新しい歌を主に向かってうたえ。

(詩篇 96篇1節)

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2019年2月20日

2019年度吟行句会計画(案)


ぽんこさんと相談し、2019年度5月以降の吟行句会計画(案)をまとめました。句会場も一応仮予約しています。

詳細は、吟行案内ブログ に書きました。

これまでのように第4火曜で固定しますと、せっかくの旬を外すこともあるので 5月(万葉植物園藤の園)と、11月(嵐山嵯峨野)は第2金曜日にしました。 7月(布引滝)と9月(万博公園彼岸花)は第4火曜日です。

高齢化やその他の諸事情で以前のように全員参加を視野に入れた計画は無理と思いますので最低10人程度の参加者が見込めれば実施させていただきたいと願っています。一応3月の定例句会でみなさまの賛同を得たうえで決定したいと願っています。

合評会についてはこれまで通り偶数月の第4火曜で進める予定です。

PS:
5月句会の参加予定者が10名を超えましたので具体的に勧めます。

直哉旧居は1階の食堂テーブルを借りれそうです。写真で見ると12名ですが、追加の椅子とかは大丈夫だそうなので相談に乗ってもらえると思います。浮気しないで萬葉植物園へ直行(タクシー分乗)し、バスで早めに旧居へ戻りましょう。ただ旧居では食事できないので植物園で早昼弁当をいただきます。旧居の会場費は、2,000円+1人200円です。

2019年2月19日

酒樽造り


今日の定例句会は有志で菊正宗酒造記念館を吟行しました。

あいにくの雨でしたが、思いがけなく酒樽づくりの実演工房を見学させて頂くことができてラッキーでした。まさに職人技とも言える見事な手さばきで一本の釘も使わずに出来上がる様子に感動しました。この見学会は基本的には毎日開催(午前10:30/午後2:00 約30分)のようですが20名限定なので予約が必要だそうです。

吟行の道すがら、どうしたら即吟ができるのかというお話になりました。私の場合、徹底して多作するための特訓を何度も受けました。一泊吟行で1時間おきに10句という句会を何度も繰り返すというものです。

句の良し悪しとかは無関係、とにかく1時間で10句揃える訓練です。移動に時間を割けないので自ずとひと処で集中する習慣もつきます。GHでも吉野でそれに似た鍛錬会をしましたね。

このようにして一泊吟行で100句近く詠むのですが、その中に10句くらいはまずまずという句があるのです。私の場合GHの吟行でも手当たり次第にメモして20~30句は詠むようにしています。十分な推敲時間が取れないので未完成の句も多く、句会ではメンバーとバッティングしそうな作品を避けて適当に選んで出句します。

帰宅してから少し時間をかけて推敲します。この時間が一番愉しいのですがときには疲れて気がのらないときもあります。そんなときは一晩寝てリフレッシュし翌日に推敲します。大抵の場合半分くらいは句会で出句したものと入れ替えたり、推敲して季語や措辞を代えたりという作業をして近詠に載せるようにしています。

数少ない句を練り直しても効果は少なく、即吟で佳句を詠む…というような秘訣もありません。どんなに優れたプロの作家であっても一発必中で佳句を詠む…ということは至難なのです。

とにかく多作してその中から選ぶ…という手法が一番楽です。一句でも多く詠めば詠むほど佳句を授かる確率は上がります。多作鍛錬会ぜひまたやりましょう。俳句ライフが変わりますよ。

温かや天地返しに樽造り みのる

2019年2月18日

メールアドレスの間違った理解


スマホのメールアドレスとパソコン用のそれとを使い分けたり、インターネットブロバーダーやスマホの契約会社から指定されたアドレスをそのまま使っている…という人は多いですね。

なかにはブロバーダーから割り当てられたデフォルトの長いアドレスをそのままお使いの場合もあります。本来メールアドレスというのはそんな窮屈に縛られるものではなくまったく自由なのです。

