1月16日14時42分
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鶴首の一輪の香や黄水仙
鉢植のぽつぽつ紅の春を待つ
葉牡丹や店主着物で謹めり
朝霜の隣家の屋根や目くらまし
三寒の朝礼長し消防署
佃煮の鍋ぐつぐつと冬深し
冬ぬくし隣のひとぞ歌声は
春の野に子犬のジャンプ続きおり
どんどの火消えて居眠り祢宜の午後
祢宜ひとりどんどの小火守りをり
農小屋のまはり犇めく寒雀
初旅の人目はばかるペアルック
寒釣りの影の動かず修行せり