みのるの日記

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あなたの道を主にゆだねよ。
主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。

(詩篇 37篇5節)

2017年7月19日

布引滝吟行


昨日の定例句会は、久しぶりに布引の滝を吟行しました。ちょっと強行軍かなと心配しましたが何とか全員無事で良かったです。 その後体調に変化はないでしょうか? ぼくは今朝起きたら足に身が…(^o^)

いろいろお喋りしましたが、ちょっと訂正しておきます。飛滝神は、「ひろうじん」と読むようです。和歌山県那智勝浦町那智山に飛瀧神社(ひろうじんじゃ)あります。那智の滝自体が御神体で本殿も拝殿もなく、直接滝を拝み滝飛沫に触れることで延命長寿の霊験があると言われています。

飛瀧神=那智の滝

だと指摘を受ける可能性もありますが、信仰の対象とされて神々しく見える滝の代名詞として飛瀧神と詠むことは許されると思います。

みのるの詠んだ「雨霧らふ」は、間違いではないようですが、「天霧らふ」と書くほうがいいかもしれません。 文語には「天霧らふ」「雨霧らふ」「花散らふ」「雪照らふ」などと似た様な言葉があります。ネットで調べると以下のような記事が見つかりました。

[連語]《動詞「あまぎる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》雲や霧などで空一面が曇る。

「ふ」は古語で繰り返しとか、反復する様子を表現するときに付く助動詞です。動詞に付いて、それが継続するとか、一帯にその状況である、というような意味になります。この助動詞「ふ」が付く前の動詞は未然形(ア行)に変化します。

「霧る」(きる)=霧がかかる………「霧らふ」=一面に霧が立ちこめる
「散る」(ちる)……「散らふ」=花吹雪のように一面に散っている
「照る」(てる)……「照らふ」=一帯に照りつけているらふ

天霧らふ岩頭を見よ飛瀧神 みのる

近詠に選んだ以外の俳句も載せておきますね。秀句はありません。どんなことでも俳句になるのだというヒントになれば嬉しいです。でも、自選は難しいですね(^o^)

ところで、"滝壺に浮かぶは猪の水死体" あの情景、どなたも詠まれなかったので本当に安心しました。この種の句に共感を得る世界もあるようですが、少なくともGHでは、俳句として評価する余地はありません。

2017年7月17日

訃報


先週12日に落穂句会のメンバーで毎日句会にも参加されていた藤中和子(GHの俳号は、かず)さんが召されました。享年72歳でした。土曜日に彼女の母教会である尾上聖愛教会で告別式が行われ、落穂句会のメンバーであるわかばさんと共に参列してきました。

かずさんは落穂句会とのご縁を導いてくださり熱心にお世話してくださいましたが、ここ一年ほど体調不良ということで欠席が続いていました。ご本人の意志で私たちには直ぐにでも復帰されるような情報しか聞かされていませんでしたが、すでに癌告知を受けられていたようです。

召される3週間ほど前には、自宅に戻られてご家族に見守られながら苦しまれず静かに息を引き取られたとのことです。句会メンバー全員が突然の訃報に驚き動転しましたが、告別式でご家族から、イエスを信じる信仰とともに幸せな人生を全うされて召されなさったというお話を聞いて希望と勇気とをいただきました。

汝れイエスと憩ふ汀のお花畑 みのる

2017年7月10日

自由投句システム開発中


最近いきなり毎日句会への入会希望メールを送ってこられる方が増えてきました。その都度丁寧にルールを説明して無料添削から頑張っていただくようにお勧めしていますが、諦めてしまわれる方も多くとても残念です。せっかくGHを見つけてくださったのにと思うのですが健全なサイト運営とみのるのワークとを考えるといまのルールを変えることは難しいです。

そこで、あらたに自由投句のシステムを検討中です。大まかな構想としては、

登録制にするのは、投句数の制限や重複投句のチェック、悪意の参加者をブロックするなどセキュリティーのためです。

こんな風にできないの? というような要望や提案があればfeedbackで教えてください。

2017年7月8日

生命の尊厳


昨日は、落穂句会でいつものように市ノ池公園を吟行、例によってGH日和というか梅雨晴間の公園吟行を愉しみました。 大池には浮草畳が広がり、白い小さな花をびっしりとあげて絨毯を広げたように綺麗でした。

浮草の花浄土より亀の首 みのる

登山路の脇には、小さな隠り沼が二つあって牛蛙が大きな声を響かせていました。梅雨濁りした水面に目を凝らしていると稚魚の群れが散らばっていて、人影が動くと反応してさざなみを立てて四散するようすに感動しました。また、泥底に潜んでいるらしい大おたまじゃくしが白いお腹をひるがえしては空氣を吸いに浮きあがり一瞬にしてまた泥神楽に消えていきます。パッと見には何も住めないだろうと思われるような泥沼でも命は育まれれいるんですね。

