みのる選:2011年8月度
2011年08月27日 | |
片空の雲はあかねに秋時雨 | 菜々 |
大夕立眼前の景消へにけり | 百合 |
抽んでし尖塔の空帰燕舞ふ | 菜々 |
老二人小玉西瓜を持て余す | 雅流 |
産声に歓声上がる望の夜 | 宏虎 |
秋霖に濡れし夕刊とどきけり | よし女 |
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2011年08月26日 | |
高速路なぞへに百合のなだれ咲く | わかば |
みちのくに戻る活気や秋刀魚糶 | 宏虎 |
昨夜の雨晴れて頬なづ風は秋 | ともえ |
秋天下淀一望の古墳山 | 菜々 |
目が合ひて寄り来る鹿の親子かな | 満天 |
城址に佇てばあきつの湧き出づる | こすもす |
雨に濡れなまめく赤や鶏頭花 | きづな |
あきつ群る勤皇志士の旗揚げ場 | よし女 |
一門の眠る古墳にカンナ燃ゆ | 花茗荷 |
朝鳩のくぐもり鳴くや秋の杜 | つくし |
方位盤据ゑし山頂帰燕群る | 雅流 |
白き帆の一つ浮かぶや秋の雲 | わかば |
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2011年08月25日 | |
秋扇開けば師の句懐かしき | はく子 |
長電話切るに切られず虫すだく | よう子 |
川沿ひの小径間遠に法師蝉 | ぽんこ |
雷光にハンドル持つ手緊張す | こすもす |
木喰と似たる住職笑み涼しい | 百合 |
西日射す岬に白亜の異人館 | よし女 |
車とめ鹿の横断待ちにけり | 満天 |
航行の灯に波揺らぐ沖の秋 | わかば |
山上の帰燕を仰ぐ遊子どち | 雅流 |
雨晴れて萩の初花雫とも | きづな |
俯瞰する峡の集落秋澄める | 有香 |
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2011年08月24日 | |
秋の蚊を払ひ井戸端会議かな | 満天 |
秋澄むや山幾重にも袖合はせ | ひかり |
母在さぬふるさと遠し盆過ぐる | きづな |
国宝の天守へこごし露の磴 | 菜々 |
一条の秋日差し込む塗師工房 | 花茗荷 |
微笑仏蔵す野寺や豊の秋 | 雅流 |
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2011年08月23日 | |
縫ひ物の手もはかどるや夜の秋 | 有香 |
帰省子を待ちて傘寿の祝ひ膳 | 三刀 |
蔦かづら宇宙遊泳してやまず | ぽんこ |
鯉跳ねる音のかそけし秋風裡 | せいじ |
風鈴の舌虜とす蜘蛛の糸 | なつき |
ただ無為に池塘もとほる秋思かな | せいじ |
軒高く積まれし薪やちちろ鳴く | わかば |
白桃の包装過保護かと思ふ | 満天 |
里山の風に屯す赤とんぼ | よう子 |
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2011年08月22日 | |
赤信号わたる秋蝶おぼつかな | こすもす |
腰曲がる老婆が仕切る地蔵盆 | 宏虎 |
見つめゐて何も起こらず蟻地獄 | ともえ |
秋天へ透く新駅のドーム屋根 | 菜々 |
春の園乙女庭師も一景に | 菜々 |
鳴きとおす鈴虫の音に寝ねやらず | うつぎ |
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2011年08月21日 | |
彫り深き魚板の窪み西日射す | よし女 |
稔り田や孫の生まるる日を数ふ | せいじ |
ワンピース品良く召され生身魂 | ひかり |
新機種の電話に夢中秋灯下 | こすもす |
秋の日の炎となりて海に落つ | 花茗荷 |
秋の川風駈けるたび波生まる | ぽんこ |
早暁の山湖に湧きて霧走る | はく子 |
潮の目の色濃き沖や秋の暮 | わかば |
2011年08月20日 | |
喜雨うれし一息いるる庭のもの | ぽんこ |
熱々のうどん啜りて暑に耐ふる | せいじ |
鈴虫のBGMや集会所 | 満天 |
雨空に弾けてにじむ揚花火 | なつき |
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2011年08月19日 | |
船端を叩く波音も秋の声 | せいじ |
後手をつきて星観る端居かな | うつぎ |
