新しい歌を主に向かってうたえ。

(詩篇 96篇1節)

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2019年8月22日

高島教授からのメール


力石俳句でお世話になっている高島教授から下記のメールが届きました。

「力石を詠む(十)」へ掲載予定の作者名の確認と追加作品の募集についてです。作者名についてはフルネームでいいと思いますが念の為該当されるからは、みのる宛ご返事ください。

追加作品の募集についてもぜひご協力ください。ただし作品は、想像で作ったものではなく必ず吟行して詠まれたものに限ります。

やまだみのる 様
いつもお世話になっております。 
「力石を詠む(十)」も現在250作品ほどが集まっております。 
300作品を目安に出版にとりかかる予定です。 
ゴスペル俳句様からは現在のところ以下の方々に提供いただいておりますが、 
作者名として記載にはどちらを選ばせてもらえばよろしいでしょうか、 
また別の俳号があるようでしたら御教示下さい。 
(やまだみのる)・(みのる) 
(西村宏虎)・(宏虎) 
(中司満天)・(満天) 
(鈴木ぽんこ)・(ぽんこ) 
(臼井菜々)・(菜々) 
(楢崎智恵子)・(智恵子) 
(石塚有香)・(有香) 
(岩原うつぎ)・(うつぎ) 
(吉田よし子)・(よし子) 
(河嶋こすもす)・(こすもす) 
(宗田小袖)・(小袖) 
(谷崎はく子)・(はく子) 
(西岡よう子)・(よう子) 
(三好ヱミ子)・(そうけい) 

さらに「力石を詠む(十)」へ 
皆様から力石に関する作品提供の御協力をいただけるようお願いいたします。 
作品を提供いただいた方には出版時に謹呈させていただいております。 
吟詠地のある作品は並記していただけるようお願いいたします。 
よろしく御配慮下さい。 

高島愼助<元四日市大学教授>

高島教授のホームページ、ブログもぜひ訪ねて見てください。

日本の力石研究 ご存知ですか力石!

2019年8月20日

定例句会


昨夜の雨の影響で高湿度の蒸し暑い日でしたが13名のメンバーが定例句会に集ってくださり感謝でした。みのる選をアップしましたのでご確認ください。

ところで最近、餓死したクジラのお腹から大漁のプラスチックが見つかったという悲惨なニュースがネット上に溢れていて心が痛みます。我が家では今年からお店で買物をしても決してレジ袋を貰ってはいけないというルールが決まりました。なのでいつも折りたためるエコバックを持ち歩くようにしています。

今日、緑化植物園の沢でも瀬石に引っかかってもがいているレジ袋を見つけて鬱な気分を覚えました。神様がバランス良く創造された大自然の摂理を私達人間が破壊しているのだということを真剣に考えないといけないですね。異常気象による天災や人災、人里で熊が徘徊するなど全てが文明社会の負の遺産だと思います。

秋思ふと瀬石に絡むレジ袋 みのる

近詠:北山緑化植物園

2019年8月13日

新しい驚きを捉える


私は初心者の頃、紫峡先生の添削を通して写生俳句の特訓を受けました。正しい写生というのは自分を虚しくして対象に接すること、そして相手が語りかけてくる新しい驚き(命)を捉えることだと繰り返し諭されました。青畝先生の俳話「観念に溺れるな」にはその真理が具体的に記されていますので、その一部を抜粋してみましょう。

その人はそれでも写生してあるつもりかも知らぬが自分を虚しくして対象に接しないから対象の真実、作家の真実、そうゆう尊さを知ることができないのである。つまり先入主観念なる色眼鏡をかけて、その色を透して対象を捉えようとしているのであるから、ほんとうに生き生きした対象が目にはいる道理がない。

私は極端に言わしてもらうなら、自分の好悪も捨ててじかに自然に飛び込んでみることだと思う。そうすると今まで気のつかなかったことがあっちからもこっちからもぶっつかってくるだろう。おや、これは驚いたなあと心を少なからずゆさぶるにちがいない。これらを心にひびいたとおりに十七字に写し取りたいものである。

