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1月18日 (投句24名 選句29名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
寒稽古乱るる息も礼で終へ かかし 8 えいじ.せいじ.あられ.みきお.もとこ.和繁.みきえ.やよい.
阪神忌海は真青に凪てをり うつぎ 6 なつき.わたる.康子.千鶴.むべ.よう子.
寒木瓜の光の中に一花笑む むべ 5 わたる.せいじ.康子.千鶴.青海.
寒月夜路地を小走る猫の影 えいじ 4 ふさこ.愛正.山椒.よし女.
読み返す一句添へある年賀状 康子 3 なつき.満天.澄子.
空の巣となりし吾家や阪神忌 あひる 3 勉聖.むべ.みきえ.
震災忌まだまだ辛き十七日 ふさこ 2 満天.もとこ.
安否尋ね焦土忘れぬ震災忌 たか子 2 こすもす.わかば.
古池や微動だにせず寒の鯉 みきお 2 勉聖.青海.
ため込みし録画観尽くす小正月 なつき 2 愛正.こすもす.
外套のままでどうぞと診察へ 康子 2 えいじ.明日香.
キラキラのビニールハウス冬晴るる こすもす 2 明日香.うつぎ.
晩年は涙もろくて石蕗の花 藤井 2 たか子.みきお.
初旅や神馬の瞳やさしかり もとこ 2 和繁.澄子.
埋み火や甘き匂ひぞ立ちにけり 勉聖 2 きよえ.あられ.
オカリナの練習百曲そぞろ寒 よし女 1 たか子.
嘴を左右に振りて鴨泳ぐ 明日香 1 藤井.
ぶら下げし鈴鳴らす鳥春を待つ 和繁 1 ふさこ.
塾帰り身に射す道や寒波くる 勉聖 1 藤井.
思ひ出す凍てしあの朝震災忌 千鶴 1 わかば.
今日のコース梅の蕾のまだ固し こすもす 1 やよい.
宅配は妣への供物寒見舞 せいじ 1 よう子.
体育館初手合せの竹刀かな きよえ 1 山椒.
石拾ふ真似すれば逃ぐ寒鴉 みのる 1 うつぎ.
陣つくらず三々五々鴨すべる 明日香 1 よし女.
行き交ひて庭の山茶花愛でられし みきえ 1 きよえ.

1月17日 (投句26名 選句28名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
菰巻いて池面に松のおどる影 なつき 4 かかし.明日香.千鶴.ぽんこ.
献湯の有馬の湯女や初戎 うつぎ 4 せいじ.千鶴.あひる.ほたる.
御手洗に浮くは吉書の灰ならむ みのる 4 せいじ.和繁.うつぎ.ほたる.
犬友のおしゃべり長し日脚伸ぶ きよえ 4 わたる.もとこ.山椒.みきお.
冬雲の割れて日の射す過疎の村 みきお 4 満天.藤井.みきえ.勉聖.
寒雀こぞりて去りし土手の薮 愛正 3 よし女.ふさこ.むべ.
初夢の話しに尾ひれ美容室 あひる 3 えいじ.康子.もとこ.
晩学の身に沁む道の帰り花 藤井 3 愛正.きよえ.ぽんこ.
着膨れて朝の体操ぎくしゃくと たか子 3 勉聖.かかし.山椒.
山と積む去年のおふだ初戎 せいじ 2 わたる.こすもす.
勝独楽をもらいし孫のうれし顔 わたる 2 むべ.わかば.
寒肥あり土を起こした花壇あり 愛正 2 藤井.和繁.
佳き竹に松投げ入れて冬座敷 澄子 2 愛正.きよえ.
休憩はいつもの茶屋や初戎 せいじ 2 みきえ.なつき.
校庭に煙一筋とんど焼き みきお 2 ふさこ.こすもす.
強風に横振りダンス実南天 ぽんこ 2 満天.あひる.
白無垢のごとし辛夷の春待芽 みのる 2 えいじ.康子.
お祓いに皆頭垂るどんど焼き みきえ 1 みきお.
遠山に日のあり湾の冬かもめ 千鶴 1 たか子.
皆飛んでもれなく戻る都鳥 えいじ 1 たか子.
神宮の参拝終へて冬の虹 もとこ 1 なつき.
家中ののど飴集む咳の夜 康子 1 うつぎ.
駅出でて露店たどれば宵戎 あひる 1 明日香.
古書店のアナウンス嬢の咳き込んで 藤井 1 よし女.
勧めらる寒紅の赤おもはゆし なつき 1 わかば.

