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2026年4月20日

4月19日~4月18日投句分 コメントを書く

2026年04月18日
木道に日の斑を落す新樹かなむべ
電柱の片影頼みメール打つなつき
紐解ける亡母の句帳や鳥雲にたか子
泣き相撲みんな勝者や初端午康子
石ひとつ動かす下に物芽出づみきお
チューリップ午後の陽気に惚けけり和繁
2026年04月17日
白山の見そなはしゐる植田かな花茗荷
さざなみに溺れそうなる早苗かなみきお
天つ藤大樹をのぼりつめめにけりむべ
筍の第一便は地産ものうつぎ
桜蘂行年読めぬ墓碑に降るむべ
2026年04月16日
長閑けしや玻璃のビル過ぐ千切れ雲きよえ
小径ゆく新樹のシャワー浴びながら風民
藤房に虻の羽音のハーモニーよし女
眼福や裏参道の若楓千鶴
2026年04月15日
万緑の真つただ中や下り坂康子
飛花落花ベンチの吾を洗礼すやよい
落花ごと掬ふ一杓明王へなつき
木道の狭間狭間に山菫むべ
疾風めく特急通過花吹あひる
御衣黄を見つけて嬉し通り抜けうつぎ
2026年04月14日
一村の命と頼む雪解水みきお
春山路地獄の釜に触れてみるむべ
立てる今歩ける今や青き踏む伸枝
捨鉢の頼もし松の若みどり愛正
釣釜の揺れつつ進む点前かな風民
目つぶしの日矢また日矢や若楓康子
2026年04月13日
大鍋の湯玉に遊ぶ小筍せつ子
虻のゆく花の迷路や通り抜けうつぎ
一村に三寺のありて燕来るよし女
野遊びの子らに招かれお客様明日香
廟に差す太き線香夕永し風民
2026年04月12日
苔むして石仏おはす新樹影うつぎ
百千鳥五百羅漢の千の耳伸枝
陽炎や路面電車の石畳澄子
鏡池覆ふばかりに青楓康子

