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2018年11月: 投句26名 選句25名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
竿のべて釣れずともよし波止小春 みのる 6 あさこ.満天.はく子.もとこ.うつぎ.なおこ.
卓小春ミルに砕ける豆の音 みのる 5 小袖.菜々.たか子.もとこ.なおこ.
校長の日課や門の落葉掃く やよい 5 せいじ.なつき.菜々.はく子.さつき.
踏みこみて嵩に驚く落葉かな こすもす 5 わかば.かつみ.よう子.よし女.さつき.
ゆくりなく師の句碑に会ふ宮小春 うつぎ 4 小袖.わかば.満天.有香.
揺蕩ふて流れ掴みし落ち葉かな よう子 4 小袖.こすもす.たか子.はく子.
朴落ち葉その大きさを拾いけり たか子 4 小袖.満天.明日香.よう子.
縁小春話しは弾む嫁姑 菜々 4 満天.三刀.宏虎.智恵子.
小春日や紙飛行機の大回旋 さつき 4 菜々.うつぎ.よう子.よし女.
連鎖して風に駈けだす落葉かな みのる 4 たか子.智恵子.明日香.よし女.
嬰児を抱けば笑へり小六月 よし女 4 せいじ.やよい.菜々.はく子.
落葉踏む音にリズムの生まれけり わかば 3 宏虎.明日香.よし子.
駅小春中折れ帽の靴磨き なつき 3 たか子.うつぎ.よう子.
地の底の確かな温み落葉踏む うつぎ 3 わかば.三刀.有香.
猫達は屋根にたむろし寺小春 たか子 2 もとこ.よし子.
馬の背を歩く人影山小春 わかば 2 ぽんこ.せいじ.
シスターら賛美しながら落葉掃く みのる 2 わかば.こすもす.
小春日の野辺に遊べる心地かな わかば 2 やよい.宏虎.
銀杏散る六百年の葉を重ね あさこ 2 ぽんこ.さつき.
まんまるの石を集めて浜小春 やよい 2 あさこ.せいじ.
ランナーを追いかく銀杏落葉かな よし女 2 やよい.菜々.
降りしきる銀杏落葉に翁句碑 菜々 2 なつき.宏虎.
小春凪沖に影濃き祝島 よし女 2 小袖.有香.
眼帯で夫と手つなぐ小春の日 なつき 2 こすもす.もとこ.
哲学の道いま落葉時雨かな せいじ 2 智恵子.よし子.
湯呑み手に寛ぐ婆の縁小春 智恵子 2 三刀.こすもす.
小春日や吾が心中に翳りなし 宏虎 2 わかば.三刀.
今はもう座して小春の力石 小袖 2 明日香.よう子.
嵩高き落葉の下に眠る皇子 明日香 2 うつぎ.よし子.
一日旅正倉院の列小春 わかば 2 こすもす.なおこ.
落葉積む森に理学部研究棟 菜々 2 やよい.たか子.
林道は陽の燦々と落ち葉敷く 智恵子 1 なおこ.
野良猫の歩みも軽き小春かな 三刀 1 もとこ.
裏庭の捨つるに惜しい柿落葉 明日香 1 さつき.
自家用車は棚田のカフェ窓小春 なおこ 1 有香.
一樹立つ小さき盆栽にも落葉 もとこ 1 智恵子.
神の杜嵩の落葉に静もれる はく子 1 さつき.
金色の大地銀杏落葉かな 三刀 1 かつみ.
丘の上の四阿落葉を踏みながら こすもす 1 宏虎.
まほろばの瓦彩る柿落葉 もとこ 1 せいじ.
落葉踏み行く木洩日の散歩路 かつみ 1 あさこ.
唐傘に落葉降りたり骨董市 なつき 1 ぽんこ.
苔庭の落葉舞はせて寄せあつむ なつき 1 かつみ.
嵩高き落葉二人で掃かねばと よし女 1 うつぎ.
小春日や勤皇志士の慰霊祭 よし女 1 三刀.
小春日や母の胎内居る如く 宏虎 1 なつき.