1月16日 (投句24名 選句30名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
三輪山のなだらかな尾根春を待つ 明日香 6 よし女.あひる.ぽんこ.もとこ.よう子.わかば.
国宝の太刀の刃冴ゆる展示室 わたる 5 せいじ.藤井.勉聖.うつぎ.和繁.
摩崖仏の裏まで歩む梅探り 愛正 5 えいじ.千鶴.なつき.よし女.こすもす.
刃物売る鋭目は訥弁初戎 せいじ 5 わたる.むべ.ぽんこ.もとこ.明日香.
カクテルに灯を写しけり女正月 うつぎ 4 みきえ.なつき.澄子.えいいち.
薔薇を選る幾たびも鉢持ち上げて あひる 3 えいじ.えいいち.和繁.
亀首を天へ伸ばして日向ぼこ 澄子 3 みきえ.みきお.明日香.
暖かや曾孫の返事両手挙げ よし女 2 康子.きよえ.
車椅子夫指図して日向ぼこ ふさこ 2 康子.こすもす.
半焼の家屋の始末年を越す よし女 2 やよい.あられ.
鏡割着物姿の異邦人 かかし 2 わたる.うつぎ.
竹爆ぜて活入れられし善男女 みきえ 2 愛正.みきお.
翻る葉叢に滲みる冬日かな えいじ 2 きよえ.わかば.
雪吊を掠め野鳥の蒼天へ むべ 2 せいじ.勉聖.
女正月女性車両の賑わへり なつき 2 満天.千鶴.
路地抜けて冬日眩き神田川 澄子 2 たか子.ふさこ.
ふり向けばソドムも斯くや寒夕焼 みのる 2 むべ.よう子.
点火前祝詞朗々どんど焼き みきえ 2 愛正.たか子.
浮寝鳥この川があり山があり 愛正 2 満天.やよい.
ほ句せんと妻縫初のウエア着る えいじ 1 あられ.
隣家より盆梅の香の馥郁と むべ 1 澄子.
寒の中風静かなり鳥語聞く きよえ 1 藤井.
山霧や眠る街ごと包みをり 勉聖 1 ふさこ.
子ら跳ねてぐんぐん上がる父の凧 康子 1 あひる.

1月15日 (投句25名 選句29名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
土竜塚さらに嵩上ぐ霜柱 愛正 6 ぽんこ.なつき.康子.せいじ.よう子.よし女.
すれ違ふ春着の娘から鈴の音 澄子 6 愛正.わたる.山椒.勉聖.むべ.あひる.
金ピカの露店居並ぶ初戎 せいじ 5 えいじ.なつき.康子.みきえ.うつぎ.
蒼天に幟聳ゆる初恵比寿 あひる 4 わたる.むべ.あられ.澄子.
玉の日を纏ふ古木の淑気かな 澄子 4 せいじ.明日香.よう子.わかば.
甲羅干す池塘の亀に冬日燦 むべ 3 かかし.あひる.董雨.
初釜の炭に年輪煮ゆる音 ふさこ 3 千鶴.あられ.もとこ.
群鳩の波をのみ込む冬落暉 えいじ 2 満天.たか子.
ジョギングの足を緩めて御慶かな よし女 2 うつぎ.こすもす.
境内も路地も屋台の初えびす あひる 2 みきえ.董雨.
ビル風に狂ふて舞へる木の葉かな えいじ 2 かかし.明日香.
着ぶくれて笑みの挨拶譲る路 きよえ 2 満天.ふさこ.
新春のメリケン波止場たもとほる せいじ 2 きよえ.よし女.
練習生乗せて異国へ春の海 みきえ 2 ぽんこ.勉聖.
強風に鴟尾まで上るどんどの灰 ぽんこ 2 愛正.千鶴.
そこここに小さき群れなる鴨の陣 明日香 1 ふさこ.
大氷柱見上げてゐたり傘寿かな 勉聖 1 もとこ.
村人の靴濡らし守る大どんど なつき 1 たか子.
友を待つ夜の長さや生姜酒 勉聖 1 澄子.
闘牛や勢いつける玉子酒 藤井 1 和繁.
マスクして目のほほえみや朝の径 藤井 1 山椒.
初針の穴すぐ通り繕いぬ よし女 1 えいじ.
川端のすがれ切ったる枯れ薄 明日香 1 わかば.
旧道の登城の細道梅探る 愛正 1 こすもす.
舗装路の縞新しく恵方道 うつぎ 1 和繁.
老妻とデート散歩や日脚伸ぶ みのる 1 きよえ.

1月14日 (投句25名 選句30名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
目潰しの落暉が射抜く大枯木 みのる 9 わたる.せいじ.山椒.ぽんこ.たか子.みきえ.よう子.よし女.わかば.
福笹をかざし電動車椅子 やよい 7 えいじ.愛正.むべ.あひる.あられ.こすもす.うつぎ.
一雫地蔵の耳に氷柱かな 愛正 5 満天.せいじ.明日香.こすもす.たか子.
風邪の妻夫の厨房覗きをり かかし 5 えいじ.藤井.よう子.和繁.うつぎ.
飛び石の亀ぽつねんと冬の川 もとこ 4 満天.むべ.きよえ.なつき.
釣り舟の舟底並ぶ冬河原 みきお 3 あひる.明日香.澄子.
校庭に光る氷柱や古蛇口 愛正 3 勉聖.かかし.みきえ.
左義長や札焼き残し鎮まれり ふさこ 2 わたる.もとこ.
白那智に溢る手水や冬日燦 康子 2 勉聖.千鶴.
夕暮れの街鳴りやまぬ虎落笛 あひる 2 藤井.ぽんこ.
手相見て咳ひとつ出る霜夜かな 勉聖 2 もとこ.なつき.
震災の遺構にのたり春の海 せいじ 2 康子.澄子.
冬日背に足長のわが影法師 みのる 2 みきお.よし女.
冬麗ら路地から路地へ散歩せり 澄子 1 康子.
雪の朝砂糖菓子めく芝の丘 えいじ 1 ふさこ.
歩き喰ひ楽し初春の南京町 せいじ 1 きよえ.
白鳥や空に命の声響く わたる 1 わかば.
頬撫でる草野の風や春近し えいじ 1 山椒.
滑るまじ団栗畳杣の路 澄子 1 愛正.
実生伸ぶ本丸跡の紅椿 なつき 1 みきお.
冴え冴えと廃線駅のガラス窓 わたる 1 かかし.
遣水の綺羅を運ぶや冬日燦 むべ 1 千鶴.
蝋梅の鈴めく蕾日毎増ゆ よし女 1 和繁.
風運ぶ寒九の雨や恵みとか きよえ 1 ふさこ.
雪の無きひとすじを踏み進む道 和繁 1 あられ.

