投句画面

3月12日20時21分  12 名

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21   編集

佳き知らせのごと咲き継ぐ椿かな


20   編集

半歩づつ遅れる杣道山桜


19   編集

一山をピンクに染める芽吹きかな


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畝に添ひ帯なす薺花ざかり


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桜ちらほら花咲か爺の居るごとく


16   編集

綺羅星のやうな波寄す春夕焼


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久闊を叙する友会ふ弥生かな


14   編集

塔ふたつ霞む名に負ふ蒸溜所


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けふ孫の入学試験気もそぞろ


12   編集

髪を切り首長くして花見待つ


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紅梅のしだれの隙間地蔵尊


10   編集

松蝉の聴き入る程に声揃ふ


9   編集

春蝉の合唱タクト松公園


8   編集

砂浜に遺影と花束震災忌


7   編集

大仏の顔青白し春の雨


6   編集

啓蟄の土を踏みしめ匂ひ立つ


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目借り時活字ぼやけて瞼落つ


4   編集

朝日浴ぶ残雪燃ゆる赤城山


3   編集

能登地震瓦礫に生き抜く春の草


2   編集

春荒れの道に迫り出す椋大樹


1   編集

さにつらふ雲なき空へ鳥帰る


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