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9月29日 (投句22名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
群青の大海原へ秋の蝶 凡士 4 せいじ.菜々.みきお.三刀.
逆上がり出来たる吾子に天高し みのる 4 豊実.菜々.満天.こすもす.
鰐口を打てば余韻の音さやか たか子 4 素秀.ぽんこ.明日香.やよい.
秋思つく十六羅漢伏し目がち ぽんこ 4 たか子.音吉.そうけい.もとこ.
山鳩の鳴きて身に入む杣家かな 素秀 3 むべ.そうけい.たかを.
草深き難波の宮址昼の虫 はく子 3 小袖.ぽんこ.明日香.
名月やひとり戻りし狭庭にも たかを 2 たか子.せいじ.
秋空に大声競ふ親子かな はやと 2 素秀.たかを.
山の辺より大和まほろば秋の色 明日香 2 音吉.満天.
秋澄むや疎水のたぎる音高し やよい 2 みきお.こすもす.
新涼やリフォーム後の青畳 こすもす 2 豊実.三刀.
秋潮の波止にひしめく伝馬船 素秀 2 はく子.小袖.
酒断てば猫もどり来る十三夜 たかを 2 むべ.なつき.
故郷へ感動届けし相撲終はる 満天 1 宏虎.
土砂ぶりに伏せず傷まず草の花 宏虎 1 はやと.
鰯雲病舎の夫に会へぬ日々 やよい 1 はく子.
コストコの物流センター稲田中 せいじ 1 もとこ.
空抜けて紺碧の空秋の空 凡士 1 宏虎.
天高し本堂の鴟尾反り返る たか子 1 凡士.
トラクターバスに揺られて大花野 みのる 1 なつき.
多宝塔回廊にかかる初紅葉 ぽんこ 1 智恵子.
走る子の姿の消えし芒原 豊実 1 はやと.
香水の残り香ありし島札所 なつき 1 やよい.
コンバインの音の高々秋高し 三刀 1 凡士.
大鳥居鹿は朝から托鉢に 音吉 1 智恵子.

9月28日 (投句21名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
杣の里谺返しに威し銃 みのる 7 はやと.宏虎.素秀.せいじ.ぽんこ.やよい.はく子.
澪標叩いて渡る石叩き 素秀 5 音吉.はやと.明日香.凡士.たか子.
神々の矛より落ちし島は秋 もとこ 4 明日香.なつき.たか子.みなみ.
栗食めばふるさと山河まなうらに 菜々 4 満天.智恵子.凡士.やよい.
鯊釣を教える吾子の糸縺れ 豊実 3 音吉.むべ.みきお.
秋茄子や付かず離れぬ嫁姑 宏虎 3 むべ.みきお.三刀.
関所跡なる草原の空高し せいじ 2 素秀.小袖.
満杯の峡のトロッコ秋へゆく 凡士 2 たかを.豊実.
伏せて待つ盗人萩や橋たもと なつき 2 たかを.もとこ.
鮮明な島影碧く海の澄み 三刀 2 宏虎.小袖.
名月や邪魔する物の何もなし 宏虎 2 満天.三刀.
パラボラは高嶺の秋を聞くならん みのる 2 せいじ.もとこ.
木犀の淡き香りや朝の風 智恵子 2 こすもす.ぽんこ.
船入りて星は去ぬなり秋の浜 むべ 1 豊実.
曼珠沙華独占したる今朝の土手 素秀 1 こすもす.
高提灯あまたあるごと吾亦紅 はやと 1 そうけい.
日を掬ひきらきらきらと芋の露 凡士 1 そうけい.
気まぐれにスクワットして秋思払ふ 満天 1 はく子.
丹波生まれの父母へも供え栗ご飯 菜々 1 なつき.
トタン屋根落ちるドングリ果てしなし たかを 1 みなみ.
旅の途の山上ただに五里霧中 はく子 1 智恵子.

9月27日 (投句21名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
尺ほどの野仏灯す曼珠沙華 智恵子 11 たかを.もとこ.素秀.たか子.ぽんこ.やよい.みきお.明日香.なつき.凡士.うつぎ.
枯山水砂紋に紅きこぼれ萩 凡士 6 たかを.智恵子.はく子.こすもす.みきお.明日香.
爽涼や肩の力の抜ける朝 明日香 3 もとこ.素秀.三刀.
秋麗や曾孫懐妊告げらるる はく子 3 宏虎.満天.なつき.
子の喜捨を両手に受ける秋遍路 素秀 3 むべ.はく子.凡士.
終ひ湯のしばしのときを虫時雨 満天 2 はやと.菜々.
秋霖やせせらぎの音妨げぬ 智恵子 2 豊実.そうけい.
荒畑に刈り残されて曼殊沙華 やよい 2 せいじ.むべ.
老翁がひとり稲刈コンバイン せいじ 2 智恵子.うつぎ.
自転車引く日焼けの婆の島訛り なつき 2 そうけい.ぽんこ.
長き夜や先師の句集読み返す 宏虎 2 はやと.やよい.
歳時記を開ひて閉じる秋の宵 みきお 1 三刀.
花の名を確かめ吟行秋うらら 明日香 1 満天.
岩場にはスケッチの人秋の浜 こすもす 1 せいじ.
夜も更けて一色となり虫の声 たかを 1 菜々.
摩周湖や溢るる霧に島眠る 音吉 1 宏虎.
波音に時折混じる虫の声 こすもす 1 豊実.
秋風や虫籠窓ある饅頭屋 凡士 1 たか子.
唐辛子ペンキ塗りたてめくてかり みのる 1 こすもす.

9月26日 (投句19名 選句22名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
千枚田清めし鎌で稲を刈る かかし 7 明日香.満天.智恵子.素秀.なつき.やよい.みなみ.
一瞬でニアミス躱す赤とんぼ みのる 6 たかを.豊実.せいじ.智恵子.みきお.はく子.
吹きあがる風を孕みし萩の叢 はやと 4 明日香.みきお.ぽんこ.凡士.
女郎花連なる先の淡路島 はやと 4 音吉.せいじ.満天.むべ.
乳飲み子の腕の肉輪や豊の秋 素秀 4 むべ.みなみ.もとこ.凡士.
銭洗ふ弁天御堂菊日和 智恵子 3 音吉.素秀.やよい.
矢印を曲がれば匂ふ菊花展 みきお 3 豊実.なつき.こすもす.
自販機の売り切れランプ秋暑し なつき 2 はやと.菜々.
黒葡萄手に余りたる重さかな 凡士 2 はやと.こすもす.
敬老会おらが国さの唄自慢 かかし 2 もとこ.はく子.
鉢に棲む大食漢のバッタの子 せいじ 1 たかを.
一点の雲なき朝や敬老日 みきお 1 菜々.
久々の絵筆紫桔梗描く 満天 1 宏虎.
見事に葉秋の毛虫の食いつぷり 凡士 1 そうけい.
縄文の姿真菰の花見たり むべ 1 そうけい.
雁の棹見送る茜空に消ゆ 智恵子 1 ぽんこ.

