚として門出づる雛の家 せいじ
感嘆の溜息洩るる雛の宿 かれん
写真もたくさん撮ってきたのですが、あんまりよく写ってなくてちょっとがっかりでした。 4日まで開催されていますので、昨日ご都合が悪くて行けなかった方もぜひ訪づねてみてください。
夕方のお雛様を見てみたくて、句会が終わってからもう一度佐藤邸へ(^_^) おまけにあつかましくももう一杯お抹茶とお饅頭をごちそうになってきました。 抹茶とお饅頭の無料サービスをしておられたのは、佐藤さんのご友人で陶芸家の方たちのボランティアだそうです。
至れりつくせりのおもてなしに感謝感激、ぜひ来年もお礼まいりに行かないといけないですね。
灯点りてより雛の間の艶めきぬ みのる