成績一覧

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2020年6月: 投句21名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
祝ひ膳百寿の義母のビール干す かかし 8 なつき.やよい.せいじ.はく子.ぽんこ.よし子.智恵子.こすもす.
観戦の勝つも負けるもビール酌む 小袖 8 満天.やよい.かかし.みづき.はく子.ぽんこ.よし子.こすもす.
明易の鳥語に心地よき目覚め みのる 7 董雨.菜々.せいじ.はく子.わかば.こすもす.うつぎ.
母の忌やビール少しで酔ひし父 なつき 6 隆松.菜々.小袖.せいじ.素秀.智恵子.
厨より妻のハミング明易し みのる 5 菜々.せいじ.はく子.智恵子.わかば.
母寝息穏やかとなり明易し わかば 5 明日香.やよい.ぽんこ.よう子.うつぎ.
短夜のぽんぽん船や旅枕 やよい 4 隆松.明日香.なつき.たか子.
あの話聞ひてみやうかビール酌む みづき 4 満天.たか子.かかし.よし子.
ビール酌み渡り石工ののみ自慢 素秀 4 なつき.小袖.やよい.わかば.
良き風に小瓶のビール二人卓 かかし 3 素秀.もとこ.わかば.
片意地は母親ゆずりビール乾す やよい 3 素秀.もとこ.よう子.
遠き日の夜行列車明易し ぽんこ 3 宏虎.小袖.わかば.
短夜や目覚まし時計まだ鳴らず せいじ 3 満天.菜々.はく子.
短夜のはや呆けたる街路灯 うつぎ 3 素秀.ぽんこ.よう子.
短夜や目覚まし要らぬ歳のせい 宏虎 3 満天.かかし.よし子.
短夜や烏に夢を見失ふ かかし 2 素秀.もとこ.
釣り人の高き声する明早し やよい 2 董雨.明日香.
明易し気になる夜の鳩時計 みづき 2 董雨.よう子.
ビール飲む湿度八十パーセント なつき 2 隆松.もとこ.
答なき思ひ巡らせ明易し やよい 2 たか子.みづき.
明易の「天声人語」写し書き よう子 2 明日香.かかし.
乾杯の一口美味しビールのむ わかば 2 みづき.こすもす.
明易し夢の続きの独り言 董雨 2 菜々.智恵子.
短夜の夢に目覚めて寝もやらず はく子 2 宏虎.みづき.
短夜の又救急車走り抜く はく子 2 明日香.もとこ.
両の手にジョッキ四五杯ビヤガーデン はく子 1 うつぎ.
ここなのか我が胃の在処ビール落つ 隆松 1 せいじ.
明易し夢の扉がすぐそこに みづき 1 小袖.
揚げ物の一品加へビール酌む うつぎ 1 董雨.
バスの客皆地ビールを勧めらる みづき 1 うつぎ.
雲居抜け出てより機窓明易し みのる 1 たか子.
明易し窓下に逸る瀬音かな わかば 1 満天.
老いの夢は亡き人ばかり明易し 董雨 1 なつき.
異国の地広きベッドに明け易し たか子 1 宏虎.
力仕事後のビールを楽しみに うつぎ 1 こすもす.
まずビールの気持ちわからず五十年 明日香 1 ぽんこ.
短夜や鯖釣リ夢に舟を出し 宏虎 1 やよい.
短夜の推理小説「ホシ」を追ふ よう子 1 宏虎.
いつぱしのビールソムリエめきし君 せいじ 1 よし子.
短夜の漁火見んと窓あけて やよい 1 うつぎ.
ころがせる癖ひしやぐ癖缶ビール せいじ 1 かかし.
阪神が勝ちしとビール上機嫌 たか子 1 宏虎.
明易し夢見る間とてなかりけり 満天 1 みづき.
隣家より朝戸繰る音明易き うつぎ 1 よう子.
朝刊の入る音して明易し わかば 1 董雨.
短夜や会へぬ日続く子とメール なつき 1 隆松.
短夜の朝刊投げるバイク音 ぽんこ 1 隆松.
どれからにしよ地ビールの詰合せ うつぎ 1 小袖.