2026年4月20日

4月19日~4月18日投句分 コメントを書く

2026年04月18日
木道に日の斑を落す新樹かなむべ
電柱の片影頼みメール打つなつき
紐解ける亡母の句帳や鳥雲にたか子
泣き相撲みんな勝者や初端午康子
石ひとつ動かす下に物芽出づみきお
チューリップ午後の陽気に惚けけり和繁
2026年04月17日
白山の見そなはしゐる植田かな花茗荷
さざなみに溺れそうなる早苗かなみきお
天つ藤大樹をのぼりつめめにけりむべ
筍の第一便のは地産ものうつぎ
桜蘂行年読めぬ墓碑に降るむべ
2026年04月16日
長閑けしや玻璃のビル過ぐ千切れ雲きよえ
小径ゆく新樹のシャワー浴びながら風民
藤房に虻の羽音のハーモニーよし女
眼福や裏参道の若楓千鶴
2026年04月15日
万緑の真つただ中や下り坂康子
飛花落花ベンチの吾を洗礼すやよい
落花ごと掬ふ一杓明王へなつき
木道の狭間狭間に山菫むべ
疾風めく特急通過花吹あひる
御衣黄を見つけて嬉し通り抜けうつぎ
2026年04月14日
一村の命と頼む雪解水みきお
春山路地獄の釜に触れてみるむべ
立てる今歩ける今や青き踏む伸枝
捨鉢の頼もし松の若みどり愛正
釣釜の揺れつつ進む点前かな風民
目つぶしの日矢また日矢や若楓康子
2026年04月13日
黄泉と言ふ遠き国有り鳥雲に伸枝
オリオンの捉えるあばた春の月みきお
花の名を調べつつ行く春野かなこすもす
なるようになるしかないと花吹雪わたる
枝空へ登らんとして臥龍梅風民
青空に虫を誘惑藤の花ぽんこ
チューリップ捲るをさなの叱られてむべ
イヤリング外せばどっと花疲れ伸枝
トンネルを抜ければ笑ふ山又山やよい
初音や会話ふと止む昼に卓勉聖
雨あとや花あけび匂ふ田舎道勉聖
黄緑のシューズおろすや花は葉に千鶴
大鍋の湯玉に遊ぶ小筍せつ子
若草の田圃道行きランチかなこすもす
色分けて鉢にひしめくチューリップみきえ
思ひ出の花を探しつ通り抜けうつぎ
垣間見る造幣局の八重桜せいじ
一水に息吹き返す落椿康子
客人とひと駅歩き春惜しむ澄子
木のオブジェ不思議の森は花盛もとこ
無人駅降りれば響くキジの声そうけい
セコイヤの若葉明りのシャワー浴ぶむべ
アルテミス計画老いの春の夢明日香
と見る間に顔のほころぶ花見客せいじ
雨水をたっぷり吸ひて草紅葉きよえ
虻のゆく花の迷路や通り抜けうつぎ
戻り鴫川辺佇み夕日浴ぶ愛正
会長の語りのリズム目借り時和繁
チューリップバランバランに解け散りたか子
行く春や尾根渡る風鳥の声花茗荷
主なくも朽ちし塀越し緑立つ愛正
災害の鉄路はバスに燕来るよし女
打ち終へし田に青鷺のぬつと立つ和繁
雪囲解けて日差しの満ちにけりみきお
一村に三寺のありて燕来るよし女
囀りに水琴窟の和音聴く康子
雨含む薄紅の残花かなきよえ
野遊びの子らに招かれお客様明日香
跨線橋見下す家並み春惜しむ澄子
放課後のシール交換藤の下なつき
廟に差す太き線香夕永し風民
筍の土付きのまま量り売りなつき
のどけしや無人の駅前畑に人そうけい
2026年04月12日
母に似し指のかたちや啄木忌勉聖
いぬふぐり踏みちくて会ふ古き径風民
電柱に監視張り紙鴉の巣えいじ
束解くは絡みとりなす霞草そうけい
杉の秀や青鷺の巣を守りをり明日香
慰霊祭上る坂道残る花みきえ
寄す波に多彩な藻草菜種梅雨よし女
春日燦ステンドグラス堂の内みきえ
漣の綺羅へつぎつぎ春落葉康子
碧眼の座する藤棚薄紫ぽんこ
春雷は二階の引戸鳴る如しえいじ
うち仰ぐ欅並木の新樹光澄子
手弱女と言ふ名の桜恥じらひてもとこ
苔むして石仏おはす新樹影うつぎ
掘りたての若筍今夜酢味噌和え千鶴
峠道見え隠れする春帽子みきお
畦塗らば鴉も競ふ黒光り愛正
春疾風蕎麦屋の幟縮みけりわたる
黒黒と捻じれし幹や柿若葉あひる
日を受けて浮かぶ白さや花の雲和繁
ふるさとの風の匂いや稲の花勉聖
記念写真ランドセル負ひ花の門やよい
百千鳥五百羅漢の千の耳伸枝
半開の今が愛で時チューリップせいじ
花筏組んで崩れてまた組んで花茗荷
二三枚ドアーに花散る眼鏡店よし女
切り株の朽ちし野原やいぬふぐり風民
陽炎や路面電車の石畳澄子
蜜蜂も蒲公英が好き春の昼和繁
春の川きのうまでいた鴨見えず明日香
鏡池覆ふばかりに青楓康子
げんげ田の彩鮮やかや里街道きよえ
剪定の枝垂桜の花盛りきよえ
海おぼろ遷宮古材の鳥居建つなつき
濡れ縁に絵模様なすや花の雨愛正
鳴き声に会話のとまる初音かなわたる
花屑を集めて太る浮藻かなせいじ
クレーンの左見右見せし桜東風伸枝
夕日呑むごとき川面に春惜しむむべ
歓迎の牧師一家に花万朶あひる
清掃日落下の椿掃かず置くたか子
花見団子くはへ三代女似しなつき
消壺の大き炭つぐ春炉かなむべ
霞草百余の小花脇役にそうけい

