2023年1月の日記

2023年2月1日

最後の夢

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2000年にWEBサイト・ゴスペル俳句をたちあげてから22年、今年の誕生日で80歳になります。

いろいろと苦節もありましたが、今日まで守られ祝されたのはメンバーの皆さんが祈ってくださり、協力して支えてくださったからです。振り返ってつくづくよく続いたな…というのが本音です。

みこころ次第ですが、わたしの俳句人生の余命も長くてあと5年ほどかと思うのです。願わくは後継者が与えられるようにと祈った時期もありました。でも、みのる選のないサイトを運用し続けることは無責任だと思います。

おそかれはやかれサイトは閉じざるを得ないときがやってくるでしょう。でも、 で育まれたご縁、人間関係だけは可能な限り生きつづけてほしいなというのがいまのみのるの祈りです。

そうした中、いまある能勢グループ、大阪グループに加えて、関東東北グループ、さらには全国各地での小グループ活動を通してご縁がつづいていくことが最善の策なのではないかと示されたのです。

焦りとも見えるほどの動向に不安を感じられたあるメンバーから心配とお見舞いのメールが届きました。

残りの俳句人生を賭して小グループ拡大のためのメンバーを育成したい、という強い願望が突き動かしたからなのですが、コロナ快復が遅々とするなかもう若くないのだということも痛感しました。

確かに焦りと無理は禁物ですね。反省します。ごめんなさい。

どこまで成就するかはわかりませんが、メンバーの皆さんの祈りとご協力なくしては頑張ることはできません。逸って沈没してしまったのでは儚い幻におわります。上なる導きを信じて祈りつつ進めていきたいと思います。

2023年1月31日

若さと機知力

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みのる選をしていて身辺句を上手に詠まれているのを見ると羨ましくなります。

みのるの俳句は、吟行で睨めっこして写生するスタイルなので、身辺句は苦手です。 生活のなかで瞬間を捉えるという機知に欠けているのだと思います。思うに「機知力」というのは、若さのような気がするのです。

室咲きと窓際族にさす日かな
端居して一雨ほしき夕べかな

等々、みのるが若い頃に詠んだものばかりです。でも、青畝先生は90歳にして、

初湯殿卒寿のふぐり伸ばしけり 青畝

を詠んでおられます。歳のせいにしたら天国から喝がとんできそうですね。

2023年1月30日

主観と客観

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創設期(20年前)に書き溜めた「作句の壺」の記事を取捨し、体系的に組み直そうと思って再編集しています。

先の『写生とは』に続いて、今日は、『主観と客観』という記事を編集しなおしたの紹介します。

俳句では主観とか客観とか言うのがよく論じられる。

高浜虚子先生は、弟子たちを指導するのに客観写生を提唱された。でも、本来感動は心であり、心の昂ぶりを伝えるのに主観が無ければ語れない。そこで異論や疑義が生じる。

みのるが教えていただいた阿波野青畝先生は、主観の作者で知られますが、その作風の根底は客観写生です。ある著書のなかで、記者のインタビューに応えておられる一文がとても興味深いのでご紹介します。

私の若いときは俳句で主観とか客観とかいうのがはやったんですわ。だけど主観とか客観とか分けて言うのは間違いだと思うね。 私はよく手を出してね、

この手が主観であり客観なのだと言います。しかも客観は手の甲、主観は手のひら、この手を握りしめれば、手のひらは内側に隠れて主観は見えなくなる。というように説明しています。

主観と客観は便宜上分けていっているのであって、別々のものではないんです。それを別々にしたら死んでしまいますよ。

主観、客観は理論の場合にそういうのであって、実際に句を作るときは、主観を忘れて客観を良く働かせることが一番大事です。ともすると主観があらわに出て邪魔をします。

ちょっと難しいですが、とても含蓄のあるお話ですね。

2023年1月29日

厳選の理由

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毎日句会をやや厳選に、一日一句は緩めの選にという方針で船出したのですが、あんのじょうメンバーが増えるにつれて、写生の訓練の場であるという認識が希薄になり秩序が乱れ始めました。

没句の注釈や厳選に舵を切りなおしたのは、考えて詠んだ理屈や虚構の投句を完全に封印し、写生句に限るという認識が浸透するまでの一時的な方向転換のつもりです。

写生句に限定することを強調し、門を狭くしました。それでもなおどこ吹く風の投句には、イエローカードも切りました。案じて協力参加してくださるメンバーも増えました。感謝です。

