我らには十七字あり囀れる

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  • 素秀:囀れるのは鳥ばかりではなく我らでもあるようです。十七音に春の賛歌を込めて。 - 2023/02/27(月)
  • あひる:私たちは十七字で囀っていたような気がしてきました。苦吟もしていたけれど、それでも「ああでもないこうでもない」と楽しみ、人それぞれに個性豊かで囀りの音色も違うなあと思いました。鳥の囀りと私たちの俳句を並べて詠むユーモアと明るい気持ちを味わいました。 - 2023/02/26(日)
  • せいじ:囀が春の季語。十七字の文字が一瞬、十字架に見えた。それはさておき、囀の中にいて、春という季節をほめたたえるのに、俳句という手段を持っている我らは、なんと幸せなことか。俳句を心から愛している仲間同士でこの喜びを分かち合っている。 - 2023/02/26(日)
  • むべ:「囀」が三春の季語。吟行中でしょうか、自然に身を置いているときに生まれた一句かなと想像します。豊かな自然、そして動植物をわずか17字(音)で客観写生する……俳句という文芸の奥深さが、下五の「囀れる」という季語で一気にリアルに臨場感をもって迫ってきます。「囀」という名詞ではなく「囀れる」という動詞であることもポイントではないでしょうか。 - 2023/02/26(日)