2020年12月31日 08:09 コメントを書く Feedback
大晦日になりました。コロナで明け暮れした2020年でしたが、年用意は無事終わられたでしょうか。最後に来年の年始スケジュールについて簡単に説明しておきます。
新年を迎えられての抱負、消息を投稿してエールを交換しあいましょう。
コメントは、「ひとこと」ではなくて「談話室」に書いてください。
昨年から特別資格で参加されたメンバーは、 の雰囲気や運営などについての感想を具体的にレポートしてくださると嬉しいです。 コロナが続く中、こんなイベントをしたい、企画をしてほしい…というようなご要望も書いてください。極力実現に努めます。
1月3日(日)14:00~14:00
年賀交換のみで短く終わります。ZOOMは、はじめてというかたもぜひ挑戦してください。
清記データーは最終版に修正しましたので、予選作業を開始していただいても結構です。二、三人の方の句が修正されていますので、清記ページや PDFのページは、一度再読込(リロード)してから印刷してください。ご自分の好みで句を選べばいいのですが、「作者の個性、特徴が最もよくにじみ出ていると思う句」を選ぶように意識するとよりよい結果となります。選句は、1月3日~10日までです。互選結果は11日以降に表示されます。
一通り選句を済まされた方は、その旨、「談話室」に書いてください。選後の感想等も短く書き添えてください。最終成績などをまとめるためのページを作成する予定ですが、寄せられたコメントも転記して、楽しい思い出として残しておきたいと思います。
作者ごとの互選結果は自動システムで集計されるのですが、全体を集計する仕組みは考えていません。システムで処理するか個々の互選結果をエクセルとかにコピーして並べ替えで集計するかどちらかなのですが、どなたかお手伝いしてくださると感謝です。
1月1日からは、南上加代子さんの作品を合評していきます。女性メンバーの参加を期待しています。 2015年7月、8月の過去記事をみると、20句ほど加代子さんの句を鑑賞していています。懐かしい、ひかりさんのコメントも残っています。
今年一年、予期せぬコロナ禍との戦いで、GHの活動や運営も試行錯誤が続きましたが、参加者の皆様のご協力があって、なんとか推進することができました。心から感謝します。来年は、コロナが克服されてまたもとの生活に戻れますように、ご家族のご健勝とみなさまのご健吟をお祈りします。どうぞ、よい新年をお迎えください。
2020年12月30日 10:13 コメントを書く Feedback
昨日は、クリスマスツリーを納めました。
意外と時間がかかって日課の散歩が夕方の5時頃になったのですが、いつもの散歩道の真正面にまんまるいお月さまが上ってきて驚きました。薄暮の空のお月さまは、白っぽくて、偽物のような感じでしたが、50分ほど歩いて家に着く頃には、すっかり夕帳に包まれて本物に変わっていました。
先週、二度も誤動作で週の途中でリセットされてしまった毎週句会システムですが、修正後は何とか落ち着いているようで安心しました。誤動作が生じた原因が今ひとつ明確ではないので、不安は残るのですが、他のシステムは問題なさそうなので毎週句会システム固有のバグかもしれません。
秀句鑑賞(合評)のページも以前使っていたものと統合して改造しました。スマホからのアクセスも配慮しました。また昔のように賑やかになることを祈っています。
2020年12月28日 14:06 コメントを書く Feedback
年度作品集の編集も落ち着き、年賀状も書きあげて投函しましたのでホッとしています。家内は、お正月のお節をつくる友の会最寄りの共同炊事の準備に追われているようで、邪魔しないようにと気遣って俳部屋に籠り、来年の構想をあれこれ思い巡らしています。