1月13日 (投句29名 選句29名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
矢の如く駈ける廻廊初戎 山椒 5 かかし.明日香.千鶴.えいじ.澄子.
書初展競馬のごとき馬の文字 かかし 4 愛正.明日香.千鶴.きよえ.
鯨めく雲どっしりと冬の凪 やよい 3 藤井.康子.えいじ.
冬日燦関守石の影著るき 澄子 3 ぽんこ.むべ.よう子.
天守へとめがけて吹雪く寒九の日 明日香 3 わたる.もとこ.和繁.
人波の我も一人や宵戎 うつぎ 3 よし女.あひる.やよい.
ほの暗き山路のしるべ実万両 むべ 3 愛正.せいじ.もとこ.
読み初めは老ひの生き様指南本 たか子 3 康子.よし女.なつき.
土手淵の赤土持ち上ぐ霜柱 愛正 2 みきえ.ふさこ.
道の駅冬菜を束ぬ藁のしべ 千鶴 2 あられ.あひる.
裏山の岩間に光る立氷かな 愛正 2 ぽんこ.勉聖.
早春の海ひらけたる埠頭かな せいじ 2 山椒.澄子.
受験子はえんぴつ形の祈願絵馬 康子 2 なつき.こすもす.
雪深し夕餉の煙り立つ厨 勉聖 2 山椒.みきお.
句座果てて帰路の鉄橋冬茜 もとこ 2 かかし.たか子.
福笹や福は無くとも恙無く かかし 2 たか子.みきお.
白壁にしるき怒髪の枯木影 康子 1 みきえ.
白鳥や寄り添ひ立てば沼青し 勉聖 1 あられ.
遅ればせながらと御慶十二日 みきえ 1 こすもす.
震災の跡を浸して水温む あひる 1 よう子.
青梗菜翡翠に透くる中華皿 あひる 1 むべ.
側溝を睨みかけ行く冬の鷺 きよえ 1 ふさこ.
庭に咲く小さき花の寒桜 藤井 1 勉聖.
冬萌や枯草の中はや芽吹き みきお 1 藤井.
昏れなずむ遠山並や日脚伸ぶ みのる 1 わかば.
地吹雪の見えるものなし潔し わたる 1 わかば.
鴨の陣沼狸の水脈に揺らぎけり えいじ 1 わたる.
七草のフリーズドライ一人の餉 よし女 1 やよい.
窓塞ぐほどに着雪する吹雪 和繁 1 せいじ.
溶けだして泥のスカート雪だるま なつき 1 きよえ.
庭園に花咲くやうに晴着の娘 澄子 1 和繁.

1月12日 (投句28名 選句32名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
書初や墨の匂ひに背筋のぶ 愛正 6 満天.勉聖.せいじ.明日香.あられ.たか子.
新春の埠頭に凛と日本丸 せいじ 6 みきえ.やよい.わかば.和繁.澄子.うつぎ.
一穢なき空とりどりに凧揚がる 康子 6 せいじ.千鶴.よし女.ぽんこ.よう子.やよい.
初冨士の空に染まらぬ白さかな 青海 4 わたる.千鶴.あられ.むべ.
春疾風参道駈ける福男 山椒 4 かかし.満天.明日香.澄子.
真空のパック剥がして鏡割り みきえ 4 わたる.なつき.よう子.みきお.
弾初は孫と連弾肩寄せて もとこ 3 えいいち.あひる.きよえ.
枯色の庭に点ずる寒椿 むべ 3 愛正.山椒.康子.
雅てふ細き茶杓や初点前 なつき 2 みきえ.こすもす.
七草や産直市で一握り 藤井 2 えいじ.こすもす.
恙無く善哉振る舞ひ初稽古 澄子 2 なつき.みきお.
大枯木泰然として風に耐ふ みのる 2 康子.むべ.
一人ゆく風の音のみ枯野道 みきお 2 山椒.藤井.
手刀の刃のあと付けて鏡割り わたる 2 えいいち.うつぎ.
春まぢか綿菓子めきし雲を見よ えいじ 2 よし女.ふさこ.
銀粉を闇に溢して寒昴 むべ 1 もとこ.
童謡を流し灯油の初売り車 やよい 1 和繁.
小雪舞ふ都大路や女子駅伝 千鶴 1 えいじ.
破蓮や夜の静寂に沈みをり 澄子 1 勉聖.
瞼閉じ寒九の水を呑みにけり みきお 1 わかば.
寒風にブルッと背筋おそはるる きよえ 1 ぽんこ.
新種の欄百寿を祝う新種咲く 董雨 1 きよえ.
熟し実を加へ落つるや冬の鳥 青海 1 ふさこ.
四本の天衝くマスト波止小春 せいじ 1 かかし.
寒の水苦い薬を一気飲み みのる 1 藤井.
初烏風を測りて高く飛び 藤井 1 たか子.
消防車出動したるどんどの火 なつき 1 あひる.
からからと竹打ち合ふて空つ風 あひる 1 愛正.
寒四郎雑穀混ぜる炊飯器 よし女 1 もとこ.