9月25日 (投句22名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
高稲架のとぎれとぎれに日本海 みのる 5 せいじ.智恵子.こすもす.明日香.凡士.
全身に木漏れ日浴びて葡萄狩 みきお 4 はやと.満天.智恵子.豊実.
少年の伏せし網より銀やんま はやと 3 せいじ.小袖.ぽんこ.
湿原の幾千年や白竜胆 むべ 3 音吉.素秀.たか子.
鴟尾ひかり耀く秋の東大寺 宏虎 3 音吉.素秀.みきお.
刈り込みし庭木をなぞる秋の蝶 せいじ 3 三刀.かかし.うつぎ.
それぞれに影曳きずりて蟻の列 みきお 2 宏虎.凡士.
さわさわと梢は秋の歌唄う 音吉 2 三刀.明日香.
竹の春昼を賑わふ道の駅 菜々 2 満天.豊実.
吟行や道に迷うも秋うらら 明日香 2 むべ.小袖.
口紅の淡き匂ひや秋薔薇 素秀 2 むべ.なつき.
バトンタッチ大歓声や運動会 たか子 2 たかを.はく子.
アクリル板仕切られてゐる走り蕎麦 凡士 2 なつき.はく子.
兵馬俑居並ぶごとし小田の藁塚 みのる 2 たかを.うつぎ.
氏神へけふの感謝や法師蝉 やよい 1 たか子.
秋風や妻に褒めらる身の軽さ たかを 1 もとこ.
法師蝉の間延びせし声杜薄暮 やよい 1 もとこ.
潮騒の島影くきり小鳥来る 凡士 1 ぽんこ.
森のリス枝から枝へ冬支度 智恵子 1 こすもす.
島半周漕いで古墳へ秋気澄む なつき 1 みなみ.
水匂ふ供花を褥に秋の蜂 素秀 1 かかし.
降らずみの空の憂鬱秋暑し 菜々 1 はやと.
芝草を踏むたびごとにばった飛ぶ はやと 1 宏虎.
秋思ふと少しく続く日照り雨 せいじ 1 みなみ.
高台の湾を見下ろす萩の花 ぽんこ 1 みきお.

9月24日 (投句20名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
竹林に華やぐ野点秋日和 智恵子 5 音吉.宏虎.菜々.満天.みきお.
金色の芒の海に呑まれけり むべ 4 音吉.小袖.明日香.凡士.
収穫を祝ふ鈴の音巫女神楽 智恵子 4 みきお.ぽんこ.三刀.こすもす.
芋虫のまるまる肥へて捻りたる 凡士 4 智恵子.うつぎ.素秀.みなみ.
自然薯を掘り出すまでの根競べ はやと 4 やよい.智恵子.うつぎ.なつき.
斜に見る現代アート秋ひと日 明日香 3 豊実.ぽんこ.凡士.
秋深む好きと一言一息に たかを 3 はやと.宏虎.なつき.
川土手に刈り残さるる曼殊沙華 みきお 3 はやと.明日香.素秀.
大暴れしたる狭庭の萩括る みのる 2 やよい.たか子.
空白のスコアボードや秋の雨 宏虎 2 せいじ.豊実.
杭の上風の言伝て聴く秋津 たか子 2 たかを.三刀.
古井戸の暗き静寂の薄紅葉 ぽんこ 2 むべ.もとこ.
苅田原一直線に登校す 音吉 2 むべ.せいじ.
単線の車窓に流るる花芒 豊実 1 小袖.
台風の進路変はりて鉢元に 満天 1 たかを.
風少し欲して探す秋団扇 素秀 1 こすもす.
仏壇に一合瓶や敬老日 なつき 1 菜々.
落花生盗むは親子鴉なり なつき 1 みなみ.
曼珠沙華棚田の畦の幾何模様 みのる 1 満天.
大岩のあはいの草や秋の色 明日香 1 もとこ.
頂に鰯雲おく神の森 やよい 1 たか子.

9月23日 (投句23名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
行くほどに瀬音高鳴る紅葉川 菜々 6 豊実.明日香.みきお.三刀.なつき.凡士.
一畳の土の恵みや薩摩藷 豊実 5 むべ.素秀.ぽんこ.やよい.三刀.
爽やかや見守隊へ感謝状 満天 4 むべ.小袖.なつき.菜々.
石を抱き翅を休める赤トンボ みきお 4 はやと.宏虎.明日香.ぽんこ.
須磨通ひ三十余年獺祭忌 みのる 3 満天.せいじ.素秀.
国旗揚げ秋分の日の散髪屋 やよい 3 はやと.たかを.智恵子.
銀杏をよけて踏みたるけんけんぱ むべ 3 たかを.たか子.せいじ.
栗の里刈田に臨時特売所 みのる 2 満天.はく子.
照り返す木漏れ日眩し初紅葉 ぽんこ 2 宏虎.みきお.
金秋や良き挨拶の庭師居て もとこ 2 たか子.小袖.
古都の園木漏れ日溢れ鹿憩ふ 宏虎 2 豊実.こすもす.
六甲(むこ)の風受けて庭園秋深し たか子 2 もとこ.凡士.
何処の国向かふ船かや秋の雲 凡士 1 やよい.
朝練の締めは挨拶子らさやか せいじ 1 はく子.
秋の色描く画架あまた中之島 凡士 1 音吉.
朝顔にお辞儀して種もらひけり なつき 1 菜々.
晩秋の空気の固さ知る離陸 音吉 1 もとこ.
ひげ根ある間引菜ざるに洗われて 明日香 1 こすもす.
撫子の花影に笑む母想ふ 智恵子 1 音吉.
海老買うて義母よく喋る敬老日 素秀 1 智恵子.

9月22日 (投句21名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
畦に買ふ百円野菜曼珠沙華 みのる 8 菜々.はやと.豊実.智恵子.はく子.やよい.三刀.凡士.
月光にくびれ深まる観音像 素秀 6 せいじ.音吉.豊実.ぽんこ.やよい.みきお.
砂文字を消さんと寄する月の波 みのる 4 素秀.みなみ.ぽんこ.なつき.
一穢なき空の碧さや鳥渡る 宏虎 3 菜々.三刀.凡士.
平らかに続く播磨路豊の秋 菜々 3 宏虎.はく子.なつき.
影動く紅葉の谷のロープウェイ はやと 2 せいじ.宏虎.
山を縫ふハイウェーの旅天高し せいじ 2 智恵子.こすもす.
大玻璃戸いっぱいに在り庭の秋 もとこ 2 明日香.こすもす.
完食の焼き魚膳敬老日 こすもす 2 はやと.たかを.
里は右地蔵に群るる野菊かな 智恵子 2 音吉.たか子.
水琴窟流れる水に秋の声 ぽんこ 2 満天.もとこ.
杉落葉手入れの鋏暫し置き ぽんこ 1 たかを.
露天湯に心もほぐす月の宿 素秀 1 みきお.
セコイアの大木つつむ館さやか 明日香 1 たか子.
遣水に庭滝きらら秋日差し 明日香 1 もとこ.
廃家覆ふ朝顔蔓を余らせり なつき 1 明日香.
灯を点けず聴き耳たてる秋の蟲 宏虎 1 むべ.
蹲の水多めにす秋暑し 智恵子 1 むべ.
足元の白萩に遭う館の庭 たか子 1 素秀.
秋麗や歩くたび鳴る鍵の鈴 やよい 1 みなみ.
休耕田縁を彩る曼殊沙華 やよい 1 満天.

