2007.4〜2008.3の自選作品集です。

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けんいちさん


  黄  黄  粧  陵  国  毛  ジ  雛  春  初        都  性  参  お  
  落  落  ひ  に  生  羽  エ  飾  火  み        道  別  加  名  
  の  す  し  向  の  立  ッ  る  鉢  く        府  ‖  年  前  
  し  翁  山  く  嶋  て  ト  な  抱  じ        県     ‖  ‖  
  き  辞  よ  陪  へ  て  機  ら  く  櫻        ‖  男          
  り  世  り  塚  大  野  の  ま  堂  の           性  2  け  
  な  の  引  や  橋  伏  音  ち  守  枝        大     0  ん  
  る  碑  き  曼  天  の  に  通  二  に        阪     0  い  
  徑  ほ  し  珠  高  ご  も  り  月  梅        府     3  ち  
  図  と  疎  沙  し  と  慣  骨  堂  が        堺     年     
  書  り  水  華     く  れ  董     枝        市     頃     
  館  に  か        梅  て  店     に                    
  へ     な        雨  残                             
                 鴉  る                             
                    鴨                             
                                                  
                                                  

職を退いてはや6年近い月日が流れました。 GHに出会えてこの間どんなに励まされたことでしょう。 みのるさんを始めとし、メンバーの方々、 とりわけ毎月お会いするスワン句会の皆様に感謝いたします。

こすもすさん


  見  春  矢  絶  川  コ  旧  石  毬  天        都  性  参  お  
  上  の  印  へ  舟  ン  姓  蕗  栗  高        道  別  加  名  
  げ  風  に  間  の  ビ  で  の  を  し        府  ‖  年  前  
  れ  邪  沿  な  一  ニ  呼  咲  避  水        県     ‖  ‖  
  ば  薬  ふ  き  引  で  び  く  け  琴        ‖  女          
  白  代  人  雪  く  腹  合  崖  て  窟           性  2  こ  
  蓮  わ  波  解  水  ご  ふ  見  ハ  に        兵     0  す  
  百  り  や  雫  尾  し  友  下  ン  耳        庫     0  も  
  花  に  花  の  に  ら  と  ろ  ド  す        県     3  す  
  広  飴  の  門  風  へ  歳  せ  ル  ま              年     
  ご  し  寺  く  光  す  の  ば  切  す              秋     
  り  ゃ     ぐ  る  ス  市  海  り                       
  ぬ  ぶ     る     キ     真  に                       
     る           |     青  け                       
                 ヤ        り                       
                 |                                
                                                  

今年度は9句しかありませんでした。 それで一句は以前所属していました近畿支部(今はスワン句会)での 吟行句会の時に選んでいただいたものを加えてかろうじて10句揃いました。 最初から数えてもまだ30句にも満たない自分ですが 我ながらよく頑張っていると密かに思っています。 これからもずっとずっと頑張っていきたいと思っています。

満天さん


  ひ  彫  ブ  人  泰  蓮  碧  説  花  芽        都  性  参  お  
  び  深  ロ  気  山  池  天  教  の  柳        道  別  加  名  
  わ  き  ン  な  木  の  へ  の  上  に        府  ‖  年  前  
  れ  仁  ズ  き  寺  余  溶  終  に  光        県     ‖  ‖  
  し  王  の  末  屋  白  け  わ  五  る        ‖  女          
  女  の  裸  社  根  に  入  り  重  は           性  2  満  
  郎  顔  婦  を  越  あ  る  を  の  昨        大     0  天  
  の  の  黄  訪  へ  そ  ご  知  塔  夜        阪     0     
  墓  春  落  へ  て  ぶ  と  ら  の  の              3     
  や  の  に  ば  杯  あ  く  ず  立  雨              年     
  春  塵  き  秋  あ  め  花  菜  ち  し              3     
  寒     ら  の  ぐ  ん  樗  種  に  づ              月     
  し     め  蝉  る  ぼ     梅  け  く                    
        き        う     雨  り                       
        ぬ                                         
                                                  
                                                  

入会当初毎日句会、毎週句会と参加し、ときめく毎日でした。 俳句ノートは宝物です。 数年前より月例句会となり京阪神の名所を吟行し句会をすることになり、 お蔭様で一度も欠席することなく楽しく、健康も頂いております。 みのるさん今後ともご指導よろしくお願いいたします。