スマホやタブレットが普及し通常の生活ではこれらで十分用が足りるのでごくたまにワードやエクセルで作業するような時のほかはパソコンを開くことがない…という方も増えています。パソコンのアドレス宛にメールを送ってもなかなか返事が来ない…というパターンになりますね。

最適なメール環境を構築する

最適な方法は、パソコンもスマホもタブレットもすべて同じメールアドレスで運用することです。私はGmailというフリーのメールアドレスを取得してそれをパソコンにもスマホにも、またタブレットにも設定しています。重要なのはメールを閲覧したあとサーバーから削除しないという設定をしておくことです。一度メールを見るとサーバーから削除されて他の端末からは見られない…というのではこまるからです。

このような設定にしておけば、スマホを変えようがブロバイダーを変更しようが全く影響を受けません。パソコンアドレス宛に送られてきた重要なメールのチェックを失念していて大失敗する…ということもなくなります。

フリー(無料)で使えるメールサービスはGmailの他にも沢山ありますが、Gmailが一番おすすめです。セキュリティーや複数端末で使うときの利便性などがダントツで優れているので、インターネットに精通している人たちの多くはGmailを利用しています。

アカウント(メールアドレス)の取得も設定も何ら難しくはないのですがわからないときは遠慮なく聞いてください。必要なら合評会のときにでも簡単なレクチャーをしましょう。


家内の近況


いつもお祈りをありがとうございます。毎週水曜日の午前中に抗癌治療に通っています。

自宅から車で5分位にある町中の泌尿器科医です。私が車で送っていってお昼前に終わりますのでまた迎えに行きます。治療自体には苦痛とかはないそうですが治療後に少し疲れが出るようで、先週はお昼を食べてから少し昼寝をしていました。でもとても元気で今日も友の会に出かけました。昼からは明日の句会用にお礼のケーキを焼くそうです。

明日は珍しくお天気が崩れるという予報ですが大崩れしないように祈ります。酒蔵の街をめぐりながら春の吟行を楽しみましょう。公園の南高梅咲いているかな…

野遊びや俳句できてもできずとも みのる

2019年2月17日

今週の添削句から学ぶ


最近は個性的な素材を見つけて詠もうと挑戦されているのが伝わってきて嬉しく頼もしいです。今週は欲張りすぎてかえって焦点がボケてしまった句やひねりすぎの句をあえて強添削しました。

直しすぎ…と批判を受けそうですが、もう一歩踏み込むことで新鮮な作品に変わることを学んでほしいのです。原則として作者の感興を汲んで直したつもりですがお気に召さなければ私に気を遣わず捨ててください。

原:バレンタイン主治医に貰ふチョコレート
添:行きつけの主治医に貰ふ愛のチョコ

近所のかかりつけ医との信頼関係が微笑ましい。でも食べ過ぎはあかんよ!といわれたのでは?