その効かどうかは解りませんが、徐々に淘汰されつつあり、随分雰囲気が落ち着いてきたと思います。 こうした排他的な運用は必ず反動を生みますし、SNSなどでの中傷が増え活動が押しつぶされるリスクも伴います。

そのことを敏感に察知して案じてくださるメンバーから、お見舞いと忠告のメールも届いています。昔なら冒険はせず堅実を選んだと思います。でも今回は、なんとしても軌道に載せたいという熱い思いがあるのです。

主要メンバーが固定され写生に徹した投句を続けてくだされば、異端子に乱されることもなく自然淘汰されると思うのです。そうなれば、よい雰囲気で推進できるようになるはずなので、もう少しの辛抱かと思います。

昨今のみのるの焦りとも見える執筆や動向について、ご心配くださるメールが次々届くので、感謝の気持ちをお伝えしたくて書きました。 どうぞ続いてお祈りください。

2023年1月28日

写生とは

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創設期(20年前)の日記に書いた記事を編集しなおしたので再掲します(^^)

俳句は物や風景をよく観察して、そのありさまを絵のように17文字の中に写し取る文芸だとも言われます。

このような俳句の作り方を「写生/客観写生」と呼びます。写生の手法を確立させたのは正岡子規ですが、松尾芭蕉はすでにその先駆けとも言える作品を多数残しています。

でも写生と報告とは紙一重、理論としては理解できても実践は至難です。

そこで、この極意を具体的に説明できる事例をと探していたところ、淡路島の俳人である「大星たかし」さんから、贈呈の小句集が届いた。その中で自解されている添削例、推敲例が実にわかりやすかったのでご紹介します。

原句>浜の家でて踊子の急ぎけり

揚句は、四国阿波踊り吟行での作品で、海浜での踊りに加わろうと急ぐ踊子の姿を写生したものである。原句のままでも写生の句として十分と思われるが、阿波野青畝先生は次のように添削されたそうです。

添削>浜の家でて踊子の走りけり

「急ぎけり」は主観、「走りけり」は客観写生だということが解りますね。もう一句見てみましょう。

原句>ストーブに干物を焼きて教師酌む

大星たかしさんは中学校の教員でした。夜遅くまで残業したあと、島の漁師から差入れされた干しするめをストーブの上で焼き、ささやかな酒を酌みながら熱く教育論を語り合っている教師像が見えてきます。

推敲を重ねた末、たかしさんが最終的に句集に載せられた作品は次のようになっていました。

推敲句>ストーブに干物を反らせ教師酌む

「焼きて」は説明ですが「反らせ」は写生です。

ストーブの上の干物の変化まで目に浮かぶようです。客観写生を理解するのに格好の例句ですね。

2023年1月27日

吟行と推敲は別

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[ 知識の弊害] [ 多作のすすめ] と続いたシリーズの最終回、今日は、みのるの秘伝を公開しようと思います。

吟行は、多作に徹して数を揃えることだけに集中する。

吟行での多作の秘策は、知識を封印、五感を研ぎ澄まして何かを感じとったら、ことばを選ばず直ぐさまメモするという『即メモ式吟行法』です。俳句を始めたばかりのときは、感性が錆びついているので、

"雨が降ってきたな" / "風が吹いてきたな" / "青空が出てきたな"

という程度にしかメモできないかもしれません。でも訓練を重ねていくうちに、

"霧のような雨だ" / "篠突くような雨だ" / "冷たい雨だ" / "温かい雨だ"

と、少しずつ進化して具体的にメモできるようになってきます。

吟行苦手組は、右脳(感性)と左脳(知識)とを行き来しながらことばを探そうとするので時間がかかります。 実感を得たら知識に頼まず、そのまま即メモするという徹底が多作の必須条件なのです。

こうして、即メモ式吟行に慣れてくると、

"風に駈けだす落葉かな" / "音立てて嵩の落葉踏む"

上五がなかったり、字足らずであっても俳句の切れっ端のようなメモが取れるようになってきます。 定例吟行のメンバーなら既にその域に到達しているので、詠みながら推敲はしない…ことだけを励行してください。