ひかりさん


  吟  着  店  手  初  つ  夕  あ  湖  朱        都  性  参  お  
  行  ぶ  先  先  冬  く  さ  め  の  雀        道  別  加  名  
  の  く  を  の  や  ば  り  ん  風  門        府  ‖  年  前  
  仲  れ  占  餌  み  い  て  ぼ  通  こ        県     ‖  ‖  
  間  て  領  見  越  に  平  の  ふ  こ        ‖  女          
  と  子  し  事  し  鏡  城  影  天  ぞ           性  2  ひ  
  す  ら  た  掠  の  映  宮  が  守  と        大     0  か  
  す  の  る  め  松  り  址  遊  の  揚        阪     0  り  
  る  登  シ  て  の  す  虫  べ  涼  が        市     3     
  茶  校  ク  ゆ  町  薄  の  る  し  る              年     
  粥  見  ラ  り  屋  紅  声  真  さ  雲              冬     
  か  守  メ  か  並  葉     昼  よ  雀                    
  な  り  ン  も           時     か                    
     ぬ     め                 な                    
                                                  
                                                  

毎日句会に参加し、現在のスワン句会へと5年目を迎えました。 初めての句会、初めての吟行と右も左もわからなかった初心者を 仲間に迎えてくださった皆さんに感謝しつつ、 これからも元気で続けていきたいと思っています。 みのるさん、みなさんこれからもよろしくお願いします。

ぽんこさん


  く  芽  せ  梅  四  水  流  青  通  小        都  性  参  お  
  く  柳  せ  の  阿  上  れ  あ  ひ  春        道  別  加  名  
  だ  や  ら  宮  の  バ  行  し  く  日        府  ‖  年  前  
  ち  長  ぎ  合  屋  ス  く  の  る  の        県     ‖  ‖  
  や  き  の  格  根  ゆ  疎  淀  風  砂        ‖  女          
  幾  息  風  祈  に  り  水  の  の  場           性  2  ぽ  
  何  止  に  願  嵩  か  の  堤  序  の        大     0  ん  
  学  め  吹  絵  な  も  調  に  破  親        阪     0  こ  
  の  鳥  か  馬  す  め  べ  蕪  急  子        府     4     
  ご  潜  る  満  落  等  う  村  木  睦              年     
  と  る  る  つ  ち  を  す  句  の  ま              頃     
  整     雪  る  葉  ひ  紅  碑  葉  じ                    
  列     柳     か  き  葉     散  く                    
  す           な  つ        る                       
                 れ                                
                 て                                
                                                  

ゴスペル俳句に入れていただき数年たちます。 スワン句会の句友にも恵まれ、毎月の吟行が楽しみですが、 肝心の腕前の上達にはほど遠く皆様の後についていくのが精いっぱいです。 けれども続けることが大事と信じています。 みのるさん、みなさまどうぞよろしくお導きください。

宏虎さん


  春  仁  蝋  襖  句  墨  岩  謎  目  蓮        都  性  参  お  
  愁  王  梅  絵  碑  絵  走  め  鼻  の        道  別  加  名  
  や  像  は  の  訪  め  る  き  な  花        府  ‖  年  前  
  城  開  黄  虎  ね  く  曲  ぬ  き  白        県     ‖  ‖  
  址  く  の  の  由  金  水  古  石  鷺        ‖  男          
  の  指  雨  眼  緒  剛  の  墳  仏  一           性  2  宏  
  井  先  雫  光  を  の  音  の  群  羽        兵     0  虎  
  戸  春  こ  冷  巡  嶺  涼  い  に  身        庫     0     
  に  の  ぼ  ま  る  雁  新  は  蝉  じ        県     3     
  土  塵  し  じ  菊  の  た  れ  時  ろ        宝     年     
  詰     け  き  日  秋     小  雨  が        塚     4      
  ま     り     和        鳥     ず        市     月     
  る                    来                          
                       る                          
                                                  
                                                  

想いかえせば5年前、みのるさんのゴスペル俳句とご縁が出来ました。 毎週句会に投句を始めさせて頂き、毎日句会を経て GH句会近畿支部が誕生、 この度スワン句会に名称が変りました。 この間何時も仲間に入れて頂き共に仲良く俳句を通じ、 楽しく有意義に過ごさせて貰って感謝感謝で御座います。 これからも宜しく御指導下さいます様お願い申し上げます。

