みのる選:2026年2月度

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2026年2月22日

2月9日~2月14日投句分

2026年1月14日(参加者 15名)
春寒し青空なれど雲奔るよし女
下萌の土堤を転がる笑ひ声きりん
春寒や天井の龍睨む堂むべ
下萌に延べる野点の緋毛氈澄子
春寒し甘味処へエスケープなつき
下萌や散歩の靴のいや軽しよし女
春寒や煤光りせる蔵の梁わかば
下萌を促してをる今朝の雨わかば
草萌ゆる国衙跡の広さかなむべ
下萌に座すまなかひに伊吹山きりん
春寒し山の稜線まだ覚めず花茗荷
下萌ゆる名草醜草へだてなく澄子

2026年2月15日

2月2日~2月7日投句分

2026年2月7日
立春の鳶高らかに声を上ぐわかば
春立つや水琴窟の楽もまたえいじ
春立ちて水辺のベンチ賑はひぬむべ
春立つや飛行機雲の太うしてきりん
子らはみな跳ねて豆待つ節分会康子
立春の光弾けて明石の門わかば
節分の法螺鳴り渡る奈良の寺こすもす
立春の潮の香纏ひ戻りけり花茗荷
玄関の靴の中より年の豆勉聖
うかとして切り分けしたる恵方巻うつぎ

2026年2月8日

1月26日~1月31日投句分

2026年1月31日
縁結びの神樟さやぐ春隣なつき
鳥どちの声の身近に春隣わかば
風花や暫くは傘ささぬままこすもす
風花や富士の峰より降り来たるきりん
風花の舞ひて安らぐ苔の上よし女
遠出へと浮き立つ心春隣わかば
風花や足高々と神馬跳ぬなつき
お薄受く緋毛氈へと風花す康子
ご朱印をもとむ乙女ら春隣なつき

2026年2月1日

1月19日~1月24日投句分

2026年1月24日
暖かやうつりし猫の大あくびきりん
幾そ経し神の杜なる大冬木わかば
早世の墓誌に天蓋冬桜むべ
偕老の二人と見たり冬帽子康子
春よ来い春よ来いとてハミングすたか子
暖かな日が背ナを押す散歩かなえいじ
日を浴びて凛と天向く冬芽かなむべ
冬晴れや銀翼遥か点と消ゆきりん