みのるの日記

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あなたの道を主にゆだねよ。
主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。

(詩篇 37篇5節)

2018年1月23日

トリミング:切り抜く技術


10年ほど前にカメラにのめり込んだことがあります。

絶不調で俳句を詠むことができなくなり、気分転換にと勧められて始めたのです。 ところが元来凝り性のわたしは、たちまち虜になりへそくりを投げ打って高級なカメラを買い、 被写体を求めてあちこちと彷徨う毎日が続きました。

WEBの写真サイトで知り合った先輩たちが、あれこれと秘訣を教えてくれるのでそれなりに撮る技術は 上達していくのだけれど、最終的には彼らの仕上がった作品とどこかが違う。 彼らの使っている機材と自分のそれとの違いだからしかたがない…と思っていた。

それが、構図とかトリミングの技術の違いであることに気づいたのはつい数年前のことです。 そのとき、同時に俳句スランプの原因にも気づかされました。

「写生、写生」と教え込まれていたので、とにかく眼前のものを写生することに神経をすり減らし、 被写体を選ぶ、選んだ被写体をどの位置からどのアングルでどの範囲を写すか…そうした事前の工夫を忘れていたのです。

プロの写真家の活動ドキュメントをテレビで見ることがあります。 何気なく散策しているようでいて、それは感覚のアンテナを張り巡らしてよい対象物を探しているのです。 そのうち何かインスピレーションを感じとったのかついと立ち止まります。 それでもいきなりすぐにシャッターを切ることはしません。 右に左に、前に後ろへ移動しては立ち止まり、どう切りとるかを思案しているのです。

吟行で俳句を詠むときのプロセスに置き換えて見ましょう。

  1. まず、よい句材はないかと探しながら散策する。(漫然と歩くのではなく五感を研ぎ澄まして)
  2. ピンと響くところがあったら立ち止まり、時間をかけて更に深く観察する。
  3. どう切り取ったらいいか、更に変化はないか等々試行錯誤をくり返す。
  4. やがてピタッとした感覚を得たら句帳に記す。(一応一句完成)
  5. なかなかピタッとこなければ、とりあえず現状だけメモしておく。(あとでトリミングする)

という感じですかね。

昔、カメラの師匠はこう言いました。

プロのように一発でアングルを決められるようになるには、毎日被写体と向き合い何年も経験を重ねて初めてえられる技術、 理論ではなくて感覚として覚えるもの。 アマチュアの私たちに真似はできないから、撮ったあとからどんどんトリミングして不要なものを切り捨てて仕上げればいい。

…と。

俳句に免許皆伝はないと思います。 忍耐と努力に疲れて休めば、そこで進歩は止まります。 苦しい、しんどい…と思えば続けることは難しいでしょう。でも頑張るほど得られる喜びも大きいはずです。 だから頑張れるのです。

楽しい俳句ライフにできるか否かは、自分自身との戦いだということをいいたいのです。

2018年1月22日

2月27日明石吟行計画あれこれ


2月27日に予定している明石吟行の計画は、当日にイカナゴ漁が解禁になるか否かで変わります。 例年は2月24日ごろなのですが、昨年は3月7日と大幅に遅れました。

イカナゴの糶りは、東隣にある明石浦漁港が最も活気があるのですが最盛期には見学させてもらえません。 明石漁港は、観光対策として唯一見学が許されていますが、多分イカナゴは入荷しないのではと思います。

防波堤からイカナゴ漁の船団が見られたら最高なんですが、 回遊魚なのでその日その日、また時間帯によって漁場が変わります。なのでよほど幸運でなければ目の前でそれを見るのは難しく。 遠目ながらも見ることが出来れば運が良い方だと思います。 最悪、空振りもあります。

どちらにしても明石漁港での糶りは見られます。 この時期は寒物の糶りが多いです。明石漁港の糶りは、大声が飛び交うこともなく、 「白息」は、詠みにくいかもしれませんが、少年や男勝りのおばさん、お姉さんなどが良い題材になります。

イカナゴ漁が解禁でない場合でも、海を見に行くか吟行場所をかえるかを悩んでいます。 明石海峡を俯瞰できる人丸山(人丸神社)へのぼるのも一案で、この場合は、JR明石駅からタクシーに分譲して移動するか山電で一駅戻ります。 運が良ければ、ここから遠目に漁場が見られるかもしれません。 帰りは徒歩で句会場へ移動できますが、漁港の糶り場へも回るとなるとタクシー利用にしたほうがいいかもしれません。

もう一案、明石城公園吟行があります。 ここなら駅をお降りてすぐです。 園内の剛の池には冬鳥がたくさんいるのですが、池までの歩く距離も長く短時間の吟行には向いていません。 明石城公園吟行の場合は、漁港での糶り見学を諦めて公園吟行だけにする必要があるかもしれません。

