成績一覧

過去一覧

2021年12月: 投句20名 選句18名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
水平線分けて離島の冬銀河 素秀 5 満天.みづき.智恵子.もとこ.なつき.
大原の入り日に染まる葱畑 みづき 4 素秀.小袖.わかば.智恵子.
自転車の前籠に立つ葱の剣 せいじ 4 素秀.うつぎ.なつき.ぽんこ.
冬銀河ふるさと遠く五十年 小袖 4 満天.かかし.明日香.智恵子.
就農は五年目と葱貰ひけり 素秀 4 せいじ.小袖.明日香.ぽんこ.
冬銀河一つを夫の星と決め みづき 4 満天.よう子.わかば.智恵子.
酷使する目を休ませて冬銀河 小袖 3 みづき.こすもす.なおこ.
下宿屋の窓にもありし冬銀河 せいじ 3 みづき.はく子.よう子.
葱買うてはみ出す匂ひ持ち帰る はく子 3 明日香.なおこ.もとこ.
襟立てて絆ぐ会話や冬銀河 小袖 3 隆松.うつぎ.なつき.
葱の香に目覚めし朝や父母の居て 明日香 2 隆松.もとこ.
冬銀河宇宙種族と交信中 豊実 2 かかし.もとこ.
青青ととがり積まれし九条ネギ もとこ 2 せいじ.はく子.
根深汁すする古民家薄明かり 智恵子 2 こすもす.なおこ.
葱の無き納豆なんて蕎麦なんて はく子 2 こすもす.なおこ.
山盛りの葱のラーメン農家カフェ かかし 2 せいじ.なつき.
農園の葱畑真っ直ぐ天を差す 満天 2 みづき.なおこ.
漆黒の低き山の端冬銀河 豊実 2 かかし.ぽんこ.
つつかけで庭へ夕餉の葱引けり なつき 2 こすもす.明日香.
葱きざむ夫の包丁リズム良し もとこ 2 満天.わかば.
厄神参り葱の日向に青々と 宏虎 2 小袖.はく子.
故郷へ帰れぬ今や冬銀河 満天 2 隆松.なつき.
冬銀河遊子鞄に双眼鏡 素秀 1 わかば.
悪いことしたのだろうか冬銀河 明日香 1 よう子.
朝の厨白きエプロン葱刻む 智恵子 1 満天.
冬銀河繰り返し聞くオルゴール みづき 1 素秀.
欠礼の多きこの年冬銀河 満天 1 隆松.
冬銀河歩巾を合わす散歩道 みづき 1 素秀.
葱匂ふ車塾へと子を送る なつき 1 隆松.
葱なくば代用品の見つからず うつぎ 1 智恵子.
大阪の辺境に住み冬銀河 うつぎ 1 もとこ.
葱植ゑて鋤焼きの日を待つてをり なつき 1 はく子.
白葱や選ぶ一本絹びかり 小袖 1 うつぎ.
指差して妻にささやく冬銀河 智恵子 1 わかば.
カーテンは閉めないままや冬銀河 こすもす 1 明日香.
冬銀河飛機点滅の無音界 素秀 1 うつぎ.
薬味とは思へぬほどの葱を乗せ 明日香 1 ぽんこ.
自家産の葱が土産や友来たる こすもす 1 はく子.
薬味てふ葱を刻みてハミングす かかし 1 小袖.
靴音の遠くなりゆく冬銀河 満天 1 素秀.
冬銀河も一度逢ひたかった人 みづき 1 うつぎ.
岬へと青き小山や葱畑 智恵子 1 かかし.
ジョバンニの旅は続きし冬銀河 もとこ 1 よう子.
高原のヒュッテに仰ぐ冬銀河 わかば 1 せいじ.
夜食にと葱雑炊を作る母 明日香 1 小袖.
刻み葱何時でも準備の必需品 満天 1 こすもす.
スマホには収めきらずや冬銀河 なつき 1 せいじ.
手製てふ葱汁自慢母百歳 かかし 1 ぽんこ.
黙祷の訃報の便り冬銀河 かかし 1 よう子.
死といふ未知なる世界冬銀河 宏虎 1 かかし.
父のこと遠い記憶や冬銀河 わかば 1 みづき.

2021年11月: 投句18名 選句18名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
狛犬に巫女の手編みの冬帽子 かかし 8 宏虎.素秀.明日香.なつき.もとこ.ぽんこ.こすもす.はく子.
汽笛鳴る明石大橋冬夕焼 豊実 5 満天.宏虎.わかば.かかし.智恵子.
冬帽子被る漁師の耳ピアス もとこ 5 豊実.素秀.明日香.ぽんこ.よう子.
納竿の指先揉むや冬夕焼 豊実 4 隆松.せいじ.素秀.智恵子.
土手走る人を影絵に冬夕焼 素秀 4 豊実.満天.わかば.智恵子.
父の部屋まだ冬帽子掛かりいて 明日香 4 満天.素秀.みづき.よう子.
晩鐘と重なるチャイム冬夕焼 こすもす 4 なつき.もとこ.ぽんこ.智恵子.
初めて見し施設の父の冬帽子 うつぎ 3 隆松.豊実.もとこ.
舟券を突き上げおらぶ冬帽子 素秀 3 隆松.ぽんこ.うつぎ.
冬帽子青が目印爺の畑 智恵子 3 せいじ.こすもす.はく子.
デイケアへ母はニットの冬帽子 せいじ 3 宏虎.明日香.はく子.
山の端を染めて束の間冬夕焼 菜々 3 せいじ.わかば.みづき.
一湾にすべり入る船冬夕焼 もとこ 3 豊実.みづき.かかし.
ベビーカーに沈み込む顔冬帽子 豊実 3 隆松.満天.よう子.
スクールバスまたあしたねと冬帽子 よう子 2 満天.こすもす.
冬帽子駅中ピアノ演奏す みづき 2 なつき.うつぎ.
冬夕焼沖へタンカー影を引く わかば 2 うつぎ.かかし.
冬帽子派手にす妻の久の旅 隆松 2 宏虎.もとこ.
墨絵めく八重の遠山冬夕焼 智恵子 2 みづき.ぽんこ.
年隠す少しお洒落な冬帽子 満天 2 わかば.はく子.
錫杖の山門を出で冬夕焼 素秀 2 もとこ.かかし.
家並のたつき其々冬夕焼 うつぎ 2 素秀.よう子.
さよならと遠ざかる人冬夕焼け みづき 1 うつぎ.
学び舎を包むごとくに冬夕焼 満天 1 宏虎.