遠足子のようにウロウロするばかりでは俳句もどきが詠めません。『風に駈けだす落葉かな』に出会ったらその場所で足をとめ、上五との出会いを待つのです。

決して知恵の抽斗を繰って上五を探してはいけません。五感だけを働かせてひたすら待つのです。 そのうち風が吹くたびにドミノ倒しのように駈け出していくのに気づきます。

ドミノ倒しのごと風に駈けだす落葉かな

字余りですが気にせずそのままをメモします。油断するとここで推敲したくなりますが我慢します。 推敲は左脳に頼むことになるので、調子の出てきた右脳を休ませることになり、その間に貴重な一期一会を見逃すかも知れないからです。 手早くメモしたら即右脳へ戻って観察をつづけます。すると、

追ひ越されては追ひかくる風落葉

という新たな感動を得たので即メモです。 移動せずに粘っているとだんだん調子が出てきて、完成度の高い句が授かるようになってくるのです。

廣田神社吟行のおり、残る桜の樹下で30分近く佇ち尽くしていた菜々さんの姿を覚えておられる方もあるはずです。これが本物の吟行姿勢なのです。菜々さんは、青畝師の直弟子であった小西須磨さんらと一緒に吟行されたようなので、そこでこのスタイルを学ばれたと思います。

散る花に沈思黙考一詩人 菜々

故臼井菜々さんの自画像です。

やや出来過ぎのシナリオのように映るかも知れませんが真理としては理解いただけたかと思います。これこそが秘伝の即メモ吟行術、納得いただけたでしょうか。さて次は、推敲篇です。

推敲は吟行のあとで

吟行のあと間を置くことで、冷静に句と向き合へ推敲しやすい。

ほんとうは丸一日温めてから推敲するというのが理想ですが、詠んだあと間を置いてから推敲せよというのは、正岡子規、高浜虚子共通の教えです。吟行の昂りが残ったままでは冷静に句と向き合えないからです。

推敲の段階なら知識の助けを借りても構いません。但し、借り物の措辞を使うと折角の個性が失われるので。平明な自分のことばで推敲しましょう。

先の吟行篇で示した例句は、正調になるように推敲した結果、次のように整いました。

風落葉ドミノ倒しに駈けだしぬ

たくさんメモを残しておいたお陰で、推敲の過程でも 『連鎖して風に駈けだす落葉かな』 という新たな作品が生まれたりもします。

推敲は、経験がものをいうので勉強が必要です。みのるが実践した中で最も効果的だったのは。青畝句集などを暗唱できるくらいまで繰り返し読むという手法です。

私は、文庫本の句集を通勤カバンに携行し車中で読んでいました。聖書通読のように、お茶の時間とか寝る前とかに毎日少しずつ読むようにしてもいいと思います。

句集の読破は、一句ごとにたちどまらず走り読みで十分、むしろ繰り返し読むことのほうが大事です。通読中ふと琴線に触れた句は、知識として記憶されるだけではなく、そのマインド(mind)が右脳にも蓄積されるのではないかと思います。なぜなら吟行で対象物と対峙したとき即座に口から飛び出してきたりするからです。

みのるの右脳には、句集作成でお手伝いしたメンバーの代表句などもインプットされています。選者の特権ですね。

地道な努力の積み重ねは、ボクシングのジャブのように効いてきて、吟行中、天啓のように佳句を授かることがあります。ひょっとするとこれはどこかで読んだ先人の句なのでは…と悩んだりもします。紫峡先生にそのことをお話したら大笑いされました。

さいごに

知識の弊害 // 多作のすすめ // 吟行と推敲は別 // と続いた特別日記シリーズも今日でおわりです。ここまでお読みいただいて腑に落ちたでしょうか?

みのるさんだから絵に書いたように上手くいくけど、私には到底無理!

というため息も聞こえてきそうですね。

でもそれは当然で、おおよそ40年間、それも他の人の数倍の密度で経験してきたからこそこんなふうに説明できるのです。でも、この三部作の小論は、練りに練って推敲を重ね、遺言のつもりでまとめました。

無理だと決めて諦めてしまったらため息に終わります。高齢化との戦いは避けられず、家族事情も変わってきます。それらの宿命は見えざる導きに委ね、 で育んだ仲間とのご縁を宝として、日々俳句と向き合うことを休まなければ必ず報われると信じたいです。

みこころはわかりませんが、神様がわたしに与えてくださる俳句人生の余命もあと5年ほどかと思います。希望者さえ揃えば、老骨に鞭打って、いつでも『一泊鍛錬会』受けて立ちますよ (^^)。