9月21日 (投句21名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
作業着に焚火の匂い連れ戻る 三刀 5 智恵子.たか子.なおこ.やよい.はく子.
ちびつ子のドンマイの声秋澄める せいじ 4 小袖.三刀.みきお.ぽんこ.
子規句碑になだるる如く萩お辞儀 宏虎 3 はやと.素秀.智恵子.
傘立の虫取り網や秋深む たかを 3 こすもす.なつき.はく子.
手放しで下る自転車秋うらら なつき 3 たかを.せいじ.菜々.
秋高し水輪ひろげる亀の首 やよい 3 豊実.みきお.凡士.
水琴窟愛でてかむさる初紅葉 たか子 3 豊実.もとこ.明日香.
絵手紙の赤白滲む酔芙蓉 素秀 2 はやと.なつき.
虫浄土変わりゆく世に馴染めとや 智恵子 2 音吉.凡士.
秋天のカンヴァスに描く飛行雲 凡士 2 音吉.せいじ.
記念館回遊式の苑さやか 明日香 2 満天.たか子.
相槌は上の空なり蜜柑むく 宏虎 2 菜々.やよい.
楽しかつた園児の声の甘藷畑 はやと 2 たかを.こすもす.
枝豆の鞘の産み出す粒の艶 豊実 1 ぽんこ.
秋の園翠に溶ける岩の色 ぽんこ 1 もとこ.
虫すだくズーム会議の中にまで せいじ 1 満天.
枯蟷螂メタボの腹を引きづりて みのる 1 三刀.
庭園のすみ草深く昼の虫 たか子 1 素秀.
宮人の限も無きとて落葉掃く やよい 1 小袖.
ガードレールにも稲干して老夫婦 こすもす 1 なおこ.
泉水に色変へぬ松染まりけり ぽんこ 1 明日香.
名も知らぬ小鳥の羽や瑠璃に染む 音吉 1 宏虎.
蟷螂の見得切る所作に貌捻る みのる 1 宏虎.

9月20日 (投句22名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
太刀魚の銀鱗眩し朝の市 素秀 6 ぽんこ.はやと.満天.凡士.小袖.こすもす.
刈りあとの案山子にもある影法師 凡士 6 たかを.豊実.せいじ.やよい.なつき.素秀.
水みくじ古都にときめく涼新た 智恵子 3 豊実.小袖.なおこ.
亡父(ちち)の歳越へて一年沙羅の花 みきお 3 たかを.宏虎.なつき.
虫しぐれ闇の深さを思ひけり みのる 2 はやと.みきお.
カンツオーネ響く歌声秋うらら ぽんこ 2 明日香.もとこ.
カンツォーネ響くサロンや秋灯 たか子 2 せいじ.三刀.
秋潮に抱かれて錆びる難破船 素秀 2 三刀.たか子.
病む窓に頬杖をつく秋思かな みのる 2 ぽんこ.こすもす.
静まりて黄金の稲穂ときを待つ たかを 2 智恵子.凡士.
秋潮に浮く見送りの紙テープ なつき 2 はく子.素秀.
天高し城まなかひに病舎かな やよい 1 明日香.
手土産の知恵の餅提げ秋日和 凡士 1 たか子.
行き交ひて会釈さはやか朝歩き やよい 1 菜々.
野烏のだみ声もまた秋の声 せいじ 1 菜々.
秋の浜一人足跡逆にゆく なつき 1 なおこ.
昼の宴テラスの葉陰秋の声 たか子 1 みきお.
毎年来小鳥の名前まだ知らず うつぎ 1 はく子.
夙川へ久の吟行水澄みて 明日香 1 満天.
あるなしの風に白萩揺れやまず 満天 1 宏虎.
夜勤明け戻る息子の声爽やか 音吉 1 智恵子.
今置きし物見当たらず秋暑し 満天 1 やよい.
秋風裡朱唇の薬師仰けり もとこ 1 音吉.
抽象の油絵匂ふ美術の秋 ぽんこ 1 もとこ.
虫籠の赤とんぼうの息遣い 豊実 1 音吉.

9月19日 (投句23名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
手に余る株の太さや豊の秋 みきお 5 菜々.豊実.せいじ.凡士.もとこ.
秋風の吹き分かれたる真葛原 みのる 5 明日香.やよい.たか子.小袖.なつき.
移り住み島の畑に大根撒く なつき 4 菜々.満天.うつぎ.はく子.
極上のデッキの風や秋夕焼 なつき 4 明日香.みきお.やよい.はく子.
秋風に吹かるる雛の産毛かな 豊実 4 はやと.たかを.凡士.小袖.
眼前に槍よ穂高や水澄みぬ 宏虎 3 たかを.音吉.三刀.
蟷螂の一点見つめ前肢研ぐ かかし 2 はやと.ぽんこ.
神苑の静寂つんざく鵙の声 やよい 2 みきお.こすもす.
霊境の神馬にかかる初紅葉 ぽんこ 2 満天.智恵子.
栗ご飯栗剝く役は夫の役 凡士 1 せいじ.
蹲の青味の奥の秋の声 たか子 1 素秀.
今日ひとつうれしき事よ色鳥来 たか子 1 なつき.
物の影なべて鮮明秋来たる みきお 1 三刀.
秋風や空家の目立つ過疎の里 こすもす 1 宏虎.
バッハ弾くつまりつまりて虫すだく もとこ 1 音吉.
瞬ひて見失うなり星の屑 音吉 1 素秀.
背後からそつと皿出る梨三切れ はやと 1 智恵子.
入院の夫へ産直初りんご やよい 1 たか子.
羽閉じて風を去なすや秋の蝶 智恵子 1 ぽんこ.
激情のタンゴの切れや秋うらら 音吉 1 こすもす.
耳澄ませ鈴虫の声聞き分ける 智恵子 1 豊実.
揺らめいて色なき風の吹く谷瀬 凡士 1 宏虎.
穭田をセピアに変へる薄曇 素秀 1 もとこ.
埋まりをる予定見せあふ敬老日 かかし 1 うつぎ.