すずかぜさん


  大  手  包  堂  魚  見  大  柔  踏  岬        都  性  参  お  
  吉  の  丁  縁  屋  下  南  ら  み  風        道  別  加  名  
  の  届  を  に  に  ろ  風  か  切  落        府  ‖  年  前  
  み  く  噛  曼  鱗  せ  や  な  り  ち        県     ‖  ‖  
  く  範  ん  荼  ま  ば  白  雨  に  や        ‖  女          
  じ  囲  で  羅  み  海  帆  の  長  ま           性  2  す  
  ポ  で  離  描  れ  に  に  つ  蛇  ざ        宮     0  ず  
  ッ  ご  さ  く  の  潮  見  づ  の  り        城     0  か  
  ケ  め  ぬ  紅  蝿  目  ゆ  く  貨  し        県     4  ぜ  
  ト  ん  か  葉  叩  や  る  や  車  藪              年     
  春  煤  ぼ  影  き  夏  沖  種  待  椿                    
  隣  払  ち        の  の  選  つ                       
     い  ゃ        雲  波  び  日                       
        か                 永                       
        な                 し                       
                                                  
                                                  

みのるさんの GH句会に出会い張りのある日々でした。 同人句会になりました時にも遠隔地の救済を考えてくださり 「不二句会」として句会の皆さんとの交流も楽しいものになっています。 みのるさんのご指導のもと季感のある写生句をめざしたいと思っております。 

六郎太さん


  海  春  藤  道  春  日  久  秋  廃  帰        都  性  参  お  
  神  寒  の  塞  一  向  女  風  屋  宅        道  別  加  名  
  の  し  花  ぐ  番  ぼ  句  の  の  せ        府  ‖  年  前  
  突  膝  虻  倒  靴  こ  碑  縦  甕  し        県     ‖  ‖  
  堤  頭  の  木  紐  口  山  横  に  吾        ‖  男          
  高  撫  羽  な  固  に  に  無  水  妹           性  2  六  
  く  で  音  れ  く  飴  抱  尽  満  の        愛     0  郎  
  波  本  の  ど  結  玉  か  天  ち  髪        知     0  太  
  の  を  絶  緑  び  転  れ  守  夏  に        県     3     
  華  読  ゆ  吹  け  が  て  閣  の  花              年     
     む  る  く  り  し  落     雲  の                    
        な        て  葉        屑                    
        し           敷                             
                    く                             
                                                  
                                                  
                                                  

68歳ですが、まだ非常勤で働いています。 毎週土曜日の夜、私の相棒の「文月」と、文月の母親「駒鳥」、 私の妹の「楽楽」そして「一八」の5名が寄り、俳句の勉強会と称して、 茶菓子をつまみながら2時間程度楽しいひとときを過ごしています。

はく子さん


  偽  経  水  落  渓  身  花  初  き  雨        都  性  参  お  
  の  車  鳥  葉  谷  に  冷  花  ら  含        道     加  名  
  一  く  の  踏  の  ぞ  え  や  め  み        府  別  年  前  
  字  る  潮  む  S  入  や  降  け  蝋        県  ‖  ‖  ‖  
  席  く  入  お  L  む  砂  り  る  梅        ‖              
  巻  る  川  ろ  列  相  場  立  池  い            女  2  は  
  し  回  を  し  車  聞  に  つ  の  よ        大  性  0  く  
  た  し  埋  た  旅  の  残  ホ  面  よ        阪     0  子  
  る  年  め  て  小  歌  る  |  か  透        府     3     
  年  惜  尽  な  春  碑  子  ム  す  き              年     
  の  し  く  る     陵  の  の  め  と              頃     
  行  む  す  ス     に  シ  手  初  ほ                    
  く        ニ        ャ  に  つ  る                    
           |        ベ  届  ば                       
           カ        ル  く  め                       
           |                                      
                                                  

毎月ほとんど吟行。 おかげで結構鍛えられました。 短時間で5句詠むのはきつく、ゆっくりのんびり景色を見た〜い・・と思いながら でも何とか作れるようになりました。 なかなかみのる選には入らないのですが・・・ 1句でも多く取ってもらえますようにがんばりま〜す。

