みのるの日記

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2016年10月17日

品女さんに会ってきました



あか組の勝ちぃ〜!

先週の土曜日、午前中に孫たちの保育園の運動会を見たあと再度広島へ出発しました。金曜日、土曜日と秋晴れのお天気に恵まれたので、3時頃ぼくたちが到着したときは90%稲刈りが完了していました。でもやれやれです。

夕食後、畑で収穫した栗と甘藷を届けるために家内と二人で品女さんを訪ねました。昼間に支部句会があったとのことで少しお疲れが見えましたが、30分だけお茶を頂いておしゃべりできました。能勢吟行記に品女さんのことを書いたのでコピーをお送りしてあったのですが、その感想をお聞かせいただきました。

GHの楽しげな吟行風景が目に浮かぶようでとても羨ましい。記事中の吟行の心得、肝に命じました。合点をしながら読ませていただきました。今日の句会の帰り道に早速実践し、畑の畦で一服しておられたおじさんに声をかけてみました。

猪や鹿の被害のこと、夜に親と一緒に山を降りてきたらしい子鹿が農業水路に落ちて上がれなくなっていたのを助けてやった…という話などが聞けて一句授かりましたよ(^o^)

ひいらぎの重鎮で大先輩なのに、どこまでも謙虚でやさしい品女さんでした。

2016年10月9日

稲刈り


施設の母を見舞うために月に一度、家内の実家である広島へ帰省しています。今回は稲刈りのお手伝いも兼ねているのですが、今日は土曜日の夜に降った雨で田んぼがぬかるんだため稲刈り機が入れず待機中です。暇だったので写真を撮りました。


田んぼの全貌はこんな感じです

土曜日は何とか一枚だけ稲架掛けまでおわりました。今日は雨もやんで絶好の稲架日和になったのですが、田んぼは水浸しです。

稲架日和一朶の雲も見あたらず みのる

立浪の畳むがごとき稲穂波

奔流となりて高鳴る落し水

広島滞在期限は残す所10日と11日、お天気が続くといいんですが…

2016年10月7日

落穂句会・あらい浜風公園


今日は落穂句会で句会場の尾上聖愛教会からマイカーで15分ほどにある、あらい浜風公園を吟行しました。午前中は、ひと刷毛ほどの薄雲がかかる程度の大秋晴でパノラマに展けた播磨灘の水平線が撓んで見えていました。

天高く一尾の鳶を放ちけり みのる

大風車上機嫌なる秋の浜 みのる

この公園には美しい松林があり、絶好の夕日撮影ポイントになっています。

松浜の幹がくれなる秋の人 みのる

教会の隣りに蓮田があり、収穫作業の真っ只中でした。じつはこのご夫婦とは、既に顔なじみになっていて今日も少し分けていただきました(^o^)

蓮根掘るがんじがらみの葉を分けて みのる

夕食は蓮根の天ぷらとマヨネーズ和えしたサラダでした。明日は蓮根団子のお味噌汁だそうです(^o^)v

2016年10月6日

次年度のスワン吟行句会について


説明が不十分で新提案だけが一人あるきしてしまいました。ごめんなさい。

スワン句会の持ち方を新提案に変えるの?…と誤解されたメンバーが多かったようです。決してそうではないので新提案のことはひとまず棚上げしてください。

定例句会はGHの公式句会ですが、スワン吟行句会はメンバーによる自主運営の句会です。満天さん、はく子さんらが中心になって下さってみなが協力しながら継続してきました。吟行地を選び、句会場を確保するための世話人としての労は大変な奉仕です。

世話役を輪番にすることで負担を減らすという工夫もしましたが、近年は、ほとんどひかりさん頼みになっているのが実情です。彼女には時間や気配りなど随分多くの負担を課してきました。

これ以上ひかりさんの労に甘えるのは限界だと思います。代わりに世話役をして下さる方が与えられれば次年度も継続することに異論はなくむしろそれを望んでいます。何よりも先にこの課題を理解し考えるときが来たのです。

