地団太や蝿一匹に嬲られて

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  • 素秀:一匹の蠅がいるだけで落ち着かない気分になります。しつこく纏わりつくのもイライラしますね。蚊がいるよりはましだとは思うのですが。 - 2023/05/01(月)
  • むべ:「蝿」が三夏の季語。上五「地団駄や」の詠嘆でむむ、なんだろう?と気になり読み進むと、「蝿一匹に嬲られて」で作者と一匹の蝿の攻防とわかります。下五「嬲られて」でなかなか捕まえられず、どちらかというと作者が形勢不利になっていることが察せられ、くすりと笑える一句だと感じました。 - 2023/04/29(土)
  • あひる:夏、網戸やクーラーが無かった頃、蝿との戦いは結構大変でした。蝿は弱そうでいて、さっと身を躱し、人を馬鹿にしている風情がありました。真剣になればなるほど、地団駄を踏む気持ちに共感です。 - 2023/04/29(土)
  • せいじ:蠅が三夏の季語。今は蠅を見ることが少なくなったが、私が子どものころは蠅がよく家の中に入ってくるので、蠅叩きでたたいたり、蠅取紙を吊り下げたりしたものである。箸でつかむ名人芸もあった。うるさい蠅をどうしても捕まえることができずに悔しがっている様子が、「地団太」「一匹」「嬲られ」によく表されていると思う。 - 2023/04/29(土)