じつは、いまの青畝俳句合評の原稿は、来年3月まで残っているのですが、どうしても作品の年代が古く、読者の皆さんに馴染んでいただきにくそうなので、今年いっぱいで打ち切り、新年からは、南上加代子句集から作品を選んで合評しようと思います。せっかく盛り上がりかけていたのに、勝手な変更で申し訳ないのですが、来年も続くであろうコロナ禍の生活にあって、より多くのメンバーに参加していただいて元気を共有したいと願って決断しました。
加代子さん作品の鑑賞を始めるにあたり、作者のひととなりや句集の紹介を兼ねて、「南上加代子句集」のページを作りましたので、ぜひお読みください。ページの中で作品の一部を紹介していますし、青畝先生の素晴らしい序文、紫峡先生の跋文なども転載しています。
新年からは、この合評で大いに盛り上がりましょう。合評記事を読むのも勉強になりますが、参加すると更に楽しくなることを保証します。ぜひご協力ください。
2020年12月27日 21:04 コメントを書く Feedback
今日、たか子さんと年度作品の仮名遣いについてメールでのやりとりをしていて、そういへば、みのるの理念として、仮名遣いのことにはあまり触れていなかったかなと気づきました。
私自身は、歴史的仮名遣いが好きなので、添削させて頂くときは、無意識に歴史的仮名遣いに直していました。 著名な作家(指導者)や結社によっては、歴史的仮名遣い絶対というところも少なくないですが、 は結社ではないので、必ずしもその必要はありません。
表現の自由を尊重するという意味では、原則は作者の意図に添うべきなので、もし歴史的仮名遣いに抵抗のある方は、遠慮なくそう仰ってください。「なぜ歴史的仮名遣いなの」ということについて、みのるの考え方を明確にするために、ちょうど好い機会を得ましたので、「作句の壺」に記事を追加しました。興味のある方はお読みください。
2020年12月26日 09:43 コメントを書く Feedback
多くのメンバーが積極的に参加してくださるようになり、とても賑わってきましたので喜んでいます。投稿フォームは、「 ひとこと」のプログラムと同じ一行掲示板を改造していましたので、スマホで長文を入力するのは少しやりづらかったと思います。昨夜、更紗からリクエストがありましたので、先ほどプログラムの一部を修正して改善しました。
いままでは、みなさまからの投稿を待つために、みのるの記事は約一週間待っていたのですが、最近はかなりテンポが早くなってきましたので、二日後に投稿するようにしました。みのるの記事に関しては、オリジナルではなく、秘密の赤本があります(^o^) それをもとに皆様の投稿内容に応じて少しアレンジするという仕組みです。
今年の3月から、素秀さんとマンツーマンで始めた淋しい企画でしたが、忍耐強く頑張って来たのが報われはじめてホッとしています。このシリーズは来年2月末で終わりますが、3月からは、みのるの大先輩であり、ひいらぎ時代にかけだしの私を背後で応援してくださった、恩人でもある「南上加代子」さんの句集を鑑賞する予定です。
合評記事は読むだけでも勉強になりますが、参加することでより選句力が向上し作句の上達にもつながります。歳時記を見直したり、辞書を引いたり、ネットで検索したりと結構大変ですが、知識や語彙が増え、俳句のとらえ方すら変わっていく自分を感じるとき、何にも替えられない充実感があります。 を応援するという意味で、ぜひご協力ください。
初めて参加される方のための「合評参加ガイド」を少し修正しておきました。すでに協力してくださっているメンバーも、いま一度確認しておいてくださると嬉しいです。
2020年12月25日 08:19 コメントを書く Feedback
コロナに負けるな!!
皆様に沢山の幸せが訪れますように!
