投句画面

12月5日16時49分  9 名

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17   編集

ぶつぶつと切れる新蕎麦良き匂ひ


16   編集

トンネルを抜けて海風波の花


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耕し手ゐない田圃の芒かな


14   編集

セキレイのつがい横断終えて赤


13   編集

ミニスカの闊歩着膨れの群を裂く


12   編集

熊と人せめぎ合う野や秋深し


11   編集

秋深し読書に浸る午後の幸


10   編集

師走市袋をさばく声高し


9   編集

師走路や靴音弾み薄日射す


8   編集

待降の日々シュトレンを五ミリづつ


7   編集

大聖樹小さき聖樹を組み上げて


6   編集

県境の連山白し冬の雲


5   編集

花寺の苑にあちこち冬囲


4   編集

枯葉散る踏むたび過ぎし日のひかり


3   編集

車椅子押す手の震へ老いを知る


2   編集

ランタナの睡る四つ角冬の月


1   編集

冬暖の径を黄の翅紛れ舞ふ


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