みのる庵はいま、吾亦紅が満開です。水揚げが悪いので切り花には向きませんが、家内はドライフラワーにすると言ってます。
さて、今年の秀句合評は、南上加代子さんの作品を鑑賞しています。せいじさん、素秀さん、豊実さんたちが熱心に学んでくださっていますが、他のメンバーの参加はごく稀で残念です。
加代子さんは若くして戦争未亡人になられたようですが俳句を支えにして自立してこられました。かなり高齢になってから青畝師の仲介で同じ青畝門の北人さんと再婚されました。再婚されてあまり年月が経たないうちに病気になられたご主人と死別されたようです。ここ数日来の作品は。その折々に詠まれたものです。
ターミナルケア、葬儀、埋骨等々の句や自身を慰め励ましながら、独り居の日々を詠まれた作品にはとても心を打たれます。悲しさ、寂しさ、空しさを直喩するのではなく客観写生に託して詠むという意味ではとても参考になる学びと思います。
合評記事を読んでくださっている方も少なくないと思います。できればその感想を Feedbackしてくださるととても励みになります。それぞれの記事タイトルの右に Feedbackのボタンがありますのでどうぞお気軽に投稿してください。よろしくお願いいたします。
「 日本の力石研究」の高島先生から下記のメールが届きました。
やまだみのる 様 「力石を詠む(十一)」も今年中には出版したいと思っております。 300作を目安にしていますが、後50作ほど不足しています。 改めて皆様からの力石に関する作品提供をお願い致します。 勝手なお願いですが、よろしく御配慮ください。
ご依頼に応えて出来るだけ協力したいと思います。
では、原則、毎日句会で「みのる選」に入選された作品を提供させていただいていますが、今回のご依頼に対しては、メンバーの皆様からの特別応募を受け付けます。5〜10句をまとめて、メールまたは Feedbackにてみのる宛にお送りください。受付締切は、とりあえず9月末日までとします。
作品は、吟詠地が明確なものに限ります。虚構の句は採用できませんのでご注意ください。採用作品はメールにてお知らせします。ご協力よろしくお願いいたします。
散歩ルートの公園の大きな木の下に何やら大きな白いものが…近づいてみるとなんと梅雨菌でした。さすがにこの長雨、さもあらんと納得しました。 それにしても美味しそうなクリームケーキに見えます。
今月の3日に左右の下肢静脈瘤手術を受け、一週間後になる昨日(11日)に無事抜糸しました。
歯科医の麻酔と同じような部分麻酔注射を数十本打って2時間ほどで施術完了、歩いて家へ帰れました。術後1ヶ月間は、女性のパンストのような医療用の弾性ストッキングを履きつづけないといけないので、手術そのものよりも術後のほうが苦痛です。
下肢静脈瘤は良性の病気ですので急に悪化したり命にかかわることはないのですが、足のだるさや、むくみなどの症状が慢性的におこるそうです。私の場合は、特に自覚はなかったのですが、かかりつけ医に勧められたので思い切って受けることにしました。半年くらいはケアが必要なようですが、完治すれば足のだるさが消えて軽くなるとのことなので楽しみにしています。
もうしばらくは、ランニングとか長時間の散歩とかは控えるようにとのことですが、日常生活は普通にできますので、コロナ禍さえ払拭されたら吟行、句会には支障なさそうです。