1月11日 (投句26名 選句31名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
生徒らの馬の字駆ける吉書揚 かかし 10 えいじ.満天.たか子.あひる.もとこ.ぽんこ.よし女.和繁.こすもす.なつき.
竹爆ぜて焔逆巻くどんど焼 かかし 7 愛正.せいじ.ぽんこ.みきお.やよい.えいいち.澄子.
寄席囃子三味の音かろし初笑ひ 澄子 7 勉聖.むべ.たか子.もとこ.千鶴.みきお.こすもす.
別れ際貰ひし大根横抱きに 千鶴 4 えいじ.ふさこ.きよえ.よう子.
川土手や風の形の寒芒 みきお 4 愛正.わたる.山椒.董雨.
過ぎ去りしひととせ想ひ初湯かな たか子 3 むべ.あられ.董雨.
冬田道広し鳶の輪幾重にも やよい 3 康子.せいじ.明日香.
なすがまま俎板に載る海鼠かな みきお 2 藤井.和繁.
はやされて鼻が飛び出る福笑い 明日香 2 きよえ.なつき.
雪晴や湯気立ちのぼる朝餉村 わたる 2 満天.勉聖.
池の綺羅もろともに鳰浮かびくる 康子 2 あひる.明日香.
日向ぼこ老犬の息たしかめり むべ 2 あられ.よう子.
河原の木伐られて雪に寝かさるる 和繁 2 ふさこ.よし女.
風花や市の売り子の小銭箱 わたる 1 やよい.
寒蜆すくふ小舟に朝の風 藤井 1 みきえ.
福寿草居間に飾ってはなやかに 明日香 1 藤井.
初時雨窓のガラスに斜線描く よし女 1 山椒.
絢爛や八重の山茶花十重二十重 せいじ 1 わたる.
女正月カフェーの帰りハミングす ふさこ 1 えいいち.
枝絡む日に魂震ふ冬芽かな みのる 1 康子.
カーテンに揺るる木の葉や冬日向 みきえ 1 青海.
川端の傘はとりどり寒の釣り えいじ 1 青海.
森の径ふさぐ群鳩日向ぼこ 康子 1 みきえ.
手かざしで川面見やるや寒の釣り えいじ 1 千鶴.
滑り転け三番福に初戎 せいじ 1 澄子.

1月10日 (投句24名 選句30名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
白磁なるマリア冬日を纏ひけり みのる 5 藤井.康子.えいいち.和繁.たか子.
人混みに赤き襟巻き夫を追ふ あひる 5 えいじ.愛正.やよい.和繁.わかば.
田にのぼる三筋の煙り春まぢか 明日香 4 せいじ.博充.山椒.みきお.
大木より次々零る初雀 みきお 4 わたる.あひる.みきえ.明日香.
鴨あまた陣もて対峙三角江 せいじ 3 きよえ.かかし.よし女.
椿の絵挿して寒中見舞来る えいじ 3 満天.千鶴.こすもす.
宮焚火消防団の法被着て みのる 3 こすもす.なつき.むべ.
冬草や枯れてなお立つ風の中 勉聖 3 藤井.博充.かかし.
寒鯉や澄める水底動かざる 藤井 3 満天.わたる.みきえ.
変色の一枚残る障子かな こすもす 2 ふさこ.たか子.
神馬舎の玻璃へ降りたる焚火灰 なつき 2 あひる.ぽんこ.
冬の日を撚りて浮雲流れけり えいじ 2 勉聖.康子.
冬茜松林染む瀬戸の夕 きよえ 2 千鶴.みきお.
霜の夜や書を閉づる音澄みわたる 博充 2 勉聖.きよえ.
朱に染まる雪山望む出勤路 和繁 2 せいじ.明日香.
元日や一句のために座を正す 勉聖 2 山椒.ふさこ.
霜枯れの鉢植に詫ぶ留守の沙汰 みきえ 2 愛正.よし女.
探梅は寂しと云ふて夫逝きし たか子 1 もとこ.
山茶花の翳れば深紅照ればあお よし女 1 澄子.
寄せ植えやきらりと光る福寿草 みきお 1 なつき.
日の枝に寒禽団子の付き離れ わたる 1 澄子.
冬薔薇アーチくぐるは盲導犬 千鶴 1 もとこ.
慰霊碑の裏山茶花の散り染める なつき 1 えいいち.
お年玉両手で触り吾子破顔 愛正 1 えいじ.
集合は阪急電車御慶述ぶ もとこ 1 むべ.
故郷の神戸や遠し震災忌 きよえ 1 わかば.
杉の秀をねぐらにしたき寒烏 明日香 1 ぽんこ.
春寒のホールに響く駅ピアノ あひる 1 やよい.

1月9日 (投句27名 選句29名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
大榾が寝返り打ちし福火かな みのる 9 えいじ.康子.せいじ.やよい.みきお.みきえ.ぽんこ.あひる.なつき.
虫食ひの葉より綺羅射す冬日向 康子 6 えいじ.わたる.勉聖.ぽんこ.あひる.もとこ.
汲み置きし若水舐める猫の舌 みきお 4 千鶴.えいいち.こすもす.なつき.
着膨れや募金の人も保護犬も 山椒 4 康子.わたる.ふさこ.もとこ.
青空に冠雪の山輝けり こすもす 3 満天.明日香.むべ.
神官の豊作祈る弓始 みきお 3 満天.みきえ.わかば.
ひひんてふ皆で跳ねたる初写真 なつき 3 あられ.よし女.和繁.
大椀で暖取る夕餉七日粥 愛正 2 千鶴.こすもす.
ジャズ聴いてくつろぐ夜半の玉子酒 あひる 2 藤井.和繁.
七日粥土鍋の蓋の薄みどり むべ 2 博充.たか子.
何の葉かひとくさだけの七日粥 せいじ 2 勉聖.ふさこ.
仁丹が地に跳ねしごと雪時雨 みのる 2 せいじ.よし女.
一と所群雲裂けて寒の月 よし女 2 藤井.明日香.
天空に三筋の噴煙冬浅間 愛正 2 あられ.むべ.
雪と実を支へて傾ぐ柿古木 和繁 2 愛正.博充.
あつあつの珈琲に吹く白き息 康子 1 えいいち.
蒼穹に観音すくと松飾 ぽんこ 1 愛正.
神座すただすの森の淑気かな もとこ 1 山椒.
人日ややおら普段に戻りけり わたる 1 わかば.
松の内出雲揺さぶり地震の神 澄子 1 やよい.
池移し鯉や吐きたる泡ひとつ 勉聖 1 たか子.
冬晴れや手のひらほどの詩集かな 勉聖 1 きよえ.
夜明けまえ窓辺に匂ふシクラメン えいじ 1 みきお.
カイツブリいともたやすく潜りけり 明日香 1 きよえ.
冬の夜や柱時計の音響く 博充 1 山椒.

