蓑虫の独楽回りせる貌出しぬ

この作品への合評記事を投稿する。

修正はできませんが、削除・再投稿ができます。

  • 更紗:興味深い御句です。蓑虫が風に揺れて独楽のようにくるくる回って、驚いて顔を出した…とのことでしょうか?ひとつ気になったのが「独楽まわりせる」の「せる」です。これは「独楽まわりしている(しながら)」と読み解いていいのでしょうか?「貌出しぬ」と続くので「独楽まわり「して」と繋いでしてしまいそうですが、「せる」としたことが効いています。くるくる独楽まわりしながら、ひょんと蓑虫が顔を出したその瞬間を描いたのかなと感じました。 - 2021/05/12(水)
  • 豊実:糸にぶら下がった蓑虫が顔を出したままぐるぐると回っている滑稽さを詠んだのだと思います。 - 2021/05/12(水)
  • 素秀:蓑虫がくるくる回るほど強い秋風は、わずかに肌寒さも感じられます。思わず顔を出して確認しているようです。 - 2021/05/11(火)
  • せいじ:枝からぶら下がった蓑虫が秋の風にあおられて独楽が回るように回っている。じっと見ていると幼虫が簔から顔を出した。その瞬間を見ることができたことに感動したのだと思う。 - 2021/05/11(火)