ということで、まだプランを絞りきれていません。 漁港の糶り吟行必須というご希望があれば、絞りやすいですので(談話室へ)ご意見をお寄せください。


"

これらの写真は、来る日も来る日も明石浦漁港の防波堤に通い、望遠レンズでとったものです。 今回の吟行では、とうてい見られない情景ですが雰囲気だけでも…

2018年1月20日

阪神忌



みのる庵の蝋梅

震災から23年になる1月17日、私たち夫婦は決まってその日の朝に祈るようになりました。当時の体験と次なる災害のための備えを忘れてはいけないと思うからです。

紫峡先生の亡くなられた二年前、みのる庵の庭に蝋梅の木を植えました。1.17の頃になると真っ先に蕾が膨らみはじめて心をなごませてくれることも理由の一つですが、何よりも蝋梅を眺めていると須磨観光ホテルのお庭の蝋梅を睨んでじっと身じろがずに観察しておられた在りし日の紫峡先生のお姿が浮かんでくるからです。

一年目の昨年は、10粒ほどしか蕾まず、ある朝、数羽の椋鳥がやってきてあっという間に食べてしまいました。 今年は、防鳥ネットを張って膨らむのを待っていたら随分沢山の蕾がついてくれて写真のようになりました。

スノードロップやクリスマスローズも咲きはじめました。春はもうすぐそこまでやってきているのですね。

蝋梅に師の俤を偲びけり みのる

2018年1月17日

浜焚火


一月のGH定例は、個別に地域のどんどを自由吟行しましょう…ということにしました。

能勢組は、黒川の里で毎年行われる大とんどを吟行されたそうで良い句が揃いました。 私たちの幼いころは、小学校の校庭で書き初めを焚く吉書揚げがありました。神社などでも盛大な左義長が行われていましたが、ダイオキシン問題や火災の危険を恐れてことごとく規模が縮小されたり、廃止になったりと寂しい時代になってしまいました。いつしかこうした季語も死語になってしまわないかと憂います。

わたしは、大昔に見たことがある浜どんどが懐かしくなって明け方暗くから明石浦漁港を訪ねましたが、 やはり近隣住宅からの苦情に気遣っていつと無く廃止になったということでした。

でも、早起きはなんとやら…、たまたま夜明けの出漁を待って焚き火をしておられた漁師さんたちとの一期一会のご縁に授かって句を拾うことができました。この日は季節風が強く朝になっても波が高いので漁は中止のようでした。

ここ近年イカナゴ漁も不良続きで、昨年はスーパーなどへの流通がほとんどないという最悪の状況でしたが、今年も厳しいという予報だそうです。2月27日の臨時明石吟行でイカナゴ漁が見られるようにと祈っています。

浜焚火命拾ひし話など みのる

みのるの近詠:浜焚火

2018年1月5日

初句会


今日は、落穂句会の初吟行、いつもの市ノ池公園に駐車して徒歩で鹿島神社へ初詣にいきました。

参道の立ち並ぶ石灯籠にたくさんの破魔矢が突き刺してあり驚きました。 そのような習慣があるのかと聞いてみましたがそうでもなさそうでした。

あとで聞いた話では三が日の人出は殺人的だったそうで、おそらく納札所まで行き着けない人たちがやむなく石灯籠に突き刺して帰られたのかも…と合点しました。

あいにくホロホロと雨も降っていましたが、これを御降と見なしてみな句を詠めたのでよかったです。

帰りに 明石市民会館 によって2月27日の句会場を予約してきました。

30名まで入れる小会議室です。 例年であれば、ちょうどいかなご漁が解禁になる時期ですので、調べて計画します。 寒い時期ですし、遠路になりますが可能な方は、ご協力よろしくお願いします。

2018年1月2日

2018年度吟行句会の提案


納め句会のときにお喋りしていてヒントをいただき、GHの特徴を活かして以下のような仕組みを思い立ちました。

こうすることにより、以下のメリットが得られます。

  1. 句会場の確保に制約されないので幅広く吟行地を選べる。
  2. それぞれのペースに合ったかたちでゆっくり吟行出来る。
  3. 吟行当日不都合な方でも他日に吟行が可能。
  4. 経費がかからないので参加費不要にできる。
  5. 吟行にいけなかった人や地方のメンバーも自由に参加できる。

具体化を進める前にみなさまのご意見を談話室にお寄せください。

2018年1月1日

謹賀新年


あけましておめでとうございます。

今年もみなさまにとって良い年でありますように。お祈りします。

見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。
あなたがたは、それを知らないのか。
確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける。

イザヤ書43章19節

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