1月8日 (投句27名 選句32名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
古井戸の蓋に寒禽集ひけり むべ 6 愛正.わたる.明日香.よし女.博充.澄子.
初笑ひ百面相の赤子かな きよえ 5 みきえ.やよい.えいいち.こすもす.なつき.
梅が枝に結ぶ御籤の花ざかり やよい 5 愛正.勉聖.明日香.千鶴.澄子.
はらからの去りて一人の日向ぼこ みきお 4 あひる.たか子.えいいち.かかし.
百歳の祝い花来る七ぬかかな 董雨 4 わたる.みきえ.きよえ.わかば.
冬青空写し入江の鏡めく よし女 3 康子.ぽんこ.博充.
犬友ら集ひ御慶や犬たちも みのる 3 たかを.山椒.むべ.
初茜また気ままなる老い始む もとこ 2 康子.かかし.
人文字を描く高空出初め式 山椒 2 たかを.わかば.
ロッカーに御慶溢るるオフィスかな 康子 2 えいじ.もとこ.
明けの空少し背伸びし飾り取る 和繁 2 もとこ.ふさこ.
七草粥願ひは言はず湯気白し 勉聖 2 藤井.満天.
ひとひらの山茶花胸に陶狸 なつき 2 えいじ.あひる.
小寒や園児連なる汽車ごつこ なつき 2 ぽんこ.よし女.
雪国と言ふにあらねど尺の雪 藤井 2 たか子.せいじ.
天守より見渡せば街淑気満つ たか子 2 和繁.なつき.
三日はや畑の菜を引く翁かな よし女 2 せいじ.ふさこ.
海荒れて雲垂れこめて鰤起こし 藤井 2 こすもす.みきお.
元日を輝かしたり富士の峰 山椒 2 満天.やよい.
初詣肩すくめ待つ長蛇列 やよい 1 董雨.
着膨れの老の万座やバスの中 えいじ 1 董雨.
老犬の背なに降り注ぐ冬日かな 康子 1 むべ.
春の布ならべ明るき手芸店 あひる 1 山椒.
冬の暮厨に立てば戸の軋む 博充 1 藤井.
門入りて目の合ふ嬰の初笑い わたる 1 みきお.
皆揃い今年の春も背比べ ふさこ 1 和繁.
風癖の向き揃ひたる大枯野 むべ 1 きよえ.
天と地に包まれ詣る淑気かな みきお 1 勉聖.
七草の粥添へらるる今朝の膳 みきえ 1 千鶴.

1月7日 (投句27名 選句32名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
大鍋の湯気競ひ合ふ屋台かな 康子 5 やよい.たか子.あられ.千鶴.董雨.
堰に来て楽奏で出す春の水 せいじ 4 藤井.やよい.山椒.よし女.
たなびきて十重二十重なる初霞 むべ 4 わたる.きよえ.あられ.よし女.
初鏡少し笑うて見たりもし たか子 4 わたる.きよえ.せいじ.えいいち.
珈琲を濃いめに淹れて初仕事 わたる 4 勉聖.なつき.みきお.こすもす.
大地まで落日届く枯木立 むべ 4 博充.あひる.ぽんこ.せいじ.
伊予灘を愛でて一両初電車 澄子 4 あひる.もとこ.和繁.むべ.
手を合わす指先白し初明かり みきお 4 みきえ.山椒.博充.たか子.
あたたかや双手包みに握手され みのる 3 康子.みきえ.明日香.
初夢や昭和の茶の間父母も居て もとこ 3 かかし.えいいち.わかば.
門松を鳥居へ括る梅結び 康子 2 明日香.こすもす.
終ひ告ぐ挨拶多き年賀かな わたる 2 愛正.勉聖.
寒の入圧力釜が笛を吹く 千鶴 2 なつき.うつぎ.
寒椿莟も数多紅光る きよえ 2 満天.かかし.
寒に入る製餡工場太き湯気 和繁 2 ふさこ.みきお.
山茶花のピンク絨毯風のわざ よし女 2 康子.ぽんこ.
ご近所と御慶すごみの収集日 せいじ 2 満天.えいじ.
寄せ花に水仙の香の際立てり あひる 1 藤井.
読初めの明るき朝や聖書繰る あひる 1 わかば.
城山の天守を隠し時雨雲 澄子 1 むべ.
書初の墨の香りや山と海 かかし 1 和繁.
蝋梅や淑気に宿る花の香 勉聖 1 ふさこ.
買初の焼き立てパンの芳しや きよえ 1 董雨.
金みくじ持ち帰りたり年女 なつき 1 もとこ.
実り過ぐ千両の枝地に届く 董雨 1 愛正.
人日や鉢一つずつ確かむる 明日香 1 えいじ.
隊列を組んで競り待つ大マグロ 山椒 1 千鶴.
同窓会氏神様へ初詣 ふさこ 1 うつぎ.

