GHメンバーのとろうちさんから嬉しいお知らせが届きました。
薊咲く富士の膚(はだえ)の荒きこと 堀内美加
この作品が、山梨県の 平成23年度富士山俳句” Fujisan Haiku”の入賞作品 に選ばれとのことです。
応募総数3,214作品から選ばれたとのことほんとうにおめでとうございます。
昨年は、うつぎさん、よし女さんがそれぞれ公募のコンテストに入選されました。こうして GHメンバーの作品が公に認められることは嬉しいですね。うれしいお知らせ感謝します。
とろうちさんからのメールの一部を引用します。
この地に来るまでは、富士山は美しい山という認識しかなかったのですが、朝な夕なに目にしているうちに、めまぐるしく変わる様相やごつごつとした岩山、まさに溶岩に覆われた火山といった姿を詠みたいと思うようになりました。
まさに、とろうちさんが日々愛着を持って富士の姿を観察し続けることで授かった作品だと思います。
GHのみなさんにいつもお喋りしていることですが、自分が住んでいる地域を愛して、四時随順それを深く深く感動して詠むことが大事です。 この作品は、そのことを私たちに教えてくれているように思います。
あちこちの不具合修正や自動化をメンテナンスしました。
皆さんの方でお気づきの不具合等があれば遠慮なく教えてください。 プログラムをあれこれ触るのもよい気分転換になります。 でもちょっと手を広げすぎかもしれませんね。
dForum を何とか使いやすいものに出来ないかと思っています。 写真やカメラをされるメンバーもいらっしゃるようなので画像がアップできる掲示板もあるといいかもしれないですね。
最近、無料添削を希望される方が増えてきました。 GHの働きが少しでも本物の俳句の普及に貢献できれば、これほど嬉しいことはありません。
来週のスワン吟行は、一日順延して3月1日(木)に佐藤家の雛祭りを見に行けるようになりました。よかったです。
阪急芦屋川駅の近くにある ヨドコウ迎賓館(フランク・ロイド・ライト設計) でも2012年2月11日~4月1日の期間、雛人形展が行われていますが、人出が多くゆっくりと観賞することが出来ません。
ぼくが佐藤家のひな祭りに行ったのは10年くらい前であったと思いますが、古風な二階建て日本住宅のかなりの部屋を開放されて、たくさんのひな壇が飾られています。
雅な有職雛をはじめ、能面のような面長な顔に切れ長な目をした享保雛、素敵な雛調度等々、多分一日中見ていても飽きるということはないでしょう。
来週の吟行では、ただ漫然とお雛様を見るのではなくて、一年間箱の中でしまわれていたお雛様たちが一年に一度の晴れの舞台でどのような思いなのかを時間をかけて存問してください。きっとあなたに彼らの思いを話しかけてくることでしょう。それを句に詠まれるとよい句が授かるとおもいます。
佐藤家のお庭もまた素敵な和風庭園だったと思いますので、ぜひ観賞してください。
お勧めした道明寺は、佐藤家からはちょっと遠いので時間的に無理みたいです。
新しいプランを計画してみました。
近鉄藤井寺駅(10時集合)→佐藤家
徒歩8分かかります。
佐藤家 (11時~11時30分出発)→生涯学習会館(句会場)
寄り道せずに徒歩14分かかりますが、道中、辛国神社とか鉢塚古墳があるようなので立ち寄っても面白いですね。 藤井寺駅からの道のりが写真入りで詳しくガイドされているページを見つけましたのでリンクしておきます。
ガイドによると、句会場の生涯学習センターを出てからすぐのところに、 岡ミンザイ古墳(仲哀陵) の遙拝所があるようです。
だいたい、こんな感じかなと思います。
佐藤家でたっぷり時間を取られて、句会場へ直行されてもいいでしょう。 道すがらでも古墳は見えるのではないでしょうか。
次に交通情報です。
検索条件: 梅田→藤井寺 2012/03/01(木) 10:00 到着 発着時間:09:22発 → 09:57着 所要時間:35分 乗車時間:28分 乗換回数:1回 総額:560円 距離:21.2km ■梅田 1番線発 | 大阪市営御堂筋線(天王寺行) 7.5km 4・7・10号車 | 09:22-09:37[15分] | 270円 ◇天王寺/大阪阿部野橋 1番線着 [7分待ち] | 近鉄南大阪線準急(河内長野行) 13.7km | 09:44-09:57[13分] | 290円 ■藤井寺
岡本梅林の梅は皆固く、まだちょっと時期が早かったですね。
でも、久しぶりにほぼ全員が揃って愉しい吟行でした。
条件の悪いなかでもみなさんが佳句を詠んでおられて感心しました。
やっぱり吟行句会は愉しいです。
水のない川底で大きな猪が死んだように春眠中、吟行子たちがわいわいと騒ぐので、"うるさいなぁ〜" といわんばかりに寝返りを打っていました(^_^)
