大いなる春といふもの来るべし

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  • むべ:「春」が季語。またまた「大いなる」という措辞が登場ですね。ただの「春」ではなく「春といふもの」というところがミソだと思います。すばらしい春というものは必ず巡って来る。「む」ではなく「べし」なので強い推量になるでしょうか。温暖な地域ではなく、深い雪に閉ざされた地域で、春の到来を待ち焦がれ詠まれた一句かと。 - 2022/05/19(木)
  • うつぎ:まだこんなに寒いけれど大いなる春は必ず来る。もうそこまで来ている。強い断定に待っている気持ちが表れています。 - 2022/05/17(火)
  • 素秀:再度べしです。これは春よ来いと命令調なのかなと思います。 - 2022/05/17(火)
  • あひる:雪に閉ざされ、土さへ見えない北国の冬の終わりを思いました。春はいつ来るのだろう「春よ来い」と待ち焦がれています。春は、もうすぐ必ずきます。雪が解け、見る間にたくさんの花が咲き乱れることでしょう。大いなる自然の営みを期待し、賛えているようです。 - 2022/05/17(火)
  • せいじ:今はまだ冬であるが、春というあの偉大な季節がすぐそこまでやってきていることを肌で感じているのであろう。素十がよく使う「大いなる」という言葉によって、来ようとしている春がいかに素晴らしいものであるか、作者の春を待つ気持ちがいかに強いかがよく表わされている。 - 2022/05/17(火)
  • 豊実:春というだけで具体的なものは書かれていませんが、何かで春を感じたのでしょう。この「べし」は自分の中にも春がやってくるに違いないという期待感ではないでしょうか? - 2022/05/17(火)