新しい歌を主に向かってうたえ。

(詩篇 96篇1節)

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2019年7月17日

布引吟行


来週(7月23日)の布引吟行は、今のところ参加者は10名です。蒸し暑いこの時期の吟行は、俳諧夏行とも言えますが、布引渓流の道は比較的涼しいですから気軽に避暑気分で楽しみましょう。

深い緑を湛えた布引ダムと水量たっぷりの梅雨の滝はとても迫力があって豪快です。「滝を詠む」ことだけに執着せずに幅広く心を遊ばせて一期一会を探しましょう。吟行で大切なのは、まず季語を見つけることです。そして季語を見つけたら具体的に想が湧いてくるまでそこで立ち止まりましょう。当日使えそうな季語を羅列してみます。

登山(登山道)、避暑(避暑散歩)、滝(滝茶屋、梅雨の滝、滝の道)、万緑(緑陰、下闇、木下闇)、梅雨(梅天、梅雨雲、梅雨曇)、夏草(夏花、花畑) 等々、たくさん見つかります。人数も少ないので吟行中に気づいたらまたアドバイスします。

そして困ったときの一番の季語は「涼し」です。

沢涼し、渓涼し、川涼し、径涼し、磴涼し、橋涼し、池涼し、滝涼し、茶屋涼し、森涼し、山涼し、門涼し、卓涼し、窓涼し、樹下涼し、木々涼し、岩涼し、羊歯涼し、草涼し、等々

いかがですか、探せば無限にあるでしょう。ただ、これらを言葉として頭で覚えていても役には立たないのです。あなたは吟行中に自分の知識の中から季語を探す…というスタイルになっていませんか? 大切なのは眼前の対象から涼しさ(季感)を見出す俳句眼なのです。そしてそれを養うのが吟行の真の目的なのです。

吟行中は知識や理屈をはなれて自由に心を遊ばせること、幼い頃の遠足や道草で経験した好奇心を思い出しながら愉しむのです。句ができてもできなくてもいいのです。仲間と楽しく吟行できる幸せを感じられれば十分もとは取れると思います(^o^)

2019年7月9日

高砂向島公園


7月度の落穂句会で吟行した、向島公園をご紹介します。5月に高砂神社を吟行しましたが、そのときに時間切れで行けなくなったので、今回改めて赴きました。

高砂向島公園・高砂神社

海浜公園として整備された入江の西側は昔ながらの堤になっていて白砂青松100選に選ばれているそうで老松の林が美しいシルエットを落としていました。その先端の岬に文久3年(1863)、姫路藩が設置したという砲台の跡があり記念碑が建てられていました。

高砂港の築港には、地元の名士苦楽松右衛門も関わったと記されていて、堤防の石積みなどに古き時代のよき名残を見ることができました。

2019年6月19日

ホトトギス


ここ一ヶ月ほど、昼夜なくホトトギスの声が聞こえます。私の住んでいるのは開発団地ですがすぐ近くに鉢伏山や鉄拐山など六甲の端山が連なっているので意外と珍しい野鳥たちも飛来してくるようです。

ホトトギスは夜間に鳴き渡ることも多い…と聞きましたが、早朝まだ明けやらぬ頃、新聞配達のバイクの音に覚めて耳を澄ましていると、間遠に "キョッ、キョッ、キョッ" という声が聞こえるときがあります。

そして昨日の夕方、庭の水やりをしているとき頭上を "テッペンカケタカ!" と鳴きながら飛んでいく姿を目撃しました。本当に鳴きながら飛んでいくのですね。

ホトトギス鳴きつるかたを眺むればただ有明の月ぞ残れる

小倉百人一首八十一番の後徳大寺左大臣のこの歌はなじみがあります。旺文社の古語辞典の解説には、

"ホトトギスが一声鳴いて過ぎた。その方向を眺めると、そこにはすでにホトトギスの姿は見えず、空には、ただ明け方の月が残っている。"

とありますが、一度でもホトトギスを見聞きした体験があると作品を鑑賞するときにも実に味わい深く、実感として受け入れることができます。

俳句における季語も同じで、歳時記で見つけただけの季語を詠んでも決して他人を感動させることはできません。実体験を通して季語の本質を知り、それを自分の感覚として覚えることが何よりも大事なのです。