わかばさん


  鶯  緑  草  鎮  出  秋  散  標  参  水        都  性  参  お  
  や  陰  花  も  土  嶺  り  石  道  温        道     加  名  
  飛  の  に  れ  せ  を  敷  落  に  む        府  別  年  前  
  鳥  小  通  る  し  背  け  葉  木  人        県  ‖  ‖  ‖  
  の  さ  ふ  仁  秋  に  る  に  の  影        ‖              
  寺  き  風  徳  思  砦  銀  埋  芽  に            女  2  わ  
  領  祠  あ  陵  顔  め  杏  ま  吹  鯉        兵  性  0  か  
  響  は  り  の  な  く  落  る  き  集        庫     0  ば  
  か  芭  野  秋  る  大  葉  古  を  ま        県     4     
  せ  蕉  路  を  埴  伽  の  道  る  り              年     
  て  堂  の  聴  輪  藍  並  か  二  来              頃     
        秋  く  か     木  な  月                       
              な     道     堂                       
                                                  
                                                  
                                                  

GH毎日俳句、GH近畿支部を経てスワン会でお世話になっています。 いつまでたっても吟行での作句は大変で、 おたおたして推敲することも出来ないままの投句となってしまいますが、 追い込まれる緊張感を味わいつつ皆様とお会いできますのを楽しみに出かけております。 又みのる選を頂き添削していただけますこと楽しみに致しております。 今後とも宜しくご指導お願いいたします。

文月さん


  あ  眠  老  天  菊  釣  朝  梅  磯  お        都  性  参  お  
  り  る  ゐ  を  鉢  り  顔  雨  笛  し        道     加  名  
  っ  子  ど  突  の  船  の  晴  の  ゃ        府  別  年  前  
  た  の  ち  く  並  に  鉢  れ  ひ  べ        県  ‖  ‖  ‖  
  け  髪  の  帆  ぶ  か  が  間  び  り        ‖              
  の  や  並  柱  窓  も  整  天  く  の            女  2  文  
  笑  は  ぶ  白  辺  め  列  涯  卯  主        愛  性  0  月  
  顔  ら  日  し  や  群  登  を  波  は        知     0     
  ふ  か  向  秋  ケ  が  校  つ  の  片        県     4     
  り  き  や  の  ア  る  日  く  真  言              年     
  ま  春  福  海  ハ  秋     天  珠  春              頃     
  き  隣  寿     ウ  の     主  浜  う                    
  卒     草     ス  晴     堂     ら                    
  園                          ら                    
  す                                               
                                                  
                                                  

俳句を通してあらためて四季のある国、美しい言葉の豊富な国に生まれた喜びを感じます。 また、家族、友人との共通の話題も増えました。 感謝しています。

よし女さん


  波  厨  塔  年  浦  コ  登  廃  餘  存        都  性  参  お  
  の  事  高  の  夕  ス  山  校  部  問        道     加  名  
  ご  る  し  市  べ  モ  口  の  の  に        府  別  年  前  
  と  ん  万  乱  扇  ス  こ  土  鉄  訪        県  ‖  ‖  ‖  
  う  る  朶  打  開  の  こ  間  橋  ふ        ‖              
  ね  ん  の  の  き  色  よ  割  仰  花            女  2  よ  
  る  気  梅  鐘  に  と  と  っ  ぐ  の        山  性  0  し  
  末  分  を  は  鰡  り  枝  て  朴  其        口     0  女  
  黒  蕗  従  大  の  ど  に  咲  の  中        県     6     
  野  の  へ  当  跳  り  赤  く  花  庵              年     
  台  薹  て  り  ぶ  に  テ  夏                    頃     
  地              風  |  あ                          
  か              生  プ  ざ                          
  な              る     み                          
                                                  
                                                  
                                                  

下手の横好きで五七五と並べるばかりですが、 添削いただいて息を吹き返す俳句に感動しております。 あと、何年俳句に係って行かれるだろうかと、時々思います。 足手まといで申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

菜々さん


  歌  ふ  二  白  梅  秋  露  色  春  い        都  性  参  お  
  碑  る  月  壁  固  天  の  変  の  つ        道     加  名  
  め  里  堂  の  し  へ  歌  へ  膳  来        府  別  年  前  
  ぐ  は  散  続  合  三  碑  ぬ  花  て        県  ‖  ‖  ‖  
  り  あ  華  く  格  門  犬  松  の  も        ‖              
  日  の  の  社  祈  飛  養  が  器  閉            女  2  菜  
  永  山  ご  家  願  簷  節  影  に  ざ        大  性  0  々  
  の  向  と  町  の  張  が  な  山  す        阪     0     
  昆  か  く  風  掛  り  聞  す  の  采        府     5     
  陽  ふ  春  花  絵  に  こ  御  幸  女              年     
  に  鳥  の  す  馬  は  へ  陵     社              頃     
  遊  雲  雪     に  り  さ  道     花                    
  び  に              ふ        は                    
  け                          葉                    
  り                          に                    
                                                  
