互選の結果

2019年10月度:投句24名 選句23名

作品 作者 点数  この句を選んだ人
野仏の円座となりて草もみぢ  菜々 4 満天.なつき.せいじ.もとこ.
石積みし武将の墓や蔦紅葉  なつき 4 たか子.明日香.もとこ.みづき.
老舗まで消ゆる街並身にぞ入む  宏虎 4 隆松.董雨.智恵子.なおこ.
母の字の葬儀のメモや身にぞ入む  明日香 4 隆松.たか子.素秀.こすもす.
火襷に蔦紅葉せる右近の碑  みのる 4 かかし.小袖.わかば.うつぎ.
身に入むや磨きて愛車との別れ  うつぎ 4 満天.はく子.せいじ.なおこ.
逆縁の墓碑の享年身にぞ入む  みのる 4 はく子.かかし.素秀.もとこ.
身に入むや恩師の文の薫陶に  みのる 4 宏虎.わかば.よう子.うつぎ.
願掛けに紅葉明りの磴のぼる  明日香 3 満天.かかし.智恵子.
散紅葉一葉句帳に挿みけり  満天 3 隆松.智恵子.よし子.
身に入むや思い出の歌聴きし夜は  みづき 3 菜々.わかば.よし子.
身に入むや大磐座に鑿のあと  菜々 3 たか子.明日香.わかば.
日を浴びし散居の里の冬もみじ  たか子 3 小袖.もとこ.よう子.
せせらぎの水草紅葉ネオンめく  智恵子 3 董雨.素秀.みづき.
紅葉寺みんな笑顔で撮られけり  みづき 2 はく子.うつぎ.
酒蔵の小さき窓や蔦紅葉  よし子 2 菜々.隆松.
阿字池の向かふは彼岸紅葉映ゆ  うつぎ 2 素秀.よう子.
紅葉晴れ峠越えれば県境  よし子 2 菜々.せいじ.
採石の島や無人の紅葉渓  素秀 2 なつき.こすもす.
銀杏黄葉一直線の御堂筋  よし子 2 はく子.董雨.
身に入むや母屋はいつもひっそりと  よし子 2 菜々.うつぎ.
蹲を埋づむ紅葉の裏表  うつぎ 2 宏虎.せいじ.
魁と際やかに朱の櫨紅葉  わかば 2 素秀.よう子.
中腹に風禍の残る紅葉山  せいじ 2 なつき.ぽんこ.
海底に眠る空母や身にぞ入む  うつぎ 2 なつき.智恵子.
草紅葉サッカーの子の足眩し  かかし 2 満天.はく子.
また増へし診察券や身にぞ入む  満天 2 かかし.なおこ.
山峡を重ねていよよ紅葉す  みづき 2 明日香.よし子.
身に入むや抱いて欲しげな力石  明日香 1 よう子.
身に入むや災禍の中の半長靴  隆松 1 ぽんこ.
身にしむや廃校候補の母校かな  こすもす 1 よし子.
吊橋の赤きダム湖や紅葉濃し  素秀 1 こすもす.
脚光を浴びて古墳のもみづれる  はく子 1 こすもす.
函館の海へ急坂もみじ晴  たか子 1 よし子.
一葉がことに真つ赤や初もみぢ  せいじ 1 小袖.
灯りなき家に入る日や身にぞ入む  みづき 1 もとこ.
ハリストス教会そびゆ蔦紅葉  たか子 1 小袖.
堰落ちて落ちて高鳴る紅葉川  菜々 1 みづき.
紅葉山源流水はこの辺り  かかし 1 なおこ.
縁に座し手合わす母や紅葉寺  智恵子 1 なつき.
参道は紅葉の天蓋日の斑降る  宏虎 1 みづき.
続きたる水禍のニュース身にぞ入む  はく子 1 董雨.
廃寺の仁王一体身にぞ入む  よう子 1 たか子.
六道の辻京街中に身にぞ入む  はく子 1 かかし.
荘厳の銀杏黄葉の宮居かな  わかば 1 うつぎ.
痛ましき浸水被害身にぞ入む  わかば 1 董雨.
せせらぎに触れんばかりの谷紅葉  満天 1 明日香.
玉の日に至福とみたる照紅葉  みのる 1 わかば.
修行者の泥染む草履身にぞ沁む  智恵子 1 みづき.
身に入むや高齢車事故聞くにつけ  はく子 1 明日香.
身に入むや施設に友を見舞ふとは  うつぎ 1 宏虎.
掛声の走る部活や草紅葉  満天 1 菜々.
蔦紅葉容赦なく刈る庭師かな  よう子 1 智恵子.
紅葉黄葉まぶたの奥の鎮まらず  たか子 1 ぽんこ.
手の痺れ句帳の文字の身にぞ入む  かかし 1 ぽんこ.
照紅葉五重の塔の見え隠れ  智恵子 1 宏虎.
故郷の紅葉の寺やバス旅行  よう子 1 宏虎.
身に入むや別れの後の一人酒  よし子 1 こすもす.
身に入むや刻字カタカナ捕虜の墓  ぽんこ 1 隆松.
列島の河川決壊身にぞ入む  わかば 1 ぽんこ.
病棟の窓に迫れる蔦紅葉  素秀 1 なおこ.
葉漏れ日に濡縁赤し紅葉寺  隆松 1 せいじ.
幼子の歩きスマホや身にぞ入む  なおこ 1 小袖.
また一人寡婦となりたり夕紅葉  はく子 1 たか子.
薄紅葉天蓋に待つ野点かな  智恵子 1 満天.
以上.
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