短夜や謎解きはまだミステリー 素秀 1 智恵子.
亡き夫とビールはいつも半分こ 智恵子 1 なつき.
親不孝悔いてやまずよ明易し みのる 1 たか子.

2020年5月: 投句25名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
新緑や万古不易の石舞台 明日香 10 せいじ.素秀.こすもす.菜々.小袖.はく子.ぽんこ.智恵子.よう子.わかば.
島と島つなぐ大橋五月晴れ はく子 8 董雨.満天.素秀.菜々.明日香.みづき.わかば.やよい.
新緑に飛び込んで行く滑り台 うつぎ 6 満天.素秀.智恵子.よう子.なつき.やよい.
手に掬ふ能勢の湧水新樹光 うつぎ 6 せいじ.宏虎.菜々.小袖.なおこ.やよい.
胸ゆたかなるトルソーに窓若葉 みのる 5 せいじ.小袖.もとこ.よし子.うつぎ.
緑さす土塁の残る一揆寺 なつき 5 素秀.隆松.明日香.はく子.よし子.
ベビーカーの双児の寝顔聖五月 満天 4 隆松.かかし.よう子.なつき.
新緑の木の間隠れに瀬戸の海 董雨 4 満天.明日香.みづき.智恵子.
廃校にのこりし松の緑たつ よし子 4 董雨.ぽんこ.もとこ.なおこ.
新緑に埋もる眼下の一ノ谷 わかば 3 かかし.はく子.やよい.
新緑の山まろび落つ夫婦滝 菜々 3 せいじ.かかし.小袖.
喪の旅を終へし車窓や緑さす やよい 3 ぽんこ.もとこ.よし子.
旅衣決めかねている五月かな みづき 3 せいじ.もとこ.菜々.
聖五月園再開に声溢る なつき 3 こすもす.宏虎.なおこ.
新緑に足取り軽き山路かな はく子 2 董雨.こすもす.
地下出でて新緑眩し遊歩道 満天 2 董雨.みづき.
白々と逸るは瀬波渓五月 みのる 2 わかば.うつぎ.
対岸は浮島となり五月来る 隆松 2 こすもす.みづき.
スプーンを箸のリハビリ五月来る かかし 2 ぽんこ.なつき.
コロナ禍の終息願ふ五月尽 宏虎 2 こすもす.なおこ.
新緑を縫ふてトロッコ空近し 智恵子 2 明日香.なおこ.
風五月セーラー服の一団に うつぎ 2 満天.よう子.
酒蔵の甍は「呉春」街五月 よう子 1 かかし.
峙てる杉山越せば若葉風 もとこ 1 明日香.
新緑の石段覆う奥稲荷 素秀 1 智恵子.
櫓より望む六甲風五月 小袖 1 隆松.
林道は今し新緑陽の斑 智恵子 1 うつぎ.
新緑の野鳥の森は桃源郷 ぽんこ 1 宏虎.
新緑の真っ只中に苦吟かな やよい 1 ぽんこ.
園丁のバンダナ青し園五月 小袖 1 なつき.
聖五月木々は雨滴をきらめかせ 菜々 1 よし子.
新緑の息吹見下ろす五重塔 宏虎 1 やよい.
一湾に光る波満ち聖五月 素秀 1 菜々.
新緑や糸杉ひとつ抽んでし せいじ 1 なつき.
五月来ぬ半音上げて鳥語降る かかし 1 よう子.
新緑や透明度増すガラス窓 明日香 1 よし子.
休業の町の灯のなき五月過ぐ なつき 1 わかば.
新樹光そううつ晴らす大自然 明日香 1 智恵子.
城若葉侍さんはと探す児よ うつぎ 1 小袖.
ケ−ブルカー新緑分かち山上湖 宏虎 1 かかし.
錦鯉群る新緑の鏡池 やよい 1 宏虎.
濃淡の新緑仰ぎ山路行く 董雨 1 うつぎ.
尖塔の抜ける眉山の空五月 素秀 1 うつぎ.
新緑を等間隔に跨ぐ塔 たか子 1 隆松.
溜池の芥を押して風五月 たか子 1 隆松.
産湯井の家紋光りし五月闇 なつき 1 素秀.