                                                  

スワン句会に所属。月一回の句会がとても楽しみです。 奈良、堺、京都、枚方、伊丹などなど一年間まさに東奔西走の吟行句会でした。 お陰さまで大変いい勉強をさせていただいています。 みのる様、スワン句会の皆様末永くよろしくお願いします。

はるにれさん


  ゆ  落  寒  木  落  金  落  東  ベ  広        都  性  参  お  
  り  葉  林  枯  葉  色  蝉  風  ラ  げ        道     加  名  
  か  踏  を  ら  松  に  の  の  ン  た        府  別  年  前  
  も  む  抜  し  を  日  大  海  ダ  る        県  ‖  ‖  ‖  
  め  心  け  に  の  を  き  三  の  孔        ‖              
  運  に  て  鳩  ぼ  散  く  角  小  雀            女  2  は  
  河  掛  展  の  り  ら  ふ  波  鉢  の        神  性  0  る  
  の  か  け  膨  つ  し  る  の  に  羽        奈     0  に  
  波  る  し  れ  め  つ  へ  騒  双  根        川     4  れ  
  に  事  太  て  ん  つ  そ  ぎ  葉  に        県     年     
  揺  一  虚  い  と  銀  れ  け  蝿  花              頃     
  蕩  つ  か  た  蔦  杏  っ  り  生  吹                    
  へ     な  り  紅  散  き     る  雪                    
  り        け  葉  る  り                             
           り                                      
                                                  
                                                  

人生の中でこんなにも大変なことがあったのだと思われるような体験をしている最中に、 GHが再開され、又参加できた事は本当にうれしいことでした。 俳句もなかなか出来なかったのですが、 句友やみのるさんとの交流でとにかく作り続けることが出来ました。 次回の10句は添削無しでみのるさんに採っていただけるものを並べたいと密かに期しています。

茂樹さん


  壁  街  菜  冠  野  初  コ  残  山  ま        都  性  参  お  
  に  道  の  雪  仏  髪  ス  照  女  だ        道     加  名  
  打  の  花  の  に  を  モ  の  釣  跳        府  別  年  前  
  つ  を  の  あ  多  き  ス  さ  り  ね        県  ‖  ‖  ‖  
  テ  ち  丘  れ  な  り  の  ざ  大  る        ‖              
  ニ  こ  の  が  る  り  原  波  き  姿            男  2  茂  
  ス  ち  向  伊  供  と  を  と  な  に        愛  性  0  樹  
  ボ  草  か  吹  花  束  分  な  岩  鮎        知     0     
  |  を  う  と  も  ね  け  る  を  の        県     4     
  ル  焼  に  指  お  春  ゆ  芒  天  串              年     
  や  く  海  差  正  日  く  原  狗  を              頃     
  日  煙  ま  し  月  巫  縄     と  打                    
  脚     青  ぬ     女  電     び  つ                    
  伸                 車                             
  ぶ                                               
                                                  
                                                  

句帳片手に10回ほどの小旅行に出かけましたが、 才能に課題があるのか残る作品がありません。 篆刻、絵画あるいは陶芸などの創作活動はそれなりの努力の成果が残るのに・・・・ と思いながら駄句を反省しつつ楽しんでいます。

まさるさん


  浮  尼  奈  潮  塩  水  竹  休  焚  金        都  性  参  お  
  御  の  良  風  田  澄  林  み  火  の        道     加  名  
  堂  寺  町  の  に  め  の  な  の  鴟        府  別  年  前  
  と  門  や  通  潮  る  葉  き  火  尾        県  ‖  ‖  ‖  
  り  閉  格  り  を  仁  擦  主  尽  対        ‖              
  こ  ざ  子  ぬ  撒  徳  れ  婦  き  の            男  2  ま  
  に  さ  の  け  き  陵  お  業  て  大        兵  性  0  さ  
  し  れ  桟  た  ゐ  の  の  勤  話  屋        庫     0  る  
  た  て  に  る  る  濠  ず  労  続  根        県     4     
  る  花  春  土  跣  巡  と  感  き  風              年     
  花  万  の  間  か  る  秋  謝  を  光              頃     
  の  朶  塵  涼  な     の  に  り  る                    
  屑        し        声  日                          
                                                  
