2019年度のみのる選

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2019年2月1日:WEB句会

俳句作者
抱つこして吊革持たす初電車なつき
変顔を比べあひして初笑なおこ
初天神絵馬は有名校ばかりたか子
水鳥の沖にたゆたふ初景色はく子
髪切つてうなじ艶めく初手前なつき
孫が来て初ドライブや誕生日董雨
初乗や夫の運転変わりなくぽんこ
正信偈誦すが私の読初めこすもす
車椅子玉の日射しに初散歩智恵子
初護摩供転読をもて終はりけり菜々
子ら去にて静心なる初硯やよい
子らの泣く声もめでたし初電話うつぎ
みどりごの一挙一動初笑もとこ
初電話息災告ぐる郷訛り満天
初句会今年こそはの顔並ぶ明日香
唯一の己が句集を読み初めに菜々
法螺貝の高音が合図糶始め三刀
声高に指差喚呼して初電車よう子
夫に添ふ散歩初めや白砂浜よし女
初大師押すな押すなの人波に宏虎
蒼天へ千木の輝く初戎ぽんこ
初凪の一湾よぎる物もなしやよい
初茜千年欅泰然とうつぎ
沸々と伏流の湧く初山河三刀
初日の出海展けゆく須磨の浦わかば
子の苞に畑の幸掘る鍬初めよし女
床の間に虚子の一幅初句会よし子
(WEB句会:参加者 25名)
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2019年1月1日:WEB句会

俳句作者
日向ぼこ聖歌洩れくる木のベンチ菜々
鈍色の空と溶け合ふ枯野かなかつみ
日向ぼこして極楽にゐる心地よし子
世界観へと話とぶ日向ぼこたか子
恙なく百三歳の日向ぼこわかば
存分に紫外線浴び日向ぼこうつぎ
石垣に鍬抱き凭れ日向ぼこよう子
歳時記を友とし縁に日向ぼこやよい
孫の婚まで生きたしと日向ぼこあさこ
連山のパノラマとなる大枯野よし子
徘徊の母を枯野に探しけり素秀
行き暮れてお風呂が馳走枯野宿もとこ
日向ぼこ生命線を見せ合ひてうつぎ
横に居るはずの人居ぬ日向ぼこはく子
大欅見えゐて遠し枯野みち菜々
どこまでも真つ平なる大枯野明日香
煙立つ枯野の果の一軒屋三刀
日向ぼこ子守爺やは船をこぐなつき
SLの煙ひろごる枯野かな小袖
同じ席同じ顔触れ日向ぼこ宏虎
マウンテンバイク疾駆す枯野原ぽんこ
色褪せし地酒看板立つ枯野こすもす
鳶の笛枯野の果ての間遠よりよし女
落暉今銀となる大枯野わかば
猫に愚痴聞いてもらひつ日向ぼこ満天
(WEB句会:参加者 26名)
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