次代を託す平成年代組の活躍は頼もしく、関東小グループの立上げもまた夢のひとつ、/// I Have a Dream.です。

若者は幻を見、老人は夢を見る
(使徒行伝2:17)

2023年1月26日

多作のすすめ

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没句注釈で新鮮な見識を得たので、"よし!初心に返って…" と期待感を膨らませておられる方も多いことでしょう。でも水をさすようですが一旦忘れてリセットしてください。

俳句の上達に先づけの知識は必須ではなくむしろ弊害です。ほんとうに必要な知識は前倒しで勉強しなくても多作の訓練を続けていれば自然に身についてくるからです。

知識よりも大事なのは、『一に多作、二に継続』です。それ以外のことは一切無用、本当に必要なのは、多作の克服と『決して休まない』という強い意志だけなのです。

かの福沢諭吉は、学問のすすめを説きましたが、 の規範は『多作のすすめ』です。

多作というのは、[ 袋回し] のように3〜5分で一句詠むというものです。実際の吟行では1時間で10句を詠む…というふうに自らに枷を課して訓練します。この訓練こそが知識の百倍、千倍にも優るのです。

独りでは難しいので、句会ありきを前提に二、三人で実践すると意外とできるものです。吟行できないときでも、集まって当季の季題で袋回しをし、お茶を飲みながら反省会というプランなら楽しくできます。

私も家内と二人でよくでかけました。お喋り予防の為に公園で一旦別れてそれぞれ単独吟行、1時間後に喫茶店で落ち合い句帳を見せあって酷評しあうのです。だらだらでは意味がなく1時間で集中するという訓練です。

結社時代には、一泊で一時間おきに10句の句会を連続で4、5回繰り返すという鍛錬会を何度も体験しました。この訓練を克服すると多作に対するトラウマのようなものは、完全に払拭されます。

こうして詠み溜めた50句、100句から絞り込むことで、まあまあという句が5句、10句授かれば大成功、この段階で初めて知識や語彙の引き出しをあけて推敲するのです。プロの作家でも同じ手法です。

詠みながら推敲するのは間違い. お喋りのように詠む.

定例句会は7句出句なので、多作に徹すれば10〜30句は詠めるはずですね。その中から絞り込んで推敲して出句するという習慣が身につけば、吟行が楽しくてたまらない…となることを保証します。

多作の秘訣は、極めてシンプルです。

知識を封印し、句を仕上げよう思わず、数を揃えることだけに集中して、ひたすらメモする。

次回はこのシリーズの最終回、「吟行における多作の実際/多作後の推敲」について考えてみましょう。菜々さんが存命であれば理想の講師になれたと思うのですが残念ですね。

2023年1月25日

知識の弊害

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没句の注釈を見て開眼されたかのように絶賛してくださる方が多いのですが、体験よりも先に得た知識は、ある意味麻薬のようなもので気づかないうちに弊害となるリスクを伴います。

一部のメンバーが一日一句の没句注釈に異を発信してくださったのは、そのことをよく解っておられ、みんなで協力して育んできた の基盤が壊れるのではと案じてくださったのではないかと思います。このことは、みのる自身が一番解っていることなのですが、あえて舵を切った理由については別の機会に告白したいと思います。

具体的にどのような弊害があるのかは後述するとして、まずは野見山朱鳥の一文を紹介しましょう。

関東の優秀な俳人で村上鬼城という人がいた。 ときに関西にきて句会の指導をよくしたが、席上鬼城は選外となった作品の欠点について詳細に解説するのが常であった。 その論があまりに的確であったので座の人々からため息が漏れるほどで、それを機に鬼上に教えを乞う人が沢山出た。

一方高浜虚子先生の場合は入選した作品の良いところを指摘して誉められるだけであった。 かくして虚子先生の弟子からは雲の湧くごとく次々と優秀な俳人が出たが、鬼城からは一人の俳人も生まれなかった。

欠点を指摘されてもそれを気にして臆病になるだけで上達はせず、誉められればだんだん自信をつけて成長に結びつく。 これは子育ての原理と同じである。

なるほど…と頷かれた人も多いと思いますが、実は、「季語動く」「何のことなるや」「報告」など基礎知識程度の注釈は、紫峡師の添削でも書かれていました。でも欠点の解説というのは一度もありませんでした。郵送の添削ではそれを真似て実践していたのですが、WEB添削の場合、個人的要素が公開されるという点で躊躇があったのです。

