をりをりの風走馬灯駈足す

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  • もとこ:をりをりの風を風のみの意味と取るか、走馬灯と合わせて今までのいろいろな出来事と取るかと思うのですが、人生の様々の事を思い出し、感慨に浸ると取りたいと思います。 - 2021/02/26(金)
  • うつぎ:風で切れを入れ破調の句になっている風と走馬灯しか言ってませんが破調の効果で多くを語らずとも余情溢れる句になっている。 - 2021/02/25(木)
  • 素秀:時々吹く風に走馬灯が早くなったり遅くなったりする、駆け足と言う事で風の涼しさが判ります。 - 2021/02/25(木)
  • そうけい:おりおりの風とは記憶の中にまき起こったいろいろな思い出、亡き人たちの影。走馬灯に重ね合わせ、思いめぐらしている。 - 2021/02/25(木)
  • 豊実:そこに風が吹いているわけではないと思いますが、走馬灯のそれぞれの影絵が風に吹かれて走っているような。 - 2021/02/24(水)
  • せいじ:走馬灯は風がなくても中の蝋燭の熱で回転するが、内側の枠の軸の上に風車が取り付けられているので、風が吹くとその回転が速くなる。窓辺に吊るされている走馬灯が、折々の風を受けて回転が速くなり、影絵の人や馬が駈足をしているように見えたのであろう。じっと見ていないと授からない句ですね。 - 2021/02/24(水)