風匂ふハイネの詩と聖五月 よし子 1 宏虎.
新緑の真っ只中の山の道 董雨 1 はく子.
新緑に座り直して茶会席 かかし 1 満天.
野の花も揺れて愛らし風五月 小袖 1 みづき.
天守閣武士は居るかと若葉風 よう子 1 もとこ.
送電線たわむ鉄塔若葉山 こすもす 1 董雨.
丘の上の殉教の碑に五月来る みのる 1 わかば.
落書きを消すごと予定消す五月 なつき 1 はく子.

2020年4月: 投句24名 選句21名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
百千鳥声の一つに聞き覚え 董雨 6 智恵子.菜々.よう子.かかし.たか子.うつぎ.
かぎろひの野を浮かみくる一輌車 菜々 4 素秀.智恵子.はく子.みづき.
窯出しの素焼きの狸陽炎へる 宏虎 4 せいじ.なおこ.かかし.うつぎ.
百千鳥鳴いて里山膨らます 菜々 4 なつき.みづき.満天.たか子.
御堂筋一直線にかげろへる みのる 4 もとこ.なおこ.かかし.うつぎ.
住み古りし能勢の山里百千鳥 うつぎ 4 董雨.なつき.はく子.わかば.
園児らのお散歩時間百千鳥 菜々 3 隆松.わかば.なおこ.
村一つダムに沈みて百千鳥 たか子 3 智恵子.はく子.みづき.
人け無き奥の院なり百千鳥 はく子 3 董雨.明日香.こすもす.
間歩の口ここよここよと百千鳥 みのる 3 せいじ.菜々.ぽんこ.
海に向く砲台の跡かげろへる わかば 3 なつき.明日香.せいじ.
甘樫より明日香一望百千鳥 明日香 3 宏虎.もとこ.わかば.
陽炎や少し遅れてシャトルバス みづき 3 宏虎.小袖.素秀.
陽炎や荷造り小さく町を出づ なつき 3 小袖.もとこ.よし子.
鐘一打あとの静寂に百千鳥 小袖 3 素秀.こすもす.たか子.
遠ざかる銀の翼の陽炎へる みづき 2 こすもす.なおこ.
フェリーはや沖つ潮路にかげろへる みのる 2 小袖.うつぎ.
説法の百寿の僧や百千鳥 かかし 2 智恵子.もとこ.
かぎろいつつ波にたゆとう漁船かな こすもす 2 董雨.宏虎.
百千鳥また静もるや良寛碑 よう子 2 素秀.よし子.
かげろふの道来る母の迎へかな なつき 2 せいじ.よう子.
山ガールの尽きぬお喋り百千鳥 隆松 2 宏虎.菜々.
どの木にも樹名札あり百千鳥 うつぎ 2 なつき.よう子.
百千鳥写経の筆を休めをり かかし 2 素秀.ぽんこ.
かげろへる海へ坂なす離宮道 みのる 2 明日香.わかば.
陽炎ひてゆっくりとくる路線バス よし子 2 せいじ.満天.
拝殿の明け放されて百千鳥 はく子 2 隆松.ぽんこ.
金比羅やかげろひ瀬戸の島遠く 素秀 2 みづき.よし子.
陽炎や往路復路の船の影 わかば 2 みづき.明日香.
神苑の大樹賑はす百千鳥 満天 2 董雨.隆松.
飛行機の陽炎ひながら離陸せり はく子 2 隆松.満天.
お喋りの止まればわつと百千鳥 うつぎ 1 菜々.
聞き分けも三つまでとし百千鳥 素秀 1 よう子.
急磴を登り切ったり百千鳥 はく子 1 かかし.
人ひとりありて陽炎ふ歩道橋 せいじ 1 よう子.
百千鳥保育の子らは昼寝中 たか子 1 智恵子.
百千鳥わらべ地蔵に苔むして みづき 1 宏虎.
陽炎へる五百羅漢に父と母 かかし 1 たか子.
タンカーの往路ゆるりとかげろへる わかば 1 菜々.
百千鳥頭上に歌ふ天使かな 智恵子 1 ぽんこ.
陽炎の中から電車突と来ぬ 宏虎 1 満天.