二日前に降り積もった雪がまだ日陰に残っていますが、今朝は寒さも緩んで温かくよいお天気になりました。 あすの吟行楽しみですね。
テレビを見ていると、せっかくほころび始めた梅が、ここ数日の寒波でまた足踏み状態だというニュースです。 でも俳句では、梅寒し、梅固し、春寒しなどとその寒さをも風情として愉しめるので幸せです。
ただ、同じ寒さを読むにしても、寒さを託つ・・・というマイナス思考の感性ではなくて、温かい日を待ち望む・・・というような希望につながるような感性を持ちたいですね。
むかし青畝先生から教えていただいたことで、いまも変わらず心に大切にしていることがあります。 それは、『一句の中から愛の感じられる作品を作りなさい』 ということでした。
昨日、九州在住の方から、青畝師の作風を学びたいということで GH入門のお申し込みがありました。嬉しいですね。
俳句のイロハから作句姿勢の基本などを徹底的に指導してくださったのは、結社「ひいらぎ」主宰の小路紫峡先生でした。
紫峡先生はまた、青畝師の教えや理念の継承を第一としてキリスト教の奉仕の精神で無償で初心者の指導をされていました。
結社のお手伝いをするようになって、取材や連絡のために何度か当時のかつらぎ庵を訪ねて、直接青畝先生の謦咳に触れる機会も与えられました。
そして、ご自身の継承者や私のような新人作家のために祈っておられる先生の深い深い思いを知ることも出来ました。
私を導いてくださったお二人の師のご恩に報いるためにも、青畝先生から学んだ『 俳句のこころ 』を継承するための発信を続けたいと祈っています。
今日の神戸は、雪が舞ってすごい冷え込みです。
こすもすさんの但馬はまた大雪なのでしょうね。 なんとか週末あたりからは戻るという予報なのですが、ちょっと心配ですね。
当日の吟行ですが岡本梅林へ行こうかと思います。 寒さが厳しいのでどうかと思いましたがネットの情報ではライトアップも始まっているとのことです。 保久良神社もいいところなんですが、ややきついコースなので健脚向きです。
場所がわかる方は現地でお会いしましょう。 不安な方は10時に阪急岡本駅の改札内でお待ちしています。 早く着いても改札から外には出ないで改札の内側で待っていてください。 地下道をくぐって山側の改札から出た方が早いのです。
お天気がよければ、梅林の四阿でお弁当が食べられますのでご持参ください。 梅林までは川筋の道を歩きますので道中でも句が拾えます。 梅林吟行に行かれる方は、談話室に書き込んでください。
苦労して構築し、GHの皆様にもご協力いただいた G-FORUM でしたが、原因不明のまま廃止の余儀なくに至りました。
更新情報に反映させるのも難しく、システムになれないメンバーには、やや疎外感を与えてしまってご迷惑もかけましたので、 元に戻してよかったと思っています。
ただ、元のシステムにも常に攻撃があるようでその痕跡が残っています。 つい最近では、別室のフォトブログの方も攻撃されて、一時はページが開かないという状況でしたが、原因がわかりましたので対応し、今は快適に開くと思います。
フォトブログは汎用のスタイルを使っていたのですが、俳句と写真を載せるのに最適な雰囲気になるようにカスタマイズしました。 ぜひまた、のぞいてみてください。
いよいよ春ですね。冬籠もりから抜けて始動開始です。2月21日の定例はどこかへ吟行に生きたと思って場所を吟味中です。 出来るだけ早くお知らせしますね。 会場近くのお住まいの男性がお一人入会されます。 これで男性会員は、ぼくを含めて4名です。今年はさらに男性会員が増えるようにと祈っています。 翌週のスワン吟行藤井寺も楽しみですね。残念ながら佐藤家のひな祭り日程は折れ合わないようで、希望者だけ日時を調整して再訪問致しましょう。
毎日句会も投句が40句を超えるようになってきました。 うれしいです。
毎日句会みのる選2012年1月29日~2月4日を発表しました。 今週はみのる選をしながら何だかうれしくて、結果的にいつもの倍くらいの句数になったようです。
皆さんにもお祈りいただいていた、あさこさんが毎日句会に復活してくださいました。まだ完全にお気持ちが癒やされたという状況ではないとのことですが、でもこうしてまた GHの輪の中に戻ってくださったことで私たちもまた勇気づけられます。
ご事情があって休んでおられた英子さんも復活されました。わかばさんも介護に追われる生活の中で投句してくださっています。新しくメンバーとして加わってくださったあおいさんも新鮮な俳句で GHに活気が出てきました。全てが相働いて毎日句会に元気が戻ってきたと言うことですね。本当にうれしいです。
聖書に次のような一節があります。
あとの者が先になり、先の者があとになるのです。