水平に吹かるる落葉頬を打つ うつぎ 1 有香.
湖小春外輪船より周航歌 菜々 1 かつみ.
倒木に迂回し辿る落葉道 せいじ 1 ぽんこ.
野地ゆかば靴底ぬくし落ち葉道 智恵子 1 やよい.
集合時間なくて気儘や旅小春 やよい 1 よし子.
艶やかな彩を残して柿落葉 かつみ 1 あさこ.
それぞれの印組む羅漢堂小春 たか子 1 はく子.
小春日や地蔵様めく力石 小袖 1 明日香.
斑鳩の笑い仏や里小春 はく子 1 なつき.
小春日や旧居留地のカフエテラス わかば 1 なおこ.
縁側に漢爪切る小春かな 三刀 1 よし女.
浮き島に滲むタンカー浜小春 智恵子 1 かつみ.
水底の散り敷く落葉色極む 満天 1 あさこ.
ざくざくと砂利踏む渚小春凪 やよい 1 智恵子.
石頭撫で撫で小春の力石 うつぎ 1 ぽんこ.
墓守と猫談義する小六月 たか子 1 よし女.
小春日や団地広場に蚤の市 菜々 1 なつき.
ロープウエイ小春の日撥ね山上へ はく子 1 満天.

2018年10月: 投句24名 選句25名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
名月へ見得切つて立つ男松 みのる 9 せいじ.菜々.はく子.やよい.さつき.たか子.もとこ.よう子.なつき.
名月を宿して寧し心字池 みのる 7 宏虎.やよい.こすもす.明日香.よし女.よう子.わかば.
月光の太き道ゆく巡視船 なつき 7 せいじ.小袖.やよい.さつき.智恵子.わかば.うつぎ.
連山の稜線濃ゆく月登る かつみ 5 宏虎.満天.はく子.わかば.うつぎ.
目の高さ幼と合わせ眺む月 こすもす 4 さつき.たか子.智恵子.なつき.
激つ瀬に川舟跳ぶや紅葉渓 せいじ 4 あさこ.小袖.かつみ.なおこ.
夜汽車いま月の渚に傾きぬ みのる 4 たか子.よし女.智恵子.なおこ.
ロープウェイこれはこれはの渓紅葉 やよい 4 あさこ.はく子.こすもす.よし子.
岩風呂に波砕け入る月の宿 なつき 3 あさこ.菜々.やよい.
終い湯を落として仰ぐ後の月 うつぎ 3 かつみ.もとこ.なおこ.
嵐峡の瀞にかざして山紅葉 せいじ 3 小袖.かつみ.うつぎ.
寺辞して京をすずろに十三夜 菜々 3 小袖.ぽんこ.うつぎ.
単線の渡る天空紅葉谷 かつみ 3 小袖.ぽんこ.智恵子.
自転車を降りてゆつくり今日の月 満天 3 せいじ.よし子.うつぎ.
江の電や軒の紅葉に触れもして 智恵子 3 あさこ.更紗.なおこ.
片枝となりしは風禍もみづれり うつぎ 3 はく子.ぽんこ.智恵子.
香煙の絶ゆることなき紅葉寺 三刀 2 満天.よし女.
紅葉且つ散る石棺の展示場 よし女 2 三刀.やよい.
ままごとの続きはあした庭の月 小袖 2 菜々.更紗.
後の月更けて一人の部屋にまで はく子 2 たか子.よし子.
願ひ事言つてみたしや今日の月 満天 2 宏虎.よし子.
天文ファンならずとも見る今日の月 こすもす 2 菜々.よし女.
満月や目覚める度に空仰ぐ 明日香 2 菜々.更紗.
剥落の野外ステージ紅葉燃ゆ よし女 2 三刀.なつき.
名月の路地と抜け道照らしけり 宏虎 2 さつき.よう子.
ジャズライブ池に名残の月真白 やよい 2 こすもす.なおこ.
寺までの大練塀や蔦紅葉 たか子 2 明日香.わかば.
オリオンをそっと侍らせ月今宵 たか子 2 満天.ぽんこ.
