2019年4月26日:奈良吟行

俳句作者
白滝のごとくに垂るる麝香藤ぽんこ
全身に藤を纏ひし大樹かなぽんこ
倒木の洞に根づきて著莪の花ぽんこ
紫の藤泉水を染めにけりぽんこ
藤房に虻の羽音の耐ゆるなしわかば
喬木の森の一隅著莪明りわかば
万葉碑訪ねつめぐる藤の園わかば
小流れを覆ひ綾なす棚の藤わかば
暗き森抜ければぱつと著莪明り明日香
降らずみにそよとも揺れぬ藤の黙明日香
落椿苔の籬に穢となさず明日香
緑さす直哉旧居の格子窓せいじ
万葉の苑生の藤を堪能すせいじ
藤纏ひ立往生のごと大樹せいじ
若葉影池にせり出す大舞台はく子
惜春や直哉旧居の陶椅子にはく子
行厨の万葉苑いま百千鳥はく子
飛火野に玉座の大樹若葉光満天
喬木をのぼりつめたる懸り藤満天
直哉邸書斎の窓に若葉光満天
春惜しむ直哉旧居の庭に座しもとこ
遠足のざわめき過る禰宜の道もとこ
神の杜そぞろ巡りて余花にあふもとこ
麦の穂の万葉苑の風生まるうつぎ
蔀戸に射し込む庭の新樹光うつぎ
古都めぐる下の禰宜道竹の秋よう子
藤幾多色香に酔ひつ巡りけりよう子
一花揺れ百花の揺るる棚の藤宏虎
新緑の古都に学生溢れけりみきえ
(萬葉植物園・直哉旧居 参加者17名)
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2019年3月27日:大阪吟行

俳句作者
八重椿十余の塔を覆ひけりたか子
青き踏む草の名問ひつうべなひつたか子
ぽんぽん舟来れば手をふる花堤たか子
奥宮にわが春愁をうべなはんたか子
広庭に趣味の奇岩や春館たか子
四つ目垣はみだしたわわ花馬酔木たか子
異な虫の浮沈してをる春の池せいじ
おどけ顔なる石人へ椿落つせいじ
と見かう見して画架立つる花堤せいじ
草萌に白亜のグリンチャペルかなせいじ
亡き夫に似し人の行く花堤きづな
転舵して岸へ寄せたる花見船きづな
草萌ゆる苑の小径に丁目石菜々
八方に高層ビルや花堤菜々
大川を楽ならしゆく花見舟はく子
青空へ舞ひ翔たんとす花こぶしはく子
ゆつたりと影曳く鯉や水温むわかば
水亭の水面へなだれ雪柳わかば
春陰の石は風神雷神と宏虎
囀の庭を逍遥吟行すぽんこ
春光を背に画架立つる池塘かな満天
縁結びてふ橋渡る春日傘もとこ
(太閤園、藤田邸跡公園 参加者12名)
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