うつぎ:呑むほどに良い気分になっている様子がよくわかります。もう夕桜になったよ。花はいよいよ美しい。満面の笑みです

素秀:もうかなり呑んでいる様ですが、日が落ちかけたこれからが本番なのでしょう。夜桜目当てに遅れて合流する人もいそうです。

せいじ:花が春の季語。桜の花の下、花もそっちのけで、わいわいがやがやと酒を飲み重ねていたが、ふと我に返って上を見ると、夕桜のなんと美しいことよ。夕桜の美しさに圧倒された作者がここにいる。「花夕べ」という言葉も美しい。

あひる:故郷で見ていた光景を懐かしく思い出しました。花見の席で歌う人あり、舞う人あり、夕暮れになると「お、暗くなってきたぞ。夜桜じゃ」と桜の木に吊るした電球に灯をともして、楽しい酒宴はまだまだこれからという感じです。

豊実:花見で昼間から酒を飲んでいる。話は尽きず、もう何杯飲んだだろうか。楽しい時は、夜桜まで続く。