ことばの言い回しということも重要であるが、まずこの新しい驚きを捉えることが先であって、それからこの捉え方の工夫のときにことばの言い回しで的確を期す。

もともとことばの言い回しだけでは俳句に成功しないことを断言してはばからない。初心者はしばしば言い回しの面白さにひっかかってしまう。真実とか、自然の底にあるいのちとかいう最も肝心なところに意をそそがねばはなはだつまらないことと思う。

阿波野青畝著 「俳句のこころ」より抜粋

みのる選をさせていただくにあたっても、青畝師のこのお言葉を常に肝に銘じて奉仕しています。

青畝俳話の全文を読む

2019年8月7日

吟行WEB句会


後日句会用のシステムについていろいろ想を練っていたときにふと新たなビジョンが与えられました。オフ句会の場合はやむを得ませんが、WEB句会の場合は、メンバー全員が参加できるというのが大原則だと気づいたのです。なので後日WEB句会での吟行は実施しますが、吟行WEB句会には独自に自由吟行された方も参加していただけるような仕組みにしようと思います。

"毎日句会は生活のリズムに合わない" 、"兼題句会は難しいし抵抗がある" …という方にとっても吟行WEB句会は有益な選択肢になると考えました。システムの運用は、皆さんのご意見をお聞きして決めたいと思っていますが、暫定として以下のように考えています。

  • 投句受付:1日〜10日(10日間)
  • 選句受付:11日〜15日(5日間)
  • 互選発表:毎月16日

ご要望、提案をぜひお送りください。メール、談話室、LINE、Twitter等々なんでもOKです。

2019年8月1日

来年の吟行句会構想


みなさまのご協力で兼題によるWEB句会もすっかり定着しました。毎日句会へみのるが投句するのはシステム上(選句しないと投句できない)難しいのですが、WEB句会はわたしも必死で参加しています(^o^)

さて、今年の吟行句会は隔月開催を目指しています。3月は太閤園、4月(5月の前倒し)は奈良、7月は布引と実施しました。このあと9月には万博公園(彼岸花)、11月には落柿舎を予定しています。それぞれ思い出深い内容にしたいとプランしました。来年も素敵な企画を練りたいと思います。

ただ、残念ながら日程が合わない、距離的、時間的にハードというような理由で参加できない方もいらっしゃいます。そうしたメンバーにも参加していただくために奇数月の吟行句会とは別に、吟行+後日WEB句会という仕組みを検討します。そうすることで句会場に制約されることなく吟行地を選べますし、当日行けないくても日時をずらしてマイペースで吟行することもできます。

句会システムは、いまのWEB句会とは別に任意の日時で運営できるコピー版を検討します。吟行地の選択は、みなさまからの情報提供をもとに計画したいと思いますので宜しくお願いします。最初は試験的に運営してみて無理なく実施できるようなら相談して定期開催にしたいと願っています。

2019年7月29日

知っておきたい歴史的仮名遣いの基礎知識


GHではそれ程難しく指摘していませんが、俳句結社などではかなり厳しく指導される事が多いので、出来るだけ意識して日頃から習慣づけるほうがよいと思います。とりあえず今日は基礎的なことについて纏めてみます。

仮名遣い

蝶々(てふてふ)、花鳥風月(くわてうふうげつ)、靑(あを)、ドジョウ(どぢやう)、踊り(をどり)、縄(なは)、思ふ(おもふ)、今日(けふ)、昨日(きのふ)、一昨日(をととひ)、川(かは)、菓子(くわし)、十字(じふじ)、宇宙(うちう)、京都(きやうと)、紅葉(もみぢ)、庭(には)、終わり(をはり)