9月18日 (投句21名 選句25名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
蟷螂の立ちたる侭に枯れにけり 宏虎 6 はやと.菜々.かかし.素秀.豊実.みきお.
謹呈の句集ひもとく夜長かな 明日香 6 満天.宏虎.智恵子.こすもす.なつき.うつぎ.
鰯雲徐々にほどけて日の暮るる みきお 5 せいじ.はく子.明日香.たか子.ぽんこ.
秋晴や運転免許返納す せいじ 4 たかを.小袖.むべ.かかし.
蔓引けば辞儀する枝や烏瓜 みのる 4 智恵子.せいじ.もとこ.うつぎ.
山霧に走者消えゆくトレイルラン 素秀 3 たかを.満天.たか子.
八橋をくぐる小流れ秋の声 せいじ 3 みきお.凡士.なつき.
杣人の標となりて熟る葡萄 素秀 2 小袖.むべ.
天高しメタセコイアの遊歩道 満天 2 はく子.凡士.
投句してポストを撫づる鰯雲 凡士 2 三刀.やよい.
地団駄や猪の狼藉みなし栗 みのる 2 はやと.ぽんこ.
早朝の宮に箒の音さやか やよい 2 素秀.こすもす.
力石台座のごとく草紅葉 智恵子 1 菜々.
草の根に今金鈴の虫の声 ぽんこ 1 三刀.
大好きなリベルタンゴを聴く良夜 智恵子 1 音吉.
落葉散る水面の余白鯉数多 満天 1 宏虎.
秋茄子を揚げて宇宙の色深し むべ 1 もとこ.
手は止まずお喋り止まず秋の畑 たかを 1 豊実.
蜩の遠くに聞きて森深し はやと 1 やよい.
屋根越しに広がる空や鉦叩 豊実 1 明日香.
千石船着きしてふ浦鯔飛べり なつき 1 音吉.

9月17日 (投句23名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
黄落や黙す百年力石 ぽんこ 6 満天.むべ.素秀.三刀.もとこ.やよい.
胸厚き一木如来秋の音 もとこ 5 凡士.たか子.明日香.なつき.小袖.
秋茄子の色よき糠漬朝の膳 満天 5 宏虎.智恵子.ぽんこ.みきお.なつき.
石室の入口閉ざす秋の草 なつき 4 せいじ.ぽんこ.三刀.豊実.
爽やかやNAOMIの勇気ある言葉 せいじ 3 宏虎.満天.音吉.
秋風に膨らむ袖や漕ぐペダル 豊実 2 みきお.凡士.
大滝を落ちて裂かれて霧と成す 音吉 2 もとこ.みなみ.
高空を帰燕見送る家総出 宏虎 2 たかを.こすもす.
定家忌や歌碑ひとつ増え明日香路 明日香 2 せいじ.素秀.
名ばかりとなりし菜園秋の蝶 菜々 2 はく子.明日香.
捕虫網手にかけまわる子供かな みきお 1 はく子.
吾亦紅針金細工めきにけり みのる 1 はやと.
堅く閉ず小詞の扉秋の声 ぽんこ 1 たか子.
みんなして一等めざす運動会 たかを 1 やよい.
新米磨ぐ夜のキッチンさくさくと 満天 1 たかを.
秋蝶の明日を夢見し大飛行 音吉 1 豊実.
よく見れば薄紅葉なる二三枚 明日香 1 こすもす.
枝豆の殻盛り上がり議論沸く たか子 1 むべ.
枝豆やハモニカのやう双の手に たか子 1 小袖.
三日月に金星光る明けの空 はやと 1 智恵子.
散り敷きてなほ彩とどめ百日紅 やよい 1 はやと.
天心の月を眺めし飛機の窓 素秀 1 みなみ.
秋風のうごくのれんに質の文字 みのる 1 音吉.

9月16日 (投句22名 選句25名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
コンバイン去りて刈田の匂ひけり うつぎ 10 はやと.たかを.音吉.豊実.せいじ.満天.菜々.凡士.こすもす.みなみ.
海難碑つるべ落しの日にま向く みのる 9 音吉.せいじ.智恵子.素秀.菜々.たか子.なつき.小袖.うつぎ.
逆光に人影呑まれ秋夕焼 みきお 6 満天.やよい.三刀.凡士.小袖.うつぎ.
さざ波に歪むダム湖の薄紅葉 智恵子 5 たかを.豊実.宏虎.みきお.こすもす.
蔦に蔦絡むトンネル古墳道 なつき 4 宏虎.やよい.みきお.明日香.
落合ひて真白く激つ秋の川 みのる 2 みなみ.明日香.
歳ほどは生きた気のせぬいぼむしり 宏虎 2 もとこ.たか子.
万葉の色垂れ萩の華やげり 宏虎 2 はやと.智恵子.
小鳥来る地蔵を樹下に楠大樹 ぽんこ 1 三刀.
預金してもらひし種の大根蒔く 凡士 1 はく子.
秋の蚊に中断さるる立ち話 満天 1 もとこ.
秋潮とフェリー迎へる鴎かな 素秀 1 なつき.
野遊びの手にす土産の吾亦紅 三刀 1 ぽんこ.
青空を受けて佇ちたる女郎花 たか子 1 むべ.
近道はもと畦道や穂田の風 せいじ 1 素秀.
はやばやと優勝マジック獺祭忌 明日香 1 はく子.
古希の秋更に仏心遠ざかる 音吉 1 むべ.
黄昏に響くチャイムの秋思かな 智恵子 1 ぽんこ.

9月15日 (投句23名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
秋風や歴百年の老舗閉づ みのる 6 菜々.たか子.宏虎.満天.はく子.こすもす.
せせらぎの綺羅に紛れて石たたき みのる 5 菜々.音吉.豊実.智恵子.ぽんこ.
草刈り機担ぎ一人の島渡船 なつき 4 せいじ.やよい.みきお.うつぎ.
畑帰り夫手みやげの吾亦紅 智恵子 4 はく子.三刀.なつき.もとこ.
神杉に玉垣暗し秋の声 ぽんこ 3 素秀.むべ.なつき.
この道を真直ぐに詠みし素十の忌 素秀 3 はやと.せいじ.みなみ.
天秤の揺らぎに計る秋の声 素秀 3 豊実.やよい.三刀.
夕立に軒借り凌ぐ地蔵堂 智恵子 2 たか子.みきお.
梨食ふて砂丘の波に吹かれゐる 凡士 2 音吉.うつぎ.
秋の雷埴輪の妊婦口開き みきお 2 たかを.もとこ.
竹筒に秋草活けて商い中 うつぎ 2 明日香.素秀.
落柿舎や蓑傘掛けて馬肥ゆる 音吉 1 みなみ.
感じるは猫の視線や障子貼る こすもす 1 明日香.
野ぼーるも観客増えて獺祭忌 たか子 1 凡士.
ジャケットからLP二枚夜長し 凡士 1 はやと.
秋晴れのホールインワンに歓声を 満天 1 ぽんこ.
幽霊の手のごと稲穂垂れにけり せいじ 1 宏虎.
携帯に避難指示あり秋出水 みきお 1 こすもす.
秋日背に我が影踏みて岬の宮 なつき 1 凡士.
金風にむらさきしじみ蝶来る 明日香 1 むべ.
秋手入れ狭庭すっかり軽くなり 明日香 1 たかを.
毬三つ砂場の縁に泥団子 たかを 1 智恵子.

