互選の結果

2025年11月14日

投句 26 名 選句 30 名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
警備員動かぬ肩に色葉散る  あひる 6 えいじ.愛正.わたる.うつぎ.もとこ.明日香.
食卓が母の祭壇冬薔薇  せいじ 5 康子.澄子.えいいち.わかば.明日香.
宮島の子鹿跳ねたる潮だまり  康子 4 よし女.うつぎ.千鶴.和繁.
あの声は母のヘルパー街小春  せいじ 3 えいじ.みきえ.和繁.
山門を額縁とせり照紅葉  山椒 3 満天.わたる.みきえ.
竹林の淡きひかりの小春かな  澄子 3 山椒.こすもす.むべ.
杉玉の緑あざやふ初しぼり  勉聖 3 よし女.千鶴.わかば.
一水の流れを染めて銀杏落葉  もとこ 2 勉聖.むべ.
つかみ取り銀杏指よりこぼれ落つ  なつき 2 ぽんこ.きよえ.
つくづくと田舎育ちや芋茎煮る  うつぎ 2 かかし.たか子.
高梯子立てかけしまま冬はじめ  なつき 2 ぽんこ.もとこ.
すかし見る干し柿の種太きかな  みきお 2 愛正.えいいち.
野のごとき地主の庭や秋桜  あひる 2 康子.そうけい.
裸木を透かして見ゆる畝傍山  明日香 2 せいじ.あひる.
花壇脇歩かば四散す子蟷螂  よし女 2 博充.あひる.
時雨来て刈田切り株色深し  愛正 2 藤井.そうけい.
禅寺の大屋根刷きし秋の雲  康子 2 山椒.みきお.
庭もみじ天守浮き立つ姫路城  千鶴 2 満天.みきお.
穭田の櫛比のごとく並びをり  えいじ 1 せいじ.
弾薬庫歴史の重み冬ざるる  たか子 1 藤井.
初みかん去年の肥料の甘味かな  よし女 1 きよえ.
わが世とぞ思ふや寒の鴉鳴く  勉聖 1 たか子.
枯園に置かれし鎌の錆深し  和繁 1 博充.
夕陽受けいよよもみずる花水木  やよい 1 こすもす.
錦秋の山裾を縫ひ傘の列  山椒 1 澄子.
紅残る観音菩薩小春かな  明日香 1 なつき.
冬鳥の犇めく声や最上川  わたる 1 勉聖.
寺苑にて銀杏拾ふ吟行子  むべ 1 かかし.
コーヒーの香りに目覚む冬来たり  藤井 1 なつき.
以上.
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