母いつも茶色選べり冬帽子 なつき 1 こすもす.
子ら去りし彼方ににじむ冬夕焼 せいじ 1 明日香.
二上の際やかに映え冬夕焼 明日香 1 わかば.
冬帽子目深に被り父似なる みづき 1 なつき.
凛として千年欅冬夕焼 かかし 1 はく子.
冬夕焼人悲しますこと言ひて 明日香 1 せいじ.
通院の母へ目深く冬帽子 わかば 1 みづき.
冬帽の市の売り子の頬紅し 隆松 1 豊実.
玄関の冬帽子取り杖を取り よう子 1 智恵子.
ひび割れし石の地蔵の冬帽子 ぽんこ 1 かかし.
東寺の塔冬夕焼をふた分けす せいじ 1 明日香.
病む友のサーモンピンク冬帽子 もとこ 1 なつき.
四時半のお帰りチャイム冬夕焼 隆松 1 こすもす.
国生みの神彩りて冬夕焼 もとこ 1 隆松.
香具師の児の赤き冬帽歩き初む なつき 1 せいじ.
係留のロープ解くや冬帽子 豊実 1 うつぎ.
飛行機雲吸ひ込まれゆく冬夕焼 かかし 1 よう子.

2021年10月: 投句22名 選句21名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
一病の夫と分け合ふ秋刀魚かな もとこ 7 満天.なつき.素秀.明日香.せいじ.やよい.ぽんこ.
田の神の裏は捨て畑秋暮るる うつぎ 7 なつき.たか子.やよい.小袖.よう子.もとこ.わかば.
夕鐘の淋しき遠音秋暮るる わかば 4 みづき.せいじ.董雨.ぽんこ.
秋暮るや秘密基地めく石舞台 かかし 4 はく子.素秀.やよい.よう子.
炊きたての飯と焼きたて秋刀魚かな 宏虎 3 はく子.こすもす.智恵子.
島影の滲む湖面や暮の秋 隆松 3 はく子.明日香.豊実.
切り炭や父母懐かしみ秋刀魚焼く みづき 3 せいじ.董雨.わかば.
千年の大樹の杜に秋暮るる もとこ 3 みづき.やよい.かかし.
ベンチさへ朽ちて荒れ寺秋暮るる たか子 3 明日香.こすもす.ぽんこ.
淀川の流れ常しえ秋の逝く はく子 3 満天.よう子.うつぎ.
己が膝抱えてをりし暮の秋 素秀 3 たか子.かかし.うつぎ.
九十翁より届く句集や暮の秋 やよい 2 なつき.わかば.
乳張りし牛の闊歩す暮の秋 なつき 2 隆松.豊実.
洗濯物頬で確かむ秋の暮 明日香 2 隆松.小袖.
秋暮るる旅の計画なきままに 満天 2 隆松.たか子.
秋暮るる静まり返る阿弥陀堂 みづき 2 はく子.こすもす.
秋暮るや湖岸ベンチを抜くる風 隆松 2 小袖.董雨.
海の色深まり行きて秋暮るる わかば 2 みづき.豊実.
耳病みて目で話聞く暮の秋 なつき 2 隆松.うつぎ.
八十は目出度かりしか痩せ秋刀魚 よう子 2 もとこ.ぽんこ.
秋暮るる山へ誘ひし父卒寿 豊実 2 素秀.もとこ.
古女房辛口好きや秋刀魚焼く よう子 2 もとこ.うつぎ.
海原の色そのままの秋刀魚の目 豊実 2 素秀.せいじ.
病院の夕食に食ぶはつ秋刀魚 董雨 2 智恵子.よう子.
次々と検査受けたり秋暮るる もとこ 2 よう子.かかし.
秋刀魚焼く煙吐き出す換気扇 うつぎ 2 智恵子.董雨.
仏舎利塔白際立たせ暮の秋 はく子 2 満天.みづき.
亡き母も詠みし古刹や秋暮るる たか子 1 せいじ.
父の顔忘れたと母秋刀魚食ぶ わかば 1 素秀.
秋暮るる大楠の洞供物無く たか子 1 豊実.
一万歩出来た日にマル秋の暮 小袖 1 かかし.
鉢花のだんだん減って秋暮るる 明日香 1 こすもす.
路地よりの煮物の匂ひ秋暮るる 満天 1 明日香.
生涯を同じ地に住み秋の逝く はく子 1 やよい.
日が落ちて何か淋しき秋の暮 宏虎 1 みづき.
たっぷりと尾にも塩して初秋刀魚 たか子 1 満天.
鑿跡の粗き間歩出で暮の秋 かかし 1 わかば.
秋暮る る影長くして友来たる みづき 1 たか子.
吾の出でし校舎併合暮の秋 かかし 1 はく子.
高瀬川舫い舟ある秋の暮 宏虎 1 小袖.
チェーンソー響く里山暮の秋 かかし 1 小袖.
宴会は秋刀魚にしてと帰国の子 うつぎ 1 たか子.
茜空今日は秋刀魚と思ひけり もとこ 1 わかば.
熱ある子おんぶした坂秋の暮 小袖 1 隆松.
頭ごと背骨を剥がす焼き秋刀魚 豊実 1 こすもす.
新物と表示の秋刀魚小ぶりなり ぽんこ 1 満天.
トンネルを出れば金星秋の暮 よう子 1 なつき.
蜘蛛の囲のそこここ破れ秋暮るる 明日香 1 智恵子.
兄姉の召天続く暮の秋 せいじ 1 かかし.
脂垂れ炭火弾けり秋刀魚焼く 隆松 1 智恵子.
さんま二尾けふ恙無く暮れなんと 小袖 1 うつぎ.
暮れの秋沖に漁火瞬きぬ わかば 1 董雨.
焼き上がる今年の秋刀魚痩せしこと ぽんこ 1 なつき.
今はもう七輪も無く秋刀魚焼く たか子 1 明日香.
秋暮れて灰色と化す湖の波 隆松 1 豊実.
巨木樹天を塞ぎて秋暮るる ぽんこ 1 もとこ.

2021年9月: 投句20名 選句21名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
悪童の戦場となる刈田かな もとこ 6 満天.たか子.やよい.ぽんこ.智恵子.わかば.
まほろばの山裾までも苅田かな 明日香 5 なつき.せいじ.宏虎.わかば.よし子.
稲の香をなほ孕みをる刈田風 せいじ 4 素秀.こすもす.ぽんこ.豊実.
露けしや熊野古道の童子像 もとこ 4 なつき.なおこ.わかば.よし子.