山粧ふ大磐座を天辺に 菜々 2 せいじ.明日香.
急磴を一直線に初紅葉 満天 2 せいじ.なつき.
紅葉狩異人の多き渡月橋 宏虎 1 更紗.
はち切れんばかりや月の南中す せいじ 1 もとこ.
抹茶飲む庭一面の散り紅葉 あさこ 1 こすもす.
なめらかな筆の運びや月明かり 智恵子 1 よう子.
漕ぎ出だす車輪の音や無月なる 更紗 1 もとこ.
塗香して撫づる大数珠紅葉寺 なつき 1 よし子.
渓紅葉滝の白布をカッティング よし女 1 三刀.
つくばいにゆらぐ月影一つあり 智恵子 1 更紗.
紅葉谷上りつめれば観音像 三刀 1 満天.
月天心夢見る老いを貫かむ みのる 1 三刀.
月光に庭の草花艶めけり 満天 1 ぽんこ.
鮮やかな吊橋しのぐ溪紅葉 よし女 1 さつき.
こんばんは満月を愛づ垣根越し みのる 1 たか子.
夕月や都会は今夜も眠らざる よし子 1 三刀.
スイッチバックの登山電車や紅葉晴 やよい 1 はく子.
櫨紅葉数多の石の無縁塚 ぽんこ 1 わかば.
透き通る川面に一葉夕紅葉 ぽんこ 1 あさこ.
江の島に落つ日眺る紅葉山 智恵子 1 かつみ.
早々と穴の明きたる柿紅葉 あさこ 1 よう子.
紅葉まだ千鳥掛けなる峠道 あさこ 1 明日香.
霊山はいずこも紅葉寺となり やよい 1 なつき.
街騒をくまなく照らす今日の月 ぽんこ 1 満天.
星月夜夫を迎へにそこらまで 菜々 1 こすもす.
虫食ひの痕も色葉に紛れけり せいじ 1 もとこ.
薄雲のゆるりと動く十三夜 わかば 1 よし女.
摂津峡岩にはだかる渓紅葉 ぽんこ 1 宏虎.
薄紅葉山門黒き太柱 たか子 1 明日香.
満ち欠けのある人の世や後の月 たか子 1 かつみ.

2018年9月: 投句19名 選句22名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
昼ともす渓の一亭水の秋 みのる 7 やよい.三刀.満天.菜々.うつぎ.宏虎.わかば.
底砂を吹き上げ池の水澄めり よし女 7 せいじ.三刀.明日香.小袖.菜々.はく子.よう子.
激ちきて瀞に鎮まる秋の水 みのる 6 せいじ.よし女.うつぎ.わかば.はく子.たか子.
飛石に靴跡かさね水の秋 なつき 6 あさこ.もとこ.せいじ.よし女.菜々.うつぎ.
魚の影一直線に水の秋 三刀 6 さつき.せいじ.よし女.菜々.なおこ.たか子.
秋水を神に供へて窯閉づる よし女 5 やよい.ぽんこ.なつき.たか子.よう子.
橋いくつ渡りふる里水の秋 菜々 5 あさこ.やよい.満天.うつぎ.わかば.
霊峰の秋水を吐く竜の口 みのる 4 やよい.明日香.智恵子.なつき.
先づ一杓お地蔵さまへ秋の水 菜々 3 こすもす.たか子.よう子.
奥入瀬の流れ滔々水澄める わかば 3 小袖.満天.なおこ.
墨擦るや硯の海に秋の水 やよい 3 あさこ.もとこ.三刀.
堰越えて白き泡立つ秋の水 なつき 3 さつき.ぽんこ.宏虎.
単線に沿ふ谷川の水澄める わかば 3 さつき.満天.智恵子.
真砂透く里の小川の水澄める はく子 3 さつき.小袖.わかば.
何時の世の水か湧き出づ秋山路 はく子 2 もとこ.こすもす.
水澄みて助走の鳥の水尾白し こすもす 2 よし女.ぽんこ.
龍頭口かそけき音の水の秋 ぽんこ 2 あさこ.小袖.