1月6日 (投句26名 選句31名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
行員の辞儀は直角初仕事 せいじ 7 山椒.なつき.董雨.明日香.もとこ.よし女.うつぎ.
厨妻濡れ手のままで屠蘇の座に みのる 7 康子.せいじ.勉聖.きよえ.むべ.和繁.こすもす.
妣の居ぬ不思議に気付く四日かな あひる 6 わたる.みきえ.ふさこ.あられ.千鶴.わかば.
晴着の子帰路はおんぶや初詣 こすもす 5 満天.えいじ.せいじ.やよい.ふさこ.
堀割に傾ぐ老松色変へず 澄子 4 愛正.やよい.みきお.たか子.
存問の心に仰ぐ初御空 みのる 2 澄子.わかば.
嘴に揃ひの雫鴨の陣 康子 2 もとこ.たか子.
医者帰り冴ゆる夜更けの赤き星 藤井 2 博充.あられ.
亡き夫のセーターを着て赤き杖 よし女 2 あひる.うつぎ.
初売りや中身見せたる福袋 なつき 2 みきえ.えいいち.
夜半の雨霙に変はる音立てり むべ 2 明日香.澄子.
白湯飲んでけふを始むや初仕事 えいじ 2 かかし.よし女.
初電話挨拶だけと長話 きよえ 2 満天.康子.
網のうへ膨るる餅を見つむる子 むべ 2 えいじ.和繁.
冬の暮畦に鍬音響きけり 博充 1 むべ.
小雪舞ふ道を譲つてくれるバス 和繁 1 山椒.
出羽富士の海から眺む淑気かな わたる 1 こすもす.
須臾の間の遍く枯葉翔び立ちぬ うつぎ 1 きよえ.
八十路なる師の号令や初稽古 あひる 1 勉聖.
橋のした体寄せ合ふ冬の鯉 ぽんこ 1 愛正.
初日の出重ねし齢や傘寿かな 勉聖 1 みきお.
刈り上げの男の子三日の辞儀深し なつき 1 董雨.
節料理カレーの具となる四日かな やよい 1 わたる.
女性住職僧衣はピンクお元日 よし女 1 なつき.
初詣黒き列なすスーツ族 康子 1 博充.
治療終へ帰る一人の寒に月 藤井 1 かかし.
埋火やメラメラ燃える闘志あり みきお 1 あひる.
読み初めは今年の大河の歴史本 わたる 1 千鶴.

1月5日 (投句26名 選句32名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
綺羅散らし水脈を一つに鴨の恋 康子 7 えいじ.山椒.勉聖.むべ.ふさこ.千鶴.澄子.
初鏡いよよ妣似の吾の居る やよい 5 みきえ.博充.かかし.えいいち.あひる.
ひととほり着ては笑む妻福袋 和繁 5 えいじ.わたる.せいじ.きよえ.あひる.
蒼穹に初富士浮かべ高櫓 むべ 4 山椒.わたる.みきお.明日香.
方言で都会の話題芋煮会 ふさこ 4 愛正.康子.みきえ.もとこ.
初電車どうぞと席を譲り受く きよえ 3 よし女.なつき.えいいち.
四日はや子ども野球の声高し せいじ 3 よし女.和繁.なつき.
吾娘に受け継がれ我流の節料理 あひる 3 ふさこ.うつぎ.こすもす.
振りむけば見送る義姉にぼたん雪 あひる 3 あられ.むべ.こすもす.
冬の暮犬の遠吠え沁みわたる 博充 2 満天.勉聖.
年賀状筆跡辿る名無しかな 康子 2 愛正.ぽんこ.
あつさりと母に預けるお年玉 もとこ 2 やよい.せいじ.
石段に淑気満ちたり菩提寺へ 藤井 2 みきお.わかば.
冬蜂や寄る瀬なき身の浮世かな 勉聖 2 藤井.きよえ.
客去んで一人で酌みぬ四日かな うつぎ 2 あられ.かかし.
句に遊び泣かされしこと去年今年 勉聖 2 藤井.たか子.
新春の奇跡箱根の大逆転 せいじ 1 千鶴.
福寿草植へて玄関年迎へ 山椒 1 やよい.
駅伝の熱気に酔ひし年始め 千鶴 1 たか子.
初鏡眉整ふて紅薄く きよえ 1 ぽんこ.
お元日寺より頂く祝酒 よし女 1 澄子.
ひっそりと元旦の街雪化粧 山椒 1 明日香.
蹴伸びして今年始まる初泳ぎ わたる 1 和繁.
ごみ出しの足早となる寒さかな 青海 1 博充.
去りがたく墓苑にしのぶ息白し なつき 1 わかば.
余生をば謳歌す歌の賀状かな みのる 1 康子.
初売の花束選ぶ父息子 むべ 1 うつぎ.
受話器にふるさとの声や夢始 青海 1 満天.
歳の所為言わぬ気構へ初詣で たか子 1 もとこ.

