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10月24日 (投句15名 選句18名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
行くほどに濃くなる紅葉峡深く わかば 6 愛正.宏虎.そうけい.満天.よし子.かかし.
ゆく雲に病窓の秋惜しみけり みのる 4 小袖.かかし.よう子.うつぎ.
膝つきて自然薯を掘る背の無心 よう子 4 愛正.素秀.そうけい.豊実.
お見舞と児らの差し出す木の実かな うつぎ 4 せいじ.たか子.なつき.よし子.
庭下駄の鼻緒もゆるみ秋深む 菜々 4 素秀.豊実.こすもす.よう子.
あやす子もあやさるる子も手に木の実 小袖 4 せいじ.そうけい.豊実.うつぎ.
喜寿寿ぎて子ら集ひくる菊日和 みのる 3 わかば.かかし.うつぎ.
山襞へ流れる霧の速さかな わかば 3 そうけい.はく子.よし子.
先生も渡船登校鯔飛べり なつき 3 たか子.はく子.うつぎ.
笈摺の御朱印乾く秋日和 よう子 3 素秀.小袖.たか子.
倒木の水浸く山路の秋深し 小袖 3 わかば.かかし.よう子.
接近の火星の赤さ秋寒し うつぎ 2 愛正.こすもす.
炊きたての新米星のごと光る みのる 2 せいじ.宏虎.
金木犀寺町路地に夕の風 そうけい 2 小袖.わかば.
色鳥来心豊かとなるひとひ わかば 2 菜々.はく子.
秋の蝶石碑に翅を畳みけり 素秀 2 はく子.よし子.
鴨川のデルタに鳶や天高し せいじ 2 わかば.なつき.
朝寒し体操服の子の渡船 なつき 2 豊実.こすもす.
放ち飼ふ鶏の遠出や秋麗 うつぎ 2 そうけい.よう子.
と見る間にドローンは点に空高し せいじ 2 なつき.うつぎ.
湯の街の射的屋覗き寒夕焼 素秀 2 小袖.豊実.
能登島の入り江に映る秋灯 そうけい 2 素秀.せいじ.
バター浮かすホットココアや秋冷ゆる 小袖 1 よう子.
山湖への小径紅葉の多彩かな わかば 1 宏虎.
師の教へ守り継がんと菊に立つ みのる 1 せいじ.
祝ぎの日と知りてか庭に小鳥来る みのる 1 満天.
山麓の光る一筋芒かな 愛正 1 かかし.
少しだけ残して庭の赤まんま うつぎ 1 菜々.
芒原水平線の夕日かな かかし 1 小袖.
天高し腹にキャラ描く飛行船 せいじ 1 こすもす.
秋ともし写経の文字に母と父 かかし 1 愛正.
爽やかに「ようお参り」と朱印押す よう子 1 満天.
オープンの古民家カフェ柿たわわ こすもす 1 満天.
百年てふ母校統合蚯蚓鳴く かかし 1 はく子.
懐メロの流るるラジオ秋深し はく子 1 愛正.
秋あかね湿地にタッチ繰り返し 小袖 1 たか子.
戻るべき道をさがして草の花 よし子 1 たか子.
過疎村のまた一つ消ゆ秋灯 そうけい 1 満天.
つる草を引かば一房山葡萄 愛正 1 わかば.
秋雨に彩深め行く野山かな わかば 1 よし子.
藷ふかす九里よりうまい十三里 はく子 1 宏虎.
白日の中を慌てて穴まどひ 素秀 1 こすもす.
村に入る木犀の香の只中に はく子 1 宏虎.
独り居の昼餉に焼いて秋なすび 菜々 1 なつき.
忠告のどこ吹く風や猫じゃらし うつぎ 1 なつき.
残る蚊の磔のごと外厠 なつき 1 素秀.