9月14日 (投句20名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
秋思いま聖書にこころ戻りけり みのる 6 はやと.たか子.せいじ.満天.凡士.やよい.
蓑虫のもろ肌脱ぎに貌だしぬ みのる 6 たかを.せいじ.素秀.菜々.ぽんこ.うつぎ.
金風に押されて海へ千切れ雲 三刀 4 むべ.智恵子.豊実.みきお.
小塚めく宮の葉擦れも秋の声 せいじ 4 明日香.小袖.みきお.なつき.
ラ・フランス椅子に置かれて洋画めく 凡士 4 音吉.はく子.こすもす.うつぎ.
ひっそりと去来の墓の柿ひとつ 素秀 4 音吉.宏虎.凡士.なつき.
蒲の穂の絮を諸手で触れにけり はやと 3 たかを.素秀.三刀.
秋声や龍に見立てし石の庭 せいじ 3 たか子.ぽんこ.はく子.
紅さして今日の始まり芙蓉咲く 満天 3 菜々.もとこ.やよい.
鳥渡る湖を囲める休火山 素秀 3 宏虎.智恵子.豊実.
秋風に背中押されて吟行へ 明日香 3 小袖.満天.こすもす.
目の前に青みかん二個今日の句座 こすもす 1 はやと.
秋潮の引きし弁天詣でけり なつき 1 むべ.
園の端をゆるりと動く秋日傘 はやと 1 明日香.
何時しかに歳を取りたり敬老日 宏虎 1 三刀.
雲疾く千差万別秋の空 明日香 1 もとこ.

9月13日 (投句21名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
雨去りて帰燕の朝となりにけり 素秀 5 三刀.たかを.凡士.はく子.みなみ.
コスモスのささやく様な風が好き 宏虎 4 音吉.智恵子.明日香.たか子.
なまこ壁好き放題に蔦紅葉 たか子 4 音吉.菜々.満天.宏虎.
猪口選ぶ楽しさありて温め酒 凡士 4 賢一.もとこ.小袖.こすもす.
手作りの貝の風鈴島の市 なつき 3 明日香.やよい.たか子.
ポイントはいつもの二倍敬老日 こすもす 3 はやと.菜々.なつき.
蒲の穂絮触れて神話の兔となりし はやと 3 三刀.凡士.みなみ.
秋の旅夫婦揃ひのコンバース なつき 3 たかを.智恵子.むべ.
滑舌の良き配達員秋日和 こすもす 3 せいじ.もとこ.むべ.
ままごとのお菜に摘みて草の花 菜々 2 ぽんこ.小袖.
虚子青畝宗とす吾の子規忌かな みのる 2 宏虎.素秀.
諏訪湖へと街路樹の坂ななかまど 智恵子 2 せいじ.なつき.
一僧の読経洩りけり秋の寺 もとこ 2 豊実.素秀.
松葉杖もう取れる頃草は実に 菜々 1 やよい.
秋風や軽く一刷毛白き雲 たかを 1 こすもす.
秋風や在庫セールののぼり旗 豊実 1 はやと.
秋灯し箪笥の上の姫達磨 素秀 1 ぽんこ.
山峡の鉄路を挟み昼の虫 せいじ 1 賢一.
諸手にて包みきれずや蒲穂絮 はやと 1 はく子.
やはき湯に五体伸びやか虫の秋 たか子 1 豊実.
秋暑し耐震工事まだ続く 明日香 1 満天.

9月12日 (投句22名 選句22名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
城門の錆びたる乳鋲秋の雨 やよい 6 小袖.豊実.素秀.たか子.たかを.凡士.
籾焼きの棚引く谷戸の香しき 智恵子 5 音吉.小袖.みきお.ぽんこ.凡士.
虫すだくビルの底なる中庭に たか子 5 明日香.みきお.せいじ.なつき.はく子.
秋桜の揺れて幼らかくれんぼ むべ 4 音吉.智恵子.素秀.こすもす.
首塚へ一歩ためらふ落葉道 なつき 3 豊実.たか子.菜々.
高きより散華のごとく秋の蝶 明日香 3 智恵子.三刀.なつき.
運動会中止に沈む子ら無口 智恵子 3 はやと.宏虎.たかを.
秋天を掴まんと伸ぶ葛の蔓 みのる 2 明日香.菜々.
観覧車丘に溶けこみ秋日燦 素秀 2 三刀.こすもす.
百選の棚田の青田風渡る ぽんこ 1 みなみ.
縺れつつ高舞ふ秋の揚羽蝶 明日香 1 満天.
露天湯の短冊反らす秋風鈴 素秀 1 ぽんこ.
待望の秋雨来たり笑む農夫 三刀 1 宏虎.
曇天に大輪数多白芙蓉 満天 1 せいじ.
菊浮かべ寄り来る鯉の年古し 音吉 1 もとこ.
近づけばはたと声止む秋の蝉 こすもす 1 はやと.
秋空を映す回転モニュメント はやと 1 はく子.
川床の灯り連なる山家かな もとこ 1 満天.
肝心のその名が出ずにちちろ鳴く 凡士 1 もとこ.

9月11日 (投句20名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
刃を噛んでにっちもさっちも栗南瓜 たか子 6 菜々.はやと.智恵子.小袖.はく子.こすもす.
かなかなや墨書薄れし寺の跡 明日香 4 三刀.凡士.もとこ.やよい.
降らずみの空へと消えし秋の蝶 せいじ 4 音吉.明日香.豊実.たか子.
秋天に雲一朶ある青さかな 凡士 4 素秀.はく子.豊実.こすもす.
民宿の女将を偲ぶ零余子飯 豊実 3 宏虎.三刀.なつき.
群れて立ち修羅の里燃ゆ曼珠沙華 宏虎 3 そうけい.満天.もとこ.
湾静か寺の石垣萩揺るる こすもす 3 宏虎.せいじ.みきお.
マニ車萩咲く寺に回しけり こすもす 3 菜々.音吉.明日香.
解体の跡ひとむらの吾亦紅 たか子 3 せいじ.素秀.凡士.
子の話もしつつ美容師爽やかに 菜々 2 たかを.そうけい.
地蔵さんへ欠かさず誰か草の花 満天 2 智恵子.ぽんこ.
考偲ぶ八十路坂道みみず鳴く はやと 1 小袖.
ふつふつと柚味噌作り並ぶ瓶 智恵子 1 みきお.
芋虫の剣呑なりや赤と黒 むべ 1 たかを.
鰯雲播磨の空を通りつつ はやと 1 たか子.
秋ともす天守を仰ぐ木の間かな やよい 1 むべ.
アパートの一坪の庭虫の声 なつき 1 はやと.
葉鶏頭並ぶ板塀背比べ 智恵子 1 やよい.
秋の蚊の気配過りしうなじかな みのる 1 むべ.
のけぞるや城の庭なる穴まどひ やよい 1 ぽんこ.
ギプスの子利き手せわしく葡萄吸ふ なつき 1 満天.