1月4日 (投句28名 選句33名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
四阿にお喋りやまぬ初雀 康子 6 ぽんこ.わたる.青海.むべ.あひる.よし女.
鳶の笛空いつぱいに淑気満つ むべ 5 やよい.博充.康子.たか子.明日香.
背の順に並んで受くるお年玉 なつき 5 たか子.むべ.和繁.董雨.えいいち.
実千両添えて華やぐ祝い膳 あひる 4 愛正.みきえ.勉聖.なつき.
玲瓏と寒満月の山統ぶる むべ 4 みきえ.せいじ.わたる.わかば.
見上げれば星降るやふに雪時雨 えいじ 3 康子.あられ.うつぎ.
七度目の馬の絵馬なり初詣 藤井 3 えいじ.かかし.なつき.
薄紅に染めし満月はや三つ日 ほたる 3 勉聖.満天.もとこ.
地に淡き木立の翳冬ざるる 澄子 3 藤井.博充.青海.
泣き笑ひ人情紡ぐ初芝居 かかし 2 愛正.こすもす.
わずかなる御降りありて街静か もとこ 2 えいじ.ふさこ.
整然と緑一筋冬菜畑 こすもす 2 山椒.あひる.
屠蘇交はす俺より先に逝くなよと みのる 2 せいじ.董雨.
初明かり狭庭に初の土竜塚 愛正 2 あられ.よし女.
駅伝や冷気切り裂き駈けぬけり 山椒 2 ぽんこ.かかし.
娘や孫の次々帰る三日かな 千鶴 2 きよえ.えいいち.
御慶述ぶラインの忙しひとしきり たか子 2 こすもす.きよえ.
玄関の靴向き向きに子の御慶 なつき 2 もとこ.ふさこ.
初御空白く輝く富士の峰 山椒 2 やよい.わかば.
奥利根の清流にさすはつ明り 愛正 2 千鶴.和繁.
ぴかぴかに磨きし窓に初日燦 みのる 1 明日香.
初売りや茶箱の前に人の列 勉聖 1 満天.
屠蘇酌みて妻と語らふ明日かな 博充 1 藤井.
新春の畑翔つ雀数十羽 よし女 1 澄子.
身内てふ絆深めて年始め たか子 1 うつぎ.
パラボラにゐ並ぶ白き昼の月 康子 1 澄子.
書初の楷書の写経枯山水 かかし 1 千鶴.
湯の音に心も清む初湯かな わたる 1 山椒.

1月3日 (投句27名 選句31名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
屠蘇を注ぐ戦火くぐりし器もて あひる 6 みきえ.たか子.やよい.わたる.和繁.澄子.
お返しは笑顔のハグやお年玉 みのる 6 えいじ.愛正.満天.せいじ.こすもす.あひる.
雲切れて天の梯子や初御空 みのる 5 藤井.山椒.千鶴.よし女.なつき.
福玉を提げて御慶の京舞妓 山椒 4 勉聖.董雨.千鶴.わたる.
着地して落葉舞ひ立つ初鴉 むべ 4 博充.ぽんこ.きよえ.ほたる.
靄蒲団被りて山の眠りかな えいじ 3 たか子.きよえ.ほたる.
初東風に目深に帽を被りをり きよえ 3 博充.よし女.かかし.
朱書にて挑戦一つ初日記 かかし 3 えいじ.康子.あひる.
連山の嶺厳かに淑気かな きよえ 3 山椒.かかし.わかば.
初写真孫に背丈を追ひ越され かかし 3 愛正.董雨.和繁.
初景色天守に望む海静か やよい 3 むべ.満天.明日香.
楪の赤き軸こそめでたけれ むべ 2 康子.やよい.
朝風呂に身を清めたる二日かな せいじ 2 澄子.えいいち.
御降や彩雲隅に残りをり 康子 2 もとこ.明日香.
まだまだと希望は捨てず喜寿の春 うつぎ 2 藤井.わかば.
三粒ほど上り框に実千両 せいじ 2 こすもす.ふさこ.
お返しは搗き餅のごと嬰の頬 わたる 1 みきえ.
吾は子を子は吾案ず去年今年 康子 1 ふさこ.
雲払ひ霊山に充つ淑気かな 澄子 1 ぽんこ.
冬帽子寝息聞こゆる乳母車 山椒 1 勉聖.
菩提寺の花びら餅の目出度さよ よし女 1 もとこ.
初松風静かに拔ける旧街道 愛正 1 むべ.
ありたけの菊を手向けて父送る 藤井 1 せいじ.
赤福餅土産に貰う二日かな 董雨 1 なつき.

1月2日 (投句27名 選句31名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
孫二人合唱のごと御慶述ぶ みのる 5 えいじ.みきえ.董雨.和繁.うつぎ.
蝋梅の綺羅に籠もれる淑気かな よし女 5 ぽんこ.千鶴.わたる.わかば.澄子.
鳶描く大き八の字初御空 むべ 5 みきえ.愛正.山椒.きよえ.千鶴.
淑気満つ大墨書なる左馬 康子 4 せいじ.もとこ.たか子.わたる.
祝箸置かる病食年の朝 みきえ 4 康子.あられ.なつき.あひる.
教へられ拝む病窓初日の出 みきえ 3 えいじ.康子.もとこ.
自らの羽毛に伏すや冬の鳩 勉聖 3 ふさこ.山椒.藤井.
元朝の田を白鳥の統べにけり 和繁 3 たか子.よし女.わかば.
町の灯に淡き千手の枯木影 えいじ 3 愛正.せいじ.博充.
雪原に捧げる献花震災忌 山椒 2 ぽんこ.あひる.
初日浴び凛と立ちたるご神木 愛正 2 やよい.満天.
初銭湯湯ぶねで交はす御慶かな 千鶴 2 董雨.うつぎ.
眩しきは稜線の彼方初日の出 こすもす 2 かかし.勉聖.
初日の出見慣れた山に手を合はす 愛正 2 やよい.こすもす.
夫婦岩海の遥かに初日の出 山椒 2 勉聖.博充.
礼拝終へ和気藹々の初茶会 きよえ 2 満天.むべ.
わが家への一番乗りは初雀 わたる 1 むべ.
買初や大きな判の世界地図 藤井 1 よし女.
生き過ぎて一人で祝うお正月 董雨 1 えいいち.
神馬乗る兄妹や初写真 なつき 1 澄子.
初夢やまだ見ぬ景色惜しみつつ ふさこ 1 きよえ.
初詣長きみくじの列に就く やよい 1 藤井.
賽銭はパパの役目や初詣 せいじ 1 こすもす.
はけぐちのなき憤り落葉蹴る みのる 1 ふさこ.
吉みくじ母子揃ひて初笑 なつき 1 和繁.
五年日記また一からの四段目 千鶴 1 なつき.
京壁に松が枝の影初明り むべ 1 あられ.
一文字の墨書勇まし初座敷 康子 1 かかし.

