やまだみのる

さて、いよいよ今年もクリスマスが近づいてきました。

恒例の、「よかった探し 」で、いろんな方のよかったを拝見していると、 それぞれの方がそれぞれの十字架を背負って生きていらっしゃることがよくわかります。 でも、そのことを悲観し落胆するのではなく、 それぞれの戦いを通して、喜びと希望を見出しておられる。

"つらいことや悲しいことを重荷として生きるのではなく、 そのことを「よかったこと」として感謝できる"

なんて素晴らしいことなのでしょう。 そのうえ、その「よかった」を読むことで、わたしたちもまた慰められ励まされる。 理屈では説明できない世界ですね。

不遇な境涯や運命の呪いを句に詠み、自らを慰めるという世界もありますが、 わたしたちの目指すゴスペル俳句は、読む人にも希望と勇気を与える・・

そのような作品でありたいですね。

(2003年12月19日の日記より)