おそらく次年度は今まで通りに句会を継続するのは難しいのではないでしょうか。永年育んできたこの句会を閉じるのはとても寂しいことですが、現実は受け止めるほかありません。先の能勢句会のように単発の企画なら今後も実現できるでしょう。

さて、ここからは新提案に関しての補足説明です。

もしスワン句会を休会にせざるを得ない…という結論がでたという前提で、会費徴収や会場確保という事務奉仕が必要のないGHならではのシステムとして提案したのです。もちろん強制ではなく大半のメンバーが賛同してくださるのら…という条件付きです。

吟行地の選定も含めて運営はすべてみのるの責任でするつもりですが、お手伝い頂ける方がいらっしゃればとてもありがたいです。吟行のありかたも個人吟行ということではなく、予め日時を決めて一緒に吟行します。午後の句会がないだけです。

当日合流できなくても他日に小グループで吟行できるというのが一番の狙いです。開催頻度や吟行の曜日を固定するかどうか…などの詳細は、あとで相談できるので、いまはまだそれらを議論する時ではありません。

それぞれのご意見を全員で共有できるように、メールやフィードバックではなく談話室に書き込んでくださるとうれしいです。

2016年10月4日

黒川ダリヤ園(吟行記)


秋霖が続いていたのでお天気が心配されたが薄雲が覆う程度の曇天、妙見の山襞から湧くような霧が見えたので雨は大丈夫そう。今日の吟行地は、日本一の里山といわれる兵庫県川西市の黒川地区。9時30分能勢電鉄妙見口駅に集合、13名のメンバーが揃った。車移動で旧黒川小学校(黒川公民館)へ向かう。

妙見山(みょうけん)を隠さんと霧立ちのぼる せいじ

二タ股に道しるべ立つ露葎 みのる

旧黒川小学校は、奥の校舎が明治28年に、手前の校舎が昭和22年に建てられたそうで、現在は公民館として使われている。ノスタルジックな校舎内を見学したあと裏山にのぼって里山の秋を聞く。展望広場には手作りのピザ窯が設けられていてシーズンにはここで楽しいイベントが行われるのだろうなと想像が膨らむ。

簾吊る木造校舎外厠 うつぎ

枯木立幹に銃猟禁止札 なおこ

GHのホープ、なおちゃんがこんな句を詠むまでに成長した(^o^)v

次なる吟行地黒川ダリヤ園までは里山の棚田ながめに農道を歩く。途中の農小屋で作業中のおばさんたちと出会ったので挨拶を交わす。裏山で収穫した栗を出荷のために選果されているとのこと。旧黒川小学校の裏に見えた栗山はナラ枯が進んでいるようだったので、そのことを尋ねると山の急斜面での収穫はとても重労働なので枯れてなくなってくれたほうがいい…と高笑い。俳句を勧めてみたがあっさりと断られた。

谷戸の棚田はほとんどが苅田になって穭(ひつじ)が伸び始めていた。ここもまた猪や鹿などの被害があとをたたないという。蛇行しながら高鳴る秋水の楽やBGMのような虫の声に癒やされつつ農道をさらに進むと、ほどなく目的の黒川ダリヤ園に到着。日焼け顔で微笑む受付のおばさんに迎えられた。

ちかみちと里人の指す露の道 みのる

ダリア園は、櫛の歯状に高畝が築かれ、そこに幾種類ものダリアが植えられて咲き競っていた。その規模は330種1700株とのこと、園丁さんたちは接近する台風に備えて支柱などの補強をしておられた。棚田を利用して拓かれたようで周囲の里山風景とも和してメルヘンチックな風情を楽しむことができた。