刈田道里の山々近くなり かかし 4 はく子.明日香.豊実.うつぎ.
露の世の置かれしままの力石 小袖 4 宏虎.なおこ.はく子.もとこ.
夕暮れの刈田に座る猫の影 豊実 4 せいじ.小袖.明日香.こすもす.
登校の子ら駈けぬける苅田かな よし子 3 満天.はく子.豊実.
大苅田果ての落暉に鳥の影 隆松 3 素秀.小袖.やよい.
煙り立つ右近の郷の苅田より 小袖 3 せいじ.やよい.よし子.
切株の独擅場や刈田いま せいじ 3 たか子.隆松.よう子.
焼き後の丸く残りし刈田かな やよい 3 明日香.こすもす.うつぎ.
落柿舎の苅田に遊ぶ雀どち よし子 3 なつき.たか子.ぽんこ.
露けしや主亡くせし三つ揃 うつぎ 3 素秀.隆松.よう子.
力石一つはうつ伏せ露葎 うつぎ 3 なつき.小袖.よう子.
縄跳びのジャンプに光る草の露 たか子 3 なおこ.豊実.うつぎ.
刈田道バス停までの距離遠し かかし 3 満天.明日香.よし子.
農夫らの手を振る刈田アートかな なつき 2 こすもす.もとこ.
朝露と共に無農薬野菜来る 満天 2 はく子.隆松.
暴投のボール転がる刈田かな 豊実 2 せいじ.素秀.
朝露を纏う雑草エメラルド ぽんこ 2 満天.明日香.
瞬く間に刈田となりしコンバイン ぽんこ 2 宏虎.やよい.
芋の葉に笑ひころげて露の玉 よし子 2 素秀.ぽんこ.
10株の苅田も有りと能登の人 よう子 2 わかば.よし子.
上皇も踏みし露けき古道かな もとこ 2 たか子.わかば.
草露を靴に移して登校子 素秀 2 こすもす.よう子.
コンバイン古墳残して去る苅田 よう子 2 なつき.小袖.
選挙カー声高くする苅田道 なおこ 1 せいじ.
朝市の陳列台に露残る 宏虎 1 なおこ.
朝露の芋の葉転び遊びけり 満天 1 智恵子.
谷底に一枚残る刈田棚 素秀 1 隆松.
露寒し鶏冠の褪せしご神鶏 なつき 1 もとこ.
早暁やダイヤ光に変はる露 明日香 1 うつぎ.
芋の露風にまろびて尚まろし やよい 1 よう子.
早暁の土手のなぞへの露葎 せいじ 1 智恵子.
露けしや三度参りの石積み場 なつき 1 もとこ.
露けしや湯の街路地の石畳 素秀 1 ぽんこ.
朝露の草に踏み入る散歩犬 ぽんこ 1 隆松.
稲苅られ気づく苅田の広さかな 明日香 1 小袖.
刈田なか火をなだめつつ煙あげ ぽんこ 1 智恵子.
庭木々の朝日に光る露の玉 満天 1 宏虎.
新苅田轍に鳥の急降下 隆松 1 たか子.
都会にも小さき刈田の匂ひ立つ もとこ 1 豊実.
山峡の刈田となりて棚田道 わかば 1 智恵子.
移民の碑カナダとありて露しとど うつぎ 1 もとこ.
露雫牧場の朝の牛濡らす 智恵子 1 うつぎ.
沿道の刈田に高く鳶の輪 わかば 1 宏虎.
道草に触れたる露の清々し わかば 1 なおこ.
露草の瑠璃に宿りし今朝の露 よし子 1 はく子.
選挙カー声つつ抜けの苅田かな 小袖 1 やよい.

2021年8月: 投句20名 選句19名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
底紅に雫残して暁の雨 素秀 5 せいじ.はく子.みづき.やよい.よし子.
外厠明かるうしたる花木槿 せいじ 4 豊実.明日香.素秀.よう子.
ままならぬ友との一会つくつくし もとこ 4 はく子.ぽんこ.明日香.よし子.
帰還せぬ兵士の句とやつくつくし よう子 4 せいじ.たか子.よし子.こすもす.
底紅のひと日の日差し包み散る 満天 4 はく子.素秀.わかば.智恵子.
廃校名残るバス停白木槿 智恵子 4 宏虎.明日香.やよい.わかば.
白木槿都心に古き小学校 みづき 3 満天.やよい.よし子.
鉄棒と木槿の残る廃分校 素秀 3 隆松.豊実.こすもす.
伝王仁の墓を囲みて木槿垣 はく子 3 せいじ.ぽんこ.よう子.
つくつくし故郷遠し人恋し 智恵子 3 満天.よし子.わかば.
底紅や友の真紅のチマチョゴリ はく子 3 せいじ.もとこ.うつぎ.
鳴く連れはもうゐずなりぬ法師蝉 うつぎ 2 宏虎.はく子.
後ろから大呼ばはりやつくつくし うつぎ 2 たか子.もとこ.
つくつくし聞き合宿の炊事番 素秀 2 たか子.みづき.
診察の最中鳴き出す法師蝉 せいじ 2 豊実.うつぎ.
木槿咲く雨に暮ゆく坂の町 よし子 2 ぽんこ.素秀.
庭に来て宿題急かす法師蝉 よう子 2 やよい.わかば.
野仏に注ぎ尽くすや法師蝉 隆松 2 たか子.よう子.
神木の樹齢千年法師蝉 よし子 2 満天.みづき.
つくつくし峠越えればあと一里 よし子 2 隆松.智恵子.
紅白が引き立て合うて花木槿 せいじ 2 明日香.うつぎ.
つくつくし延命治療しないでね 明日香 2 やよい.うつぎ.
酒匂ふ灘の通りや木槿咲く みづき 1 ぽんこ.
韓国の国花と知りし木槿なる こすもす 1 宏虎.
ほころべる隣国の友白木槿 わかば 1 ぽんこ.
底紅の深み薄命白木槿 たか子 1 宏虎.
参道に巫女の募集やつくつくし なつき 1 素秀.
木漏れ日にまみれ高鳴く秋の蝉 智恵子 1 こすもす.
白木槿青天井に咲きのぼる もとこ 1 明日香.
三味線の師匠の家や木槿咲く よう子 1 隆松.
きはちすや夕餉の吾もおちょぼ口 智恵子 1 もとこ.
夕山河法師蝉鳴きいと寂し 宏虎 1 智恵子.
師の句碑へ鳴き継ぐ寺のつくづくし やよい 1 満天.
里山の林道暗し法師蝉 みづき 1 せいじ.
