互選の結果

2025年10月18日

投句12名 選句12名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
秋潮の綺羅に散らばる漁船かな  うつぎ 6 こすもす.康子.なつき.澄子.わかば.よう子.
海の橋釣瓶落としの日を弾く  むべ 4 えいじ.康子.うつぎ.よう子.
波止眩し秋日を弾く潮だまり  むべ 4 あひる.康子.うつぎ.よう子.
首塚の梵刻深し秋入日  せいじ 4 えいじ.澄子.うつぎ.わかば.
黒松のますらをぶりや浜涼し  むべ 3 せいじ.康子.澄子.
須磨潟の突堤に佇つ秋の人  みのる 3 せいじ.澄子.みきえ.
水脈涼し縮緬波をニタ分けに  澄子 3 せいじ.むべ.みきえ.
眼下には大秋晴れの須磨淡路  わかば 3 えいじ.こすもす.康子.
車窓いま綺羅の海坂須磨涼し  むべ 3 あひる.せいじ.なつき.
浜茶屋のあとかたもなし秋深む  みのる 3 こすもす.うつぎ.わかば.
石畳音たて弾む木の実かな  わかば 2 あひる.むべ.
爽やかや海風入れて異人館  うつぎ 2 なつき.むべ.
門川に紅葉浮かびし屋敷町  康子 2 なつき.むべ.
国生みの島へ秋潮またぐ橋  むべ 2 なつき.よう子.
田圃道ほどの踏切草の花  みのる 2 こすもす.みきえ.
句碑辿る盗人萩を道連れに  うつぎ 2 こすもす.澄子.
野葡萄の色づき初むる一の谷  澄子 2 あひる.みきえ.
草もみじ焼杉塀の裾つづる  康子 1 えいじ.
虫すだく薮と化したる一の谷  せいじ 1 わかば.
海見ゆる塩屋の路地に秋惜しむ  うつぎ 1 せいじ.
句碑めぐりいつのまにやら草虱  こすもす 1 あひる.
秋の人思ひ思ひに句碑囲む  澄子 1 わかば.
大秋晴波の子もなく浦展け  みのる 1 えいじ.
山の端の雲を纏へる月の郷  えいじ 1 よう子.
敦盛のジャンボ塚へと小鳥来る  せいじ 1 みきえ.
天高し舞ひ飛ぶ鳶の笛縺れ  あひる 1 うつぎ.
飛ぶ鷺の影滑りゆく秋の川  あひる 1 むべ.
以上.
Gosen CGI Copyright (C) 2000 by Minoru Yamada.