みのる選

2020年2月1日(参加者 23名)

俳句作者
寒雀わつと翔たたせし大樹かなたか子
日溜りに押しくら饅頭寒雀かかし
縁側と云ふ心地良さ日脚伸ぶたか子
枝先に寄り添ふふくら雀かなわかば
入相の鐘の余韻や日脚伸ぶ菜々
もう一周増やす散歩や日脚伸ぶこすもす
棟上げの槌音続き日脚伸ぶ宏虎
電波時計正しく刻み日脚伸ぶうつぎ
リハビリの写経の字数日脚伸ぶかかし
寒雀翔ちたる跡の庭虚ろよう子
千年の楠万朶なる寒雀素秀
突風のごと飛び立つは寒すずめぽんこ
一羽発ち二羽たちどつと寒雀やよい
公園の毬となりたる寒雀うつぎ
ちよい旅のプランあれこれ日脚伸ぶたか子
ほろほろと樹より零れて寒すずめはく子
容赦なく埃目立たせ日脚伸ぶ明日香
好好爺昼餉分け合ふ寒すずめもとこ
日脚伸ぶラジオ窓辺に針仕事やよい
野の草を隠れ蓑とす寒雀せいじ
日脚伸ぶ子ら道草すにはたづみ菜々
大空に観覧車置き日脚伸ぶみづき
ベビーカー連ねママ友日脚伸ぶはく子
主留守の犬小屋統ぶる寒雀やよい
絵筆持つ窓辺の机日脚伸ぶわかば
舫ひ綱ゆりかごとなる寒雀素秀
車窓より旅の名残の日脚伸ぶ董雨
子らの声届く高階日脚伸ぶはく子
放課後の吹奏楽や日脚伸ぶみづき
笊の飯少し裾分け寒雀よう子
夕刊のまだ来ぬポスト日脚伸ぶぽんこ
海に向くオープンカフェ日脚伸ぶうつぎ

2020年1月1日(参加者 24名)

俳句作者
山眠る灯ともりゐたる間歩の奥よう子
頂に老人ホーム山眠る董雨
背の高き孫が頼みや煤払はく子
贋作の応挙の軸の煤払ふよし子
襞かさね重ね吉野の山眠る菜々
煤払ひ木喰仏の指の反りかかし
炭窯を抱きクヌギの山眠る小袖
朝靄に溺るる如く山眠るたか子
夫をりしままの調度や煤払ふうつぎ
天辺は城の石垣山眠るこすもす
煤逃げの夫に買物頼みけりもとこ
地崩れの瑕癒えぬまま山眠るぽんこ
神棚は長子の役目煤払ひ菜々
煤逃げの夫に家苞頼みけりうつぎ
煤払ひ電波時計は狂ひなしかかし
住職の姉さんかぶり煤払いよう子
槍のごと煤竹構ふ武将隊なつき
煤払い几帳面さは夫に勝てず明日香
一日に一本のバス山眠るうつぎ
煤払ひ御堂千畳開け放ち菜々
命綱頼みにビルの煤払なつき
腰痛をなだめなだめて煤払やよい
墨池のごとき隠沼山眠るせいじ

年度別一覧

2019 | 2018

 

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