9月10日 (投句22名 選句26名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
山の辺に辿るいにしへ法師蝉 明日香 7 はやと.宏虎.智恵子.せいじ.ぽんこ.こすもす.うつぎ.
解体の瓦手渡し秋の空 たかを 6 素秀.なつき.明日香.むべ.豊実.みきお.
色変へぬ臥龍の松に雨しずく ぽんこ 5 たかを.素秀.なつき.みきお.うつぎ.
新涼や井戸端会議始まりぬ せいじ 4 菜々.三刀.もとこ.凡士.
高々と大漁旗起つ秋祭 素秀 4 智恵子.小袖.はく子.やよい.
登高や黒牛背負ふ瀬戸の潮 素秀 3 音吉.せいじ.みなみ.
戦場のごとく疲弊の破蓮 ぽんこ 3 たかを.満天.たか子.
二重虹若草山をひとまたぎ あられ 3 菜々.はく子.たか子.
ブランデー匂ふ洋菓子星月夜 宏虎 2 小袖.もとこ.
グァラグァラと倉庫こぼたる秋暑し はく子 2 音吉.みなみ.
藪枯し万葉歌碑を覆ひけり 明日香 2 ぽんこ.凡士.
雑木林薄闇灯すからす瓜 智恵子 2 満天.やよい.
菜園の雨にひかりて秋茄子 満天 1 はやと.
天の声句帳にとどめ十三夜 はやと 1 三刀.
日の落ちて庭に高まる虫時雨 三刀 1 こすもす.
路地残暑コロナマスクの落し物 みのる 1 豊実.
重陽の日に決着のつきし事 たか子 1 むべ.
宵闇に災い星のしたり顔 むべ 1 賢一.
鶏頭の更地に紅の凛と立つ 満天 1 宏虎.
彼岸花そろそろ里にさしかかる 音吉 1 明日香.
野分あと山門ぬけて真空なり もとこ 1 賢一.

9月9日 (投句21名 選句25名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
秋灯し待合室の長廊下 たか子 5 素秀.明日香.みきお.あられ.なつき.
手話の子ら恋占いす秋桜 智恵子 4 たか子.豊実.むべ.もとこ.
冬瓜の透きて煮上がる夕餉かな 満天 4 明日香.小袖.三刀.みなみ.
軽トラに刈草1トン虫の声 みきお 4 智恵子.はく子.こすもす.なつき.
早送りせるごと雲や台風裡 みのる 3 たかを.宏虎.みなみ.
句碑数多苔の参道つくつくし ぽんこ 3 はやと.そうけい.三刀.
稲光雲の姿の露わなり 豊実 3 たかを.音吉.智恵子.
崩落を堪える崖に花すすき 素秀 3 はやと.豊実.こすもす.
アルバムに詰まる思い出秋の夜 はく子 2 宏虎.みきお.
釣り宿の賑わい去りぬ秋簾 むべ 2 やよい.ぽんこ.
秋声は寺統ぶ銀杏大樹より はく子 2 満天.小袖.
台風の一過に湿気置き去りに 満天 1 やよい.
故里は大過なしとや野分過ぐ せいじ 1 はく子.
縁日の水溜まり跳ぶ台風過 なつき 1 もとこ.
空高くイスタンブールに架かる橋 音吉 1 せいじ.
大物は岩でありけり初根釣り はやと 1 むべ.
約束をしたかのように秋茜 たかを 1 素秀.
からす瓜卓に這わせて書道展 智恵子 1 せいじ.
カッターを漕ぐ八人の爽気かな 凡士 1 たか子.
稲穂より飛び出す群れの雀かな はやと 1 あられ.
切れながのおん目凉しや観音像 菜々 1 ぽんこ.
さやさやと色を流せり青田風 みきお 1 そうけい.
真夜静か規則正しくちちろ鳴く せいじ 1 満天.
露の世を希望を持って五七五 宏虎 1 音吉.

9月8日 (投句21名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
百余年汲み上ぐ水の新豆腐 凡士 7 智恵子.みなみ.豊実.三刀.こすもす.みきお.たか子.
狂いなき研ぎ師の手元秋の水 むべ 7 たかを.音吉.小袖.みきお.やよい.たか子.凡士.
一村の眠リに落ちぬ蕎麦の花 宏虎 6 はやと.素秀.豊実.むべ.やよい.なつき.
句碑を前萩のベンチに子規偲ぶ みのる 3 せいじ.宏虎.満天.
天竜を渡る鉄道秋高し あられ 3 菜々.はく子.小袖.
引出しに彼の日の旅の瓢の笛 みのる 3 たかを.ぽんこ.うつぎ.
林道の轍手古摺る牛蛙 智恵子 2 音吉.むべ.
野菊充つ橋の袂の草野球 智恵子 2 素秀.みなみ.
虫すだく小さきチャペルを虜とし せいじ 2 なつき.凡士.
宿坊の軒に縋れる秋蛍 素秀 2 はやと.せいじ.
曼殊沙華弁天さまの道の辺に 菜々 2 智恵子.ぽんこ.
託児所の砂場は海に台風過 なつき 2 はく子.こすもす.
浮見堂四方八方つくづくし あられ 1 三刀.
御殿址の籬に添ふて曼殊沙華 菜々 1 明日香.
颱風の去って蜻蛉の空戻る 三刀 1 うつぎ.
洗はれし空に楚々たる雨後の月 たか子 1 満天.
ゆらゆらと草から草へ秋の蝶 豊実 1 宏虎.
二階までつるを伸ばしてぶだう熟る はく子 1 菜々.

9月7日 (投句19名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
爽涼や窓全開の礼拝堂 せいじ 6 満天.宏虎.小袖.明日香.あられ.菜々.
酒蔵の匂ひ染みたる秋暖簾 智恵子 6 たか子.ぽんこ.むべ.三刀.みきお.凡士.
「ほな!さいなら」フグの看板消ゆる秋 凡士 5 はやと.賢一.小袖.ぽんこ.豊実.
牧舎みな眠りに落ちし星月夜 みのる 5 たかを.音吉.はく子.せいじ.うつぎ.
須磨浦の戦の浜は土用時化 はやと 3 なつき.素秀.うつぎ.
口々にひよんの笛吹く吟行子 みのる 3 音吉.せいじ.三刀.
棚田への続く坂道天高し みきお 2 宏虎.なつき.
キッチンの灯を消してより虫の声 満天 2 みきお.凡士.
猫じやらしそつと見ている肥えた猫 たかを 2 はやと.賢一.
長谷寺の登廊の長し法師蝉 ぽんこ 2 満天.素秀.
故里にスーパー台風気もそぞろ せいじ 1 こすもす.
少年の意地で踏んばる土俵かな 素秀 1 あられ.
生垣に風通り抜け鉦叩 豊実 1 たか子.
平凡な暮らしが理想秋刀魚焼く 宏虎 1 智恵子.
真夜中の颱風叩く木々の音 三刀 1 明日香.
日傘さす令和の男脚長し みきお 1 豊実.
稲の香や犬飼ひし日の散歩道 なつき 1 智恵子.
泰然と台風いなし生駒山 たか子 1 むべ.
単線の終着駅や蟲時雨 宏虎 1 菜々.
あめんぼう水底の影ドローンめき 明日香 1 こすもす.
サルビアの燃へて夕日の海に落つ 凡士 1 はく子.
島仕込み祖母の薪割り秋天に 音吉 1 たかを.