ダリア園こんなに種類多しとは ひかり

夢比べてふ花ダリア競ひ咲く ともえ

背高のダリアの毬とハイタッチ みのる

移り気の蝶落ちつかず花ダリア みのる

農小屋を隠すばかりに秋桜 よう子

一枚はコスモス咲かす棚田かな みのる

しばらくは馬柵に凭れて秋惜しむ みのる

小動物が大好きなぼくは、名所旧跡を訪ねても真っ先に彼らを探しだして存問し、その営みを観察する。健気に生きている彼らから命のメッセージを聴くためである。またその土地の人たちと出会うと必ず声をかけて話しかけてみる。俳句を詠みにきた…というと大抵は何かしら反応がある。その一期一会の会話からも句が授かるのだ。

あれこれ考えながら苦吟するのではなくて、豊かな人生の瞬間を切りとるための愉しい吟行でありたい…といつも願っている。成績の虜になる必要はまったくない。

人の集まるところでは、その生活ぶりや言動を観察する。幼子たちのそれは特に興味深い。水や風の音、風に舞う落葉や落花など動きや変化のあるものに五感の全てを働かせてアンテナを張る。瞬間の変化を捉えると佳句を得やすいからだ。句を詠まねば…という思いに呪縛されず、脳や心は自由に遊んでいる状態でなければ五感は機能しない。

強風が吹き荒れたり雨や雪の降るような悪天候を嫌う人もいるが、ぼくはむしろ歓迎する。なんの変哲もないような対象物であっても普段では見ることができない表情を演出してくれるからだ。水打たれた石畳は絶品だし時雨に濡れた碑や石人は泣き顔や怒り顔に変わる。ときには笑っているようにも見える。

濡れた舗道にうち敷く落花も風情があるし雪間を割って覗くものの芽や踏まれた靴跡に起ち直ろうとする草々をじっと見ていると命の尊厳を覚える。書き出せばきりがないけれど、こうした大自然の営みの全てが俳句の原風景なのだ。身に危険の及ぶほどのリスクがない限り吟行は中止しないというのが先輩から教わった流儀である。

美しい風景を写生するという点では、とうてい写真や絵画を超えることは難しい。けれども俳句は生きとし生けるものの命を写しとり、その感動を仲間と頒かちあうことで自分自身の生きる力に変えることができる。なんでもない生活身辺の独り言や葛藤を俳句に託して吐き出すことで、こころの中を掃除するのである。

"俳句は私の人生"

といわれる品女さんのルーツはここにあるのだと僕は思う。

五感のアンテナを畳んだまま、頭の中で五七五を組み立てながら漫然と吟行を重ねても吟行上手にはなれない。何に感興を覚えるかは人それぞれであり、それが作者の個性なので、みのる方式がすべての人に適合するとはいえない。けれども自分なりのアンテナの張り方を再チェックしてみることは必要かもしれない。

閑話休題…吟行記から脱線しました。

蜜蜂にくすぐつたさう花ダリア みのる

ダリア園の四阿でみんなでお弁当を囲み、持ち寄りのお菓子を頒けあいながらぺちゃくちゃとおしゃべりの花が咲く。吟行で一番楽しいひと時である。昼食後も熱心組は再び行動を開始し少しはなれて句作や推敲に余念がない。やがてタイムアップとなり車で句会場へと移動した。道中、以前に炭焼き吟行で訪ねた今西さんのクヌギ山や、湯立て神事吟行で歩いた里山の畦道風景などが見えて懐かしかった。

芋茎干す茅葺屋根の深庇 うつぎ

句会場は、妙見口駅近くの吉川公民館。ほとんど毎年お世話になっていてすっかりお馴染みだ。楽しみにしていた友恵さんの手作り和菓子に舌鼓をうち、幸せな気分に浸りながら無事句会終了。駅頭の売店で家苞に能勢栗を買い、再会を約しながらレトロな能勢電車両に乗って帰路についた。

吟行の句友は宝秋天下 みのる

万端の準備でお世話してくださった能勢チームの皆さんに感謝!

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