なに吸ふやおいしおいしと法師蝉 隆松 1 豊実.
この道を取れと誘ふ木槿かな せいじ 1 たか子.
白むくげ日々新たなる白迎ふ はく子 1 わかば.
恙なきひと日過ぎるや白木槿 満天 1 はく子.
木槿掃く朝の日課や犬より来 うつぎ 1 隆松.
白木槿きっちり畳み命終ゆ ぽんこ 1 素秀.
つくつくし山濡らしくる天気雨 なつき 1 よう子.
雨雲の迫る夕暮れ法師蝉 豊実 1 みづき.
改めてしげしげ眺む木槿かな こすもす 1 智恵子.
ムグンファてふ近くて遠き国の花 もとこ 1 智恵子.
木造りの森のベンチや花木槿 豊実 1 隆松.
明日は又皆新しき白むくげ はく子 1 もとこ.
つくつくし日の斑のおどる尼の寺 なつき 1 宏虎.
畳まれて散りし木槿や紅の濃し やよい 1 みづき.
ひと雨に生気新たに法師蝉 みづき 1 こすもす.
裏木戸に昔の記憶むくげ垣 たか子 1 うつぎ.
日々暮らすつくつく法師言ふままに もとこ 1 豊実.
虚無僧の尺八に和す法師蝉 やよい 1 こすもす.
底紅を秘むる蕾や小間茶室 わかば 1 もとこ.
通る人皆顔見知り木槿垣 うつぎ 1 よう子.

2021年7月: 投句20名 選句19名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
膝に傷一つ増えたる子の晩夏 素秀 7 せいじ.みづき.はく子.ぽんこ.わかば.やよい.よう子.
蓮の風少女は膝の本を閉づ よう子 6 豊実.素秀.隆松.たか子.わかば.やよい.
猿回しの猿の気だるき晩夏かな なつき 4 豊実.みづき.かかし.よう子.
船底の藤壺を削ぐ晩夏かな 豊実 4 せいじ.たか子.智恵子.よう子.
少年は蛇口へ頭晩夏なり よう子 4 なつき.もとこ.素秀.智恵子.
晩夏光十頭身の影二つ かかし 3 なつき.はく子.智恵子.
紅ほのと蓮の蕾の宝珠なす はく子 3 更紗.こすもす.明日香.
天指して手を合はすごと蓮つぼむ はく子 3 もとこ.こすもす.智恵子.
水玉をまろばせあそぶ蓮の風 満天 3 せいじ.みづき.ぽんこ.
掲示板インクの薄れ夏深し みづき 3 隆松.ぽんこ.明日香.
そばかすの和尚の笑顔蓮浄土 よう子 3 もとこ.素秀.かかし.
旅終へて余韻くすぶる晩夏かな  もとこ 3 満天.みづき.たか子.
手掘りてふ間歩を出でるや晩夏光 かかし 2 こすもす.やよい.
志まだあきらめず晩夏光 みづき 2 はく子.よう子.
蓮池の青きうねりに夕の風 ぽんこ 2 なつき.明日香.
早暁の蓮池巡る浄土の香 かかし 2 満天.わかば.
数々のいたみ残せる晩夏かな わかば 2 せいじ.満天.
沈む日や晩夏の海を輝かす わかば 2 満天.みづき.
鬼蓮や池に五輪のマークめく なつき 2 はく子.こすもす.
古写真見入る断捨離夏深し やよい 2 素秀.こすもす.
晩夏光足取り確と杖の夫 やよい 2 隆松.ぽんこ.
山の端へ落暉すとんと晩夏かな 明日香 2 更紗.わかば.
葉の下は奈落のごとし蓮の池 せいじ 2 なつき.豊実.
蓮の葉のま向きそ向きに連なれり 更紗 2 せいじ.かかし.
泥沼より合掌解くごと蓮の花 満天 2 なつき.はく子.
竹林のざわめきに聞く晩夏かな 素秀 1 かかし.
蓮の香や茎二寸を抜ける風 隆松 1 もとこ.
忌を修す寺の大鉢蓮真白 やよい 1 素秀.
法前の鉢あふれしめ蓮咲く はく子 1 たか子.
鍬休め木陰に憩ふ晩夏かな かかし 1 智恵子.
古代蓮笑みて動かぬ車椅子 智恵子 1 隆松.
民宿や大玻璃越しの蓮田かな こすもす 1 隆松.
日没に鍬を終へるや晩夏かな かかし 1 更紗.
雑草の丈長き晩夏かな ぽんこ 1 わかば.
白蓮の極まり見せて朝の黙 わかば 1 満天.
鉄傘の濃き影おとす駅晩夏 せいじ 1 やよい.
晩夏光鈍く光れる床柱 みづき 1 更紗.
大甕に窮屈さうなはちすかな せいじ 1 明日香.
観覧車今し天辺晩夏光 たか子 1 明日香.
湖の朝ベンチに渡る風晩夏 隆松 1 ぽんこ.
いとけなき蓮の巻葉に風の色 ぽんこ 1 よう子.
モノレール緩きカーブや晩夏行く たか子 1 もとこ.
沼底に潜む命や蓮の花 豊実 1 たか子.
浜道の穴の補修や島晩夏 なつき 1 やよい.
断捨離は昭和の匂ひ晩夏かな やよい 1 豊実.
晩夏来てふるさと又も遠き日に 満天 1 豊実.
潮騒に我が身委ねる晩夏かな こすもす 1 かかし.
晩夏光足場解体進みけり はく子 1 更紗.

2021年6月: 投句23名 選句20名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
病葉の貼り付く亀の甲羅かな やよい 5 みづき.素秀.豊実.ぽんこ.なおこ.
木漏れ日のレース模様や石畳 やよい 5 満天.明日香.ぽんこ.菜々.よし子.
寄る辺なき母の枕辺レース編む わかば 4 みづき.素秀.小袖.もとこ.
おさげの子レースのリボン跳ねてくる よう子 4 やよい.なつき.智恵子.わかば.
病葉や老ひて身勝手許さるる もとこ 3 小袖.なつき.よし子.
風が梳く髪のすなほやレースの子 もとこ 3 素秀.ぽんこ.なおこ.
病葉を虜としたる蜘蛛の網 みのる 3 宏虎.みづき.豊実.
露天湯や病葉払ふ脱衣籠 みづき 3 隆松.智恵子.よう子.
レース編むテラスの風の心地良き 智恵子 3 菜々.わかば.なおこ.
蒼天に干されしレースの白眩し 智恵子 3 素秀.もとこ.よう子.
