最新のみのる選

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2026年4月19日

4月6日~4月11日投句分

2026年4月11日(参加者 17名)
昏れてなほ残照の黄や花菜畑勉聖
席取りをして仲間待つ花冷え花茗荷
霊岩にはさむ小銭や花の冷えなつき
古民家の梁黒々と花の冷え澄子
花冷の人らで和む喫茶店わかば
花菜畑眼下に蒼き海展けわかば
釣堀の池を縁どる花菜かなむべ
風まじり雨まじりなる花の冷えまろん
農道を明るうしたる花菜畑こすもす
菜の花の屯たむろや河川敷こすもす
土堤真直ぐ菜の花の黄のどこまでも孤古老獪
花冷の里に小雨の匂ひけりむべ
キャンパスへ賑はふ小径花菜畑康子
句の調子整へる指花の冷えよし女

2026年4月12日

3月30日~4月4日投句分

2026年4月4日(参加者 17名)
うららけし好みのカップ選るカフェなつき
春宵や一人使ひの風呂落とすよし女
仕事終へ口に紅さす春の宵孤古老獪
春宵の小路の人出声親しむべ
浜うらら貝殻探す親子連れこすもす
春宵が震禍の町を包みけり花茗荷
間遠より届く汽笛や沖麗ら澄子
春宵やカンテラ点るテラス席むべ
春宵や古都の路地より三味の音博充
山裾の暮れ残りたる春の宵あきこ
薄墨ににじむ山影春の宵あきこ
虹色に点る大橋春の宵わかば
麗かやと見かう見せる風見鶏わかば
ガス灯の滲む川面や春の宵康子
春宵の花見小路の茶屋灯りきりん
春宵や猪口一口の食前酒よし女

2026年4月5日

3月23日~3月28日投句分

2026年3月28日(参加者 17名)
懐かしき夢の目覚めや春障子よし女
川温む底ひより湧く泡はなにむべ
矢の如き小魚の影水温む澄子
歩き初むおかつぱ髪に春の風よし女
一輪車乗れて笑顔や春の風康子
亀の背にのる亀のゐて水ぬるむなつき

2026年3月29日

3月16日~3月21日投句分

2026年3月21日(参加者 19名)
狼煙めく苫屋の烟のどけしやきりん
路地親しとうふとうふの声長閑えいじ
早瀬なる飛沫に濡れて猫柳むべ
大正の硝子に歪む苑のどか康子
間遠よりとどく夕梵里長閑博充
蛸壷のピラミッドなす浜のどかよし女
江の島はここぞと鳶の輪の長閑むべ
落合ひてより飛沫く瀬や猫柳澄子
のどけしや沖のタンカー模糊としてわかば
長閑なる午後の窓辺にバラライカあきこ
点滴に和らぐ痛み窓長閑董雨
ネクタイの締め方忘れ老い長閑孤古老獪
のどけしや鯉の跳ねたる水の音康子
路地長閑小半刻なる立話澄子
名水を掬ぶ畔に猫柳勉聖
潮遠く引きてま白き砂州のどかよし女
のどけしや猫の横切る渡船場むべ
波の音間遠となりて浜長閑花茗荷

2026年3月29日

3月9日~3月14日投句分

2026年3月14日(参加者 16名)
模糊として巨船の影や沖霞わかば
初蝶や吾子の歩みのまえうしろ澄子
開運宮詣でのわれに初蝶来なつき
初蝶の紬の裾にとまりけりあきこ
春霞沖の巨船の航遅々とえいじ
病み抜けて久の吟行初蝶来康子
初蝶を供に散歩す川堤康子
海の道延びるたる先に島霞むむべ
捨てられし花大根に初蝶来むべ
海峡の沖より汽笛春霞わかば
おぼつかぬ羽根の動きや初蝶来こすもす
上へ下へ音符のごとく初蝶来あきこ
霞む沖へと出港す漁船かなよし女
初蝶の日の庭石にとどまりぬ博充
初てふの舞へば手の止む庭仕事松原白士

2026年3月15日

3月2日~3月7日投句分

2026年3月7日(参加者 16名)
落書きは残したままで卒業すわたる
見えぬまで手を振りあひて卒業子澄子
老ひ犬の鼻先に咲くいぬふぐりむべ
卒業すわが故郷は地震の町花茗荷
卒業の机に深き傷ひとつ博充
ひと駅を乗らず歩きぬ卒業子むべ
着古した白衣に謝して卒業す康子
日溜まりはここぞと咲けるいぬふぐりむべ
高らかに校歌斉唱卒業子あきこ
草原に瑠璃の点描いぬふぐりえいじ
喜びのあつまりと見ゆ犬ふぐりわかば
コサージュをととのへ合ひて卒業子むべ
卒業子部活監督胴上げすよし女
堂に満つパイプオルガン卒業式むべ
疎に密に畔彩りていぬふぐりこすもす
いつまでも円陣解かぬ卒業子澄子
墓前へと卒業証書手向けけり康子

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