2020年12月24日 11:45 コメントを書く Feedback
締切は明日なのですが、今日現在で予定していたメンバーの作品がほぼ揃いました。32名の投稿(みのるを含めて33名)です。清記の印刷は、A4縦印刷で4枚(1枚に8人)です。お手数ですが、もう一度目を通して誤字、脱字等のチェックをしてください。年内であれば修正可能です。
基本は、清記を印刷して時間をかけて選んでほしいのですが、スマホの画面だけでも作業できるように工夫しました。画面をスクロールすると右下に赤い矢印ボタンが出現します。これをタッチすると投稿者一覧に戻るようになっています。一人選んでは、また一覧に戻って次の人を選ぶ…という手順で作業できます。
投稿された方は原則全員選句に参加していただきたいのですが、投稿されていなくても選句に参加することは可能ですので、ぜひご協力ください。選ぶ時の心がけやルール等の詳細は、改めて説明しますので楽しみにお待ちください。なんだかわくわくしますね。
2020年12月23日 18:07 コメントを書く Feedback
みのるの日記につけていた Twitterボタンを Feedbackボタンに変えました。お読みいただいた感想やご意見などをお気軽にお寄せください。読者の皆様からの反応はとても励みになります。
「読んだよ」「見たよ」の一言だけでも嬉しいので、ぜひよろしくお願いいたします。
2020年12月16日 09:15 コメントを書く Feedback
コロナ禍の続く来年は、Stay Home で退屈なお正月になりそうですね。そこで、2020年度作品集の全作品から投票で、 年度秀句として30~50句を選出するという楽しい企画を練っています。 みのるも選に加わりますが、みのるの作品は投票対象外です。当然ながら自分自身の作品を選んではいけません。
いつもの選句とは違って、作者名が既知での投票になります。そのため、情実が働いたり上級者有利になることを避けて、できるだけ公正な投票となるようなルールを考えました。一人の作者から、好いと思う作品を3句ずつ選んで投票します。仮に選句対象者が25人だとすると75句を選ぶことになります。
選ばれたら1ポイントとなり、全員に選ばれた句は、最高点の25点になるという計算です。作品集に投稿されていない方も投票には参加できるので、もう少し増えるかもしれないですね。このルールにより、優等生な作品を10句並べている上級者よりも、個性的な秀句を2、3句ものされてをられる初級者のほうが有利…という展開もあり得ます。
この仕組みは今回始めての運用ですが、各メンバーの作品をじっくり鑑賞する好い機会になるのではと期待しています。投票はメールで受け付けるか、投票システムを作るかまだ考えていませんが、誰が、誰の、どの句を選んだかも分かるようにする予定です。いつもの句会とは違った味わいがあると思いますので、ご期待下さい。
それなら、作品を差し替えたい…というのもOKですよ。但し、12月25日までです(^o^)
2020年12月15日 09:50 コメントを書く Feedback
続々と作品集への投稿が届きなんだか昂ぶります。スマホからでも見やすくするためにページレイアウトを工夫しました。ついでに過年度のページも修正して順次ページめくりして閲覧できるようにしました。途中とぎれとぎれになっているのが悔やまれますが、こうして眺めるととても懐かしいです。
創設20週年になりますからメンバーの顔ぶれも少しづゝ変わってきていますが、つくづくよく続いたものだと思います。みのる自身の作品はというと20年前と比べてみて、進歩はおろか、むしろ退歩という感じで恥ずかしいです。プログラミングやシステム構築の方に熱を上げていたので句作が疎かになっていたと反省しています。結社で切磋琢磨していた頃は、24時間365日、俳句のことばかり考えているような状況でしたから当然な気もしますが…
2020年12月14日 10:33 コメントを書く Feedback
秀句鑑賞の学びは、季語の本質を理解するという意味でとてもよい訓練になります。
英文を日本語に翻訳する場合に、直訳と意訳ということが言われます。俳句の鑑賞でも同じことが言えるのです。句を一読していきなり直訳するのではなくて、句に詠み込まれた季感について掘り下げてみます。つまり当該句の季語(季感)は何かを真っ先に見極めるのです。つぎにその季語について自分の記憶の中で処理するのではなく、もう一度歳時記で詳しく調べます。これが大事です。
季語の意味や例句などにも目を通して、伝統の中でどのように季語が育まれてきたのかを知るのです。現代では死語になってしまったものもあるでしょうね。でも、そうした時代背景を反映している季語の場合は、その時代にタイムスリップして連想してみましょう。Google検索をするとその時代の写真なども出てくるので視覚的に理解することも出来ます。
こうした予習の後に句を読み直してみると、直訳では見えなかった作者の感興が見えてくると思います。その感興を捉えることが正しい鑑賞なのです。わからない言葉にも遭遇しますから広辞苑で調べましょう。言葉の意味と共に、"なるほどこんなふうに使うのか" を知ることで自然に語彙が増えていきます。単に言葉を文字として記憶しても正しい使い方を理解していなければ役には立ちません。
じつは、句会で選句するときも秀句鑑賞と同じプロセスなのです。句会での披講を聞いているとき、上級者の選と初級者のそれが、なぜ? どこが? 違うのだろうと思われたことはないですか。互選で高点を取った句が、なぜ選者の選に入らなかったのだろう…と不思議に感じられたことはないですか?
