最新のみのる選

2026年3月21日(参加者 15名)

俳句作者
伏目なる楊貴妃観音春うららこすもす
番鴨夫唱婦随に水尾かさねむべ
春燈や楊貴妃観音堂の奥うつぎ
春日燦子守り観音包むやにたか子
うたたねの如くに涅槃したまへりあひる
春天に菊紋瓦勅使門もとこ
数珠を手に涅槃詣の園児どちうつぎ
鯉跳ねて春光散らす水面かな澄子
春泥に長靴重し広野ゆく勉聖
涅槃図の月煤汚れしてをりぬ伸枝
園児らの涅槃絵に和す声清らわかば
涅槃絵を見上ぐ園児らつむじ並むあひる
ののさまの教へ涅槃絵もて子らへせいじ
天に五指翳し宣誓風光るえいじ
芽木の風涅槃の堂に届きけりなつき
春光となりてさ走る筧水澄子
幼な手の祈りに満ちし彼岸寺もとこ
春光の綺羅のさざなみ見て飽かずむべ
ぼけ封じ詣でも兼ねて踏青すたか子
一水を跨ぐ木道風光る康子
涅槃図へ燭一本の揺らぎをりうつぎ

2026年02月14日

俳句作者
路地親し雪解雫のにぎはへり康子
雪景色まあるく嵌めし円月橋むべ
せせらぎの岩といふ岩雪帽子澄子
梅林の眼下に靄る屋敷町せいじ
門前の出汁の匂ひや春の昼なつき
堰落つる春水綺羅をまき散らしえいじ
春風に尾をなびかせるポニーかなぽんこ
奥院へ足を伸ばせり梅日和康子
天領の末黒野雨に匂ひけりうつぎ
池涸れて針山なせる蓮の骨むべ
酒蔵の太きうつばり春寒しわかば
春の宮京の名酒の樽並ぶもとこ
畦焼きや真直ぐ鎮守へ続く道うつぎ

2026年01月17日

俳句作者
お飾りの小判のみ込むどんどの火なつき
鏡なす池ほとりに佇つ春着の娘澄子
水琴窟かそけく奏づ早春賦むべ
横断歩道福笹あげて渡りをりうつぎ
人波のこぼす鈴の音初戎わかば
目が合へばにつこり笑まふ福娘うつぎ
古木愛づ冬日遍き殿の庭澄子
大福箕掲げ門出る強面うつぎ
大達磨目より火を噴くどんど焼きぽんこ
値を下げて十日戎の暦売うつぎ
福笹の売れて手拍子弾むなりわかば
雪吊の縄撓ませて風に耐ふむべ
漣の綺羅に雪吊り揺らぐやに澄子
裸電球小判光らせ宵えびすあひる
石灯籠濃き影引きて日脚伸ぶむべ

年度別一覧

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