10月17日 (投句16名 選句18名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
一の谷なだるる葛へ秋の風 みのる 7 愛正.素秀.せいじ.そうけい.小袖.わかば.かかし.
黒牛を際立て阿蘇の芒原 うつぎ 6 愛正.せいじ.こすもす.豊実.小袖.よう子.
園丁は地元の農夫ダリア園 よう子 6 せいじ.はく子.こすもす.菜々.宏虎.小袖.
蟷螂の一色に枯る眼まで うつぎ 6 素秀.はく子.たか子.豊実.なつき.よう子.
神木の松の手入や清め塩 かかし 5 素秀.はく子.満天.なつき.よし子.
男衆の野菜乱切り芋煮会 かかし 5 そうけい.こすもす.たか子.満天.よし子.
流し目の眦紅し菊人形 素秀 5 愛正.たか子.宏虎.なつき.うつぎ.
葉を返し崖に真葛の風の道 素秀 4 せいじ.そうけい.かかし.よう子.
旅に出てみたくなる日や鰯雲 うつぎ 3 菜々.わかば.よう子.
おん鶏の反撃に逃ぐ穴まどひ みのる 3 そうけい.よう子.うつぎ.
秋うらら休み休みの庭仕事 せいじ 3 豊実.小袖.かかし.
蕎麦の花幟はためく本陣跡 なつき 3 愛正.そうけい.宏虎.
田仕舞ひの煙立つ里決戦地 なつき 3 愛正.たか子.よし子.
ご自由と書かれし桶の薄かな 愛正 3 素秀.なつき.よし子.
捨案山子集め供養の農夫たち かかし 2 こすもす.満天.
廃屋をすっぽり覆う蔦紅葉 こすもす 2 満天.よし子.
アラフォーの娘と美酒を酌む夜半の秋 せいじ 2 はく子.わかば.
高原の風感じつつ秋惜しむ こすもす 1 うつぎ.
曼珠沙華支流集めて大和川 小袖 1 菜々.
色鳥や山湖に彩をこぼしけり よし子 1 わかば.
一棹の稲架を照らす夕日かな 愛正 1 素秀.
間引き菜の一品加へ今日の贅 うつぎ 1 豊実.
鶏頭に雫の重し今朝の雨 素秀 1 はく子.
高原に吹きわたる風天高し こすもす 1 わかば.
稻雀攻めるも逃ぐもいと迅し 宏虎 1 かかし.
ゲートルに背ナの屋号や松手入 かかし 1 こすもす.
労ひの声かけ仕舞ふ扇風機 せいじ 1 小袖.
本陣へ先頭切りて草じらみ なつき 1 たか子.
すがれ虫何か言ひたげ車庫の隅 うつぎ 1 豊実.
暮れなずむ嶺々の紫野分あと はく子 1 宏虎.
秋晴れやものよく聞こえよく見えて よし子 1 なつき.
天啓の一句もがもな落し文 みのる 1 かかし.
客をらぬアスレチックや秋あかね こすもす 1 うつぎ.
草の露踏みつつ淀の水際まで はく子 1 うつぎ.
切り株を包み込むかに草紅葉 小袖 1 せいじ.
西口のバスは出たあと秋の雨 よし子 1 菜々.
鹿の群れ大和大路を横断す 宏虎 1 菜々.
僧苑を抱く裏山粧ふなり わかば 1 満天.

10月10日 (投句15名 選句18名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
寝惜しめる伊根の泊りや月今宵 みのる 6 愛正.素秀.たか子.はく子.わかば.そうけい.
山畠の奥まで白く蕎麦の花 小袖 5 せいじ.こすもす.かかし.よし子.菜々.
頬杖で虫の声聞く羅漢像 素秀 4 豊実.たか子.はく子.なつき.
玉雫に色を深める畦千草 よう子 4 小袖.なつき.そうけい.かかし.
山伏の法螺や山頂霧晴るる なつき 3 宏虎.せいじ.そうけい.
山寺の縁の下までこぼれ萩 素秀 3 宏虎.せいじ.菜々.
道路より川の明るき良夜かな うつぎ 3 たか子.はく子.菜々.
波立てて大海原となる薄 小袖 3 こすもす.よう子.うつぎ.
老い母に呼ばれて仰ぐ窓の月 せいじ 3 わかば.なつき.うつぎ.
明石架橋いま真ん中や天高し みのる 3 たか子.かかし.菜々.
音に散りまた戻りくる稲雀 わかば 3 愛正.豊実.そうけい.
雲は秋いつまで続くテレワーク みのる 2 こすもす.よし子.
芋の葉にまほろぶ露の光りかな そうけい 2 満天.小袖.
名月や一駅前でバスを降り かかし 2 はく子.よう子.
先達のリュック鈴鳴る花野道 なつき 2 素秀.はく子.
竹生島らしき影あり霧の湖 なつき 2 宏虎.うつぎ.
吾影の先へ先へと月の道 よし子 2 愛正.たか子.
薄の穂峡の小道の迷路めく よう子 2 豊実.こすもす.
大窓に一望宮址秋たかし はく子 2 愛正.わかば.
走り蕎麦静かに客の入れ替わり 小袖 2 せいじ.そうけい.
名月や星一つ連れ中空に わかば 2 満天.豊実.
嬉しさを素直にポンポンダリアかな うつぎ 2 小袖.よし子.
千草道抜け来し染みのスニーカー よう子 1 うつぎ.
松原を抜ければ白し秋の波 愛正 1 なつき.
栗の毬(いが)数多散らばる杣の径 宏虎 1 かかし.
畦道で鎌研ぐ老爺早稲の香 愛正 1 素秀.
まばゆくて雲一つなき良夜かな わかば 1 満天.
駅頭の黄色き声や赤い羽根 宏虎 1 よし子.
えのころ草ゆれて何やらせわしなし よし子 1 菜々.
錆色を増してもみづる桜かな 素秀 1 なつき.
蕎麦の花一際白く日暮れ時 小袖 1 満天.
雲湧いて転げさうなる花野道 なつき 1 わかば.
スイッチョを聞けばゆうくり仕舞い風呂 よし子 1 豊実.
後ろより跳ね来て蹊蚸不意を突く うつぎ 1 よう子.
鵙高音城址の森の奥深く わかば 1 宏虎.
欠伸して耳を抜けゐる風爽か 素秀 1 小袖.
秋灯下燦と出土の耳飾り はく子 1 せいじ.
疎となりしポプラの梢いわし雲 みのる 1 小袖.
蝶翔たせ風のウェーブ蕎麦の花 うつぎ 1 よう子.
満月や肩車され眺めし日 かかし 1 宏虎.
畑風に百様となる芋の露 そうけい 1 わかば.
稲架高し大和の風は天津風 よし子 1 うつぎ.
卓袱台を囲みし頃や月見酒 かかし 1 素秀.
走り蕎麦完売ですと小黒板 よう子 1 かかし.
名月や発車間際のサイドミラー せいじ 1 愛正.
落し水けざよに残る雀跡 愛正 1 素秀.
大極殿址に上りて秋惜しむ はく子 1 こすもす.
電話番号は語呂合わせらし金木犀 こすもす 1 よし子.
聖堂に和装マリヤの爽やかに はく子 1 満天.
落ち鮎の遊ぶ岩根の澱みかな 素秀 1 よう子.