陽炎に湖ごと歪む伊吹山 隆松 1 こすもす.
まほろばに陽炎揺るる御陵かな 明日香 1 よし子.
縁側の爪切る背ナに百千鳥 よう子 1 こすもす.
三輪山の鳥居くぐれば百千鳥 明日香 1 はく子.
城裏の樹林辿るや百千鳥 わかば 1 董雨.
白杖に譲るベンチや百千鳥 みのる 1 たか子.
陽炎ひてこの道のさきローマへと よし子 1 ぽんこ.
社会的距離を取りよと百千鳥 なおこ 1 小袖.
閉ざされし園の遊具のかげろへる もとこ 1 なつき.
陽炎や高層マンション動くかに 満天 1 はく子.
渓谷の川ダムとなり百千鳥 よう子 1 明日香.
測量の調査出来ずに陽炎へり 宏虎 1 隆松.
廃線に停止標識かぎろへり うつぎ 1 よし子.
物干し竿拭く手止まるや百千鳥 よう子 1 もとこ.
タブレットに何でも尋ね百千鳥 董雨 1 うつぎ.
百千鳥ブロンズ像に降り注ぐ ぽんこ 1 なおこ.
むくむくと山膨らんで百千鳥 よし子 1 かかし.
陽炎ひて箸墓古墳夢の中 明日香 1 わかば.
無住寺の華やぎ添えし匂鳥 よし子 1 小袖.

2020年3月: 投句22名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
黒潮の風に痩せゆく目刺かな やよい 8 隆松.たか子.満天.ぽんこ.せいじ.素秀.よう子.もとこ.
船音や浜の土産に買ふ目刺 みづき 7 董雨.小袖.はく子.よし子.素秀.智恵子.わかば.
春埃夫の残せし地球儀に みづき 7 なつき.はく子.ぽんこ.せいじ.よし子.やよい.もとこ.
風に乗るタクラマカンの春の塵 よし子 5 隆松.小袖.みづき.よう子.わかば.
春塵や並ぶ宮居の道具市 わかば 4 満天.明日香.やよい.もとこ.
目刺焼く焦げもつまなり一人酒 隆松 4 たか子.かかし.小袖.智恵子.
一連の目刺の顔のみな同じ うつぎ 4 菜々.宏虎.はく子.よし子.
目刺焼く七輪囲むコップ酒 よう子 4 董雨.ぽんこ.やよい.こすもす.
並びたる目刺しは深き海の色 ぽんこ 3 かかし.宏虎.わかば.
春塵を撒き散らし犬尾を振りぬ 智恵子 3 菜々.明日香.うつぎ.
門仁王の力こぶにも春埃 菜々 3 なつき.満天.こすもす.
朝窓の日矢にをどりし春埃 みのる 3 みづき.智恵子.わかば.
晩酌は薩摩白波目刺焼く うつぎ 3 董雨.はく子.よし子.
耕運機天地返しの春埃 かかし 3 たか子.せいじ.みづき.
道の駅目刺振る舞ふ割烹着 よう子 3 董雨.たか子.こすもす.
たまに良し一汁一菜目刺し焼く 小袖 2 せいじ.うつぎ.
春塵や形見に貰ふ置時計 やよい 2 菜々.なつき.
目刺焼く忽ち猫の甘へ声 素秀 2 隆松.明日香.
ワイパーの雫に沈む春埃 隆松 2 素秀.うつぎ.
尾の焦げも飯の友なり目刺焼く 隆松 2 かかし.ぽんこ.
春塵や狛犬の阿の口拭ふ 明日香 2 満天.素秀.
参道のどの店と無く春埃 うつぎ 2 よう子.こすもす.
憂さつのる吾が琴線の春埃 みのる 2 宏虎.よし子.
見開ける眼にも春塵仁王像 はく子 2 せいじ.やよい.
仏壇を残す留守家の春埃 小袖 2 隆松.たか子.
背に海の蒼さを残す目刺焼く 素秀 2 董雨.小袖.
遠き日の失恋の味目刺食む 菜々 2 かかし.宏虎.
春塵を御手に受けらる野の仏 隆松 2 みづき.素秀.