句ができてもできなくても気にすることはありません。ひたすら吟行体験を重ねていくことでそれをものすることができるのです。

夕茜褪めゆく空をホトトギス みのる

2019年6月12日

俳句づくりのセンスを磨く


俳句づくりで最も大切なのは、知識やテクニックを覚えることではありません。確かにそれらも必要ですが、それ以前に俳句センス(物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力。感覚。)を磨くことのほうが遥かに重要なのです。

センスは訓練することでいくらでも鍛えることができます。 画家の卵たちの訓練法に例えると理解しやすいでしょう。彼らに課せられる訓練はひたすらデッサンの繰り返しです。 そこで求めれれる基本的な要素はアングルの捉えかたと省筆です。 理屈や知識として覚えるのではなく、日々の修練の積み重ねによってやがて個性となって華ひらくのだと私は思います。

俳句の場合に置き換えてみましょう。

感動した事象を一幅の絵として伝わるようにことばでデッサンする

まず感動を見つけること、次にどう切り取るかを試行錯誤しながら具体的に連想できるように簡潔なことば(省筆)で写しとるのです。このような学びを忍耐強く続けることであなたのセンスが磨かれていくのです。ある場所で一句を得たらそれで良しとして、すぐまた別な句材を求めて歩きまわる。あなたの吟行スタイルはこんなふうになっていませんか?

"句を詠む時間より移動する時間のほうが多い"

これでは多作は難しいです。次の二点だけを意識して実践してみてください。

  • できるだけ同じ場所にとどまって、そこで多作する。
  • 考えて纏めようとせず、パッと見てひらめいた直感だけをメモする。

これと思う対象と出会ったら、前から、横から、また後ろからと視点やアングルを変えて観察します。離れて見たり、あるいはぐっと近づいて見たりすることも大事です。花芯に埋もれている虫や雨粒などを写生するには、さらに接近して虫眼鏡状態で観察しないといけません。

一箇所にとどまって心を遊ばせていると思いがけない変化に出会ったり、いろいろ連想もひろがってくるので五句や十句はすぐに授かります。類句であったり未完成であっても構いません。ひたすらメモするのです。これが多作の秘訣であり基本なのです。

常識的な観念や知識という色眼鏡をかけて眺めているだけでは新鮮な句は授かりません。極端な言い方をすれば、小動物を観察するために膝を折り大地に手をついて顔を近づけるくらいの好奇心なくしては一期一会の出会いを見つけることはできません。幼子たちはみなそうしているでしょう。

難しいことではなく実に簡単な原理なのが、添削でいくら口酸っぱく指摘しても理解される方は少ないです。結句は自分で気づいて習得されるしかないのです。ぜひ勇気を出して新しい一歩を踏み出してください。

2019年6月6日

野鳥の鳴き声


しばらくサボっていた散歩を再開しました。以前は毎朝小1時間ほど歩いていたのですが、夏場は熱中症予防のために30分ほどを朝夕に分けて歩くようにしました。腰痛や肩こりにもウオーキングが一番効果があるようです。

今朝は夜明けからホトトギスがよく啼いています。今の団地に住んで40年になります。当時はもっと野鳥の声が聞こえていましたが、開発が進んでずいぶん減りました。それでも、アオジ、シジュウガラ、ジョウビタキ、ウグイス、オオルリ、ホトトギスなどの声は聞くことができます。みのる庵のバードバスには、スズメやヒヨドリ、シジュウガラが常連としてやってきて水浴びをしています。

私はパソコンで作業するとき、囀のBGMを聞きながらすすめることが多いです。おすすめのサイトをご紹介しておきます。YouTubeなのですが画像は白樺林の静止画なのでパソコンの負担にはなりません。ウグイス、ホトトギス、シジュウガラなどのポピュラーな鳴き声がメインですが、時々サンコウチョウなども聞こえます。聞き分けの練習にも最適なので是非試してみてください。

野鳥の鳴き声(3時間47分)

2019年5月28日

帰省


急な用事ができたため今日から2、3日広島へ帰省することになりました。添削の返信は少し遅れると思います。ご了承ください。

2019年5月27日

500エラー対策


しばらく安定していたのですが先週に再び500エラーがでました。対策の追加として日記一覧を動的に作動させていたのを静的な表示になるようにシステムを修正しました。うまく動くようなので同じ仕組みの「みのる選の過去一覧」も併せて修正しました。いずれも実際の見え方には何も変化はありません。

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