2019年1月15日

俳句作者
恵方へと火柱倒す大とんどうつぎ
猛る火にとんど守らの鬨の声うつぎ
とんど灰天上界を目ざしけりうつぎ
百幹の竹蔓で結ひとんど焼うつぎ
燃ゆる火に感謝の礼やどんど焼こすもす
ついと向き変へたる鯉の淑気かなこすもす
どんどに手かざせば誰もみな笑顔こすもす
飾焚くお祝箸も三方もこすもす
鯉の餌を横取りせんと鴨の嘴せいじ
注連焚きて茶筒に灰を貰ひけりせいじ
鳥声降る社の杜や水温むせいじ
竹爆ぜて女人のけぞるとんどかなせいじ
耕運機轍のあとに霜幾重小袖
とんど火に灰の高舞ふめでたさよ小袖
耳栓の子等へとんどの爆ぜやまず小袖
お神楽の始まりいよよどんど燃ゆたか子
風なきと思へど猛る大とんどたか子
注連焚ひて屑持ち帰る暮らしぶりたか子
左義長の灰吾が肩に触れにけりなおこ
竹爆ぜて吾を一喝すとんどかななおこ
まつ直ぐに立ちてめでたしとんどの火なおこ
福男駈け抜けし道清々し満天
寒日和鳩らも集ふ遥拝所満天
御手洗の寒九の水をふふみけり満天
入れ代はりたち代はり来て飾焚くわかば
対岸の島影を超ゆ浜とんどわかば
とんど果て振舞酒に和みけりわかば
健願ひとんどの煙頭に肩に菜々
初詣福火ほこほこ頬へ手へ菜々
注連縄を輪投げのごとく火の中へ宏虎
句輩甘酒茶屋に推敲す宏虎
大とんど倒せし方が恵方かなよう子
丈余超すとんど櫓の火は天へよう子
寒空へ踏んまへ立ちし四脚門はく子
紙袋ごと放り投げ飾焚くぽんこ
冬晴に金堂鴟尾の跳ねに跳ねもとこ
野球少年紅顔こがすとんどかな有香
ほめられて年に似合はぬセータ買ふよし子
(参加者17名)
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