                                                  
                                                  

永い様で短い一年でした。 俳句は進歩が無かったと思います。

駒鳥さん


  せ  木  ひ  つ  向  夕  石  か  露  朝        都  性  参  お  
  ゝ  枯  と  る  日  立  仏  き  置  ま        道     加  名  
  ら  し  時  薔  葵  急  裾  寄  き  だ        府  別  年  前  
  ぎ  に  雨  薇  の  脱  を  せ  て  き        県  ‖  ‖  ‖  
  に  駆  過  の  花  兎  彩  る  瑠  露        ‖              
  椿  け  ぎ  ア  う  の  る  夏  璃  し            女  2  駒  
  一  る  て  |  な  ご  赤  の  に  と        愛  性  0  鳥  
  輪  子  色  チ  だ  と  ま  落  輝  ど        知     0     
  沈  供  増  く  る  く  ん  ち  く  な        県     4     
  み  の  す  ぐ  る  地  ま  葉  蛍  る              年     
  を  頬  石  れ  暑  下     に  草  芝              頃     
  り  赤  蕗  ば  さ  街     蝉     生                    
     し  の  園  か  へ     の     か                    
        花  香  な        か     な                    
           る           ら                          
                                                  
                                                  

俳句を始めたのは娘達より少し前ですが、なかなか腕が上がらずお恥ずかしい次第です。 今年で九十二歳になりますが、それなりに頑張っていこうと思っております。 皆様どうぞよろしくご指導の程お願いいたします。

楽楽さん


  着  黄  冬  落  秋  今  浮  雪  五  雪        都  性  参  お  
  膨  と  ざ  葉  晴  日  見  柳  線  景        道     加  名  
  れ  紅  れ  掃  れ  こ  堂  垣  譜  色        府  別  年  前  
  て  と  や  く  の  そ  取  根  の  見        県  ‖  ‖  ‖  
  自  ま  あ  庭  吟  は  り  続  お  な        ‖              
  分  ん  ら  の  行  仕  囲  き  た  が            女  2  楽  
  の  だ  ぬ  暮  日  舞  み  に  ま  ら        愛  性  0  楽  
  姿  ら  方  れ  和  ふ  た  揺  じ  入        知     0     
  と  な  か  色  賜  と  る  れ  ゃ  る        県     3     
  は  せ  ら  ま  り  決  花  に  く  足              年     
  見  る  鴉  と  ぬ  め  筏  揺  し  湯              頃     
  え  紅  鳴  ひ     し     れ  に  か                    
  ず  葉  く  つ     春        春  な                    
     山     つ     炬        眠                       
                 燵        し                       
                                                  
                                                  

今年度はみのる選は3句しかなく、 過去の年度をさかのぼってかろうじて10句になりました。 私はどうしても季語が動く句を作ってしまいます。 これからも、一日一句日記代わりに頑張って作ってゆきますので、 よろしくお願いします。

花茗荷さん


  マ  冬  一  万  落  漁  島  タ  渾  む        都  性  参  お  
  フ  ざ  湾  葉  日  火  の  ン  身  ら        道     加  名  
  ラ  れ  を  の  の  の  バ  カ  に  さ        府  別  年  前  
  |  や  黄  海  影  沖  ス  |  反  き        県  ‖  ‖  ‖ 
  に  舳  金  展  絵  に  凉  の  り  に        ‖              
  目  先  に  け  と  散  し  進  て  浮            男  2  花  
  だ  並  染  た  な  ら  眼  み  ヨ  か        石  性  0  茗  
  け  び  め  り  り  ば  下  し  ッ  ぶ        川     0  荷  
  覗  し  秋  鰯  て  る  に  沖  ト  島        県     3     
  き  船  日  雲  雁  夜  海  に  を  々              年     
  し  溜  落     渡  長  展  雲  た  浦              頃     
  朝  り  つ     る  か  け  の  て  の                    
  市              な     峰  な  春                    
  女                       ほ                       
                          す                       
                                                  
                                                  

身近な吟行地は海の見えるところばかりなので海の句が多いです。 作品を投稿できるのは記念にもなってうれしく思います。 毎月、毎日俳句と関わってきましたから俳句はもう生活の一部となっております。