写真家の病葉一葉見逃さず 小袖 3 隆松.智恵子.よう子.
足湯する病葉浮きし有馬の湯 みづき 3 素秀.やよい.なつき.
宮参り純白レースのケープ着せ はく子 3 満天.みづき.うつぎ.
女子アナのレースの袖や天気予報 豊実 3 なつき.ぽんこ.もとこ.
病葉のからくれなひを栞りけり みのる 3 隆松.菜々.智恵子.
晩年の今が幸せレース編む うつぎ 2 宏虎.なつき.
病葉や地におち蝶のしとねなる もとこ 2 満天.なおこ.
病葉の重なり積もる木の根道 たか子 2 明日香.よし子.
こきこきとレース編む針光りけり たか子 2 明日香.うつぎ.
襟白きレースのシャツの留学生 素秀 2 せいじ.智恵子.
病葉や官舎の窓の指の跡 よう子 2 隆松.豊実.
窓の風レースにワルツをどらしむ みのる 2 小袖.うつぎ.
強く蔓引きて病葉散らしたり なつき 2 せいじ.小袖.
病葉やワクチン打たぬ自由あり 豊実 2 やよい.もとこ.
病葉や濃き影置きし武道館 みづき 2 わかば.よう子.
しなやかに指の動きやレース編む よし子 2 満天.わかば.
病葉や誰かの役に立つ仕事 豊実 2 満天.明日香.
病葉を風が一気に落としさる せいじ 2 宏虎.なおこ.
眼を擦り針の目数ふレース編み よう子 2 豊実.ぽんこ.
花嫁のレース豊かに シヨーウインドウ 小袖 1 よし子.
病葉の色を残して落ちにけり わかば 1 みづき.
病葉を彩りとして畜魂碑 素秀 1 うつぎ.
微熱あるごとくに病葉の火照り うつぎ 1 せいじ.
病葉のまだ艶ありて栞とす 満天 1 明日香.
病葉を引けば幼虫吊り上り 智恵子 1 隆松.
清流へ落つ病葉の赤さかな 小袖 1 菜々.
レース編む座敷机に似合うもの 宏虎 1 よし子.
レース編む一目一目に夢を編む よし子 1 せいじ.
病葉の聖母マリアの裾の辺に はく子 1 やよい.
昼休み競うてレース編みし日も やよい 1 菜々.
コブレットに白のレースのコースター はく子 1 うつぎ.
病葉の川面をながる早さかな よし子 1 豊実.
病葉は地に還るべし御神木 みのる 1 もとこ.
古城跡病葉落つる苔の石 隆松 1 わかば.
病葉や老ひてこそ知る事あまた みづき 1 やよい.
病葉の吾は我とす潔さ たか子 1 よう子.
あるなしの風に揺るるやレースカーテン 満天 1 宏虎.
レース着て銀のフォークでケーキ食ぶ なつき 1 宏虎.
白魚の指しなやかにレース編む うつぎ 1 せいじ.
真っ白なレースのクロスに彼迎ふ 菜々 1 小袖.

2021年5月: 投句21名 選句20名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
渡船場に干物の匂ふ島薄暑 うつぎ 8 かかし.みづき.せいじ.なつき.こすもす.ぽんこ.やよい.よう子.
須磨薄暑名だたる松を枯らしけり みのる 5 満天.かかし.たか子.わかば.ぽんこ.
百寿僧の説法終へて新茶濃し かかし 5 満天.素秀.もとこ.たか子.豊実.
待合の黙にワクチン待つ薄暑 なつき 5 満天.もとこ.智恵子.明日香.やよい.
リハビリに合はす足並み薄暑かな やよい 4 満天.もとこ.明日香.よう子.
和菓子屋の迷ふお客に新茶淹れ 満天 4 もとこ.せいじ.ぽんこ.明日香.
巫女化粧残るまなじり宮薄暑 なつき 4 素秀.もとこ.こすもす.よう子.
暁光に波の煌き海薄暑 素秀 4 みづき.智恵子.わかば.ぽんこ.
蜑の路地抜けて海辺や薄暑光 わかば 3 かかし.豊実.うつぎ.
縁に売る新茶知覧の武家屋敷 やよい 3 なつき.うつぎ.よう子.
明るさに時計見直す夕薄暑 こすもす 2 豊実.うつぎ.
ワクチン接種終へて安堵の新茶汲む みのる 2 菜々.満天.
手びねりの湯呑みに今日の新茶淹れ 満天 2 菜々.豊実.
山影を映す静寂や池薄暑 宏虎 2 みづき.わかば.
まろやかな最後の滴新茶汲む ぽんこ 2 わかば.宏虎.
みちばたの雑草の息町薄暑 ぽんこ 2 なつき.わかば.
Tシャツの腕軽やかや街薄暑 明日香 2 こすもす.はく子.
新茶汲み父の御機嫌とりし母 智恵子 2 菜々.ぽんこ.
宇治橋を渡り横町新茶買ふ 宏虎 2 せいじ.なつき.
下校子の弾む水筒谷戸薄暑 うつぎ 2 素秀.なつき.
自転車の列追ひ越せぬ峡薄暑 よう子 2 せいじ.やよい.
檜皮葺き屋根の曲線薄暑光 かかし 2 たか子.はく子.
波消しへ汐打つ匂ひ浜薄暑 わかば 2 はく子.うつぎ.
新茶汲む最後の雫気合い入れ たか子 1 こすもす.
埋ずまりて読めぬ丁石辻薄暑 よう子 1 たか子.
荒神へ道坂がかる薄暑かな みのる 1 素秀.
包装が選びの決め手新茶買ふ せいじ 1 よう子.
信楽狸ずらりと並び庭薄暑 菜々 1 はく子.
皆老の対の湯呑や新茶汲む うつぎ 1 やよい.
嬉野の色美しき新茶買ふ うつぎ 1 宏虎.
厨事終えてひととき新茶汲む 満天 1 明日香.
今年また新茶届きて会へぬ人 よう子 1 豊実.
腕まくりするもほどけて街薄暑 明日香 1 智恵子.
占ひは良きこと信じ新茶汲む なつき 1 みづき.
吾が贈りし地酒の礼と新茶来る こすもす 1 宏虎.
リハビリは二分立つから院薄暑 隆松 1 うつぎ.
蔀戸を半分開ける薄暑かな 明日香 1 みづき.
お茶請けの饅頭旨き薄暑かな 豊実 1 宏虎.
背を競ふ駅前ビルや街薄暑 満天 1 やよい.