吟行が苦手というのは、観念や常識、知識などの色眼鏡を通して眺める悪癖がついているからで、見えるはずのものが見えなくなっているのです。これが知識の弊害なのです。

一句一句を詠むたびに知識や語彙の引き出しをあけて照合していると、ただでさえ多作できない人にとってさらに効率を下げることになり悪循環極まりない坩堝に陥ります。

吟行で写生されるときは、これらを全て封印してほしいのです。聖書にも「野の花を見よ、空の鳥を見よ」と書かれています。五感の感度を最大にして心を遊ばせれば命の発見は無尽蔵にあるはずなのです。

秋風や眼中のもの皆俳句 虚子

長くなるので今日はここまでとします。知識の弊害を克服するために具体的にどうすればいいのかは、明日への宿題としますのでみなさんも考えてみてください。

2023年1月24日

一日一句の運営修正

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ベテラン組にも参加協力いただいて船出したWEB添削システムですが、試行錯誤しつつようやく軌道に乗り、下記のとおり運用修正することで落ち着きました。

  • 月間秀句は運用上難しく廃止しました。
  • 賛否両論あった「没句の注釈」は、みのるの判断として継続します。
  • 幽霊会員をなくすため60日間投句のない方は自動退会にシステムしました。再登録は自由です。

の運用は、いまやみのるの私物ではなくメンバーの支援協力によって成り立っています。

その意味で一日一句の運営も、全員の賛同を得て推進したいと願いましたが難しく、弊害やご批判は真摯に受けとめつつ私の判断で舵をきりました。当然ながらその結果責任は全て管理人である、みのるが負います。

工夫を凝らしても参加者が馬耳東風では無意味なのですが、運営者としては意を尽くして祈るしかありません。どのような目的で奉仕しているのか、どのように参加したらいいのかについて添削日記にまとめました。

 参加者への指針

2023年1月23日

星野富弘さんの詩画

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俳部屋の壁にかけてある星野富弘さんの木瓜の詩画です。

声を出して繰り返し誦していると、頑なな心がだんだんほぐされていくようなそんな感じがします。

ふと初学時代に紫峡先生に賞めていただいた句を思い出しました。

室咲と窓際族にさす日かな

 エッセイを読む

2023年1月22日

コロナ感染からの復帰

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1月2日にコロナ感染、ようやく体調もしゃんとしてきました。かかりつけ医曰く、

『高齢者がたくさん亡くなっている。死ななくて良かったと思いなさい。』と。

明日でちょうど感染から3週間経過、メンバーのTさんが、回復するのに3週間かかったとおっしゃていたのを肯いました。今日から礼拝出席もと思っていたのですが、まだ少し咳が出るので、周囲の人が気にされるだろうということでもう1週間様子を見ることになりました。

コロナが「2類」から「5類」へ移行されるというニュースにかえって不安が募りますね。中国・春節後の動向なども気になりますので定例句会の再開はもう少し安全が見通せるようになるまで静観しようと思います。

2月、3月とも会場予約は見送っていますが、プレラなど西宮市の施設は、コロナ事情によるキャンセルはキャンセル料を請求されないので、 4月あたりからは仮予約しておこうかと考えています。

2023年1月21日

一日一句のパスワード管理

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幽霊会員の増加を予防するために、一日一句の登録有効期間を60日(2ヶ月)に短縮しました。2ヶ月間全く投稿がない場合は、自動的に退会扱いとなります。再登録は自由です。

現毎日句会メンバーは、登録不要で同じパスワードで参加できるように初期設定していましたが、今日時点で参加実績のない方の登録は一旦削除しました。今後は、新規登録の手続きが必要となりパスワードも毎日句会とは別のものが自動発行されます。

もしご不便を感じられる方は、毎日句会と同じパスワードに修正することは可能ですので、新規登録されたあと、その旨Feedbackからお知らせいただければ対応いたします。

2023年1月18日

添削日記の功罪

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一日一句のよきヒントになればと祈って書き始めた「 添削日記 」ですが、今の処「よくわかった」というような反応もなく、個々の投句に反映されているというような傾向も見えてこないので、かえって迷いの種を増やしているだけの逆効果になっているのではと苦慮しています。

逆にベテラン組のメンバーからは「解りやすい、とても勉強になる」と好評をいただいていてじつに裏腹です。

実際の学びの渦中では、「季語動く」「理屈」「説明」「報告」などと指摘されても、いったいどういうことなのか全く分からず、暗中模索ながら詠んでは没、また詠んでは没…という繰り返しに耐えて継続しているうちにおぼろげながら少しずつ理解できるようになりました。