9月6日 (投句20名 選句19名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
吉野杉一縷の葛も許さざる みのる 4 菜々.素秀.明日香.三刀.
引き売りの喇叭の音や秋深む 三刀 4 豊実.なつき.音吉.凡士.
長き夜の足音立てぬ婦長かな 素秀 3 たかを.はやと.智恵子.
直角の好きな大工と餅を搗く 音吉 3 みきお.三刀.凡士.
刀匠の汗を涼しと思はずや みのる 2 たか子.音吉.
雲走り鳥は騒ぎて初嵐 たか子 2 宏虎.こすもす.
ばつさりと剪定終えて秋の風 たかを 2 はやと.なつき.
鎮守の森吹き抜けてゆく青田風 菜々 2 宏虎.ぽんこ.
そのときのための七輪秋刀魚焼く 凡士 2 菜々.せいじ.
熟るる実の重さに揺れる柘榴かな みきお 2 明日香.はく子.
たなびける領布のごとくに月に雲 素秀 1 こすもす.
糸瓜揺れ窓に影なす庵かなか 智恵子 1 満天.
ふわふわと半身のみの案山子かな こすもす 1 素秀.
涼風や路地いっぱいに腕ひろぐ たか子 1 智恵子.
組む足を解いて緩める秋思かな たかを 1 ぽんこ.
爽涼や満天星の大正池 宏虎 1 満天.
カーバイド臭ふ夜祭り村の宮 みきお 1 たか子.
秋深しふと口遊む旅愁哉 音吉 1 はく子.
半開の門扉すり抜け秋の蝶 せいじ 1 みきお.
砂時計落ちて潮騒夏行きぬ 智恵子 1 豊実.
頬ぶくろ皮ため葡萄食ぶ子かな なつき 1 たかを.
駄菓子屋の友思い出す石榴かな こすもす 1 せいじ.

9月5日 (投句21名 選句24名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
金風を入れて御堂にヨガ励む はく子 6 たか子.豊実.凡士.智恵子.三刀.やよい.
遠雷や会へぬ病舎の夫のこと やよい 6 たかを.満天.菜々.三刀.なつき.ぽんこ.
八十路きて初孫生るる秋うらら やよい 4 小袖.せいじ.もとこ.はく子.
惣菜の色とりどりに豊の秋 素秀 3 明日香.みきお.やよい.
樹々揺らし川面を撫でて風は秋 たか子 3 宏虎.凡士.はく子.
開閉の重き城門秋の声 ぽんこ 3 音吉.豊実.なつき.
通り雨手を休めずに草刈り女 なつき 3 智恵子.明日香.こすもす.
鉢葡萄みのるふた房庭の旬 智恵子 3 はやと.音吉.むべ.
浦凪ぎて波の子もなし星月夜 みのる 3 小袖.せいじ.もとこ.
耳元の鋏のリズム涼新た 豊実 2 むべ.素秀.
風強き闇夜に田水落す音 素秀 2 たか子.みなみ.
電線の残暑の日影道に濃し はやと 2 こすもす.ぽんこ.
あれやこれ過る想い出秋の浜 こすもす 1 満天.
翅固く閉じて幽けき秋の蝶 せいじ 1 素秀.
まだ青き檸檬香気よ立ちのぼれ むべ 1 はやと.
草の闇律儀に鳴けり蟲時雨 宏虎 1 たかを.
漸くに珈琲淹れる良夜かな 凡士 1 菜々.
秋の夜や再放送のドラマ増へ 満天 1 宏虎.
食細き仔牛の背中秋暑し なつき 1 みきお.
朝焼けの雲の裂け目の秋の空 はやと 1 みなみ.

9月4日 (投句21名 選句25名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
老松の益荒男ぶりや月の浜 みのる 9 はやと.音吉.せいじ.賢一.素秀.むべ.やよい.かかし.小袖.
新米の湯気芳しき通し土間 素秀 6 豊実.三刀.みきお.なつき.小袖.凡士.
天心の月に近づく二十階 はく子 5 たかを.せいじ.満天.明日香.もとこ.
台風に余り風あり雲疾し みきお 4 はやと.音吉.豊実.明日香.
新涼や仔牛よく寝る砂の上 なつき 3 たかを.智恵子.素秀.
吐息吐くうだる残暑の風見鶏 宏虎 3 満天.たか子.やよい.
暗雲を切り裂き落つる稲光 みのる 3 宏虎.こすもす.ぽんこ.
この星を括る如くに天の川 音吉 3 たか子.むべ.三刀.
涼しさや志功の裸婦の慈母の顔 はやと 2 かかし.凡士.
千枚田波打つ稲穂海まさお 智恵子 2 みきお.みなみ.
水琴窟鳴らす音色に涼気あり 凡士 2 こすもす.ぽんこ.
ベランダの窄まるプール九月来 もとこ 1 賢一.
城内に分け入る袖の百日紅 ぽんこ 1 もとこ.
肘をけば涼新たなるデッキチェア 凡士 1 はく子.
御手洗の奏づる音や爽やかに 満天 1 宏虎.
朝焼けの茜溶け行く紅芙蓉 はやと 1 はく子.
名月や餅つく兎影の濾し 智恵子 1 なつき.
秋暁の杉の秀を射す厨窓 明日香 1 みなみ.
秋暑し列島空前皆吐息 宏虎 1 智恵子.

