今年は、コロナ禍を言い訳にしないで、恥ずかしくないような近詠を発表したいと頑張っています。
青息吐息ながら2月度の作品をまとました。揚句は、2年前の定例吟行で訪ねた菊政宗酒造記念館で、思いがけず樽づくりの実演を見学させていただいたときを思い出して詠んだ作品です。
なんだか随分昔のような感じがします。コロナ禍で貴重な余生の1年を損したような悔しさもありますが、語りぐさになる日が早く来てほしいですね。
毎日句会のみのる選は作者の実力や個性に応じて選んでいますから同じ物差しではありません。ある意味では不公平かもしれませんが、意のあるところをご理解ください。
添削後の作品について作者のみなさんが納得してくださっているのかどうかはいつも気になるところです。どうしても添削が過ぎがちなみのる選をこころよく思われない方もあるかと思います。自分の作品として受け入れがたいと思われる場合は、気にせず捨ててください。
満足なな吟行ができないまま句を詠み続けるコロナ禍の日常はきついですね。
句会はともかくせめて吟行だけでも復活できたらと祈るばかりです。