原:スケボーの空飛びて東風引き裂けり
添:スノボーの空中遊泳風光る

宙に浮き上がった瞬間を写生します。スノボーのほうが高さが出るのでより豪快観がある。

原:チャイム鳴り飛び出す校庭雪遊び
添:チャイム鳴り全校生徒雪遊び

先生方の粋なはからいで…という感じまで演出してほしい。

原:百年の堵列の墓に青き踏む
添:堵列せる百基の墓に下萌ゆる

命の尊厳を詠みたい。この場合の百基は絶対数ではなく七曲り、九十九折れと同意と捉えてほしい。

原:晴れ晴れとリハビリの道笹子鳴く
添:頑張れとリハビリの道笹子鳴く

笹鳴きを励ましの声と聞くことでリハビリの措辞が活きる。

原:風呂上がる夫にあわせて栄螺焼く
添:夫風呂を上がるころかと栄螺焼く

原句はやや義務観が漂う。妻ならではの気配を感じて晩酌の準備をはじめたのです。幸せなご主人ですね。

原:春愁のショートメールや友が癌
添:癌告知知らすメールに春憂ふ

不慮のメールがとどいた故に春愁が募るのである。

原:茎立ぬジャングルジムの四隅かな
添:下萌のジャングルジムに子らの声

下萌のほうが作者の意図にふさわしい。四隅はかえって説明的になる。

原:寒卵割ればとびだす黄身ふたつ
添:寒卵良きことあらむ黄身二つ

"あら!" という驚きを捉えたい。

原:干し物の終るを待たず氷りけり
添:干し物の広ぐまもなく凍りけり

所作を具体的に表現したい。措辞としては凍るがふさわしい。

原:うすら日に父の遺愛の梅にほふ
添:供華とせし父の遺愛の梅にほふ

お父さんの人柄が匂うのです。梅は強剪定しても良いので供華にしてほしい。

原:吊り橋をはさみて梅の香を競ふ
添:吊橋をはさみて梅の遅速かな

狙いは分かるが吊橋を挟んで匂いの比較はやや無理がある。日当たりの違いで遅速が出る。

原:挨拶の二言三言春寒し
添:二タ三言交はして路地の春寒し

二言三言と挨拶は重複表現。寒いので長話出来ないのです。

原:猫柳ほどけ川風光りけり
添:猫柳縺れほぐれつ風光る

揺れながら春光を弾いている猫柳に焦点を絞りましょう。この種の季重なりは気にしなくて良い。

2019年2月12日

俳句とエッセイ


いつとなく埋もれていた標記のページを復活させました。併せてTOPページのリンクも少し変えました。

ブログの「 四時随順」とバッティングするのですが、本家のものは発足当初からありましたので残すことにしました。読み返すと懐かしくもあり恥ずかしくもあるのですがここがGHの原点のような気がしています。

俳句とエッセイ

2019年2月11日

Chrome Beta版


何かと問題も多くWEB管理者としては手を焼く Google Chrome ですがユーザー視点ではダントツで便利なのでやはり一番人気ですね。特にスマホを新しくするときなど設定をすべてGoogle で同期しておくことで、LINEなども含めて何もしなくても前の設定を引き継いでくれるので大いに助かります。Chromeを快適に使い続ける秘訣は、ときどき履歴を掃除することです。これを放置するとだんだん重くなります。

ところで、ChromeにはBeta版があるのをご存知ですか?

今使われているのは正規バージョンですが、ほぼ目処のついた次期バージョンがBeta版として公開されているのです。私のスマホはAndroidなのでAndroid Chrome Beta をインストールしてみました。

正規版より動作がキビキビしている感じがします。頑張って進化させているのでしょう。ブックマークや設定は基本的に正規版の設定がそのまま引き継がれます。正規版とBeta版は共存出来ますのでぜひ試してみてください。

Chrome Beta

Chrome Beta

ios版もあるのだと思いますが見つけられませんでした。PC版も試しています。こちらの方は劇的な変化は感じられないですがもう少し使って みます。

2019年2月10日

今週のみのる選


今日は添削させていただいた作品の説明をしてみます。

取り上げた作品はどれも新しさがあり素敵な作品ですが、具象性に欠けるところを補ったり、やや作りすぎの措辞を素直な表現に直す…という作業をしました。

原:旅の宿氷柱落つ音に目覚めけり
添:旅の朝氷柱雫の音に覚む

音(おと)では字余りになるので、"つららおつねに…" と読ませたいのだと思うがこうした無理な作風は避けたほうが良い。俳句はリズムを大事にしたい。

原:大の字に男寝そべる浜四温
添:大の字に寝そべつてみる浜四温

実景はそうであったかも知れないがこの句の場合は一人称で詠むほうが俳諧味がある。自分を対象物に同化して詠むのはテクニックの一つでもある。

原:発電の羽根早春の気を廻す
添:早春の気を廻しをる大風車

発電の風車としたかったけれど字余りにがなるので苦労されたと思う。早春の気を廻す…とうのがこの句の生命であるから大風車で良い。廻しをる…とすることでゆっくり廻っている様子も伝わる。昨今はあちこちに見かけるので大風車といえば十分連想できる。