"伝統俳句は季感(季語)が命である"
これは、虚子先生が後世の私達の進むべき道として残された遺言です。初級者は、珍しい言葉や言い回しの面白さに飛びついて選びがちですが、上級者の場合は、季感を重視して選ぶからそこに違いが生じてくるのです。季語が入っていても他の季語に置き換えても意味が通じる句は、"季語動く" といって無季俳句同然になるのです。
無季俳句は、川柳と同じです。誤解してほしくないのですが、俳句に比べて川柳が下等だという意味ではなく、川柳は俳句とは異なる世界の文学であるという意味です。伝統俳句は、単に面白さだけではなく、季語が一句の命として働いていることが大事なのです。みのる選をしていて、せっかく素敵なとらえ方をしているのに取り合わせた季語が適切ではないという惜しい作品に多く遭遇します。そんなときは添削で季語を置き換えて採ります。なぜ、そのように添削されたのかを理解することも大切な復習です。
鑑賞力を養うと選句が変わるという意味を理解いいただけたでしょうか。選が変わるということは句の価値観も変わってくるということですので、結果として作句自体にも変化が生まれてきます。俳句の上達には、秀句鑑賞の訓練をし選句力や季語力(季語の本質を知る力)を向上させることが重要だということですね。素秀さんが孤軍奮闘でしたが、ようやく数名の方が秀句鑑賞に加わってくださるようになりました。他のみなさまもぜひ勇気をだしてご協力下さい。
2020年12月11日 20:23 コメントを書く Feedback
はやばやと作品を投稿してくださり感謝しています。年度作品集は、今年から新しく参加してくださった方もぜひ投稿していただきたいと願っています。 GHへの参加によって少しでもコロナ禍の癒しになったと感じてくださったら、みのるへのご褒美として協力していただきたいのです。
年度作品集は、はじめてという方もおられるのでその位置づけについて少し説明しておきたいと思います。投稿作品について、みのる選に限定させていただいているのは、わたしのエゴです。 GHの無料添削で学んでくださった方には違和感は無いと思うのですが、特別会員で入会された方にとっては、やや抵抗を感じられるかもしれませんね。
"選は創作である"
と虚子先生はいわれました。みのる選もまた、作者それぞれの個性を尊重して選ぶように努力しています。つまり作品は個々の作者のものですが、句集としてまとめたそれは、みのる自身の創作として評価されるものになるのだと考えているからです。それはまた、GHを運営している私自身が全うするべき責任であり、喜びでもあるのです。
コロナ禍で特別会員となられた方と正会員の方とで、GHへの思い入れにずれが生じることは、ある程度予測していたことですが、そのために の進むべき路線を変えるのは本末転倒になるので、ご寛容いただきたいと思います。もし、みのる選や添削に抵抗がある場合は、ご自身の信に妥協される必要はなく、年度作品集はパスしていただいても構いません。
2020年12月8日 17:15 コメントを書く Feedback
コロナ禍で困惑しておられる仲間を救済する目的で毎日句会への特別会員資格制度を設けています。既に何人かの方がこの制度で入会され活躍しておられますが、制度の趣旨が分かりにくいようなので専用の詳細ページを新設しました。
新しいメンバーが加わってくださり活気の出ることは嬉しいことです。ただ、ごくたまに趣旨を理解されないまま "無料だから" と安易に申し込まれる方もあります。一応、俳句歴をお聞きしたり作品を拝見して簡単な審査ののちに諾否を決めるのですが、お断りせざるを得ない方には申し訳なく辛い選択です。差別はしたくないのですが、健全な の運用を維持するためには止むを得ないことですので、もしお気を悪くされた方がいらっしゃったらお赦しください。