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2011年08月18日 | |
被災地を熱く語りし帰省の子 | よう子 |
一匹のゴキブリされど一大事 | 百合 |
田草取り知らぬ翁にねぎらわれ | なほこ |
存問や墓参帰りにケアハウス | 満天 |
岩陰に屯す稚魚や水澄める | ぽんこ |
四ッ身の子その手しなやか盆踊り | 三刀 |
懐かしきお国訛や盆の駅 | 百合 |
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2011年08月17日 | |
綱さばく鵜匠の五指の魔法めく | 菜々 |
秋天へクレーンの首やビル工事 | はく子 |
里山に傾く風鈴電車かな | よし子 |
鵜飼果て端山の月の高きかな | 菜々 |
新涼やロバのパン屋の楽届く | よし女 |
旅人も輪に加わりて風の盆 | 花茗荷 |
鈴虫をあげますと札里山家 | なつき |
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2011年08月16日 | |
堵列して灯篭五百闇に浮く | 三刀 |
気に入りの一句に機嫌軒風鈴 | きづな |
かなぶんのノックしてをる厨窓 | うつぎ |
篝火の爆ぜて鵜飼はいま佳境 | 菜々 |
風鈴を吊るして峡の一輌車 | うつぎ |
ビル屋根に百花を咲かせ爽やかに | はく子 |
新涼や舟沈むかに大漁旗 | 宏虎 |
入道雲立ちはだかりて渋滞す | きづな |
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2011年08月15日 | |
一山の四方にこだます法師蝉 | うつぎ |
墓どころ寧かれと群るあきつかな | ぽんこ |
変身をするべく主婦のサングラス | よう子 |
解脱門くぐる我らに法師蝉 | よし女 |
はらからも二人に減りし終戦日 | 雅流 |
鷺草の窓辺に置けば風生まる | ともえ |
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2011年08月14日 | |
万緑にダムのつり橋撓みけり | あさこ |
赤とんぼ翔ちて葉先を揺らしけり | とろうち |
ひぐらしや供花なき少年兵の墓 | 宏虎 |
故郷の山河を照らす盆の月 | うつぎ |
仰向けに猫の寝てゐる残暑かな | 有香 |
帰省子とセピア色なる写真繰る | よし女 |
2011年08月13日 | |
異教徒の母は俗名墓洗ふ | 菜々 |
盆の月足病むこと子に告げず | よし女 |
恙なきを告げて夫の墓洗ふ | よし子 |
迎火も施餓鬼もなくて盆の月 | はく子 |
鬼灯を鳴らす小さき齒を立てて | 有香 |
帰省子の旅装解く間も話しかけ | よう子 |
撥条の管を伸ばして揚羽蝶 | せいじ |
正座せるままにまどろむ生身魂 | うつぎ |
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2011年08月12日 | |
無農薬てふこのあたり蝗飛ぶ | よう子 |
畑の物小振りを選び盆用意 | うつぎ |
ただ今とぶっきらぼうに帰省の子 | 三刀 |
夏草や古城址の堀埋めつくし | なつき |
白雨いま指呼の霊山沛然と | 雅流 |
白芙蓉恙無く今日昏れなんと | 満天 |
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2011年08月11日 | |
畑より西瓜抱き来る夫笑顔 | よし女 |
指揮棒を振りたし万の向日葵に | うつぎ |
川幅の細る岸辺に荻長ける | わかば |
グランドへ一礼涼し球児去る | うつぎ |
湯上りの傘寿おでこに天花粉 | 三刀 |
朝茄子をきゅきゅと鳴かせて塩もみす | ひかり |
川風に火照りを冷ます残暑かな | ぽんこ |
無住寺の庭に木槿の咲きつづく | 満天 |
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2011年08月10日 | |
夕さるや田の面に通う風は秋 | はく子 |
松籟かはたさざ波か涼新た | 百合 |
ビル谷間より忽然と遠花火 | なつき |
朝日いまきらきら草の露万朶 | わかば |
裏山の竹のさやぎや夜の秋 | うつぎ |
