総立ちの鴨おどろきししぶきかな

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  • 素秀:鴨がいっせいに飛び立つ様子が総立ちの鴨で良く判ります。水の上を立ち上がる鴨が驚いたのか、鴨の飛び立つ様を見て驚いたのか、両方にとれるように思います。 - 2021/04/10(土)
  • もとこ:水鳥が急に飛び立つのは良く見る光景ですが、総立ちと一括りにして、おどろきししぶきかなと、平仮名で続けることで一瞬の景を捉えている様です。 - 2021/04/10(土)
  • うつぎ:予期せぬ人に驚いた水面の鴨が羽音としぶきをあげ一斉に飛び立ったのを詠まれたのでしょう。鴨も驚いての行動でしょうが不意を突かれた作者の驚きも想像できます。 - 2021/04/10(土)
  • 豊実:浅瀬に立っていた多くの鴨が驚いてしぶきをあげたのでしょう。水面から飛び立つ時にしぶきが立つのは当たり前ですが、浅瀬でもしぶきが立つということはかなり驚いたのでしょう。 - 2021/04/09(金)
  • せいじ:驚いて総立ちししぶきを上げるという鴨の一連の動きを、「おどろきししぶき」と、原因としての驚きと結果としてのしぶきを繋げることによって、どちらが先ともいえない一瞬の出来事として表現しているのではないかと思った。不意を衝かれた作者の驚きも含意されているのかもしれない。 - 2021/04/09(金)