英子さん


  断  池  青  垣  臥  白  一  青  雪  新        都  性  参  お  
  崖  小  竹  根  す  萩  世  鷺  原  涼        道     加  名  
  に  春  の  越  母  の  紀  の  と  の        府  別  年  前  
  打  緋  反  し  に  揺  経  水  な  伽        県  ‖  ‖  ‖ 
  ち  鯉  り  花  窓  れ  し  面  り  藍        ‖              
  砕  ゆ  返  柊  辺  赤  て  窺  て  に            女  2  英  
  け  る  り  の  よ  萩  ふ  ふ  静  響        岡  性  0  子  
  た  り  た  匂  り  に  水  嘴  ま  く        山     0     
  る  と  る  ひ  告  移  車  の  る  読        県     4     
  東  向  雪  け  ぐ  り  苔  先  砂  経              年     
  風  き  解  り  星  け  清     丘  か              頃     
  の  変  か     月  り  水     か  な                    
  涛  ふ  な     夜           な                       
     る                                            
                                                  

今年度ではないけれど思い出深い二句を入れました。 いろんな事があった一年でしたが句会の皆様や周りの人達に助けられて過ごすことが出来ました。

とろうちさん


  産  二  猫  レ  初  冬  萩  赤  夕  富        都  性  参  お  
  土  つ  の  ジ  雪  ざ  揺  松  立  士        道     加  名  
  に  三  首  嬢  の  れ  れ  の  あ  の        府  別  年  前  
  汲  つ  ま  ら  窓  や  て  影  と  風        県  ‖  ‖  ‖  
  む  鳶  だ  み  に  肩  吾  傾  街  い        ‖              
  霊  の  新  な  額  を  を  き  の  な            女  2  と  
  水  輪  し  三  づ  寄  誘  て  灯  し        山  性  0  ろ  
  の  放  き  角  く  せ  ふ  水  と  て        梨     0  う  
  温  つ  恋  の  子  合  遊  澄  も  揺        県     2  ち  
  み  春  の  サ  供  ふ  歩  め  る  る              年     
  け  の  傷  ン  達  無  道  る  に  る              頃     
  り  山     タ     縁        は  早                    
           帽     墓        た  苗                    
                          づ  か                    
                          み  な                    

俳句を始めて6年になりました。 メール句会を通して、全国の方とお話する事もできるようになり、とても楽しい一年でした。 その他にも、俳句を通して色々な経験もさせていただいています。 簡潔にして奥深い、そんな句が詠めるようになればいいなと、日々精進していきたいと思っています。

みのるさん


  旅  フ  九  老  古  天  ひ  主  梅  梅        都  性  参  お  
  う  レ  十  い  城  気  も  を  の  白        道     加  名  
  ら  |  九  母  址  予  す  ほ  碑  し        府  別  年  前  
  ら  ム  折  を  の  報  が  め  は  悔        県  ‖  ‖  ‖  
  み  は  る  助  空  ま  ら  よ  寿  な        ‖              
  や  ト  馬  手  濠  っ  雨  主  永  き            男  2  み  
  げ  ト  柵  席  埋  た  の  を  の  余        兵  性  0  の  
  や  ロ  の  に  む  く  序  ほ  悲  生        庫     0  る  
  あ  の  径  乗  落  は  破  め  話  祈        県     0     
  れ  世  草  せ  花  ず  急  よ  を  り              年     
  ば  界  芳  花  か  れ  春  と  伝  け              頃     
  ま  異  し  の  な  山  愁  て  へ  り                    
  た  花  き  旅     笑  ふ  百  け                       
  駐  珍           ふ     千  り                       
  車  種                 鳥                          
                                                  
                                                  

みなさんの作品を拝見してとても感慨深く思います。 みのる選を基本とした年度作品は、 応募してくださったお一人びとりの作品であるとともに、 みのるの作品でもあるからです。 ご協力くださった読者の皆様に心より感謝いたします。 GH年度作品の募集は2003年度以降途絶えてしまいました。 特に意識はなかったのですが、冷静になって振り返ってみると、 GH運営の混迷期に入り、みのる自身まったく句が詠めなくなったことが その原因かと思います。 正直いって、今年度のみのる作品は、はずかしいものばかりで情けないのですが、 みなさまの応援のお陰でようやく句心に復活の兆しが見えたことが何よりもうれしく、 末席をお借りしました。 4月からの新しい年度は、本物の作品をご披露できるように、 祈りつつ頑張ってまいります。 引き続いて GHを応援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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