春塵の手斧の痕や櫓門 うつぎ 1 明日香.
春塵に貌くもらせる道路鏡 みのる 1 うつぎ.
パソコンのキーの目地埋む春埃 せいじ 1 こすもす.
目刺食ぶ妣口癖の丸齧り かかし 1 宏虎.
健の歯に音たて食す目刺かな 満天 1 もとこ.
度の進む老眼鏡や春の塵 なつき 1 明日香.
おふくろの味の品書目刺食ぶ かかし 1 なつき.
換気扇唸りをあげて目刺焼く よし子 1 智恵子.
乙女ライダー颯爽春塵まきあげて 菜々 1 ぽんこ.
春塵に漏れくる匂ひ古書の街 智恵子 1 隆松.
何事もなく目刺焼くルビー婚 なつき 1 わかば.
戸を繰ればたぢろぐほどの春埃 せいじ 1 よう子.
目刺焼く単身赴任過りをり かかし 1 もとこ.
春塵を払へばわらべ野の仏 菜々 1 満天.
春塵を拭いて妣の行李あく やよい 1 小袖.
量り売りの目刺買ひきてお裾分け やよい 1 うつぎ.
ほろにがき目刺が合ふと晩酌に 満天 1 かかし.
蔀戸の桟に積りて春埃 はく子 1 みづき.
一品は尾頭付きや目刺し焼く はく子 1 なつき.
春塵の朝日に浮かぶ古時計 智恵子 1 やよい.
セピア色の父母の遺影や春埃 やよい 1 はく子.
春塵の地蔵拭ふや京の角 もとこ 1 よう子.
泳がせるごとく葉蘭に目刺し盛る みのる 1 智恵子.
目刺焼く煙の出ないオーブンで 明日香 1 菜々.
料亭のシメは目刺と釜御飯 もとこ 1 菜々.

2020年2月: 投句23名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
下萌えに紙飛行機の着陸す 菜々 5 せいじ.かかし.こすもす.はく子.智恵子.
一寸の虫も嘆きの涅槃絵図 小袖 5 やよい.よし子.なつき.みづき.ぽんこ.
下萌や子ら軽々と逆上がり せいじ 5 董雨.満天.宏虎.なつき.もとこ.
廃線の鉄路の錆や下萌ゆる たか子 4 みづき.ぽんこ.明日香.もとこ.
下萌に刺さる三脚測量器 素秀 4 やよい.よし子.たか子.明日香.
涅槃絵の畳に裾引く由緒寺 よう子 3 董雨.素秀.こすもす.
涅槃会や指し棒使ひ絵解僧 うつぎ 3 せいじ.菜々.なつき.
草萌えて息づく牧の起伏かな みのる 3 こすもす.わかば.うつぎ.
涅槃図へ座せば嘆きへ吸ひ込まる 満天 3 小袖.なつき.よう子.
草萌ゆるまだ売れ残る分譲地 素秀 3 宏虎.明日香.隆松.
姦しき三人の来て涅槃絵図 うつぎ 3 せいじ.小袖.よう子.
よちよちのファーストシューズ下萌ゆる やよい 3 満天.小袖.わかば.
寺宝とて端っこ破れし涅槃絵図 よし子 3 小袖.はく子.隆松.
石棺に辿る往古や草萌ゆる わかば 2 やよい.うつぎ.
下萌えや赤子の靴のすぐ脱げて なつき 2 せいじ.よう子.
涅槃図の四百年の金褪せず うつぎ 2 かかし.智恵子.
お涅槃に溢る履物村の寺 隆松 2 宏虎.よう子.
安らかな母の寝顔や涅槃入る 智恵子 2 満天.わかば.
大池の亀が迎へる涅槃寺 みづき 2 満天.うつぎ.
草青む大地を蹴りて馬駆ける みづき 2 菜々.ぽんこ.
車座の自己紹介や下萌ゆる うつぎ 2 やよい.よう子.
街道は路地又路地へ涅槃西風 小袖 2 たか子.智恵子.
涅槃図の龍は嘆きの身を捩り 菜々 2 宏虎.たか子.
涅槃図に濁世のチャイム鳴りにけり うつぎ 2 素秀.かかし.