2026年4月13日

4月5日~4月11日 コメントを書く

2026年04月11日
山寺の歌碑に散り積む落花かな勉聖
名水の六腑に沁みる花の冷よし女
壇尻の太鼓に揃ふ法被衆千鶴
消壺の大き炭つぐ春炉かなむべ
大川を航くとりどりの花見舟せいじ
花束のあはひに白し霞草勉聖
2026年04月10日
花の雲より抜けてきて電車着くやよい
昨夜雨を宿して門の紅椿きよえ
ユーミンの歌の流るる花見船うつぎ
甲冑に春の塵置く武家屋敷むべ
海士畑の高き波音菜種梅雨よし女
燻されて涙目となる炉端かなむべ
立話尽きることなき日永かな澄子
新樹影目鼻欠けたる六地蔵うつぎ
苔の上を浄土と落ちし椿かな明日香
2026年04月09日
道の駅菜の花畑を籬とすよし女
花吹雪行き交ふ人を洗礼すむべ
帰るなり大の字に寝る花疲れせいじ
蒲公英の絮吹き飛ばす肺活量明日香
花見船あひ手を振りあひてすれ違ふうつぎ
2026年04月08日
垂れ幕に創立百年花の門むべ
マイカーに玉砕せんと花吹雪ほたる
裸婦像の豊胸の辺に蝶あそぶもとこ
2026年04月07日
走り根の掴む大地や大桜明日香
菜種梅雨錆を深めし船錨よし女
花絵巻紐解くやうや能勢の道うつぎ
2026年04月06日
うららかや垣根隔てて立ち話伸枝
花人を傘下に包む大樹かなたか子
風光る古墳の苑に蜂巣箱うつぎ
落花舞ふ小さくなりし母の背に康子
百合の香の堂に満ちたるイースターせつ子
2026年04月05日
一穢なく復活祭の空真青和繁
激つ瀬の岩を褥に落椿康子
ふり向けば来し方遥か花の雲澄子
たんぽぼの原より生れし紋黄蝶うつぎ
落花舞ふ笛の調べに和すごとく風民
春宵や足が勝手に縄のれん澄子

2026年4月6日

3月29日~4月4日 コメントを書く

2026年04月04日
産土の古墳を囲む花菜畑そうけい
異国語の案内つぎつぎ花見船もとこ
シュプールの模様に似たる蜷の道せいじ
病窓の眼下に街の花の雲むべ
春宵の一人居の刻至福とす澄子
花の雲より抽んでし天守閣花茗荷
落椿無念ならずやうつ伏せによし女
諦めていた名札より名草の芽明日香
2026年04月03日
初燕軒から軒へ訪ふやうにうつぎ
健気なる胴吹きもあり花万朶明日香
白詰草ダイヤびかりす雨上がりむべ
春嵐いなせる欅大樹かな風民
コンセント差し忘れをり春炬燵伸枝
呂に律にまろぶ水音や春の苑むべ
太陽に背な向けすすむ草取女なつき
八重椿みな俯いて憂ひありよし女
鶯の声鳴き交はす三輪の山明日香
2026年04月02日
龍神に手向けのごとき落椿澄子
遠山の襞埋め尽くす桜かなうつぎ
潮待ちの港へ春の雨止まずたか子
花万朶愛子妃生誕記念の樹やよい
山桜明かりトンネル抜くる度うつぎ
2026年04月01日
桜舞ふ回廊絵巻さながらに康子
ツーリング給水タイム花菜畑そうけい
山腹の臍めく桜大樹かな明日香
濡れそぼつ石の参道花の雨風民
老いの吾の歩みにも似し蜷の道うつぎ
薄曇り山水画めく山桜みきえ
2026年03月31日
里山の雨に滲みし山桜うつぎ
2026年03月30日
村興し休耕田みな花菜畑そうけい
赤き糸もて吊るされし縁起雛康子
春天にサーカスめきし電気工えいじ
受難週聖書棚にも春埃せいじ
春風に窓を全開ミシン踏むぽんこ
ガードマン辞儀して迎ふ花の門うつぎ
2026年03月29日
うぐひすの声急磴を励ましぬそうけい
さざ波に見え隠れせる花の影うつぎ
隙間なく畦埋め尽くす踊子草和繁
茶筅振る野点の髪へ落花かな風民
春堤ジョギング仲間おしゃべりすほたる
昏れかぬる向かふ岸なる花明かり澄子