歴史的仮名遣いとして論理的なきまりはあるようですが、それらを規則として覚えるよりも慣れるほうがいいでしょう。解らないときはネット辞書で調べてみましょう。

おもう(おもふ)【思う】

ちょう(てふ)【蝶】

というような、表示が出るのですぐにわかります。以下のようなサイトもあります。

拗音・促音

拗音とは「きゃく(客)」や「きょう(今日)」などの『ゃ』『ゅ』『ょ』で表記される音、もしくは擬態語・擬音語の「くゎっと(目を見開き)」などの『ゎ』『っ』で表記される音のことです。

また、促音とは「取った」や「がっこう(学校)」などの小さな『っ』で表記される音のことです。『つまった音』と説明すると分かりやすいかもしれません。

歴史的仮名遣いでは、これらは全て大文字で書くのが一般的なので俳句の場合は、この表現法に慣れておきましょう。ただし、英語のカタカナ表記の場合は、「ストツプ」「キヤバレ」「キツプ」とするよりも、「ストップ」「キャバレ」「キップ」とするほうがわかりやすいです。

送り仮名

これは現代仮名遣い、歴史的仮名遣いの区別なく次の基準で判断します。絶対的なルールではないですが、青畝先生はきちんと使い分けておられます。

  • 体現(名詞)として使う言葉は、送り仮名を振らない。
  • 活用する言葉(動詞、形容詞、形容動詞)は、原則として活用語尾を送る。

動詞の場合:夕焼ける

名詞の場合:夕焼(夕焼け…とは使わない)

その他の事例:釣忍(釣り忍)、落葉(落ち葉)、立話(立ち話)、夕立(夕立ち)

みのる選では

仮名遣い、拗音・促音については直して採るようにしています。送り仮名については基本的に作者の意図を尊重してそのままが多いですが、体言止めになるケースでは直しています。

2019年7月24日

おんたき茶屋


ようやく念願叶って滝見茶屋での句会が実現できました。布引滝へは十数回以上通っていると思うのですが昨日ほど迫力のある豪快なシーンは私も初めてでした。

茶屋の女将は、食事のまえに私達がビールで乾杯する…という設定でメニューを考えてくださったみたいで、ちょっと手違いでした。でも手作りの素朴な料理は美味しかったです。もう200円奮発したらエビ天がつくそうなので紅葉のシーズンにもう一度行ってみたいですね。交通費に加えてタクシー代、食事代とご負担をかけましたが、豪快な梅雨滝にみなさんが喜んでくださったのでよかったです。

吟行俳句で大切なのは言葉選びや表現の巧拙ではなくて、個性的な目の付け所だと私は思います。前者は添削でお手伝いできるのですが後者は作者の感性なので添削することはできません。誰にも真似できない視点を養うためには一期一会の出会いを出来るだけ具体的により深く観察する訓練が重要です。

渓流の道で沢山の瑠璃蜥蜴と出会いましたが、ただそれだけでとどまってしまうと常識的な俳句しか生まれません。静止した蜥蜴がふと首をかしげた瞬間とか、どんなところから現れて何処に消えたか、人の目と出会った蜥蜴が喉仏を動かしながら逃げ去るタイミングを図っている刹那とか、そうした動きにも注意を払って観察しているとより個性的な句が授かるでしょう。

静かな貯水池で珍しい川鵜を見つけましたが、川鵜という季語の本質を考えたとき、貯水池と川鵜を組み合わせても他の人の共感を得るのは難しいです。この場合は、具体的な川鵜の動きを観察しながら過去の記憶へ連想を広げて、川や入り江で餌を漁っているかのように川鵜の所作に焦点を絞って詠むのが無難なのです。見たままを写生することが基本ですけれども、数多の吟行の記憶を駆使して句を詠むことも大事です。つまり吟行は未熟であった過去の記憶を引き出して完成品にするための引き金を見つけることでもあるのです。

同行者の作品からも学ぶことができます。想をそのまま真似てはいけませんが、「なるほどこうゆう見方もあったのね…」というヒントを得ることは多いです。成績結果だけに固執せず他の人の作品から学ぶという謙虚さも大事なことですね。

みのるの近詠・布引渓流の道

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