涅槃図の老女の涙おみ足に ぽんこ 2 菜々.明日香.
下萌や小女のリュック鈴鳴りぬ みづき 2 こすもす.隆松.
猫飼ひてより猫探す涅槃絵図 こすもす 2 菜々.はく子.
ソーラーパネルの隙間隙間に草青む こすもす 2 宏虎.隆松.
草青むかと半眼の首地蔵 みのる 2 小袖.わかば.
己が干支まじまじ探す涅槃絵図 隆松 2 たか子.智恵子.
光恋ふ四百年の涅槃絵図 小袖 2 よし子.もとこ.
涅槃図の声色遣ふ絵解きの僧 ぽんこ 1 こすもす.
涅槃会にマイク慣れした読経かな 隆松 1 素秀.
下萌を混ぜ込み柔き畑の畝 たか子 1 みづき.
薬袋の届かぬ樹下の寝釈迦かな よう子 1 はく子.
涅槃の日雲穏やかに流れたる 素秀 1 わかば.
下萌の草にも咲きて小さき花 はく子 1 みづき.
涅槃西風野崎参りの鈴つづく 菜々 1 なつき.
下萌に小さき靴の歩き出す みづき 1 董雨.
下萌えや忘れられたる三輪車 宏虎 1 素秀.
草園の手書きの名札草萌ゆる なつき 1 みづき.
土もなくコンクリ割りて下萌ゆる 智恵子 1 董雨.
下萌や互ひ笑顔の車椅子 満天 1 素秀.
下萌えの力秘めたる力石 よし子 1 ぽんこ.
草萌えや新入部員の大き声 やよい 1 明日香.
カラフルなジャングルジムや下萌ゆる せいじ 1 はく子.
下萌えに大道芸の立見出て なつき 1 たか子.
陶の蛙切り株に置き下萌ゆる 董雨 1 智恵子.
下萌や普請終へたる池へ水 みのる 1 やよい.
草青む足にじゃれ来る仔犬かな やよい 1 ぽんこ.
信心の夜具に包まる涅槃像 わかば 1 うつぎ.
頂に巨大寝釈迦や古都の寺 やよい 1 かかし.
下萌えや一人身軽に退院す なつき 1 せいじ.
下萌えに雀集まる日和かな 明日香 1 隆松.
立ち漕ぎの子ら追ふ風や下萌ゆる 智恵子 1 もとこ.
草青む頃再会を約束す みづき 1 よし子.
閉門の尼寺思ふ涅槃絵図 こすもす 1 よし子.
泣く人を薄目に見やる涅槃仏 素秀 1 もとこ.
涅槃絵に燭の影差す無常かな 素秀 1 かかし.
下萌や段ボールにて滑る児ら かかし 1 董雨.
下萌えや花鉢並べ露天商 董雨 1 菜々.
涅槃変幡はたはたと風に鳴り 菜々 1 うつぎ.

2020年1月: 投句23名 選句22名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
日脚伸ぶラジオ窓辺に針仕事 やよい 6 菜々.智恵子.みづき.隆松.ぽんこ.もとこ.
大空に観覧車置き日脚伸ぶ みづき 4 智恵子.満天.隆松.うつぎ.
海に向くオープンカフェ日脚伸ぶ うつぎ 4 満天.やよい.明日香.はく子.
容赦なく埃目立たせ日脚伸ぶ 明日香 4 たか子.ぽんこ.よう子.もとこ.
にはたづみに子らの道草日脚伸ぶ 菜々 3 やよい.明日香.もとこ.
野の草を隠れ蓑とす寒雀 せいじ 3 みづき.わかば.うつぎ.
棟上げの槌音続き日脚伸ぶ 宏虎 3 こすもす.明日香.わかば.
犬の留守犬小屋統ぶる寒雀 やよい 3 せいじ.素秀.もとこ.
もう一周増やす散歩や日脚伸ぶ こすもす 3 董雨.隆松.はく子.
公園の毬となりたる寒雀 うつぎ 3 たか子.なつき.よう子.
千年の楠千匹の寒雀 素秀 3 たか子.なつき.よう子.
