2023年2月8日 14:17 コメントを書く Feedback
ここ数年、コンテンツの変更や改変を繰り返したのでリンク関係がかなり綻びていました。 その修正も兼ねてビジュアル的にも若干マイナーチェンジしました。
基本機能は特に変わっていません。おかしなところがありましたらお知らせください。
閉会した毎週句会は過去データー閲覧用として残しています。コロナ自粛中に定例句会の代用として使う予定だった吟行後日句会のシステムも生きていて、運用方針さえ具体化できればいつでも再開できます。
上記どちらもTOPページの下の「オンライン句会」というページからアクセスできます。吟行後日句会のシステムについては、吟行+後日句会のプランであれば有効活用できると思うので、また相談いたしましょう。
2023年2月4日 12:53 コメントを書く Feedback
合評の学びが始まりました。
いきなり記事を書かないで必ず予習しましょう。予習なしだと自分の知識の範囲でしか理解できないので、大抵は直訳だけという中身のない鑑賞に終わります。
鑑賞前に必ず、歳時記で季語の詳細解説を予習しましょう。確信のない言葉も辞書で調べましょう。
例えば夏の雷と春雷は同じ雷でもその性質、特徴は異なります。調べることで、「なるほどそんな意味があったんだ…」「ちょっと思い違いしてたな…」ということに気づかされるはずです。
その違いを納得し、季語の本質を踏まえた上で鑑賞しないと、
あなたの鑑賞だと、季語が動くことになりませんか?
と言われてしまいます。「季語動く」句を詠まないためにも季語の学びは大切なのです。
今回の合評のテキストは、青畝選、紫峡選という関所を通っている作品なので多分季語は動かない(はず)です。
「なぜ季語が動かないのか」という説明ができなければ、正しく鑑賞出来ていない…ということになります。合評は、季語の本質を学び、正しい季語の使い方を習得するための効果的な学びなのです。
正しく句意の考察ができたら、隠された作者の主観も自ずから見えてくるはずです。
2023年2月3日 08:26 コメントを書く Feedback
2月から合評を再開しました。今回の教材は、「みのるの四季別作品」です。新しいメンバーも増えたので、みのる俳句を理解頂くのにちょうどよいかなと考えました。
初学期(45〜55歳)に詠んだ青畝選、紫峡選の作品なので比較的わかりやすいものばかりだと思います。どなたでも気軽に参加してください。
合評のページは、TOPページのドロップダウンメニュー [SELECT.Me] のリンクから開くことが出来ます。
鑑賞記事が投稿されるたびに更新情報に反映されるようにシステム化しました。はじめて参加される方のために、わかりやすいガイドも再編集しましたのでお読みください。
2023年2月2日 10:48 コメントを書く Feedback
ことば巧みな長文のお見舞いより、ごく短いコメントなのに平明なことばの裏に隠された優しさとか温かさがじんわりと伝わってくるっていうような体験ありますよね。
これって俳句の延長だなぁ…
と、ときどき思うのです。
みのるさん、俳句は存問なんだよ。
青畝先生から何度も聞かされたことばです。
なんでもない日常の一点景を捉えて句に詠むのも「存問のこころ」なんだなと思います。
2023年2月1日 08:34 コメントを書く Feedback
2000年にWEBサイト・ゴスペル俳句をたちあげてから22年、今年の誕生日で80歳になります。
いろいろと苦節もありましたが、今日まで守られ祝されたのはメンバーの皆さんが祈ってくださり、協力して支えてくださったからです。振り返ってつくづくよく続いたな…というのが本音です。
みこころ次第ですが、わたしの俳句人生の余命も長くてあと5年ほどかと思うのです。後継者が与えられるようにと祈った時期もありました。でも、みのる選のないサイトを運用し続けることは無責任だと思います。
おそかれはやかれサイトは閉じざるを得ないときがやってくるでしょう。でも、 で育まれたご縁、人間関係だけは可能な限り生きつづけてほしいなというのがいまのみのるの祈りです。
そうした中、いまある能勢グループ、大阪グループに加えて、関東東北グループ、さらには全国各地での小グループ活動を通してご縁がつづいていくことが最善の策なのではないかと示されたのです。
焦りとも見えるほどの動向に不安を感じられたあるメンバーから心配とお見舞いのメールが届きました。
残りの俳句人生を賭して小グループ拡大のためのメンバーを育成したい、という強い願望が突き動かしたからなのですが、コロナ快復が遅々とするなかもう若くないのだということも痛感しました。
確かに焦りと無理は禁物ですね。反省します。ごめんなさい。
どこまで成就するかはわかりませんが、メンバーの皆さんの祈りとご協力なくしては頑張ることはできません。逸って沈没してしまったのでは儚い幻におわります。上なる導きを信じて祈りつつ進めていきたいと思います。
2023年1月31日 10:30 コメントを書く Feedback
みのる選をしていて身辺句を上手に詠まれているのを見ると羨ましくなります。
みのるの俳句は、吟行で睨めっこして写生するスタイルなので、身辺句は苦手です。 生活のなかで瞬間を捉えるという機知に欠けているのだと思います。思うに「機知力」というのは、若さのような気がするのです。
室咲きと窓際族にさす日かな
端居して一雨ほしき夕べかな
等々、みのるが若い頃に詠んだものばかりです。でも、青畝先生は90歳にして、
初湯殿卒寿のふぐり伸ばしけり 青畝
を詠んでおられます。歳のせいにしたら天国から喝がとんできそうですね。
2023年1月30日 14:14 コメントを書く Feedback
創設期(20年前)に書き溜めた「作句の壺」の記事を取捨し、体系的に組み直そうと思って再編集しています。
先の『写生とは』に続いて、今日は、『主観と客観』という記事を編集しなおしたの紹介します。
俳句では主観とか客観とか言うのがよく論じられる。
高浜虚子先生は、弟子たちを指導するのに客観写生を提唱された。でも、本来感動は心であり、心の昂ぶりを伝えるのに主観が無ければ語れない。そこで異論や疑義が生じる。
みのるが教えていただいた阿波野青畝先生は、主観の作者で知られますが、その作風の根底は客観写生です。ある著書のなかで、記者のインタビューに応えておられる一文がとても興味深いのでご紹介します。
私の若いときは俳句で主観とか客観とかいうのがはやったんですわ。だけど主観とか客観とか分けて言うのは間違いだと思うね。 私はよく手を出してね、
この手が主観であり客観なのだと言います。しかも客観は手の甲、主観は手のひら、この手を握りしめれば、手のひらは内側に隠れて主観は見えなくなる。というように説明しています。
主観と客観は便宜上分けていっているのであって、別々のものではないんです。それを別々にしたら死んでしまいますよ。
主観、客観は理論の場合にそういうのであって、実際に句を作るときは、主観を忘れて客観を良く働かせることが一番大事です。ともすると主観があらわに出て邪魔をします。
ちょっと難しいですが、とても含蓄のあるお話ですね。
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