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2018年7月22日

7月14日~7月20日

2018年07月20日
煙浴び土用うなぎの列に待つなつき
山影に立ちのぼりたる大銀河せいじ
酷暑中句材求めて吟行す明日香
ミシン踏む速度を急かす蝉時雨さつき
宅配の人へ感謝の氷水智恵子
2018年07月19日
息災と言ふ幸せや冷奴たか子
落蝉になほ容赦なき日射しかなうつぎ
旅疲れなる喉越しに冷奴菜々
車座にもぐもぐタイム草刈女さつき
2018年07月18日
友の訃の届く夜更けの遠蛙やよい
ハンカチが落ちましたよと背より声明日香
石仏の瓔珞なせる蔦紅葉ぽんこ
2018年07月17日
せせらぎの楽が耳福や青葉闇せいじ
氷屋の旗が吾を呼ぶ男坂なつき
農夫から麦笛習ふ下校の児愛正
遠雷と思うや否やゲリラ雨智恵子
溽暑なりギブスの足の重きことやよい
2018年07月16日
夏座布団パリッと糊の利くカバーよう子
香水の残り香強きグリーン席宏虎
2018年07月15日
走り根に沿ひて数多や蝉の穴三刀
2018年07月14日
供華手向く暑いですねと語りかけ菜々
登り来てパノラマ涼し方位盤花茗荷
干瓢の簾のごとく干されをり明日香

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2018年7月15日

7月7日~7月13日

2018年07月13日
天神へ片陰つづる女坂なつき
鳶の輪の山巓高く梅雨明くる有香
覗き見る井戸に三つ四つまくわ瓜はく子
2018年07月12日
足元の靴裏返り三尺寝たか子
定食のおまけが嬉し冷奴うつぎ
大観の霊峰十趣館涼し小袖
2018年07月11日
太柱しかと爪たて蝉の殻ぽんこ
子らの声空に谺すプールかな宏虎
ストレッチしながら庭の草を引くこすもす
2018年07月10日
梅雨明けの風吹き抜ける三和土かな三刀
短夜や豪雨のニュースつぎつぎと満天
ジャンプして脚長きこと雨蛙たか子
突と浮き白玉団子茹で上がるたか子
2018年07月09日
豪雨明け初蝉を聞く朝の卓せいじ
切通し過ぎて展けし青田かな愛正
飴玉が終点となる蟻の道たか子
2018年07月08日
木彫の盆に輪染みや冷麦茶よう子
夏木立一本道の先は湖智恵子
2018年07月07日
河骨の同じ角度に傾ぎけりたか子
交叉する旧街道や夏燕うつぎ

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2018年7月8日

6月30日~7月6日

2018年07月06日
梅雨しとど大和三山薄墨に明日香
ハングルの短冊も吊る星の竹せいじ
あめんぼと小雨の水輪交錯すそうけい
梅雨寒し待てど待てどもバスのこず菜々
門川に一と屯なる花菖蒲なおこ
水玉のまろびし梅雨の石畳なおこ
岨駈くる大蛇のごとき梅雨出水三刀
香久山の裾引くごとき青田かな明日香
2018年07月05日
ぐい飲みを切子に変へて冷酒汲む宏虎
噴水の肩の力のふいに抜けたか子
園長がプール開きの河童役さつき
泣き相撲茅の輪くぐりて進みけりなつき
2018年07月04日
園児らの列なしかつぐ星の竹さつき
噴水のしぶきに躍る子らの声智恵子
合歓咲くや駅舎に通ふ山の風うつぎ
2018年07月03日
一匹に大袈裟に焚く蚊遣り香たか子
雷遠く去りてより日矢差しにけりせいじ
三間続き開けて仏へ青葉風菜々
空蝉の飴色に透く朝日かな更紗
2018年07月02日
鉄塔のみな影絵めく夕焼かな愛正
梅雨湿り百科辞典を断捨離すよう子
と見る間に道が早瀬に男梅雨せいじ
浜つ子ら目指すは小島海開き智恵子
大粒の雨さきがけてはたたがみせいじ
2018年07月01日
顔覆ふ競馬新聞三尺寝ぽんこ
擦り終へし墨匂立つ星祭やよい
くぐり戸や旧家の土間の涼しかりこすもす
水車小屋朽ちて久しや半夏生たか子
子燕らみな巣立ちたるしじまかな小袖
2018年06月30日
夏霧の晴れて牧場の牛近し智恵子

