やまだみのる

みのる選をしていて、少し気になることがありました。ときどきですが、同じ作者の同じ句が何度か出てくるのです。これでは、せっかくの投句の権利を放棄していることになるし、選ぶ人にも不信感を抱かせます。

予防策として、投句控専用のノートを作って整理されることをお奨めします。ついでにいろんなデータもチェックできるようにしておけば、後々の学びの貴重な資料にもなりますし、何よりも素晴らしい歩みの記録になるのです。わかりやすく言えば写真のアルバム整理のようなものです。整理ノートの一例を書いておきましょう。


【GH投句控:やまだみのる】

日付 俳句 投句 結果 みのる選 備考
2002/9/25 蘭亭の月に反りたる甍かな 毎日 4点 9/26、NHK俳句王国へ投句、没
2002/9/30 白露のごとく灯ともる過疎の村 月例 7点 9/27、老人句会へ投句、入選


項目は例を真似しなくても、自由にアレンジすればいいですし、横書きではなくて、縦書きの方がいいかも知れません。 できれば、一行は十分な幅(大学ノートなら二行分でもいいです)をとっておいて、添削された句は、横に朱書きしておくのもいいです。 投稿する句会毎に別々のノートにすれば、投句区分は不要ですね。

GHは結社ではないので、みのる選に入選した作品を結社の句会などへ投句されても差し障りはありません。 GHで高点を得た作品が他の句会でどのように評価されるかは、ぼくにとっても楽しみなことです。 ただし、インターネットで他の俳句サイトへ同じ句を投句するのはやめた方がいいですね。

(2002年9月26日の日記より)