新茶売り姉さ被りの物産展 よう子 1 かかし.
パラソルを並べしカフェ薄暑光 たか子 1 こすもす.
増へ来たる水上バイク湖薄暑 隆松 1 宏虎.
新茶買ふ菓子売り場へも足のばし せいじ 1 はく子.
金婚式祝す湯呑に新茶汲む かかし 1 せいじ.
新茶売るあかね襷や百貨店 やよい 1 菜々.
宅急便新茶に一句添え母へ 智恵子 1 菜々.
走り茶の案内旗めく宇治の茶舗 かかし 1 智恵子.
ブロック塀犬の顔出す道薄暑 よう子 1 智恵子.
封を切り先づは香りの新茶かな わかば 1 明日香.
新茶汲む湯冷し待てぬ母に似て もとこ 1 素秀.
久闊の新茶携へ遠方より ぽんこ 1 たか子.
昏れ初める山を重ねて薄暑かな みづき 1 かかし.

2021年4月: 投句21名 選句21名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
外出の叶はぬ母と桜餅 うつぎ 7 菜々.満天.せいじ.はく子.なつき.よし子.智恵子.
木道に湿原の春惜しみけり みのる 6 董雨.菜々.はく子.わかば.智恵子.うつぎ.
江戸文字の金看板や桜餅 みのる 6 せいじ.たか子.みづき.もとこ.なつき.よし子.
師弟句碑訪ねて須磨の春惜しむ みのる 5 董雨.菜々.わかば.智恵子.かかし.
泰平の世を願いつつ春惜しむ たか子 4 宏虎.わかば.智恵子.こすもす.
遠峰の色移ろふて春惜しむ 隆松 4 明日香.ぽんこ.よし子.かかし.
桜餅母のエプロンたて結び よし子 4 明日香.よう子.もとこ.こすもす.
春惜しむ伊吹の尾根に座り雲 隆松 3 せいじ.みづき.もとこ.
惜春やをりをり聞ゆ船の笛 わかば 3 明日香.よう子.素秀.
引越しの住み古りし部屋春惜しむ なつき 3 董雨.みづき.こすもす.
ふるさとも母も遠しや桜餅 よし子 3 宏虎.はく子.ぽんこ.
春惜しむ展望台の股覗き かかし 2 ぽんこ.なつき.
釉薬の緑に映えし桜餅 たか子 2 豊実.素秀.
春惜しむ湖畔の道の遠回り よう子 2 董雨.素秀.
塩味の葉の罪深き桜餅 素秀 2 よう子.智恵子.
桜餅少し濃い目のお薄点て 満天 2 董雨.豊実.
春惜しむ遺愛の蘭を眺めつつ うつぎ 2 わかば.よう子.
余生今日寺を巡りて春惜しむ 董雨 2 こすもす.かかし.
水無瀬なる離宮の跡に春惜しむ せいじ 2 はく子.明日香.
春惜しむ蒼天色の湖鏡 隆松 2 豊実.ぽんこ.
廃寺の放生池や春惜しむ 明日香 2 満天.よう子.
車椅子ゆるりと進め春惜しむ わかば 2 せいじ.たか子.
雑草にルーペを合はせ春惜しむ うつぎ 2 たか子.ぽんこ.
万年寺古墳の丘に春惜しむ はく子 1 満天.
句座閉ざす知らせに春を惜しみけり 素秀 1 満天.
堰落つる水音高し春惜しむ 満天 1 かかし.
潮の香のバス待つ駅に春惜む みづき 1 うつぎ.
晩学の進歩望まずさくら餅 はく子 1 たか子.
桜餅食めばほんのり塩まろし ぽんこ 1 うつぎ.
惜春の鴨川デルタ鳶の笛 せいじ 1 うつぎ.
野点席懐紙に残る桜餅 満天 1 よし子.
春惜しむ空は一筆雲の澪 ぽんこ 1 わかば.
いとこ会女ばかりにさくら餅 はく子 1 うつぎ.
どちらから吹いても春を惜しむ風 よし子 1 豊実.
生駒峯の笑顔泣顔春惜しむ たか子 1 なつき.
御朱印帳みせあいて春惜しみけり こすもす 1 たか子.
やわらかな日差し浴びつつ春惜しむ 明日香 1 はく子.
窓開けてラジオ体操春惜しむ なつき 1 豊実.
春惜しむ石に風あり遥拝所 ぽんこ 1 素秀.
暮六つの鐘の音京の春惜しむ よし子 1 みづき.
和菓子屋の窓の貼り紙桜餅 豊実 1 みづき.
塩漬けの葉もお手製や桜餅 うつぎ 1 菜々.
休校のチャイムは野良へ春惜しむ よう子 1 かかし.
撮り貯めしスマホの写真春惜しむ たか子 1 こすもす.
茶柱の褪せし湯呑に桜餅 かかし 1 もとこ.
晩学の講座休講春惜しむ かかし 1 なつき.
糖尿の母にもひとつ桜餅 せいじ 1 菜々.
和菓子屋の桜餅からまず売れて ぽんこ 1 よし子.
塩漬けの葉の香り立つ桜餅 豊実 1 宏虎.
助手席に座す家苞の桜餅 素秀 1 せいじ.
惜春やも一度逢ひたかった人 みづき 1 宏虎.
華やかな小箱に二つ桜餅 みづき 1 素秀.
窯出しの白磁器に盛る桜餅 かかし 1 明日香.
旅に出ぬとて旅の本桜餅 よう子 1 満天.
惜しみつつ掃き寄せ白き落椿 董雨 1 もとこ.
桜餅抹茶も添へて仏へも はく子 1 宏虎.

2021年3月: 投句25名 選句21名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
紙風船つけば自ずと数へ唄 うつぎ 5 よし子.せいじ.なおこ.菜々.よう子.
彼岸寺無縁墓にも供華数多 満天 4 よし子.みづき.智恵子.かかし.
復興を祈り風船飛ばしけり みのる 4 よし子.せいじ.明日香.わかば.
山寺に履物溢る彼岸講 隆松 3 みづき.満天.こすもす.
無住寺の開かずの扉彼岸寒 よう子 3 なつき.たか子.ぽんこ.
紙風船突く度音の潰れゆく たか子 3 はく子.素秀.なおこ.
数へ唄途切れ風船落ちにけり うつぎ 3 やよい.なつき.よう子.
墓じまひ賛否両論彼岸講 みのる 3 かかし.もとこ.うつぎ.
新発意の声代わりして彼岸の経 よし子 3 はく子.せいじ.菜々.
