定例句会みのる選

今年度の成績を表示しています。

2017年04月18日(参加者13名)

黒雲を押上げ六甲山笑ふ菜々
夙川のなぞへに傾ぎ緑立つ菜々
堰落つる水に揉まるる落花かな菜々
川堤海へまつすぐ風光る菜々
鎮魂の童像たつ花は葉に満天
花吹雪いまし特急通過中満天
花の道抜けて海坂一望に満天
園児らの双手をあげし花吹雪満天
園までの道に迷ひし薄暑かなせいじ
園統ぶるメタセコイアの芽吹きかなせいじ
公園の樹間を埋む八重桜せいじ
ジョギングの歩を緩めたる花の径よし子
急流に足早となる花筏よし子
昨夜の風公園中を花畳よし子
一頭の蝶の紛れし花吹雪うつぎ
飛びきては落花畳を乱す鳩うつぎ
一叢の著莪に歩をとむ散歩かな小袖
園庭の花の遅速にめぐりけり小袖
桜蘂つもる坂道な滑りそこすもす
桜蕊混じる玉砂利踏めりけりこすもす
一陣の風四阿へ花吹雪よう子
雨ふふみ伏し目がちなる八重桜よう子
園めぐるどの径も草芳しき宏虎
老幹の洞に嵩なす春落葉ぽんこ
手をつなぐ試歩の二人に花万朶有香
花屑を虜としたる潦わかば
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2017年03月21日(参加者16名)

裸木の珠と散りばむ雨雫うつぎ
立浪のごとくに丘の梅白しうつぎ
鎖樋せせらぎの楽春の雨うつぎ
春雨の珠こぼれ落つ鎖樋うつぎ
梅が枝の蕾に紛る雨滴せいじ
春の雨彩色しるき多宝塔せいじ
佇めば珊瑚礁めく梅の丘せいじ
春雨のリズム生まるる鎖樋小袖
朱の門の一歩に園の梅香る小袖
白梅のなだれ咲く丘匂ひけり小袖
亡き友の思ひ出語り梅探る菜々
あたたかや水子地蔵は供華囲ひ菜々
梅真白石の櫃の門へかざし菜々
紅白の梅綾なして丘埋むはく子
芽吹き初む枝に雨粒滂沱なるはく子
花あせび雨滴に鈴を落しさうはく子
梅の丘読経を流すスピーカーこすもす
Vサインしてもの芽出づ汀かなこすもす
梅林の雨のベンチは役立たずたか子
閻王と目の合ひてより春愁ふたか子
堅く閉じ雨を拒みし椿かななおこ
参磴を春雨傘の登りくるなおこ
適適と春の雨音くさり樋宏虎
梅林の奈落に響く読経かなぽんこ
満開の梅林迷路めきにけりよう子
楼門の甍を濡らす春の雨よし子
石棺へ雨の羨道春寒し満天
石窟の羨道暗く菜種梅雨わかば
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2017年03月21日(参加者16名)

裸木の珠と散りばむ雨雫うつぎ
立浪のごとくに丘の梅白しうつぎ
鎖樋せせらぎの楽春の雨うつぎ
春雨の珠こぼれ落つ鎖樋うつぎ
梅が枝の蕾に紛る雨滴せいじ
春の雨彩色しるき多宝塔せいじ
佇めば珊瑚礁めく梅の丘せいじ
春雨のリズム生まるる鎖樋小袖
朱の門の一歩に園の梅香る小袖
白梅のなだれ咲く丘匂ひけり小袖
亡き友の思ひ出語り梅探る菜々
あたたかや水子地蔵は供華囲ひ菜々
梅真白石の櫃の門へかざし菜々
紅白の梅綾なして丘埋むはく子
芽吹き初む枝に雨粒滂沱なるはく子
花あせび雨滴に鈴を落しさうはく子
梅の丘読経を流すスピーカーこすもす
Vサインしてもの芽出づ汀かなこすもす
梅林の雨のベンチは役立たずたか子
閻王と目の合ひてより春愁ふたか子
堅く閉じ雨を拒みし椿かななおこ
参磴を春雨傘の登りくるなおこ
適適と春の雨音くさり樋宏虎
梅林の奈落に響く読経かなぽんこ
満開の梅林迷路めきにけりよう子
楼門の甍を濡らす春の雨よし子
石棺へ雨の羨道春寒し満天
石窟の羨道暗く菜種梅雨わかば
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2017年02月21日(参加者17名)

ピエタ像篭に野の花溢れしめはく子
尖塔を過るま白き春の雲はく子
堂に満つオルガンの音の温かしはく子
彩窓を貫く春日木椅子へとはく子
桜の枝川面へなだれ芽吹きけりはく子
磔像の胸に一条春日さすうつぎ
真紅なる聖體ランプ四旬節うつぎ
白マスクして賛美歌を弾く乙女うつぎ
うららかや案内の司祭唄ひだすうつぎ
春愁やピエタの像に佇ちてよりわかば
照り翳りなす彩窓の春日かなわかば
尖塔の十字架光る春の天わかば
聖堂の木椅子の堅さ春寒しかかし
聖堂の車椅子席春日燦かかし
手を堅く組みて祈れば悴まずせいじ
尖塔のクルス仰げば風花すせいじ
草萌えに立ちし震禍のモニュメント菜々
手づくりの命のしをり温かし菜々
静粛の札立てし堂冴返るひかり
彩窓に透きて揺らげる枯木影ひかり
蒼天へ尖るクルスに風光る満天
白梅の奥にルルドの聖母像満天
梅ま白ルルドの聖母像もまたよう子
接収を逃れしカリオン復活祭よう子
瑕のあるチャペルの木椅子春寒しよし子
絵硝子の堂に綾なす春日影よし子
教会の庭のものの芽存問す小袖
電車混む肩に淡雪のる人もこすもす
聖塔の余寒の空へ尖りけり宏虎
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2017年1月17日(参加者16名)

鴨の陣俄に乱れ小競りあひ明日香
鴨の陣つかず離れず進みけり明日香
鈍色の空裂けて洩る冬日かな明日香
飛び石をエイと気合で初渡り明日香
対岸の句友と交はす御慶かなせいじ
地すべりの跡地に芽吹く柳かなせいじ
梅ふふむ震災復興なりし町せいじ
一穢なきみ空に阪神忌を悼むせいじ
楝の実ミルクキャンデー散らすごとなおこ
口笛を吹けばこち向く日向鴨なおこ
奏で初む待春の川見て飽かずなおこ
冬日燦池はダイヤの漣すなおこ
欄四温水かげらふを見て飽かず小袖
あふちの実万朶の小鈴散らすごと小袖
そここに小枝の刎ねる雪解かな小袖
地すべりの震禍の跡地冴返る菜々
冬萌に仁川の奏でそめにけり菜々
飛び翔つも阿吽の呼吸番鴨菜々
磊々はみな丸き石水温むうつぎ
鵜に追はれ汀へ退避日向鴨うつぎ
身に入むや震災資料館を出てたか子
吟行の寒しカフェーへエスケープたか子
大池に伝はる神話鴨群るるぽんこ
強風にちぎれちぎるるどんどの火ぽんこ
高台に立つ慰霊碑や阪神忌満天
青空を支ふるごとし辛夷の芽満天
自づから序列をなして鴨進む有香
初雪がどか雪となり屋根悲鳴有香
梢より洩るる鳥語や春隣わかば
コロニーを棲み分く鷺と汀鴨わかば
絵灯篭みな手作りや阪神忌はく子
風神の一と吹きに揺るとんどの火ひかり
阪神忌未明の闇に祈りけりよう子
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