原:天に咲き落ちて地に咲く白椿
添:雪を敷くごとき大樹の落椿

言いたいことを欲張りすぎ。上を見て下を見てという詠み方は句の焦点が分散するので避けたほうがよい。見事な白椿の大樹が主役だと思うのでそこへ焦点を絞って詠むといい句になる。

原:春立ちて達磨めきたる夕日落つ
添:春の海達磨のごとき夕日落つ

原句ではどこに落ちていく夕日なのかが見えてこない。達磨に見えるのだから当然海でしょう…というのは知らない人には伝わらない。早春の頃の夕日は大きく見えるので季語は動かない。

原:嬉々として夫は畑へあたたけし
添:啓蟄や嬉々として夫畑へと

今日は温かいから…という観察なら平凡な句になってしまう。冬ごもりから抜け出し満を持して…の意と鑑賞すると微笑ましい作品となる。啓蟄は小動物が穴を出る…という意があるが時候の季語としてこのように取り合わせると説明せずとも後者の意を連想させることができる。

原:托鉢を覗けば寒紅差しゐたり
添:托鉢の仄と寒紅差しゐたり

笠を被っていたので覗くになったと思うが、ごく控えめに差していたと観察することが新鮮で女性の托鉢僧の身上がいろいろ連想でき一編の小説にまで広がる秀句となる。寒紅の季語は気丈夫な女性を写生した句が多いがその逆を詠むことで新鮮な句となる。

原:梅の香が万葉歌碑を包みけり
添:梅が香に万葉歌碑をたもとほり

初心者の句なら原句でも合格としたが、そうではないのであえて添削した。早春の梅が香に親しみつつ万葉の歌人たちならどんな風に詠んだだろう…と思いを馳せながら巡っているのである。作者の実力ならワンステップ飛躍させた詠み方を目指してほしい。

原:隠れ里絵踏の島の入江かな
添:春寒し絵踏の島の入江かな

その昔、絵踏があったという隠れ耶蘇の島を訪ねその入江に佇った感慨であるから春寒しの季語がふさわしいと思う。絵踏は季語であるが 「絵踏の里」は季語として無理。

今回取り上げなかった作品も含めて毎回こんな思いで添削しているので、「なぜ、こういう風に添削されたのか」をよく復習していただけると嬉しいです。

このような添削の説明もときには必要かと思いますが正直あまり気は進みません。説明されずとも分かる様にならなければ実践には役立たないからです。合評研究会の学びはそのために実施していますのでぜひ参加してください。

共有日記ほか


毎日句会の投句修正がうまくいかない問題、何通りかのケースが有ったようで気づかずに申し訳ないことでした。一つづつ解決していきますのでお困りの方は遠慮なく申し出てください。

掲示板システムは、目的別に3種類に分けました。

  1. 談 話 室:メインの掲示板
  2. ひとこと:毎日句会メンバー同士のコミュニケーション
  3. 共有日記:日記風に自由なつぶやき、文章などを発信します

特に難しいルールもなく制限もありませんが、共有日記の場合は基本的にレス(返信メッセージ)は控えます。

"こんな書物(記事)を読んで(見て)こんな風に感じました…"

"どこどこに出かけたときにこんな一期一会を授かって感動しました…"

"最近こんなことに取り組んでいます…"

という感じで互いの日記を公開しあう場になれば嬉しいです。

◯◯さんの◯月◯日の共有日記の記事を読んで感動しました。…

そうそう私もよ!

という感じのコメントは談話室に書かれると対話が展開していくのでいいと思います。

「ひとこと」へのリンクは、毎日句会、WEB句会のページにあります。また「みのるの日記」ページのナビゲーションメニューに共有日記へのリンクをつけました。「談話室」には「新規投稿」ボタンの下に共有日記へのリンクがあります。それぞれ難しく構えず気軽にお試し投稿してみてください。

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