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2018年7月1日

6月23日~6月29日

2018年06月29日
畦隠し海原めきし青田かな明日香
醤油屋の重き暖簾や梅雨しとどさつき
ふり注ぐ火の粉に潜る鵜飼かな智恵子
星の竹大き願ひに逆さ文字うつぎ
2018年06月28日
老鶯の声峠より谷間より有香
さくらんぼ種出す吾子のおちょぼ口こすもす
どすの効く蟇の一声鷺翔ちぬぽんこ
傘立てを占領したる捕虫網うつぎ
2018年06月27日
夏薊これより先は獣道智恵子
2018年06月26日
尻振つてバスは青葉の九十九坂はく子
2018年06月25日
古寺の礎石をつつむ苔の花愛正
落とし穴あるごと嵩の松落葉そうけい
2018年06月24日
蕎麦の花警笛ながき一両車なつき
身に入むや地震に倒れし墓数多菜々
2018年06月23日
短夜や余震の中のしまい風呂こすもす
接岸の波静まれば水海月智恵子
頭突きして戦やまざる蝌蚪の国うつぎ
郭公のひやつほうと鳴く山泊りなおこ

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2018年6月24日

6月16日~6月22日

2018年06月22日
湧水の砂踊らせて夏めける宏虎
豆腐屋の喇叭の威勢梅雨晴るるうつぎ
2018年06月21日
色に惚れ一枝を乞ふ四葩かなぽんこ
拾ひたる実梅の仄と芳しきせいじ
梅雨晴れ間庭草引かな傘干さな菜々
紫陽花に色一つ足し蝶止まるうつぎ
2018年06月20日
石段を狭めて左右の四葩満つ更紗
滔滔の水路四通に植田澄む菜々
老庭師麦藁帽の破れやうさつき
2018年06月19日
野仏のほとりを照らす蛍かな愛正
緑陰にラジオ聞きつつ詰将棋やよい
菖蒲田の歩板をしづと徒鴉うつぎ
2018年06月18日
梅雨ひと日余震に怯え籠りけりたか子
投げ苗の泥をかぶりてお田植祭さつき
2018年06月17日
畦隅に打ち捨てられし余り苗明日香
白南風に駆けださんとす神馬像菜々
2018年06月16日
山峡の谷間を渡る黒揚羽三刀
父の日や父となりたる子と酌す宏虎
大の字に野良着干されし梅雨の晴さつき

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2018年6月17日

6月9日~6月15日

2018年06月15日
ペディキュアはコバルトブルー梅雨籠もとこ
小流れにさざ波の立つ目高かな宏虎
板塀の続く社家町緑立つ菜々
日本一低いといはれ山開き治男
2018年06月14日
きつかけは紫陽花の色立ち話よう子
梅雨晴へ車吐き出す連絡船やよい
鐘の音の余韻嫋々青葉山せいじ
岩壁を攻め上るごと蔦青葉ぽんこ
2018年06月13日
畑継ぎし彼が西瓜を抱へ来しなつき
山襞の斯く濃くなりし大夕焼明日香
仏壇にともしび色の枇杷一つなつき
めつぶしの西日信号待ちの吾にぽんこ
2018年06月12日
梅雨の鬱吹き飛ばさんと髪染めに菜々
青楓樹下は子どもの秘密基地なおこ
紫陽花の曼荼羅なせる寺苑かなよう子
山頂を縦横無尽つばくらめせいじ
身をよじりつつ右左草刈女なつき
これよりは立入禁止蛇苺更紗
2018年06月11日
古宮の巨木を仰ぐ樹下涼しさつき
梅雨雲が天辺覆ふ神の山明日香
旅涼し津軽なまりのバスガイドはく子
写し絵の父に遺愛の庭の薔薇更紗
先代の遺愛の蔵書晒しけり菜々
濃き屯淡き屯や菖蒲園あさこ
成り行きに任すほかなし髪洗ふたか子
夕風が匂ふ水面や田植了宏虎
青時雨鎌倉道の切通し愛正
2018年06月10日
夏野菜とれとれといふお裾分満天
初なりのトマト仏の先代に菜々
2018年06月09日
ベランダは満艦飾や梅雨晴間満天
沖合の点景となる潮干狩さつき
山肌をなほ濃くしたる緑雨かな更紗
湧き出づる清水や銀紙揉むごとく更紗
溜め池の水満々と緑濃し明日香
喉ごしの易し見舞ひの初西瓜たか子

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