過日、家内に付き添って術後の診察にいきました。経過は順調で内科診療はもう受けなくてよいとのことでした。ただ、胆管からの石が胆嚢に落ちているとのことで胆嚢の石が動き出すと厄介なことになるそうです。
医師と相談の結果、早期に胆嚢切除の手術を受けることになり、昨日は外科の診察を受け手術の予約をしてきました。9月下旬か10月上旬になる予定です。こちらの手術も切開ではなくて比較的簡単だと言うことでした。
そうこうしているうちに広島から家内の妹の所にきていた母親が熱発で入院、尿道炎症によるものとのことで抗生剤を点滴し、なんとか熱は下がったようです。ところが、あちこち疑わしい箇所があるとかで精密検査をと言われました。救急的に入院した小規模な個人病院ですし、高齢だけに安易に検査漬けになるのはリスクがあると思います。
とりあえず一度退院させて、あらためて地元(広島)の総合病院で精密検査を受けたほうが安心ですので、明日ドクターにその旨申し入れする予定です。
昨日の定例句会の午前中、久しぶりに三宮界隈、神戸旧居留地のあたりを吟行しました。
お盆の時期は過ぎたとはいへ、メイン通りの三宮センター街は人出も多く賑わっていました。センター街を要としていく筋も細い路地型のアーケードがあります。メイン通りは大手の店舗が中心ですが、裏通りは小さな個人商店が犇めくように建ち並んでいます。
おそらく都市再開発で立ち退かされた地元の商売人の方々にこうした場所が提供されたのではないかと思います。 最近あまり歩いてなかったので、ちょっと頑張ってみたのですがお天気がよすぎて蒸し暑く途中でばててしまい吟行にはなりませんでした。けれども、阪神淡路大震災の頃、復興作業のために奔走した場所でしたので懐かしかったです。あれからもう20年になります。
櫛の歯の路地の一筋地蔵盆 みのる
一日遅れになりましたが毎日句会のみのる選をアップしました。
暑い時期でもあり体調も不安定という状況下ですので詩情を保つのは難しいですね。うっかりすると類句を作りがちですので注意しましょう。今週も類句、類想が目立ちました。自分に厳しく課して取り組みましょう。
不調が続くのは感性がずれていることが原因です。そんなときは多作を心がけて添削で学んでください。毎日句会への投句だけではどうしても独りよがりの傾向に陥るために上達しません。
没に屈することなくこれでもかこれでもかと言うくらいに添削を送って下さい。毎週20句、月に50~100句くらいのペースで3ヶ月以上継続してくだされば、必ず新天地が見えてくると思います。
ここ数日は、まいにち家内と二人で昼寝するのが日課になっています。熟睡というよりもただベッドで横になってごろごろしているという感じの時もありますが、それでも身体は喜んでいる感じがします。おかげさまで家内の術後の経過もよく日ごとに元の生活に戻りつつあります。いろいろとご心配やお祈りを頂いて心より感謝します。
台風以後、スカッと晴れる日がなかったのですが、今日はお昼前に夕立が降り、午後になって爽やかな秋空が展けています。さて、来週あたりからまた秀句鑑賞を再開しますので、ご協力よろしくお願いします。
今週のみのる選、「正しい感じ方、捉え方」という視点で添削したので選評を書いてみました。誤解を避けるために GHメンバーの中でもベテラン組の作品を例に選びました。とりあげた作品の他にも共通した点が多いので添削された内容について復習してほしい。
補聴器をはずしてもなほ蝉時雨
補聴器に飛び込んでくる蝉の声・・が原句。作者の実力からすると捉え方が平凡で不満。補聴器を通して聞えていた蝉の声が耳についてうるさく感じたので外してみたが、それでもなお余韻のように耳に残っているとすることで新しい感覚の句となる。
味噌汁の熱きが美味し避暑の宿
味噌汁の熱きがうれし今朝の秋・・が原句。俳句表現に於いて、「嬉し、悲し」の措辞を入れると月並みとなる。また、爽やかな季節になったので温かいのが嬉しいというのは常識的。
滴れる山の駅舎は丸太小屋
山滴る峡の駅舎は丸太小屋・・が原句。「山滴る」の季語を上手に使った点は評価できるが、山と峡の表現に重複感がある。「滴れる山」とすることに違和感を感じるかも知れないが、一句の雰囲気から「山滴る」の季感であると分かるし新鮮さも出る。
語り部に耳かたぶけよ広島忌
語り部の黙深くなる広島忌・・が原句。テレビでそういう捉え方のドキュメントがあったが、俳句に於いては第三者的、悲観的に捉えるのではなく、前向きに捉え、且つ希望に繋げるように詠むことが大切である。
雨粒の安定感や蓮浮葉
蓮浮葉雨粒くっついては太る・・が原句。言わんとすることは分かるがやや説明的で時間が流れる。蓮の広葉にむすぶ雨粒の不安定感を詠むことで具体的なシーンは連想に委ねる。「安定感や」の措辞は、落ち着いているかに見えて不安定感を宿している雨粒の心許ない感じをいいたいのである。
家内の体調も回復し、ようやく落ち着いた日常を取り戻しました。ふときづけば昨日は立秋、朝窓を繰ると爽やかな秋空が見えました。いち早く秋の到来を発見して元気が出るのは俳人の特権ですね。
家内が育てている茗荷が、花を揚げていたので慌てて収穫。二、三日のことでしたが家内が臥せっている間に大きくなっていたようです。きざんで冷麺の具に入れたり、天ぷらもおいしいです。今回のは酢漬けにしてお寿司や和え物にすると言ってます。元気になってよかった。みなさんのお祈りに感謝します。
皆様のお見舞い、お祈りを感謝します。熱も下がり、身体も随分楽になったようです。 水分以外はうけつけていなかったのですが、今日のお昼はお粥を食べました。あとは日にち薬と思います。
家内は、かなり回復したのですが微熱が続くので引き続き用心しています。先週、友の会のイベントがあってその世話に疲れたのではないかと思います。皆様からの温かいお見舞いを心から感謝します。
昨夕家内が突然胃痛を訴えて七転八倒、慌てて救急車を呼びました。胆石を疑いましたがレントゲン撮影の結果、その可能性は薄く、胃が異常にふくれているので急性の胃炎ではないかとの診断でした。
点滴を打っている間に嘔吐があり、暫く苦しそうでしたがやがて落ち着きましたので、22時頃に帰宅しました。一週間後に担当医立ち会いで胃カメラ検査を受けることになりました。今朝はまだ少し頭痛と腰痛があるらしくベッドで養生しています。
広島忌の記念式典の様子を家内と一緒にテレビで見ました。その後、若い人たちへのインタービューが放映されていましたが、戦争や広島原爆への歴史認識のあまりに低くいことを知り考えさせられました。歴史は繰り返すと言いますから、社会の平和への思いが薄れることは、再び戦争国へと変わっていくのではと憂います。
8月6日だからでしょうか、noteに書いた下記記事へのアクセスが増えています。
あっという間に8月ですね。今朝の神戸は昨夜からの恵みの雨が降りつづいてホッとひと息です。この時期の庭の水やりは結構重労働なので・・・
さて、みのる庵のブルーベリーが収穫期を迎えました。完熟を冷やして生で食べると美味しいのですが、鵯や椋鳥たちもそれを狙っているので競争になります。そこで我が家では少し酸味の残っている半熟で収穫します。ソースやジャムにするのにはその方が好都合だからです。
暑い日が続きますが、もう少しの辛抱ですね。いち早く秋気を察知して気分だけでも爽やかに過ごしましょう。