明日よりの仕事を思ひ春著脱ぐ

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  • うつぎ:この時代の職場の初出を想像しました。女性は春着で着飾りこの日は新年の挨拶だけで仕事はない。でも華やいだ気分も今日だけのこと明日からは仕事だと気持をきっぱり切り替えて春着を脱いでいる句と読みました。 - 2021/01/16(土)
  • 凡士:春着=春著であること、春着が新年の季語であることをしりませんでした、晴着・振袖は季語でしょうか?季語は難しいです。私は兄弟も、子供も男ばかりであったため三が日を春着で過ごすという感覚がつかめず句はピンときませんでした。また30年代半ばでしたら初出(4日)は女性は春着で出社することが普通でしたから、また晴着着る、のほうが現実的なように思えました。まあこの句は句意は明瞭ですが私にはピンときませんでした。 - 2021/01/16(土)
  • 素秀:仕事始めが4日だとすると3日の事だと判ります。春着を脱ぐのだから仕事を持った女性だとも。思ひは、あっという間に終わってしまったお正月を惜しむ気持ちも出ているようです。 - 2021/01/16(土)
  • せいじ:正月気分は今日までだ、明日からまた仕事を頑張るぞと心で思い口に出したとしても、春著を脱ぐという具体的な行動をとらなければ、気分はなかなか切り替わらない、今日春著を脱ぐことが仕事始めなのだと自分に言い聞かせている。「春著脱ぐ」に潔さを感じました。 - 2021/01/16(土)