朝顔の蔓すがりをる竹箒 | つくし |
食糧難の昔語りやかぼちゃ食ぶ | よし女 |
小休止する間のありて蝉時雨 | ともえ |
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2011年08月09日 | |
在りし日の口癖真似て墓洗ふ | 三刀 |
高原はひまわり浄土空青し | こすもす |
立秋の富士なだらかに裾広げ | とろうち |
うるみつつ朱色の月や長崎忌 | 菜々 |
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2011年08月08日 | |
下駄蹴って踊り上手の女かな | なつき |
夕されば風が身に添ふ秋初め | 菜々 |
渦巻きの箒目に散る百日紅 | よし女 |
本山の大屋根反りし青嶺かな | せいじ |
供花活けて盆僧を待つ仏間かな | こすもす |
馴れぬ手で赤子受け取る生身魂 | 宏虎 |
新発意の声若々し盆の経 | よし子 |
一句集一気に読みし秋灯下 | うつぎ |
盆休み同窓会の話あり | 満天 |
精霊の経木流しに行列す | ぽんこ |
借り申す宿のパソコン夜の秋 | きづな |
玄関を開ければ蝉の仰向けに | あさこ |
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2011年08月07日 | |
方丈の庭にはなやぐ百日紅 | 三刀 |
緑陰やいずくともなく風通ふ | 有香 |
綿飴のやうにふわふわ祭髪 | なつき |
啼く声の心もとなく残る蝉 | ぽんこ |
白内障癒えたる今宵星月夜 | 宏虎 |
下駄の緒のついに馴染まず踊り果つ | きづな |
白壁に影を遊ばせ若楓 | せいじ |
百人の童謡合唱声涼し | はく子 |
2011年08月06日 | |
信州の山々高し星月夜 | きづな |
炎天や着物の裾のまとひつく | わかば |
盆踊り紅緒が大地蹴り進む | 菜々 |
遠花火果てて虚空の月高し | かれん |
踊りの手月へ翳して伸びにけり | 菜々 |
古刹より洩るるピアノは秋の楽 | よし女 |
ガレージの屋根大騒ぎする夕立 | よし子 |
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2011年08月05日 | |
田に遊ぶ鴨の植田をゆらしけり | ともえ |
老翁の自慢の喉や盆踊り | こすもす |
涼しさや雲水の手は迅速に | つくし |
踊り唄風に乗りくる夕べかな | はく子 |
秋草の風の意のまま揺れにけり | ぽんこ |
束髪の涼しく天草四郎像 | 菜々 |
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2011年08月04日 | |
ケアハウス大夕焼に包まるる | 有香 |
前後ろ区別のつかぬ日焼けの子 | 百合 |
音も無く降りそむ雨や夜の秋 | とろうち |
風鈴の音は紛れなき南部鉄 | 満天 |
内側は車椅子の輪盆踊り | こすもす |
一湾の闇に揺るる灯夜の秋 | 菜々 |
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2011年08月03日 | |
僧堂に相和す経の声涼し | ひかり |
饒舌も無口もありぬ軒風鈴 | とろうち |
祭足袋黄色き声の跳ねており | なつき |
存問の文に墨磨る夜の秋 | 満天 |
厨へと筧を走る山清水 | よう子 |
水分りへ辿る澗谷夏の霧 | 雅流 |
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2011年08月02日 | |
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古町の献灯戸々に宵祭 | うつぎ |
風生まれカーテン揺らす夜の秋 | 満天 |
灼けし石積まれし島の十字墓 | 菜々 |
掌の空蝉と聴く蝉しぐれ | 三刀 |
滴れる巌の上に磨岩仏 | 百合 |
老夫婦リュックサックや避暑散歩 | あさこ |
句集なべて故人が多し書を曝す | 雅流 |
濡れ縁に夕ひぐらしの遠谺 | 雅流 |
しなやかに五指風に振る阿波踊り | 満天 |
聳え立つ大三門や晩夏光 | ひかり |