路を隔てた川堤に梅雨茸がたくさん顔を出していて、蹲って咫尺に観察しているとさながら童謡の国を見ているようだとみなの顔がほころびました。全員があまり移動せずに隠り沼の辺りで集中して句を詠むことができてよかったです。

梅雨茸苔のなぞへに里づくり みのる

2017年7月3日

実作が先行する


俳誌「ひいらぎ」の巻頭言に小路智壽子主宰の連載記事が掲載されている。7月号では、-『虚子俳話』を読む - と題して記事があり、その内容に意を得たりの感慨を覚えました。全文を転載するのは憚れるので、概要をご紹介します。

虚子は「理屈が実作に先立つことは好まない」と述べている。

冒頭に上記の虚子のことばが紹介されている。この言葉を受けて主宰は、「虚子にとって俳句の原点は、先ず実作することであり、理論があってそれに基づいて作句することではない。」 と解説されている。

これは、みのるが紫峡先生の特訓を受けているときにも何度も何度も諭されたことである。当時紫峡先生は、俳句界への奉仕だといわれて多くの入門者を無料で指導されていた。勿論みのるもその一人でした。智壽子主宰の巻頭言を読みながら、あるとき紫峡先生がふと洩らされたことばを思い出しました。

「理詰めで俳句を理解し、作ろうとされるタイプの人が大成することはまれである。」と…

知識や理論を覚え、語彙を増やすことが上達への道ではなく、弛まない実作(写生)の積み重ねによって感覚、感性、個性を磨くことが結局は一番近道であるといえます。

2017年7月2日

力石を詠む(九)掲載句


高島教授から力石を詠む(九)への掲載句についてお問い合わせいただきましたので、毎日句会、定例句会、吟行句会のみのる選から下記の作品をリストアップしました。(八)で採用されたものとの重複があるかもしれませんのでご確認ください。

寒禽や樹下に鎮もる力石   (岩原うつぎ・兵庫県川西市久代「春日神社」) 
力石黙し寒禽しきりなる   (岩原うつぎ・兵庫県川西市久代「春日神社」) 
寒風裡肩寄せあへる力石   (岩原うつぎ・兵庫県川西市久代「春日神社」) 
力石武蔵決闘碑に並ぶ    (石塚有香・京都市左京区一乗寺下り松町「下り松」)  
宮小春誰も彼も撫づ力石   (平島ひかり・兵庫県西宮市甑岩町「越木岩神社」)
力石宝と寄せし宮さやか   (平島ひかり・大阪府大阪市住吉区長居東「保利神社」)
力石水引草の花影に     (大田さつき・福岡県太宰府市宰府「太宰府天満宮」) 
梅雨に濡れ深き刻字や力石  (大田さつき・福岡県太宰府市宰府「太宰府天満宮」) 
下闇の龕に鎮もる力石    (中村豆狸・広島県三原市幸崎能地「常盤神社」)
どんぐりの杜にまろびて力石 (臼井菜々・兵庫県西宮市甑岩町「越木岩神社」)
力石冷ゆ一乗寺下がり松   (臼井菜々・京都市左京区一乗寺下り松町「下り松」)
秋さぶや触るれば動く力石  (増永わかば・兵庫県西宮市甑岩町「越木岩神社」)
秋日和鳥居くぐれば力石   (中司満天・兵庫県西宮市甑岩町「越木岩神社」)

※ PS:みなさまから連絡いただいて吟行地埋まりました。感謝します。

2017年6月24日

やさしい俳句教室・合評会


スワン吟行句会の開催されない月(今月は、6月27日)に西宮北口の 市民交流センターで合評会をもっています。いまは、みのるの恩師である小路紫峡先生の第一句集『風の翼』をみなで学んでいます。

あらかじめ25句ほど抜粋したテキストが発表されるので、当日は参加者が輪番に一句ずつ鑑賞していきます。 おおよそ10人前後の参加者なので、二、三句は、鑑賞があたりますが、参加人数や席順によって変わるのでどの作品が自分に回ってくるかは予めわかりません。

ですから、テキストの全句を一通り予習する必要があるのです。 予習した内容は、個々に違いがありますから、担当者の鑑賞が終わったあと「わたしの場合はこう感じた…」というように自由な意見交換をします。そうすることで幅広い鑑賞術が自然に身についていきます。

「そうではなくて、こうでしょう」というように他の人の鑑賞を否定、批判しないというのが唯一のルールです。 俳句の鑑賞に絶対正解はないので、自分の思うままに自由に鑑賞すればいいのです。

合評会が終わってからもういちどテキストを見なおして復習してみると、予習のときとは違った感動が生まれてくるはずです。 そうして、この繰り返しによって個性が育まれていきます。ぜひ勇気を出して参加してみてください。初めての方も大歓迎です。

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