彼岸入り夫の手塩の仏花かな 明日香 3 満天.なつき.うつぎ.
肩車パパより高いゴム風船 よし子 3 なつき.たか子.もとこ.
住職は単身赴任彼岸寺 なつき 2 菜々.よう子.
忿怒の相なして風船膨らます せいじ 2 よう子.うつぎ.
お楽しみ袋に一つ紙風船 豊実 2 こすもす.わかば.
彼岸入り寺にはためく五色幕 やよい 2 満天.智恵子.
長風船きゆきゆと捩ればうさぎさん 小袖 2 明日香.ぽんこ.
紙風船さみしい時は高く揚げ 菜々 2 よし子.小袖.
未来へと五色の風船空高く はく子 2 よし子.小袖.
風船を放ちイベント終了す こすもす 2 みづき.やよい.
妻と食ぶ母を詣でて彼岸餅 豊実 2 かかし.うつぎ.
人よればいつも聞き役紙ふうせん みづき 2 たか子.かかし.
ありがたき彼岸法話にうたた寝す みのる 2 やよい.もとこ.
風船の乱舞に酔ひし甲子園 かかし 2 小袖.なおこ.
リハビリに吹く風船や息足りず うつぎ 2 たか子.かかし.
彼岸会や婆に教はるかぞへ歌 みづき 2 素秀.なおこ.
彼岸寒堂に潜みし天の龍 もとこ 2 ぽんこ.わかば.
彼岸寺釈迦の壁画を開放す ぽんこ 2 みづき.こすもす.
今昔の富山の薬紙風船 わかば 2 はく子.明日香.
スタンドに万の風船舞し日も はく子 2 満天.やよい.
風船の旅は何処まで続くやら 小袖 1 菜々.
春ひがん野山に満つる光かな みづき 1 わかば.
閼伽所柄杓新調彼岸寺 宏虎 1 やよい.
球場へリュックに風船空気入れ よう子 1 うつぎ.
父逝きて六十年の彼岸かな 董雨 1 もとこ.
紙風船猫のパンチに凹みけり みのる 1 せいじ.
説法にコロナ禍交え彼岸寺 明日香 1 智恵子.
香煙に身を引き締める彼岸かな 豊実 1 はく子.
天窓より空見てゐたりゴム風船 なつき 1 素秀.
風船をごつこ遊びの刀とす 小袖 1 明日香.
遅れ来て分けてもらへり彼岸餅 なつき 1 たか子.
名の増へし過去帳供ふ彼岸入 隆松 1 智恵子.
はためきし五色の幕や彼岸寺 こすもす 1 みづき.
駅前の花屋の忙し彼岸入り よう子 1 なおこ.
幼なじみと出会ふもうれし彼岸寺 菜々 1 こすもす.
風船を一気に膨らす肺活量 満天 1 こすもす.
寺階段こわしと下る彼岸婆 隆松 1 素秀.
風船の靡き眠る児乳母車 かかし 1 智恵子.
風船にうづもる一歳バースデー もとこ 1 小袖.
ふくらますやうに手で突く紙風船 豊実 1 明日香.
円陣の老いの風船バレーかな うつぎ 1 小袖.
猫パンチ風船裂けて飛び跳ねり かかし 1 ぽんこ.
故郷に向かひ経読む彼岸入り 智恵子 1 満天.
島の花色とりどりに彼岸寺 うつぎ 1 せいじ.
生かされて押し車押す彼岸入り 董雨 1 菜々.
文箱の栞は母の紙風船 素秀 1 もとこ.
宇宙船真似て風船飛ばす児ら かかし 1 わかば.
賽銭箱ことり音なす彼岸寺 宏虎 1 素秀.
白波の河口騒めく彼岸西 素秀 1 はく子.
コロナ禍の無沙汰を詫びつ彼岸過ぐ 小袖 1 なつき.
逆縁の子話し多し彼岸かな 董雨 1 ぽんこ.
仏壇のうっすら埃彼岸過 よし子 1 よう子.

2021年2月: 投句21名 選句20名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
梅東風や風切る車夫の赤だすき みづき 8 せいじ.満天.かかし.こすもす.なつき.素秀.智恵子.小袖.
梅東風や溢れたる絵馬打ちあひぬ もとこ 5 満天.宏虎.みづき.なつき.明日香.
東風の灘一望千里うさぎ波 みのる 4 せいじ.こすもす.智恵子.よう子.
レジ袋東風に攫はれ高空へ みのる 4 隆松.なつき.明日香.よう子.
廃線の枕木しとね犬ふぐり たか子 4 なつき.素秀.ぽんこ.智恵子.
ナナハンの轍と見たり犬ふぐり みのる 4 こすもす.たか子.はく子.うつぎ.
コンクリの亀裂をつなぐ犬ふぐり 素秀 4 せいじ.満天.もとこ.ぽんこ.
梅東風や合格みくじしかと結ふ なつき 3 宏虎.こすもす.はく子.
東風の池綺羅の漣駆け巡る わかば 3 こすもす.みづき.はく子.
空の青呼応するかに犬ふぐり 明日香 3 董雨.満天.宏虎.
強東風に飛ばし過ぎたるテニス球 ぽんこ 2 たか子.うつぎ.
水子堂切なき絵馬や東風に揺る たか子 2 ぽんこ.わかば.
犬ふぐり一人下りたる縄電車 なつき 2 もとこ.よう子.
窯出しの長き干し棚東風吹けり みづき 2 素秀.小袖.
強東風や岩掴めずによろけ鳥 隆松 2 ぽんこ.うつぎ.
日溜まりのなぞへ笑らか犬ふぐり わかば 2 素秀.よう子.
東風吹きて海の濁りや波高し わかば 2 宏虎.隆松.
東風吹くや郷関いでて半世紀 みのる 2 せいじ.かかし.
鎖樋東風をいなして揺れもせず たか子 2 ぽんこ.わかば.
強東風や舫ひの綱の弛みをり かかし 2 みづき.小袖.
お下がりの靴の片減り犬ふぐり なつき 2 みづき.たか子.
梅東風に駆けて行く行くランドセル 菜々 2 董雨.はく子.
犬ふぐり踏まじと小さな赤き靴 みづき 2 もとこ.わかば.
潮入の波の音していぬふぐり 董雨 2 せいじ.小袖.
いぬふぐり心晴れれば尚青し 小袖 1 うつぎ.
犬ふぐり残して庭の掃除終へ よう子 1 みづき.
サファイアは誕生石やいぬふぐり こすもす 1 はく子.
梅東風や顔に貼り付く花つぶて せいじ 1 隆松.