これは、『信仰の順序に入れ替わりがあります。先輩のクリスチャンであっても抜かれることがあります。ですから頑張って信仰生活に励みましょう。』という意味ではありません。 「信仰」というところを「俳句」に置き換えても同じことがいえます。
新約聖書マタイによる福音書20章1節~16節にイエスキリストの語られたたとえ話として、自分のぶどう園で働く労働者を雇いに朝早く出かけた主人のことが書かれていますので、興味のある方は読まれるといいです。
ぶどう園の主人は朝早くから何度も労働者を探しにでかけました。いまならハローワークみたいなところがあったのでしょうね。 雨期を目前に控えた本当に忙しく猫の手も借りたい労働の時期だったのです。朝6時から夕方6時まで働くのが当時の一般的な労働者の労働でした。一人目の人は朝薄暗い6時前に雇われています。2人目の人は、9時に。3人目の人は、12時。4人目の人は3時。最後の人はというと皆がもう帰り支度を始めた夕方5時に雇われています。最後の人は僅か1時間しか働きませんでした。葡萄の収穫は8月、9月で、日本とは異なり葡萄は広大な地面を延々と這っているので、夏の焼けつく様な暑さの中で収穫をするのです。
一日の仕事が終わり、日当の支払いが始まりました。一番最後に来て、たった1時間しか働かなかった人が1デナリ。今ですと約1万円になります。ですから朝6時から12時間働いた人は喜びました。(今日の主人は気前が良いぞ。1時間で1デナリだから、俺は12デナリ位もらえるかもしれない!と喜んだのです。)ところが3時、12時、9時、6時に雇われた人も1デナリ、1日1万円の日当だったのです。朝6時から働いた人が文句を言いました。「朝早くから焼けつくような暑さの中を働いて、5時から来て1時間しか働かない人と同じとはひどいではないですか。」しかし『労務者たちと一日一デナリの約束ができると、彼らをぶどう園にやった』と約束したのですから、主人は何も悪いことはしていません。同様に9時の人にも、12時の人にも、3時の人にも同じようにしたのです。
「しかし、彼はそのひとりに答えて言った。『私はあなたに何も不当なことはしていない。』あなたは私と一デナリの約束をしたではありませんか。」13節
聖書の真理について説くつもりではないのですが、人間的な物差しと神様が私たち人間を愛して注いでくださる恵みの物差しは全く違うと言うことですね。
結局ぼく自身なにが言いたいのか混乱してきました(^_^)
要するにベテランであろうが句歴の新しい人であろうが、少なくとも GHでは区別や差別はないと言うことです。 ぼくに神様のような愛があるからではないです。 GHの働きをそのように神様が祝福して導いていてくださるからです。
生活の苦しさや悲しさ、多忙を理由に俳句から離れることはまちがっているとぼくは思います。 GHの俳句は言葉遊びをしているのではなくて、私たちの人生の支えとなるようなそのような俳句ライフ・人間関係を育んでいくことが真の目的なのです。
悲しいとこ、苦しいこと辛いことを希望につなげて句に詠んでください。もちろん嬉しいこともです。 そしてそれらをメンバーで共感共有することによって互いに慰め励まされ勇気を得て希望へとつながるのです。
厳しい寒さもこれからは日ごとに緩んで行くことでしょう。冬籠もりから脱出してみんなで復活の春を賛美致しましょう。
今朝も冷え込みました。 でも日が差してきたのでカメラを持ってちょっと庭へ・・・ かわいらしい枯葉がバードバスの薄氷の虜になっていました(^_^)
(薄氷の虜になった枯葉@みのる庵のバードバス・・・クリックすると拡大写真がご覧頂けます)
もう一つの水瓶には柄杓が沈んで閉じ込められてます。 むかし小学生だった頃、通学路の水たまりに凍った薄氷を靴で割って遊びながら登校したのを思い出します。 ズックの先からしみこんだ冷たい水が霜焼けの指先にしみて痛かったなぁ〜(^_^)
雲切れて薄氷に日矢射しにけり みのる
今朝は、みのる庵のお庭にあるバードバスに薄氷がはりました。この冬初めてだと思います。
各地の豪雪のニュースに心が痛みます。 花茗荷さんは、フォトブログで雪のない神戸の写真をご覧になってうらやましいと・・・ 例年にない豪雪の被害、早く落ち着いてほしいです。
あおいさんが新しく毎日句会のメンバーになられました、感謝です。 2000年に GHを始めた頃からのメンバーで、子育てやご家族の事情で途切れたときもありましたが、ずっとみのるの添削で学ばれた方ですので毎日句会メンバーとして推薦しました。
もうひとかた GH定例の会場近くにお住まいの男性が入会を希望され、添削を受けておられます。 2月の例会には出席されると思いますので併せてよろしくお願いします。 男性メンバーの増加をずっと祈っていましたので祈りが聞かれたことになります。 感謝!