とあるメンバーから上のような証しのDMをいただきました。確かに俳句の学びというのはそういうものではないかなとも思います。

添削日記の内容は、ふと琴線に触れたことだけを吸収しつつ、理解できないことは悩まずにパスしてください。今は理解できなくても、いつか分かるときがくると信じて黙々と作り続けましょう。

2023年1月13日

Site-Map

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ゴスペル俳句には階層が深くて見つけにくいページもたくさんあります。それを補うために Site-Mapというリンク集が用意されています。

これまでも、TOP-Pageの アイコンをクリック(タップ)することで Site-Map を見ることができましたが、今回これをポップアップメニューのSELECT.Me からも選べるようにしました。

ある意味で玉手箱のようになっていますので、お暇なときにネットサーフィンしてみてください。

主だったページの探し方を紹介しておきましょう。

  • 毎週句会の 過去データ:[Site-Map → Members & Community → WEB句会] と辿ります。
  • 会員年度作品集:[Site-Map → Members & Community → 会員作品集]
  • 会員のPDF句集データ :[Site-Map → Members & Community → 保管書庫]

2023年1月11日

添削日記

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一日一句で学んでくださる皆さんとの距離をもっと縮めたいと考えて「 添削日記」を書くことにしました。

私は、40年前に当時「俳句結社ひいらぎ」主宰であられた小路紫峡先生から無料添削での特訓を受けました。その期間はおおよそ5年、毎月200句以上のペースでしたから計算上は、一万句を遥かに超えています。

この間、先生からは一度も論理的な指導はなく、送り返されてくる添削用紙には、「無季」「季語動く」「報告」「説明」「何の事なるや」というショートコメントがついていて、それらは全て没句でした。20句投句しても全没というのは常のことで、ごくたまに1句か2句 添削されて○印がついていると飛び上がるほど嬉しかったものです。

この指導スタイルは、紫峡師独特だと思います。ときには投げ出してしまいたいような衝動も体験しましたが、「理屈で覚えるのではなく実体験で会得せよ」という先生の理念に黙して頑張ったことは正しかったと思います。音楽で言うところの「絶対音感」の訓練と同じ…と説明したほうがわかりやすいでしょうか?

わたし自身は、先生に教わったこの訓練スタイルがベストであると信じて疑わないのですが、結果として多くの挫折者を生むことにもなります。紫峡師のそれは、プロの作家を育てるための手法であって、それをそのまま に移植するのは到底無理だと気づきました。そこで示されたのが「一日一句」のシステムだったのです。

一日一句のシステムは、一年間我慢して学んでくだされば、添削に頼らず自力で作句し推敲できるようなレベルにまで引き上げることを目的ににしています。コロナ禍が続く中、私に遺された余生も残り少ないと思います。紫峡師へのご恩に報いるために、この「一日一句」の奉仕が最後の使命だと考えて日々精進していこうと思います。

添削日記に綴る内容は、紫峡師から直接お聞きした理論ではなく、1万句を超える添削の特訓を通して私自身が確信した薀蓄…だといえます。 それらを で学ばれる皆さんが先に知ることが上達への近道につながるとは決して思いません。ときにはむしろ悩みの種になることもありえます。

一読納得できることだけを実践され、よく理解できない…ことはいつまでも縛られずにすぐに忘れてください。

2023年1月10日

高島先生からのお知らせ

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昨日、高島先生からメールが届きましした。

今月中には「力石を詠む(十二)」が出来上がる予定です。今回もゴスペル俳句会より8名の方が作品を提供していただきました。 これら皆様の分を、やまだ様に一括して送付させていただければ皆様にお渡ししていただけるでしょうか、無理なら各個人に送付いたします。

高島慎助

これまでは個人宛に送って下さり恐縮していたのですが、今回は上記内容の確認がありました。

先生の方にもご事情がおありなのだと判断して、みのる宛に一括送付していただくようにご返事しました。到着しましたら即、レターパックライトで各自あてにお送りします。

2023年1月8日

今年度の定例句会実施について

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このところのコロナ禍第八派は、とどまる様子も見えず拡大し続けています。重症化率は低いと言われていますが最新のワクチン接種をしていても感染するということを身を持って体験しました。中国の動向などを考えると更に恐ろしい第九派も予測されます。