電波時計正しく刻み日脚伸ぶ うつぎ 3 宏虎.たか子.もとこ.
入相の鐘の余韻や日脚伸ぶ 菜々 3 董雨.明日香.わかば.
日溜まりにおしゃべり好きな寒雀 智恵子 3 やよい.なおこ.はく子.
リハビリの写経の字数日脚伸ぶ かかし 3 こすもす.たか子.隆松.
縁側と云ふ心地良さ日脚伸ぶ たか子 2 董雨.わかば.
大樹からわっと飛び出す寒雀 たか子 2 菜々.みづき.
放課後の吹奏楽や日脚伸ぶ みづき 2 満天.うつぎ.
飛び立ちは突風のごと寒すずめ ぽんこ 2 せいじ.みづき.
好好爺昼餉分け合ふ寒すずめ もとこ 2 宏虎.かかし.
日脚伸ぶベンチにリュック散らばりぬ かかし 2 満天.よう子.
寒雀好む一樹のありにけり はく子 2 こすもす.うつぎ.
ベビーカー連ねママ友日脚伸ぶ はく子 2 菜々.やよい.
日脚伸ぶ夕食前の立ち話 明日香 2 宏虎.隆松.
寒雀揺れて遊べる舫ひ綱 素秀 2 董雨.かかし.
一羽発ち二羽たちどつと寒雀 やよい 2 菜々.はく子.
絵筆持つ窓辺の机日脚伸ぶ わかば 2 なおこ.ぽんこ.
古書街の赤きポストや日脚伸ぶ なつき 2 せいじ.素秀.
園児らの日光写真日脚伸ぶ かかし 1 ぽんこ.
枯山水何を啄む寒雀 みづき 1 智恵子.
鳥語降るねぐらは何処寒すずめ ぽんこ 1 かかし.
何処からか寄り来又散る寒雀 こすもす 1 宏虎.
ほろほろと樹より零れて寒すずめ はく子 1 なつき.
日脚伸ぶ漫ろ歩きの舞子浜 わかば 1 菜々.
参道の鳩にまぎれて寒雀 智恵子 1 なおこ.
日当たれば掃かれはすまい寒雀 隆松 1 素秀.
落ちて来て弾んで跳ねて寒雀 たか子 1 宏虎.
はらはらと舞ひ落つ田んぼ寒雀 明日香 1 みづき.
日脚伸ぶ水脈をひろげて番ひ鴨 菜々 1 なつき.
日脚伸ぶぬり絵大きくはみ出す児 なつき 1 やよい.
ふっくらと日向啄む寒雀 宏虎 1 よう子.
日脚伸ぶのっぽの影を連れ立ちて やよい 1 かかし.
寒雀塒の森の樟大樹 宏虎 1 智恵子.
車窓より旅の終わりの日脚伸ぶ 董雨 1 はく子.
日脚伸ぶ夜のクラスへ通ふ道 せいじ 1 こすもす.
軒下の穴は砂浴び寒雀 よう子 1 わかば.
子らの声届く高階日脚伸ぶ はく子 1 せいじ.
妻の恩命延ぶごと日脚伸ぶ 宏虎 1 かかし.
足音に揃ひて飛べる寒雀 董雨 1 明日香.
寒雀翔ちて石塊残りたる うつぎ 1 せいじ.
寒雀眩し川面の陽を受けて 明日香 1 うつぎ.
日脚伸ぶシルバーシートのヴァイオリン よう子 1 なおこ.
諍いの日を持て余し日脚伸ぶ たか子 1 素秀.
日脚伸ぶ手入れ届きし道祖神 ぽんこ 1 なおこ.
日脚伸ぶ夕陽楽しむ余裕出る 明日香 1 智恵子.
日脚伸ぶ買物帰り歩の緩む わかば 1 ぽんこ.
餌まきの老人知るや寒雀 小袖 1 満天.
一塊となりて田を翔つ寒雀 せいじ 1 こすもす.
今が一番若き日なりし日脚伸ぶ やよい 1 素秀.
街路樹に鳥のざわめき日脚伸ぶ 小袖 1 董雨.
寒雀石碑の文字に潜みたる 素秀 1 なつき.

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