1月1日 (投句22名 選句28名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
母訪ね陽だまりに置くシクラメン 山椒 8 えいじ.ぽんこ.みきえ.董雨.こすもす.あひる.明日香.うつぎ.
万感をホ句に託して去年今年 せいじ 7 ぽんこ.よし女.ふさこ.千鶴.こすもす.やよい.うつぎ.
母逝きし年惜しみけり茜雲 せいじ 4 藤井.わたる.董雨.やよい.
大晦日手持ち無沙汰の帰省の子 もとこ 3 勉聖.和繁.たか子.
行く年や重たきことは置いたまま わたる 3 満天.もとこ.ふさこ.
新雪や酸ヶ湯の宿の灯ひとつ 勉聖 3 博充.千鶴.むべ.
祝箸揃え明日待つ今宵かな 明日香 3 えいじ.えいいち.山椒.
大晦日お焚き上げ待つ古札山 なつき 3 愛正.みきえ.きよえ.
復刊の絵本手に取り去年今年 澄子 3 せいじ.よし女.きよえ.
飛沫飛ぶ切り裂く声や寒稽古 勉聖 2 博充.もとこ.
大仏の眼からロープで煤払ひ 山椒 2 愛正.なつき.
山際の広ごる落暉年果つる 千鶴 2 わたる.満天.
武者震ひすは終章か餅つき機 みのる 2 康子.せいじ.
月冴ゆる古民家護る鬼瓦 愛正 2 藤井.むべ.
ベングラーの第九に酔ひて年送る うつぎ 1 えいいち.
サイレンの音も過ぎ去る大晦日 愛正 1 なつき.
薄紅のスカイラインや冬暁 えいじ 1 明日香.
士気上がる娘につられ大掃除 あひる 1 和繁.
換気口清めて今宵年を越す 和繁 1 勉聖.
七色に染むる雲間や寒月光 むべ 1 山椒.
娘の来れば今日も乾杯小晦日 あひる 1 たか子.
晴れ着の娘人掻き分けし初参り ふさこ 1 康子.
晦日蕎麦ゆでて遺影に礼を言う よし女 1 あひる.

12月31日 (投句22名 選句27名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
伐採の木は柿の実のつきしまま こすもす 5 藤井.あひる.えいいち.なつき.ふさこ.
投入れの壺に広がり実千両 あひる 5 えいじ.たか子.あられ.澄子.こすもす.
一族を冬日もろとも撮りにけり えいじ 4 康子.たか子.あられ.よし女.
杉玉や仕込み唄つづく深夜蔵 勉聖 4 えいじ.博充.もとこ.千鶴.
朴訥な旧家門松揺るぎなし 澄子 4 藤井.みきえ.もとこ.和繁.
庭に得し枝物足して年用意 むべ 3 明日香.えいいち.和繁.
押し合いのまんざらでもなし年の市 わたる 2 みきえ.山椒.
煤逃げの赤き花買ふ夕まぐれ えいじ 2 なつき.うつぎ.
自動車を覆ふ霙の鱗めく 和繁 2 こすもす.むべ.
冬夕焼七化けしてる茜雲 きよえ 2 康子.千鶴.
冬夕焼瀬戸の島々照り染めし きよえ 2 博充.満天.
凍て虫を食わへ小雀飛び立てり 勉聖 2 あひる.わたる.
ほろほろと口にほどけてきりたんぽ むべ 2 せいじ.山椒.
横丁のどこか小粋な松飾り 澄子 2 愛正.ふさこ.
広池の鴨引く水脈の勢ひかな よし女 1 勉聖.
静けさにくるまれ郷の聖夜かな あひる 1 むべ.
長靴の子ら来て宮の池普請 康子 1 よし女.
年の瀬やデイジェイポリスアメ横に 山椒 1 せいじ.
栗の木の滂沱するかに葉を落とす 千鶴 1 きよえ.
餅筵用務の変わるカレンダー 愛正 1 わたる.
珈琲の福袋買ふ小晦日 なつき 1 明日香.
ひやかしの気持ち隠して年の市 わたる 1 きよえ.
「こうのとり」てふ特急や着膨れて こすもす 1 勉聖.
跡継ぎの無きを嘆かふ冬耕翁 みのる 1 満天.
年の瀬を独りにせんと子等の来て たか子 1 うつぎ.
広前の土俵四隅の松飾り 康子 1 澄子.
悲喜こもごも心の機微の日記果つ みのる 1 愛正.

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