結社の主宰という位置づけではないものの組織運営を主導する立場としての責任はありますので、2023年度の定例句会の開催は暫く見送ることにします。現在予約している会場も連休明けには全て解約します。

再開の目処はまったくつきませんが、もし落ち着きが見えてきましたら、「吟行 +WEB後日句会」の形に移行したいと思います。句会がありませんとどうしてもメンバー同士のふれあいがなくなりますので、 「合評」の学びを再開します。難しい教材だとどうしても気後れされる方があるようなので、「みのるの四季別作品」あたりが気軽に合評していただけるのかなと考えています。

2023年1月7日

消息

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みなさま、あらためまして新年おめでとうございます。それぞれによいお正月を過ごされたことと思います。早いもので今日で松の内が明けます。

正月とは本来、その年の豊穣を司る歳神様をお迎えする行事で1月の別名ですが、俳句では1月1日から3日までを三が日、1月7日までを松の内(あるいは松七日)と呼んで、この期間を「正月」としています。

今日、7日はまた「人日」ともいわれ、唐の時代に人日の日には七種菜羹(ななしゅさいのかん)と呼ばれる、七種類の野菜が入った汁を食べて、無病息災を願ったと言われています。 日本にはその後の平安時代になって、この七種菜羹という風習が伝わってきたといわれています。

このように古来からの文化や伝統、習慣などが季語として育まれ、いまも私たちの日々の生活の中に生きていることを思うと、やっぱり「俳句ライフは楽しい」ですね。

1989年、昭和天皇が皇居・吹上御所で崩御されたのも人日の日でした。

永かりし昭和は人日にて結ぶ  阿波野青畝

俳句は、日々の生活の中で生きた季語、季感に触れてその命を捉えること、私達もまた生かされているのだという実感を見つけることだと私は思います。「一日一句」のページにも年頭のことばと併せて青畝先生の俳話を再掲しましたのでぜひお読みください。

一日一句『年頭のことば』

お正月早々ご心配をかけてはと伏せていましたが、2日の夜から熱発し3日、4日と熱が下がりませんでした。5日になってようやく受診でき簡易検査でコロナ陽性が出ました。

幸い熱も下がり始めていて、酸素血中濃度も99%であったため自宅療養ということになりました。その後、昨日、今日と解熱薬を飲まずとも平熱を保てています。

5回目のワクチン接種を受けていたのでまさか…と思いましたが、79歳の高齢でこの程度で済んだのはワクチンのお陰だろうと医師に言われ納得しました。

体はまだ重だるく、咳が出続けていますが安静にしていれば苦痛はなくなりました。

年末30日の夜に同居の娘が熱発、解熱剤を飲んで1日には平熱に戻りましたので検査はしていないのですが、ひょっとすると陽性だった可能性があります。

同じく5回目を打っていた家内は、4日あたりから咳が出始めましたが熱発はせず、なんとか通り過ぎてくれた感じです。

まだ疲れやすく、長時間のデスクワークは無理みたいですが、一日一句の選は10分もあればできるので続けたいと思います。毎日句会の選は、もう少し元気になってからと考えています。

神戸市の指針によると療養解除日は、発症日を0日とかぞえて8日間だそうで、連休明けの1月10日の予定です。その頃には回復していたらいいなと祈っています。

2023年1月2日

初仕事

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昨日は、11時からの元日礼拝に出席、午後は、長男家族(孫二人)がやってきたのでみんなでお祈りをし、家内の手製のおせち料理を囲んで楽しく過ごしました。

今朝は年賀状の配達もなくゆったりとした気分で毎日句会の秀句鑑賞をしました。初仕事です。

毎日句会・週間秀句

基本的には三句を選ぶようにしているのですが、決してベストスリーという位置づけではなく、視点が新鮮で作者の個性がよくにじみ出ているものを選ぶように心掛けています。表現の巧拙だけで選ぶとどうしても上級者の作品に偏るからです。

毎日句会の秀句候補はすぐに決まるのですが、一日一句から秀句を選ぶのはなかなか難しいです。もうしばらく悩んでみます(^^)

2023年1月1日

迎春

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あひたがひ杖となりもし去年今年

見よ。わたしは新しい事をする。

(イザヤ書43章19節)

あけましておめでとうございます。

今年もみなさまにとって良い年でありますように。お祈りいたします。

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