競ひたる子らの大声犬ふぐり なつき 1 満天.
いぬふぐり発見すれば続けざま せいじ 1 うつぎ.
襁褓替ふ機嫌の足やいぬふぐり みのる 1 小袖.
手付かずの菜園畠にいぬふぐり 董雨 1 わかば.
昨日今日変わらぬ日々や犬ふぐり たか子 1 なつき.
畦道に屈む足許いぬふぐり ぽんこ 1 わかば.
荒東風や沖の白波長命寺 よう子 1 隆松.
犬ふぐりまだ枯草の残る野に はく子 1 智恵子.
梅東風や村は水路の向こう側 はく子 1 たか子.
梅東風に絵馬の反転牛踊る ぽんこ 1 董雨.
梅東風を楽しむごとき群雀 満天 1 もとこ.
夕東風に添われて飛機は上昇中 もとこ 1 かかし.
東風吹かば河口相打つ舫舟 智恵子 1 董雨.
強東風や打球は伸びてライト越へ せいじ 1 かかし.
野に落し地上の星か犬ふぐり 智恵子 1 よう子.
棟上げのクレーン高々雲雀東風 素秀 1 明日香.
山畑の畝を彩る犬ふぐり わかば 1 明日香.
腹這へば大草原の犬ふぐり よう子 1 たか子.
川風に肩寄せ合ひて犬ふぐり 明日香 1 素秀.
荒東風やサイレンの音拡散す もとこ 1 智恵子.
若草山の匂ひはらみて東風吹けり こすもす 1 かかし.
朝東風に襟を立てをるバスの列 かかし 1 隆松.
雑草の中の宝石いぬふぐり ぽんこ 1 宏虎.
近道に思はぬ出会ひ犬ふぐり みづき 1 董雨.
梅東風に自転車押して廻り道 満天 1 明日香.
犬ふぐり秀でるものの無き同士 たか子 1 もとこ.

2021年1月: 投句25名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
探梅の紀州のどこも海明り よう子 6 せいじ.素秀.なつき.よし子.やよい.はく子.
手作りの菜園日誌春隣 かかし 5 満天.みづき.ぽんこ.やよい.智恵子.
探梅やどの道行けど坂のあり 宏虎 5 隆松.せいじ.素秀.明日香.董雨.
日々変わる赤子の笑顔春近し ぽんこ 4 みづき.なつき.智恵子.小袖.
春隣新らしき鍬農小屋に みづき 4 たか子.豊実.わかば.やよい.
ランドセル背負う練習春隣 豊実 4 せいじ.たか子.董雨.智恵子.
千切りの包丁軽し春隣 かかし 4 せいじ.満天.ぽんこ.もとこ.
師の句碑の丘へ探梅日和得て はく子 3 かかし.わかば.ぽんこ.
マネキンの花柄ドレス春隣 満天 3 隆松.みづき.かかし.
退院の目処を聞きゐる春隣 やよい 3 満天.たか子.小袖.
籠り居を解き探梅の小半日 うつぎ 3 なつき.明日香.小袖.
紅き枝は温しかと触れ探梅す たか子 3 小袖.もとこ.よう子.
道づれは見知らぬどうし探梅行 よし子 3 満天.董雨.もとこ.
菅公の国見の丘や梅探る 菜々 3 かかし.よし子.智恵子.
紫に靄る稜線春隣 うつぎ 3 宏虎.みづき.明日香.
天皇の遠流の島に梅探る  うつぎ 2 はく子.よう子.
御朱印をいただきし宮梅探る こすもす 2 なつき.かかし.
春近し結納の庭鯉跳ねる よう子 2 ぽんこ.智恵子.
足弱の杖ともなりて梅探る みのる 2 董雨.小袖.
探梅やぐつと目鼻を近づける 明日香 2 豊実.やよい.
古墳出て次の古墳へ梅探る みのる 2 せいじ.なつき.
四五人の京ことばなり探梅行 よし子 2 素秀.うつぎ.
探梅る一会の人と二タ三言 みのる 2 宏虎.なおこ.
春隣り試飲にめぐる蔵の町 菜々 2 豊実.ぽんこ.
足長き我が影はずむ探梅行 なつき 2 たか子.もとこ.
手作りの帽子見せ合ふ春隣 うつぎ 2 明日香.なおこ.
髪切つて眉は山なり春隣  なつき 2 素秀.なおこ.
探梅と言うてここまで来たけれど よし子 2 宏虎.うつぎ.
探梅へ渡るダム湖の深みどり やよい 2 たか子.はく子.
亡き友と曾て来た丘梅探る 菜々 2 うつぎ.はく子.
探梅行玉の日和をいただきて はく子 1 やよい.
枝先に雨滴光らせ春隣 満天 1 宏虎.
水の無き丹の橋越えて探梅す 宏虎 1 もとこ.
春近しグーグル浮遊旅ごころ もとこ 1 なおこ.
ハミングの洩るる厨や春隣 かかし 1 わかば.
曇天に白のひと枝梅探る もとこ 1 なおこ.
蒼天に心そぞろな春隣 みづき 1 よう子.
菜園の土黒々と春隣 満天 1 わかば.
探梅へ急磴二百登り切り はく子 1 かかし.
帯締めもどれにしようか春隣 小袖 1 よう子.
一輪に順路定めて探梅す みづき 1 うつぎ.
川向こう煙りのたりと春隣 小袖 1 みづき.
カブ排気音軽やかに梅探す 素秀 1 豊実.
林道の尽きし辺りに梅探る 素秀 1 隆松.
風に動くダム湖の綺羅や春隣 うつぎ 1 よう子.
蒼天の明るき海や春隣 わかば 1 明日香.
朝市に雀いさかひ春隣 素秀 1 豊実.
半島の沖の巨船や春隣 よう子 1 よし子.
春隣肩ぐるぐると回しみる 明日香 1 隆松.
山カフェの再開予告春隣 隆松 1 素秀.
車窓より瀬戸の島々春隣 董雨 1 よし子.
観音のお膝元なる探梅行 ぽんこ 1 よし子.
春隣橋杭岩の潮満てリ よう子 1 宏虎.
雉鳩の番いを庭に春隣 小袖 1 満天.
探梅や眼下に展ぐ播磨灘 わかば 1 はく子.
湖は鳥の楽園春隣 はく子 1 わかば.
鳥語撒く木々の梢や春隣 わかば 1 うつぎ.
春近し池のあちこち水輪生れ みのる 1 隆松.
吾が曾孫笑窪授かり春隣 宏虎 1 董雨.

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