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新涼の佛に会ひたき心かな
大花火海より揚がり海に果つ
梅雨明けや波に向かって駆け出す子
通り雨炎熱の街鎮めたり
法堂の天蓋揺らす風は秋
赤光に脳天あらはサンバイザー
笹の秀のまろぶしろがね露涼し
山葵漬け箸で啄み焼酎呑む
夏館ロビーにかかる古時計
北軽の見隠る林夏館
葉の陰に俯ひてゐる花なすび
田舎家の甍まばゆき夕立後