2020年12月7日 11:43 コメントを書く Feedback
今年は、2月の園田競馬吟行を最後にその後はコロナ禍でとうとう一度も吟行、句会が実施できませんでした。コロナの憂さを忘れてなんとか楽しくなる企画はないかと思い巡らし、10年ぶりに年度作品を募集することにしました。詳細は下記ページを見て下さい。
新メンバーも含めて簡単な自己紹介にもなり、親睦が図れるのではないかと期待しています。募集作品は、原則は昨年12月から今年の11月までの1年間の作品(みのる選に入選された作品)が対象ですが、"コロナ禍で納得のいく作品がない" という方もおられるでしょう。なので、今年度だけは特別ルールとしてそれ以前の作品でもよいこととします。
今年度からの参加で、みのる選10句が揃わない方は、添削しますので少し多め(20〜30句)に自選しされたものをメールで送ってくだい。また、自選でしぼりきれない…という方も遠慮なく相談して下さい。
年度作品集の募集は、メンバーとしての義務ではありません。気が進まない方はパスしていただいても構いませんが、あまり難しく考えずに気軽にご協力いただけると嬉しいです。
ご自分のみのる選作品を簡単に調べる方法を説明します。
2020年12月4日 09:41 コメントを書く Feedback
画像をクリックすると NHKアーカイブスのページにジャンプします。
コロナ禍で吟行もままならない中、 の WEB句会(毎日、毎週、兼題、ZOOM)にフル参加しています。一ヶ月くらいは何とか続いたのですが、しだいに苦しくなり悶絶する日々になりました(^o^)
毎日の散歩だけでは限界を感じたので、最近はテレビの旅番組を見て吟行しています。テレビに映し出される風景をそのまま写すのではなく、番組を見ながら過去の感動の記憶とを取り合わせてデフォルメするのです。この方法ですと全くの虚構にはなりにくいですし、歳時記とにらめっこしながら句を捻りだすよりは遥かに楽ちんです。ぜひ皆さんもお試し下さい。
ネットで旅番組、紀行番組を調べてみたら結構ありますね。リアルタイムで見られないものは録画予約しておけばいいと思います。紹介ページのリンクを貼っておきます。
2020年12月3日 15:53 コメントを書く Feedback
今日はクリスマスにまつわるお話をひとつ紹介します。それは「三本の木」というお話です。
小高い山のてっぺんに3本の小さな木が立っていました。3本は小さい時からとても仲良し。大人になったら何になりたいかいつも話し合っていました。
1本目の木はきらきら光る宝石でいっぱいの宝石箱になるのが夢でした。2本目の木は大きな船になって遠い外国に行くつもりでした。3本目の木はずっとここにいてみんなが見上げるような高い木になりたいといっていました。「きっとそうなろうね!」と3本の木はいつもはげましあっていました。
それから何十年がすぎました。小さな木たちはすっかり大きくて立派な木になっていました。ところがある日3人の木こりがやって来て木たちを切り倒してしまいます。
1本目の木は、宝石箱ではなく牛や羊にわらを食べさせる「かいば桶」になりました。2本目の木は、大きな船ではなく漁師の小船になりました。3本目の木は材木にされ使い道もきまらないまま放ったらかしにされました。
月日は流れ、三本の木は、自分が何になりたかったのかということなど、とっくの昔に忘れてしまいました。
ところがある日、若い夫婦が家畜小屋にやって来ました。そして彼女はすぐ赤ちゃんを産み1本目の木で作られた「かいば桶」の中に赤ちゃんをそっと寝かせたのです。すると、ひつじかいがやって来て、「この赤ちゃんは神の子のイエスさまだ」と言っています。「かいば桶」になった1本目の木は、「え!ぼくは神さまの赤ちゃんをだっこしているんだ」と、とても喜びました。