10月3日 (投句15名 選句19名)

作品 作者 点数  この句を選んだ人
転作の村の明るし蕎麦の花 うつぎ 8 小袖.せいじ.わかば.ぽんこ.菜々.そうけい.豊実.よう子.
色変へぬ松や開かずの勅使門 よう子 7 宏虎.なつき.素秀.はく子.満天.かかし.うつぎ.
夜の更けて虫の野となる古戦場 みのる 6 宏虎.なつき.せいじ.菜々.豊実.かかし.
ほんのりと土の香りや零余子飯 うつぎ 5 素秀.ぽんこ.菜々.よし子.よう子.
砂をどる湧き水豊か秋の声 ぽんこ 5 愛正.わかば.はく子.こすもす.よし子.
案山子翁去りて騒がし群雀 小袖 5 宏虎.なつき.はく子.そうけい.満天.
コスモスの丘へ集まる四囲の風 みのる 4 せいじ.なおこ.満天.よう子.
記念日の朱書きの湯呑秋の夜 かかし 3 なつき.豊実.よし子.
秋日和婚の披露を恙なく はく子 3 小袖.なおこ.満天.
一の谷奈落は虫の浄土かな みのる 3 せいじ.わかば.かかし.
対岸のまばらに点る良夜かな わかば 3 宏虎.よし子.よう子.
澄む水に雲も遊ぶや 尾瀬ヶ沼 愛正 3 小袖.こすもす.よう子.
日の暮て八坂の杜の虫浄土 はく子 2 素秀.なおこ.
秋うらら絵解きめきたる島の地図 なつき 2 菜々.うつぎ.
梵鐘の余韻楽しむ秋の声 愛正 2 はく子.ぽんこ.
霧吹いて籠の鈴虫励ましぬ みのる 2 素秀.こすもす.
幾千の赤を散りばめ曼珠沙華 小袖 2 なおこ.こすもす.
駅前の少女の募る赤い羽根 宏虎 2 愛正.せいじ.
数独にうつつを抜かす夜長かな せいじ 2 愛正.かかし.
潮風に穂草光りし古墳道 なつき 1 わかば.
山門に入れば浄土の狭霧かな かかし 1 ぽんこ.
純白のウエディングドレス初紅葉 はく子 1 満天.
ひんがしの雲まで染めて秋夕日 はく子 1 なつき.
長き夜やホ句の推敲どこまでも せいじ 1 うつぎ.
沈下橋秋の出水に逆らはず よう子 1 はく子.
手桶下げ先祖に参る新婦かな そうけい 1 豊実.
秋声や島と向き合ふ台場跡 わかば 1 よし子.
ほんのりと彩差し染むる楓かな わかば 1 そうけい.
賑やかに子等の集まる墓参かな そうけい 1 宏虎.
里に向け臥せる牧草野分跡 愛正 1 素秀.
児少なく遊戯の欠伸草紅葉 宏虎 1 小袖.
虫すだく人気の絶へし子供部屋 かかし 1 そうけい.
夜長し妻は朝餉の支度もし せいじ 1 小袖.
水澄める池塘に揺らぐ燧岳 愛正 1 うつぎ.
千枚田刈田となりて段険し かかし 1 うつぎ.
長き夜やネットサーフィン果てしなく せいじ 1 こすもす.
かすかなる風にも散りて萩の花 うつぎ 1 豊実.
草の実のズボンにつきぬ散歩かな 宏虎 1 そうけい.
水汲み場いま一叢の彼岸花 小袖 1 なおこ.
農小屋をがんじがらめに藪枯 よう子 1 菜々.
長き夜や書淫となるを防ぎ得ず せいじ 1 愛正.
花道を引き摺る足の負相撲 素秀 1 ぽんこ.
潮枯れの木の間に光る秋の海 なつき 1 愛正.
初潮や岬の礁動かざる よう子 1 わかば.
嬉しさと淋しさ半々敬老日 うつぎ 1 かかし.

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