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2011年08月01日 | |
SLの笛長く曳く晩夏かな | 三刀 |
人波に押されて茅の輪潜りけり | なつき |
全開す茶室に庭の苔涼し | ひかり |
時に和す読経の声と蝉しぐれ | ぽんこ |
筒抜けに前山見えて土間涼し | せいじ |
書に倦みて窓開け放つ夜の秋 | 宏虎 |
涼しさや水が自慢の豆腐店 | とろうち |
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2011年07月31日 | |
売土地の看板傾ぐ夏の草 | 三刀 |
と見る間に失せし山並み大夕立 | はく子 |
浦を行くバスがらんどう大西日 | うつぎ |
出迎へは青田風なり無人駅 | 有香 |
桐一葉同窓名簿朱線ひく | 宏虎 |
堂縁に四方山話蝉涼し | ひかり |
引潮の忘れ藻蟹の遊び場に | よし女 |
2011年7月30日 | |
蓮咲いて東雲明かりさしにけり | 雅流 |
殉教の島の西日に十字墓 | 菜々 |
車椅子押して加はる踊の輪 | 満天 |
実より葉の繁るも良しとゴーヤ棚 | よう子 |
すれ違ひシャボンの匂ふ夜の秋 | うつぎ |
雲の峰隠れ耶蘇なる漁師村 | 菜々 |
節水と貼り紙のあり墓洗ふ | 有香 |
灼け砂や錆びて朽ちたる捨て錨 | よし女 |
道沿ひの小田のほとりに蓮の花 | 雅流 |
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2011年7月29日 | |
連なりて出て航く漁船雲の峰 | よし女 |
ワイパーのあはひ一閃はたた神 | せいじ |
緑陰に至福の風や朝散歩 | ひかり |
露天湯のランプに乱舞火取虫 | うつぎ |
目覚むるや空に谺す蝉の声 | せいじ |
歓迎は海豚のジャンプ船遊び | 菜々 |
蛸壺の口を揃へて積まれをり | よし女 |
海峡の色を深めて秋近し | わかば |
日の恵み真っ赤なトマトもぎにけり | 百合 |
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2011年7月28日 | |
簾吊る半畳ほどの無人市 | うつぎ |
アトリエの壁に染みあり大西日 | よし子 |
離陸機の真正面に雲の峰 | 三刀 |
花びらに紅のひといろ藍浴衣 | とろうち |
夕凪や果てし糶場で将棋さす | よし女 |
どよめきと共に竿灯立ち上がる | ともえ |
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2011年7月27日 | |
瀬飛沫をかぶり奇声や舟遊び | 菜々 |
御門守る衛士へひねもす蝉時雨 | 菜々 |
打水の間合ひを図り客を待つ | きづな |
輪唱のごとく序破急蝉しぐれ | せいじ |
古扇開けば五言絶句かな | 三刀 |
音はなきビルのあはいの遠花火 | はく子 |
かなかなや水音絶へぬ神の森 | 有香 |
こうのとり過ぎる但馬の青田空 | こすもす |
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2011年7月26日 | |
暗闇に灯火浄土や夏念仏 | ぽんこ |
緑陰を辿り辿りて朝散歩 | つくし |
間遠なる沖の海鳴り夕端居 | 三刀 |
ひまわりの燃えて漁港の昼静か | 有香 |
蝉時雨シャワーのごとし樟木立 | あさこ |
断末の一声蝉の落ちにけり | うつぎ |
酢醤油派蜜派と分かれ心太 | 宏虎 |
パソコンの機嫌の悪き大暑かな | 百合 |
梅筵紫蘇を惜しみし悔い少し | きづな |
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2011年7月25日 | |
輪塔の梵字にすがる蝉の殻 | きづな |
眼前を鳴きて横切る蝉つぶて | 治男 |
伶人のすがしき面輪夏神楽 | 雅流 |
父と子と同じ寝相の昼寝かな | とろうち |
玉ねぎの簾と吊し軒深し | はく子 |
空谷の奈落の楚々と百合咲ける | きづな |
風鈴を吊すローカル電車かな | 美咲 |
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2011年07月24日 | |
同窓会耳朶に一滴香水を | 百合 |
山祇へ険磴百段蝉しぐれ | はく子 |