散らばれる蟻に流浪の民思ふ

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  • 夏の日の一こまです。人は蟻の散らばる様子を上から見下ろしています。そんな人間を知る由もない蟻たちは大騒動です。けれども、散らばった蟻たちはきっとまた仲間で寄り合って、怯むことなく力強く行列を作って活動することでしょう。散らばって右往左往する蟻たちに、流浪の民の底力を連想しました。 (あひる) - 2021/11/21(日)
  • 蟻が夏の季語。流浪の民といえばヨーロッパのロマの人たちを思う。蟻たちが何かに驚いて列を乱し四散していく様子から連想したのだと思うが、その頃、流浪の民を思わせるような事件があったのだろうか。作者が四散の原因を作ったとしたら、蟻たちに対してごめんと言っているような気もする。 (せいじ) - 2021/11/21(日)
  • 「蟻」は三夏の季語で、働き蟻が列をなしているのではなく、統制が乱れてあちこちにいるところがこの句の妙味ではないでしょうか。流浪の民というと、世界に散らばったユダヤ人(イスラエル人)かロマ人(ジプシー)あたりをイメージします。どちらもナチスの厳しい迫害に遭った人々でした。 (むべ) - 2021/11/21(日)
  • 庭仕事をしていて、思いがけず蟻の巣を壊してしまったのではないでしょうか?突然、家を失った蟻たちは流浪の旅に出かけます。 (豊実) - 2021/11/21(日)