豪雨あと濁りの残る秋の水 明日香 2 もとこ.ぽんこ.
漣の広ごる池や水の秋 こすもす 2 さつき.はく子.
湧き水に踊る小石のさやかなる 智恵子 2 せいじ.明日香.
秋水のわが顔掬ひ漱ぐ みのる 2 やよい.うつぎ.
薬飲む胃の腑へすつと秋の水 満天 2 菜々.なおこ.
水澄めり藻草ゆらめく疎水かな やよい 2 明日香.小袖.
リハビリの瀬音爽やか遊歩道 智恵子 2 なおこ.なつき.
白鷺は中洲選びて秋の水 たか子 2 あさこ.満天.
秋の水打ちて祇園の石畳 はく子 2 三刀.ぽんこ.
奥琵琶の小泊に和ぐ秋の水 せいじ 1 たか子.
花の水替へて墓前に秋の水 やよい 1 智恵子.
卓上の脚長グラス水澄めり よし女 1 三刀.
七宝焼の壷や秋水溢れしむ よし女 1 宏虎.
澄む水へ山山映し風もなし 満天 1 こすもす.
浮御堂映す湖水の澄みに澄む せいじ 1 わかば.
笹舟の行方は知らず川澄める はく子 1 なつき.
二度三度手刀で切る蜘蛛の糸 三刀 1 よう子.
澄む水や弘法の井戸今もなほ 満天 1 智恵子.
磊磊のしぶき重なり水の秋 ぽんこ 1 明日香.
老農のほころぶ顔や豊の秋 三刀 1 宏虎.
池澄むや番のスワン点描に 菜々 1 なおこ.
足裏に木道やさし水の秋 菜々 1 はく子.
堤防の一部決壊秋の水 ぽんこ 1 こすもす.
閼伽水のかなぶん助く秋の水 明日香 1 もとこ.
手習ひの硯へ満たす秋の水 菜々 1 よう子.
渡し舟竿さす水音涼新た 智恵子 1 はく子.
願い込め水掛観音秋の水 明日香 1 宏虎.
神水と言はれる水の澄みきつて 明日香 1 こすもす.
律川の岩床を急く秋の水 みのる 1 よし女.
胸を突く出船の汽笛水澄める せいじ 1 なつき.
蹲踞を知らぬ鳥浴ぶ秋の水 あさこ 1 智恵子.

2018年8月: 投句23名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
ここもまた古戦場なり芒原 更紗 6 せいじ.満天.智恵子.わかば.やよい.よし子.
農小屋の小声はラジオ葛の花 うつぎ 6 小袖.よし女.わかば.なつき.たか子.よし子.
大花野パラグライダー飛び立ちぬ さつき 5 せいじ.はく子.なつき.菜々.なおこ.
墳丘は今し千草の花衣 みのる 5 さつき.小袖.よし女.こすもす.わかば.
羊群に似たる岩間の草紅葉 せいじ 4 さつき.よし女.うつぎ.三刀.
ドリーネの底の底まで芒の穂 三刀 4 満天.よし女.うつぎ.菜々.
赤のまましきりに恋し祖母の膝 明日香 3 やよい.更紗.菜々.
平凡に生き来て二人蓼の花 はく子 3 満天.ぽんこ.宏虎.
野点席裳裾揺らすや萩の風 満天 3 さつき.宏虎.なおこ.
コスモスを揺らし野原に一両車 智恵子 3 さつき.あさこ.なおこ.
こんもりと土俵の名残猫じゃらし こすもす 3 小袖.よう子.うつぎ.
葛の葉を踏まねば行けぬ畦の道 あさこ 2 たか子.菜々.
崖を打つ波音が好き葛の花 よし女 2 満天.三刀.
露草や昔汲み場はこの辺り うつぎ 2 たか子.よう子.
左右より山路を狭め萩の花 さつき 2 明日香.なおこ.
暦日の妹背の句碑へ萩の雨 菜々 2 よし女.ぽんこ.
起伏野に色を添へたる草紅葉 せいじ 2 わかば.よう子.