2026年3月30日

3月22日~3月28日 コメントを書く

2026年03月28日
生牡蠣の雫一滴溢すまじ澄子
前撮りの白無垢映ゆる花の下うつぎ
キャンパスは幼なも憩ふ花の園みきえ
杜深き闇より覗く藪椿あひる
聖堂の木椅子の堅し花の冷うつぎ
神苑の初音にしばし耳を貸すやよい
漣の綺羅に揉まるる花の屑康子
2026年03月27日
セピアなる庭に早緑芽吹きけりむべ
ゆるやかに蛇行す春の野川かなうつぎ
地鎮祭禰宜に祓はれ山笑ふわたる
御門守る衛士も笑顔や花万朶康子
2026年03月26日
故郷の畦に摘みきし蓬餅うつぎ
岩神の大注連縄に落椿やよい
春風や手足伸ばして少女像風民
春愁や人語解する犬とゐて澄子
2026年03月25日
木々の黙一気にほどく芽立ちかな澄子
ポケットにピアス見つかる春コートもとこ
糠雨にけぶりし枝垂柳かなせいじ
2026年03月24日
神殿の破風に挿頭す桜かなやよい
花堤一会の人と撮しあひ康子
水温む池に檜皮の塔の影よし女
2026年03月23日
幼な児の片言めきし初音かなよし女
青空へ透ける白さや利休梅ほたる
寒桜戦災慰霊碑に点るやよい
聴くだけのラジオ体操春眠しよし女
卒業式立て看板の残りけりみきえ
古書店に並ぶこけしや街おぼろなつき
漣に見え隠れする蘆の角ほたる
2026年03月22日
つくりと辿る水辺の花朧むべ

2026年3月23日

3月15日~3月21日 コメントを書く

2026年03月21日
落椿空き家となりし隣家かなうつぎ
うぐひすや日課の朝の墓掃除青海
石仏に野の花手向く彼岸寺康子
魁て胴吹き桜咲きにけり明日香
春雨に鉾立ち並ぶ杉美林和繁
永き日のラッパ練習夕河原むべ
さくら貝膝折り拾ふ老母かな勉聖
仏の座浄土をなせる放置畑やよい
のんちやんの顔だしさうな春の雲たか子
納戸の戸ご機嫌斜め菜種梅雨澄子
山山のひかり集めて春の川もとこ
新玉葱どこまで剥くか迷ひけりあひる
春眠のケトルの笛に覚めにけりせいじ
2026年03月19日
仏塔の檜皮葺へと春の雨風民
菜の花の香り溢るる里の畑花茗荷
留守中のチラシ広げる春炬燵せいじ
朽ちしかと見し老幹の芽吹きけりぽんこ
墓あればこそみな集ふお中日明日香
珠水を産毛に湛へ猫柳せいじ
春の浜天使の梯子届きけりむべ
駄菓子屋が集合場所よ春休みなつき
鴨引いて細波ばかり山の池やよい
春光や水車のまはる蕎麦の里澄子
初音聞く墓に聞こえたかと問ひぬもとこ
呆け封じならばと詣で青き踏むうつぎ
2026年03月18日
百千鳥ゲートボールを囃すやにやよい
水音に和すごと揺るる猫柳澄子
春雨の暮色に沈む峡の駅うつぎ
2026年03月17日
手庇に遥けき沖や鳥雲にやよい
一声を湖に落として鳥帰る澄子
石河原みどりに埋め蓬生ふむべ
春風や被災の能登に頑張れと花茗荷
清国と刻む墓標に草青むぽんこ
ナナハンを停めて詣でし彼岸寺山椒
水音に頷いてをる猫柳あひる
弧を連ね延びる渚や逗子の春むべ
ミニカーを並べ診察室長閑よし女
2026年03月16日
大木の枝に引つかかる朧月やよい
てんと虫ら組んずほぐれつ畦親し千鶴
日を弾くビニールハウス雪解畠和繁
青空に風いなしをる白木蓮ほたる
花辛夷散る時白き羽根となり風民
太腕の漁師の包む白子干むべ
花菜畑風に光をまき散らしうつぎ
木の幹も名札着けてる新学期山椒
大公孫樹溢るる新芽仰ぎけり康子
2026年03月15日
春耕やの幾何模様なす谷戸の畑あひる
慟哭と嗚咽の縮図涅槃絵図こすもす
蛇行しつ綺羅遡る春の川むべ
啓蟄や獅子奮迅のショベルカー伸枝

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