世話役・幹事をするときの心がけです。

予告と案内

日時、吟行地、句会場などの情報をできるだけ詳しく且つ早目に広報します。

目的地までの経路、移動手段、時間などの情報は必須。案内地図もあれば良いです。

出句締め切り時間、何時から句会場が使えるかということも明記しておくと親切です。

時間配分

句会進行に必要な時間は、参加者の人数によって変わります。

10人程度なら1時間、20人を越えると2時間は必要です。初心者の割合が多い場合はもう少し余裕を見ておく必要があります。

句会中も選句がスムーズに進んでいるか、特定の人の所で滞っていないかなどに気配りし、必要なら遠慮しないで注意します。

気配り

披講をお願いする人には当日ではなく事前に依頼しておきます。

短冊を配ったり、茶菓の用意をしたりする奉仕者も事前に決めておきます。

お役目に当たった人は他の人より早めに出句を済ませて、締め切り前にばたばたしないように余裕を持っておく必要があります。

初参加者にはベテランを隣席にあててサポートできるような手配も大切な配慮です。

句会が終わってから・・

句会後に時間の余裕があれば喫茶店などで仲間同士の親睦をはかると楽しいです。

互いの句や選について意見交換するのも良い勉強になります。

決して欠点探しをしないで、プラス思考の議論をすることが大切です。あの句は良かった、特にこういう点がよかったというような話し合いが一番有効です。

上級者は、初心者の発言を促したり、適切なアドバイスをしたりして和やかな雰囲気になるように配慮するのが役割です。自説を振りかざして座を席巻するのは最も戒ましむべき行為です。

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