縹渺の丘のコスモス揺れやまず わかば 2 はく子.宏虎.
溝そばのおほふ小流れ飛んでみむ はく子 2 こすもす.よう子.
山門へ萩に触れつつ磴のぼる 満天 2 あさこ.明日香.
パノラマに一番星と秋の草 なおこ 2 宏虎.わかば.
八千草の炭焼窯を隠したり うつぎ 2 せいじ.小袖.
葛の蔓迫るベンチやバスを待つ こすもす 2 はく子.うつぎ.
露草や土管に響く水の音 うつぎ 2 せいじ.智恵子.
猫じゃらし中でなにやら猫会議 明日香 2 たか子.やよい.
子らの来ぬ砂場は固し秋の草 なつき 2 よう子.更紗.
湿原の水路に迷ふ花野径 わかば 2 満天.智恵子.
芒原ラジコン飛行機不時着す やよい 2 こすもす.なつき.
女郎花無縁墓へと寄り添ひて 満天 2 更紗.なおこ.
捨畑の畝覆ひたる千草かな よう子 2 明日香.うつぎ.
藤袴風の色はと問はれれば ぽんこ 2 たか子.よし子.
車椅子とめて手折りぬ赤のまま やよい 1 あさこ.
萩こぼる父の遺品の手帳かな 更紗 1 はく子.
高々と紫苑活けたる大広間 みのる 1 更紗.
海の青眼下に展ぐ花野かな わかば 1 明日香.
廃校や秋草繁る停留所 よう子 1 ぽんこ.
陶うさぎ丘の千草に見え隠れ 菜々 1 更紗.
ねこじゃらし歩道の脇にスウィングす なおこ 1 こすもす.
牛膝一筆描く裾模様 明日香 1 やよい.
白粉の咲きこぼれをり遊女塚 みのる 1 なつき.
的中す矢は風を切り花桔梗 更紗 1 ぽんこ.
吾亦紅風に触れ合ふ二三あり たか子 1 よし子.
八千草の台地ライダー爆走す よし女 1 三刀.
城壁を覆ふ勢い血止草 明日香 1 菜々.
刺されたと騒ぐ子の背にゐのこづち 智恵子 1 あさこ.
朝顔や長屋の格子焦げ茶色 ぽんこ 1 はく子.
母見舞ふ道に摘みきし千草ぞと みのる 1 智恵子.
立ち並ぶ古色の歌碑や草紅葉 ぽんこ 1 こすもす.
気が付けば海へ出る径草紅葉 宏虎 1 せいじ.
桜蓼何と可愛いい花ならん はく子 1 智恵子.
黄昏の野に陰揺らす薄かな わかば 1 小袖.
ポジティブに畑一隅の鶏頭花 小袖 1 三刀.
不器用に生きて荒れ野の吾亦紅 よう子 1 三刀.
道のべの地蔵へ野の花草の花 菜々 1 宏虎.
玉砂利を踏み行けば萩こぼれけり せいじ 1 さつき.
ままごとに大活躍の赤のまま はく子 1 あさこ.
阿蘇五岳ふりかえりつつ花野道 さつき 1 なつき.
蚊帳吊草引っ張り合ひしあの月日 たか子 1 よし子.
分譲の区画ものかは猫じやらし せいじ 1 やよい.
秋日濃し背丈に余る畑の草 三刀 1 明日香.
撫子の風にふるさと思ひけり 満天 1 ぽんこ.

2018年7月: 投句19名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
空蝉やわらべ地蔵の肩に乗り 智恵子 8 あさこ.さつき.ぽんこ.満天.はく子.なおこ.花茗荷.やよい.
砂文字を消さんと畳む土用波 みのる 7 さつき.なつき.よし女.三刀.わかば.小袖.うつぎ.
松林縫うて浜辺の風涼し わかば 6 さつき.更紗.満天.智恵子.明日香.菜々.
大橋を潜るカモメや瀬戸夕焼け 智恵子 5 明日香.泰山.せいじ.なおこ.うつぎ.