さてある日、ある男たちが2本目の木で作られた船に乗り込んできました。彼らが湖の真ん中を漕いでいると激しい嵐が起こりました。すると船に乗っていた一人の男が、風と湖に「静まれ!」と言うとすっかり静かになりました。2本目の木はこの時、すごい人が自分に乗って湖を渡っていることに気づき、とても喜びました。
最後に、ただの材木になった3本目の木は、ある人に引き取られると十字架にされました。そして、ある男がその十字架を背負わされました。3本目の木はこの時、イエスさまの大切なお仕事をお手伝いできてよかった、と喜びました。
三本の木のどれもが、自分が夢に思い描いたような姿にはなれませんでした。しかし、試練に耐えることで彼らの想像を超えた、もっとすばらしい形で彼らの望みは叶えられたのです。
これは、古くからキリスト教で伝えられるお話で、いのちのことば社からも本が発刊されています。もうお気づきだと思いますが、みのるの日記や ページの段落区切りとして使われている Three Trees のイメージは、この三本の木のストーリーを意識しています。ダークモード対応を機に新しい画像にしました。
コロナ禍との戦いが続きます。好転の兆しが見えたかと思うとまたまた逆戻り、完全な安全宣言が出されるまでにはなお長期戦になりそうです。ついつい気持ちの折れそうになる時もありますが、負けないで頑張りましょう!!
そうすれば、いつかきっと祈りは聞かれるはずです。
2020年12月2日 08:56 コメントを書く Feedback
みのるのパソコンは、基本的に24時間365日電源が入りっぱなしです。一日中パソコンと向き合っているということはないですが、それでも普通の人よりは多いと思います。システムの管理とかで主に睨んでいるのは左側の Emacsというプログラミングエディタの画面で背景は濃紺です。長時間見ていても目の疲れ方が全然違います。WEBを閲覧するのは右側の外部モニタで、最近 Chromeでも簡単にダークモードが使えるようになったので切り替えてみました。写真右側のような雰囲気になります。
商用の WEBサイトもダークモードでも美しく表示されるように工夫を創めたようで、今後はダークモード愛好家も増えると思います。スマホの場合、消費電力が大きく改善されるそうですし、炎天下でも見やすく目に優しいというのがセールスポイントみたいです。
GHのページをダークモードで見てみると、やや違和感のある部分もありましたので、少しいじって黒背景でも違和感なく見えるようにマイナーチェンジしてみました。基本的な機能は何も変わっていません。
最新の Windows10であれば、簡単にダークモードに設定できますのでぜひ見てみて下さい。確かに目に優しいです。Androidスマホは、システムのバージン10であればダークモードを有効に出来るそうですが、最新機種でないと駄目なようで、私のもバージョン9なので確認できていません。
2020年12月1日 11:00 コメントを書く Feedback
「アドベント」というのは、日本語では、「待降節」「降誕節」などと言い季語としても詠まれています。11月30日にいちばん近い日曜日からクリスマス前日までのことを言うので、今年は、11月29日の日曜日がアドベント第一週になります。この日から礼拝堂のアドベントキャンドルに火が点けられます。第一週は一本、二週、三週と増えてゆき、4週目のクリスマス礼拝に四本の蝋燭すべてに火が点ります。
我が家では、毎年このアドベントの始まりに孫たちと一緒に家族でクリスマスツリーを飾るのが習慣になっています。コロナ禍がなかなか収束せず、ひたすら祈るしかすべのない状況下ですが、出口のないトンネルはないので希望をもって祈り、耐え抜きましょう。
コロナ禍に負けじと点す聖樹かな みのる