9月3日 (投句22名 選句23名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
かなかなと見送る急行無人駅 智恵子 4 素秀.はく子.ぽんこ.三刀.
稲の穂の溢るる棚田石舞台 はやと 4 はく子.音吉.みきお.なつき.
銀輪の晩夏の光跳ね返し せいじ 4 はやと.小袖.凡士.みなみ.
雨上がり葉よりも青き青蛙 たかを 3 はやと.満天.豊実.
雲脱ぎし望煌々と照らしけり みのる 3 宏虎.小袖.満天.
流れゆく秋の雲追ふキリンかな 凡士 3 むべ.豊実.もとこ.
数独の脳掻き回す夜の秋 もとこ 3 音吉.三刀.こすもす.
雲の影青田をよぎり海に抜け みきお 3 たかを.たか子.凡士.
はみ出せる芭蕉葉借りて雨宿り 素秀 2 智恵子.もとこ.
光芒や稲田眩しき天が下 素秀 2 そうけい.智恵子.
地下道の子らの海の絵涼しかり なつき 2 明日香.みきお.
随筆の推敲さなか秋暑し 三刀 2 むべ.素秀.
街道の一筋ゆくや月の道 凡士 2 そうけい.なつき.
面会禁止へ手紙したたむ夜半の秋 やよい 1 たか子.
妣遺言ここが辛抱蚯蚓鳴く 宏虎 1 たかを.
パラボラが最高峰や星月夜 みのる 1 せいじ.
秋さやか吾もかくあらん雨戸繰る こすもす 1 宏虎.
黒雲を押し上げ昇る晩夏の陽 せいじ 1 ぽんこ.
帰省子のサインのありし落書かな なつき 1 みなみ.
観る花にひよつこり止まる秋の蝶 はやと 1 せいじ.
秋風や塀にさび付く忍び返し ぽんこ 1 明日香.
紅葉する前に枯れだす庭木かな 明日香 1 こすもす.

9月2日 (投句21名 選句25名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
故郷に帰る家なし零余子飯 智恵子 9 はやと.なつき.たか子.みづき.むべ.みきお.三刀.ぽんこ.やよい.
島泊り秋風鈴に暮れ初めぬ みづき 5 なつき.そうけい.せいじ.素秀.凡士.
皆共に老ひ自治会の古団扇 うつぎ 4 明日香.三刀.ぽんこ.もとこ.
水遣りに飛び出す飛蝗まだ幼 凡士 4 明日香.たかを.むべ.こすもす.
山の宿庭に降り立つ良夜かな 宏虎 3 智恵子.小袖.こすもす.
寄す波を超えて寄す波秋の浜 みのる 3 豊実.みきお.凡士.
朝顔の息つくやうに開きたり 素秀 3 小袖.みなみ.もとこ.
秋祭遠音に聞こゆバチの音 ぽんこ 2 豊実.みづき.
二百十日しぼり出したる歯磨き粉 なつき 2 音吉.はやと.
点滴に厄日の手術始まりぬ せいじ 2 たか子.はく子.
摩尼車かそけき秋の風廻す たか子 2 音吉.素秀.
倒伏の稲田あちこち昨夜雨に こすもす 2 たかを.みなみ.
カレーの鍋さらふ夕餉や防災日 なつき 1 やよい.
夕去りの狭庭に小さき秋の声 やよい 1 満天.
休耕田稗しつかりと生え揃ひ 明日香 1 智恵子.
ポーズさせ赤子不機嫌秋高し もとこ 1 せいじ.
台風を寄せぬ勢い高気圧 たか子 1 満天.
満面に朝日を浴びる芙蓉かな 豊実 1 宏虎.
晴れやかに笑ふ芙蓉の花は紅 はやと 1 はく子.
秋暑し更地に雑草伸び放題 満天 1 宏虎.
釣瓶落とし山影急かす墓参り 智恵子 1 そうけい.

9月1日 (投句22名 選句26名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
師弟句碑濡らして須磨の月涼し みのる 8 菜々.宏虎.せいじ.素秀.小袖.みなみ.なつき.やよい.
露けしや尼の鐘つく音永し 素秀 5 音吉.そうけい.豊実.はく子.たか子.
護摩の火を揺るがす法鼓施餓鬼寺 うつぎ 4 智恵子.はく子.なつき.やよい.
蜩の間遠となりぬ湯屋の窓 むべ 3 智恵子.素秀.凡士.
蓬髪のごとき野草や夏の果て せいじ 3 そうけい.明日香.うつぎ.
道草の確かな証し牛膝 みきお 3 こすもす.凡士.うつぎ.
女郎蜘蛛空き家の主となりにけり 豊実 2 菜々.せいじ.
自転する地球を覆ひ鰯雲 宏虎 2 三刀.みなみ.
薄紙の浮かぶが如き夕満月 はく子 2 満天.もとこ.
黄金なる香り豊かや稲穂波 智恵子 2 宏虎.みづき.
扇風機けなげ秋暑の陋屋に 菜々 2 たかを.はやと.
湖鏡を乱すさざなみ秋風裡 智恵子 2 ぽんこ.こすもす.
そこかしこ雨かと思ふあめんぼに 満天 2 音吉.明日香.
風化する戦禍の鳥居秋暑し ぽんこ 2 みきお.三刀.
どの人にも渡る散華や施餓鬼堂 うつぎ 2 はやと.もとこ.
非日常が日常となる八月尽 やよい 1 満天.
世捨て人なれど心に水中花 音吉 1 たか子.
尾を引きて山の端に消ゆ流れ星 むべ 1 たかを.
二百十日畑に眼鏡を忘れ来し なつき 1 豊実.
団扇の手休め聞く母白髪増え みきお 1 ぽんこ.
初秋の潮騒とゆく渚かな 凡士 1 小袖.
一息をつきし夕暮法師蝉 やよい 1 みづき.
新米を納むる狛の足の影 素秀 1 みきお.

8月31日 (投句20名 選句25名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
通草の実野地蔵あらば供華とせん みづき 6 音吉.智恵子.豊実.こすもす.なつき.もとこ.
朱の鳥居続く石段天高し こすもす 5 宏虎.智恵子.満天.みきお.むべ.
吾亦紅群れなす尾根の花浄土 智恵子 5 音吉.ぽんこ.小袖.みきお.三刀.
をとこ降りして新涼をもたらしぬ たか子 4 はやと.うつぎ.せいじ.菜々.
骨切の音小気味よし鱧料理 みのる 4 満天.三刀.菜々.なつき.
裾濡らし遊ぶ小流れ秋茜 こすもす 4 たかを.明日香.素秀.小袖.
夕暮の水路に迷ふ秋蛍 素秀 3 たか子.せいじ.ぽんこ.
秋雨や幹黒々と松映えて 明日香 2 やよい.むべ.
堰堤に残る水痕八月尽 素秀 2 たか子.うつぎ.
一瞬に月掻き消して夕立雲 せいじ 2 やよい.こすもす.
明け方にミーンと一鳴き秋の蝉 豊実 2 宏虎.はやと.
桟橋へ寡黙に寄する秋の潮 なつき 2 素秀.凡士.
風の盆坂を舞台のミュージカル 凡士 1 はく子.
雨後の庭暗闇に早や虫の声 ぽんこ 1 豊実.
唐辛子飾りて魔除けの框かな もとこ 1 明日香.
欄干の擬宝珠灼けゐて川は秋 うつぎ 1 凡士.
入魂の読経の僧や炎天下 はやと 1 みなみ.
八月尽海辺ひっそり静かなり 宏虎 1 たかを.
日燦々日ごと膨るる稲田かな 明日香 1 みなみ.
無花果のもぎたて両手に持ちくれし 満天 1 はく子.
朝市の仕舞ひ値切りて秋暑し なつき 1 もとこ.

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