流木の乾ききつたる夏の浜 せいじ 5 ぽんこ.宏虎.智恵子.よし女.わかば.
海坂に林立したる雲の峰 せいじ 4 明日香.三刀.わかば.小袖.
蜘蛛の囲の通せんぼなす獣道 智恵子 4 あさこ.ぽんこ.たか子.なおこ.
穏やかな海面突と鰡の飛ぶ ぽんこ 4 あさこ.宏虎.明日香.こすもす.
砂日傘はみ出してをる美脚かな みのる 3 宏虎.菜々.花茗荷.
打ち水に艶めく古都の古のれん 智恵子 3 満天.三刀.花茗荷.
神の庭涼し一水さらさらと 菜々 3 たか子.よし女.やよい.
かきまぜて遠き日の音ソーダ水 うつぎ 3 泰山.菜々.花茗荷.
紺碧の海の果てなる雲の峰 わかば 3 さつき.ぽんこ.明日香.
子ら担ぐ海の家よりゴムボート せいじ 3 あさこ.なつき.泰山.
三日三晩家居と決めて梅を干す 菜々 2 なつき.花茗荷.
鴨川の中洲に丸太梅雨出水 明日香 2 なつき.こすもす.
勝鬨のこぶし突き上ぐ雲の峰 みのる 2 せいじ.やよい.
夏怒濤埠頭に残る潮溜り せいじ 2 智恵子.わかば.
落蝉のまだ生きたしと宙を掻く 明日香 2 ぽんこ.宏虎.
行く雲の切れ目跳び越え水馬 よし女 2 はく子.せいじ.
部活子へ母持て小型扇風機 なつき 2 更紗.なおこ.
一斉に光蹴りてはあめんぼう うつぎ 2 たか子.菜々.
裏畑へホース引き摺り夏野菜 よし女 2 こすもす.うつぎ.
灯が点り打水ゆかし祇園小路 宏虎 2 さつき.やよい.
真青なる海へ真白き水脈走る わかば 2 菜々.小袖.
門口に水の鉢あり路地涼し たか子 2 よし女.泰山.
灼け砂の噛み付くごとき熱気かな せいじ 2 更紗.智恵子.
ハリセンボンゆうゆう泳ぐ館涼し なおこ 2 泰山.せいじ.
あめんばう神の流れに逆らはず 菜々 1 たか子.
豪華船海月かきまぜ出港す 宏虎 1 たか子.
休耕田背丈に余る夏の草 三刀 1 更紗.
シーサイドホテルの一弦琴涼し なおこ 1 こすもす.
一碧の水平線や浜涼し わかば 1 こすもす.
夏野菜届け見上ぐる望の月 よし女 1 三刀.
節電と言ってはをれぬ暑さかな うつぎ 1 はく子.
酷暑日や思考停止の続く日々 三刀 1 はく子.
押し車鰻を食べに足軽し あさこ 1 智恵子.
みたらしだんご謂れの清水ほの甘し 菜々 1 はく子.
もてなしの緑の美しき冷茶かな なつき 1 うつぎ.
風鈴にのつて聞こえる君の声 なおこ 1 小袖.
喜寿米寿海をみてゐる白日傘 宏虎 1 あさこ.
夏座敷泥染めかごに師の色紙 なつき 1 宏虎.
潮風に吹かれ青松笠涼し こすもす 1 小袖.
今日の事さらりと忘るる冷素麺 満天 1 なつき.
湯上りの首筋に打つ天花粉 三刀 1 更紗.
串焼の鰻を返す手の早し あさこ 1 なおこ.
露台へと影のかたむく磯馴松 みのる 1 わかば.
千年を説かる宮居や夏木立 うつぎ 1 やよい.
吉と出る神籤に暑さ忘れけり さつき 1 満天.
串焼の鰻直ちに縮みけり あさこ 1 うつぎ.
風の死し高層ビル街無表情 三刀 1 よし女.
百家族百の修羅あり遠花火 明日香 1 三刀.
大毛蓼頭を垂れて野にありぬ はく子 1 せいじ.
さまざまに水の都の橋涼し たか子 1 満天.

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